【ハリアーハイブリッド】不動の人気SUV!その動力性能と燃費はいかに?

SUVを求める人が世界規模で多くなっています。日本でもミニバンのブームが去りSUVに移行が始まっています。その理由は様々で一概には言えないのですが、どうやらラフロードで使用する機会が世界規模で、特に発展途上国を中心に増えていることが考えられます。そのため4WD仕様を加える高級車も増えています。ハリアーハイブリッドも、燃費をはじめとして、ユーザーにとっての実用性の高さに期待感があります。

ハリアーハイブリッドに期待するもの

トヨタ・ハリアーは1997年に初代が発売され、クロスオーバーSUVの先駆けとも言うべき車です。2015年になっても、月間販売台数は、平均して5,000台近くまで行く不動の人気車種です。2013年11月にはモデルチェンジが行われて、3代目のモデルとなり、同時にハイブリッド仕様もパワーアップされました。
日本国内専用となったボディーは、レクサスブランドのRXではなくハリアーとして復活させてきました。サイズダウンされたのはベースボディーの変更があったためで、ホイルベースで55mm短縮しましたが、全長では15mm、全幅10mm、全高20mm短縮で、デザイン上オーバーハングを多くとっています。
一旦はレクサスに昇格した過去を持つハリアーですが、市場の要望もあり、ハリアーとして帰ってきたわけです。ユーザーとしては、レクサス店に行くよりも、走ればすぐあるトヨタ店でメンテナンスできるメリットはやはり大きいようです。

そんなハリアーのラインナップの中のハリアーハイブリッドは、もちろんエコカー減税対象車種であり、グリーン税制も適合になっています。自動車税は最初の3年目は75%減税で、税金全般で優遇処置が受けられます。燃費も改善されて、さらに維持費も安くできたようです。
中古市場では10年モデルチェンジがなく、レクサスブランドRXがあり、新型車はコマ不足のようです。

価格.com、みんカラの口コミは?(※は筆者のコメント)

ハリアーハイブリッドに対して、ユーザーにはどのような期待があるのかを口コミ全般から見ていきましょう。

みんカラの口コミによると、ハリアーハイブリッドは、サスペンションセッティングが柔らかい一方で、18インチタイヤの使用でゴツゴツ感を感じるなど、タイヤチョイスに矛盾があるようです。
車内の騒音は、防音材の丁寧な施工でかなり抑えることが出来るのですが、車外でのエンジン音の問題は、各部品の精度を上げて、さらに組み合わせ精度を上げ、さらに回転する部分があるのでバランスを高精度で取らねばなりません。でも通常、エンジン回転を上げて走っているときは、車内にいてエアコンを利かせていますので、音を聞いたことがありません。ハイブリッドで充電のため、エンジン回転を上げているときに車外でエンジン音を聞く体験自体が新しいことですので、聞きなれないのでしょう。

「価格.com」の口コミより抜粋
●わたくし7月頭から乗り始め、13㎞程度の通勤で→13~15㎞/Lでしたが、現在(12月中旬頃から)→13を越えることがなくなり、11~km/L辺りです。HV車は冬は弱いと聞いておりましたが、実際その傾向??が出てきているのかと思います…が、このところ朝外気温→0~2℃、日中→5~10℃ぐらい…冬はまだこれからで、2月辺りでは…どうなるの?? GHに逆転されるのでしょうか?

●数日前に雨も降りましたので氷上登りテストのようなことができました。
E-fourでの雪上走行メリット
・ほぼ前輪駆動のため燃費が良い
・TRCにより氷上登りもかくかくっと滑らず登りました!!
これは驚きでした。前車クラウンエステートでは 無理だった場所。多少条件は異なりますが。(これはE-fourというよりTRCのためですが) TRCをオフにすると空転して坂をずるずると滑りながら下がってしまいました。
デメリット
・4輪で駆動するのは時速0~25キロくらいと 滑った時のみなので、高速走行時に多少不安がある。

●時速15キロでも前輪のみの駆動になりました。
超エコ発進時 :時速10~15キロ前後で後輪モーター停止
通常エコ発進時:  25キロ前後で
通常発進時  :  40キロ前後で
つまり必要なパワーに合うように2駆になるタイミングを調整していたのでした。また、急加速時も必要に応じで(アクセル開度に応じて)4駆になります。ただ、おそらく下り坂では前輪駆動のままだと思います。(以上、エネルギーモニターで確認することができます。僕からも他の情報を楽しみにしています。)

●これは懸念していた事なんですが、氷結路面で滑り出してから4WDになっても、時すでに遅しです。

●通勤は片道13キロ。行きは下り(燃費計23~25Km)、帰りは上り(燃費計13~15Km)です(現在エアコンたいてます)。冬はまだ未経験ですが、HVはヒータが弱いと聞いていたので、シートヒータつけました

●現在7千キロ走行、平均燃費19.3で推移しています。

出典:kakaku.com

※筆者コメント
E-Fourについての感触が定まらない様子が見て取れます。パートタイム4WDのために、後輪駆動が作動するのにタイムラグがあるのですが、少しでも遅れると滑り出してしまうため、低速でしか作動していないように感じてしまいます。機械式フルタイム4WDとの差はそこにあるようです。しかし、アイスバーンで飛ばす人は無茶であるのが普通ですので、実用域では問題ないものと思えます。

「価格.com」の口コミより抜粋(続き)
●HV車の燃費悪化の最大の理由は、室内の暖房にあります。HV車でも、室内ヒーターは基本的には普通の車と同じくエンジンの冷却液の熱を利用します。
しかし、HV車は燃費向上させるために、なるべくエンジン停止させています。そのためにヒーターを使用すると冷却液の温度が下がってしまい、エンジンの作動時間が長くなってしまいます。それが、燃費悪化の最大の理由です。
冬場我慢してヒーターOFF・・・でも~そんなの無理ですよね~。寒冷地では、出かける前にエンジンスターターで暖気運転もします。
私の場合、現在のHV車で 暖気10分通勤30分で、あきらかに夏場の3分の2以下です。下手したら半分の燃費です。 月のガソリン代 冬場2倍。まあ地域の気温・路面状況などにもよります。

●ハリアーHV納車待ちで、現在はZVW30プリウスです。
確かに冬は燃費がものすごく落ちます。私の場合、夏季の燃費は、普段の通勤で郊外をドライブを含めて25~27ロぐらいまでいきます。
しかし、冬季はアイドリングストップがほとんどきかず、エンジンで走り続けようとすることもあり、燃費が17キロくらいまで落ちてしまいます。暖房のためにファンを回していることも燃費に影響しているのでは???と考え、ほとんど暖機運転なし、暖房も暖まったらファンをOFFにし、寒くなったらまたつける・・・を繰り返しています。
ハリアーに変わったらもっと燃費は落ち込むでしょうが、あの大きさですから仕方ないです。
乗り方ひとつで燃費がガラッと変わりますから、インジケーターとHVバッテリーと相談しながら走ろうと思います。

●新型ハイブリッドPAを2月に購入、長距離、街乗り(少し長め)、最初の一月は11.9km/L、走行距離6/21で3000km走行、燃費12.5km/Lになった。ここ2か月全く燃費変わらずです。
燃費運転しても変化なし、友人にFFの新型ハリアー所有者いたので燃費きくと14.0km/L・・・・・
ディーラー燃費モードの0.55~0.6掛けが、正しい燃費だと思います。

●HVが口コミで燃費重視で2.5Lの恩恵がうけれていないのではないのかと思われますが、実際のところどうなんでしょうか? 相反する悩みなのですが、加速(トルク)もそこそこあって、燃費も良いものがいいのですが、正直贅沢な悩みなのですが、HVの試乗車がない地方では判定するすべがありません。

●アトキンソンサイクルの2500エンジンはノーマルエンジン2000並の出力です。燃費性能優先のエンジンです。
HV2000エンジンは本当に2000並の出力です。重量的にもノア・ヴォクシーやセレナに近いので、2000ワンボックス並みの走りのSUVです。パワーやトルクに期待する人が選ぶべき車では無い様です。エンジンよりも、デザインとか内装の仕立ての良さとか装備の充実とかを優先する人に向いているようです。

出典:kakaku.com

※筆者コメント
ハリアーハイブリッドは、冬場の暖房と燃費が問題であるようです。ハイブリッドシステムの泣き所で、下記にテーマとして取り上げてみます。エンジンが熱源であり、発電の動力ですので、暖房をバッテリーに頼るシステムに変えてもエンジンが駆動してしまうことになり、燃費向上になりません。プラグインハイブリッドとしてEVモードで走れる距離を長くしても、充電をすることに変わりはなく、ヒーター熱源は重要な技術開発のテーマになるでしょう。

ハリアーハイブリッドの口コミに見る期待感

ハイブリッド用シャーシ(写真はプリウス)

口コミの中には、ハリアーハイブリッドに対する色々な期待があるようで、まずは燃費、4WDの性能、そして豪華さ、動力性能などです。
評判としてあまりよくないのは乗り心地で、ふわふわと頼りないと感じる人がいるようです。タイヤサイズは17インチと18インチのタイヤサイズがありますが、プレミアム・アドバンスドパッケージの235/55R18は限界であると思います。SUVで舗装路面のコーナリング性能を争ってても仕方のないことで、225/65R17のほうが車種に適合しているでしょう。
燃費を考えれば、転がり抵抗を減らすほうが有利なので、ラフロード、雪道を考えれば205程度のタイヤでよいものと感じます。雪道やアイスバーン、さらには雨でも、単位面積当たりの重量が大きいほうが滑らない場面が多いのです。ドライ路面の性能で優れているのは幅広タイヤですが、完全ぬかるみ、砂浜でも、スタックする危険が少なくなるのは幅広タイヤです。バギーのようにスパイク付きの幅広タイヤが良いのですが、これはすでに公道では禁止ですね。
走行性能に関しては、やはり試乗してみることをお勧めします。ディーラーに申し込めば喜んで用意してくれます。
操縦性については、ディーラーの試乗車を借りる程度では、とても全容を知ることはできませんが、乗り心地については、かなり自分の感覚で掴むことはできるはずです。
次は、ハリアーハイブリッドの仕組みを見ていきましょう。

ハリアーの18インチタイヤ

ハリアーハイブリッド・システム

出典:http://toyota.jp/harrier/performance/hv_system/

トヨタ公式サイト
ハリアーハイブリッドシステム・出力197馬力

エンジン・モータ諸元

●エンジン諸元
原動機型式:2AR-FXE
種類:直列4気筒
排気量:2,493cc
圧縮比:12.5
最高出力:152ps(112kW/5,700rpm
最大トルク:21kgm(206Nm)/4,400~4,800rpm
使用燃料:レギュラーガソリン
JC08燃費 21.4~21.8km/L

●モーター諸元(フロント/リヤ)
型式:2JM/2FM
種類:交流同期電動機
最高出力:143ps(105kw)/68ps(50kw)
最大トルク:27.5kgm(270Nm)/14.2kgm(139Nm)

2.5L直4・アトキンソン・DOHCエンジン

ハリアーの2Lガソリンエンジン仕様車では、馬力当たり車両重量が10.5kg/馬力となって、10kgを超えていますので、街中の低速域で多少苦しい場面もあるでしょう。また、坂道の多いところなどでは荷物の加減(積載量)などの状況によっては不足を感じるはずです。
一方、ハリアーハイブリッドは4グレードあって、すべて2.5L+モーターです。2Lガソリンエンジン仕様に比べると、2.5Lでモーターアシストがあるとなると動力性能に期待するユーザーもいるようです。システム出力は197馬力となり、馬力当り車両重量が9kg/馬力と10kgを切り、日常使用の車としては低速加速など、かなり活発となります。特に、低速域においてモーターのアシストがあり、さらにアトキンソンサイクルエンジンは低速域において十分なトルクを持っており、日常使用について、ハリアーハイブリッドはかなり使いやすくなっているようです。

出典:http://www.honda.co.jp/tech/power/exlink/

出典:ホンダ・公式サイト アトキンソンサイクル

アトキンソンサイクルエンジンとは、爆発行程で長いストロークを持ち、圧縮ストロークはそれよりも短いストロークとして、排気量の割に高出力を実現する仕組みです。爆発行程で長いストロークがあることは、長い時間爆発力を使えることで、低回転でも有効なトルクを得やすくなります。
本来はメカニカルに実現していたのですが、摩擦抵抗や重量、体積がかさむなど欠点も多く、車用のエンジンでは実用化されていませんでした。
吸排気バルブの開閉を電動で行うことができるようになり、バルブタイミングを圧縮行程でも吸排気バルブをしばらく開けていられるようになり、その欠点をなくしながら、疑似的にアトキンソンサイクルの原理を実現できるようになったのです。この技術革新は、現代の燃費競争の中で、JC08モード実現には大きなメリットとなり、ハイブリッドエンジンとして、アトキンソンサイクルエンジンはクリーンディーゼルエンジンとともに広く注目されています。

出典: http://toyota.jp/technology/powerunit/gasoline/

トヨタ・公式サイト
アトキンソンサイクル原理

前輪駆動用モーター

E-Four 写真はプリウス

メリット

ハリアーハイブリッドシステムでは、トヨタが「E-Four」と呼ぶ電動4WDが採用されています。通常はFFとして駆動しているのですが、急加速や前輪がスリップしたときなどに後輪を駆動するものです。

2JMフロントモーター
最高出力:105kw(143PS) 最大トルク:270N・m(27.5kgf・m)

エンジン最高出力152馬力に2JMフロントモーター143馬力が加わって、295馬力と期待したのですが、システム最大197馬力であるそうで、一度にモーターの最大必要電流は流せないようです。それでも、馬力当たり重量が9kgと10kgを切っています。
低速域ではモーターは最大トルクを1回転目から出せますので、日常使用では大変駆動力があるものと感じます。

デメリット

低速域では、かなりの動力性能と燃費を出せるのですが、高速域ではモーターは急速にトルクを失います。さらに、プリウスCd0.25に対してCd0.4前後とみられる空気抵抗の大きさで、90km/hあたりから急速に燃費を落としてきます。断面積がプリウスよりも大きいからです。エンジンも低速トルクを稼ぎやすい半面、高回転には向いていないセッティングですので、高速巡行については注意が必要です。

E-Four4WDシステム

E-Four リアモーター 写真はプリウス

2FMリアモーター
最高出力:50kw(68PS) 最大トルク:139N・m(14.2kgf・m)

メリット

後輪モーターは常時駆動しているわけではなく、急加速時にパワーアシストしたり、スリップしたときに駆動してきます。そのため常時駆動しない分、燃費もよくなりますし、フロアパネルにドライブシャフトのトンネルが飛び出したりしないなどのメリットがあります。製造工程でも、フロアパネルをほとんど共通にできることなどでメリットがあります。

デメリット

これで、必要な時に4WDとなって走行性能が上がるのですが、前述の口コミにあったように、雪道などでFFで走行中、前輪のスリップを検知して4WD状態になるまでに多少のタイムラグがあります。そのため、低速ではスリップした時に効果があるのですが、高速では4WDになっても間に合わないようで、低速でしか効いていない印象となっているようです。過信してはいけないようです。
機械式フルタイム4WDのほうが、この点では優れているのですが、重量や、造りにくさなどで電気式4WDのほうが今後発展性が多く見込まれています。
最新のBMW7シリーズでは、前方の路面を監視するカメラや駆動系の状態、ハンドルの状態、さらにはワイパーの状態など、あらゆるセンサーからの情報をもとに、直前に次の動作を予測して4輪別々に事前に制御してスキッドコントロールができるようになっています。近い将来、システムはこの方向になっていくでしょう。

ハイブリッドシステムの泣き所

冬場のヒーター熱源

ハイブリッドシステム・フロントシャッターに注目

前述の口コミに、ハリアーハイブリッドは「夏季の燃費は、普段の通勤で郊外をドライブを含めて25~27キロぐらいまでいきます。しかし、冬季はアイドリングストップがほとんどきかず、エンジンで走り続けようとすることもあり、燃費が17キロくらいまで落ちてしまいます。」とありました。

出典:http://toyota.jp/technology/powerunit/gasoline/

トヨタ・公式サイト
EGRシステム概念図

口コミにある夏場の燃費が、ハリアーハイブリッドのJC08モード21.4km/Lを超えて、25~27km/Lとは車両が旧型プリウスではありますが驚きの結果です。しかし、冬場17km/Lに落ちてしまうのはなぜなのでしょう?
これは、ヒーター(エアコン)熱源としてエンジン冷却水をハイブリッド車としても利用していますが、水温が冬場寒冷地ではなかなか上がらず、エンジンがヒーター(エアコン)のために起動してしまうからです。
ハイブリッドシステムとしては同じであるアルファードやヴェルファイアでは、ラジエターグリル全面にシャッターを取り付けて、エンジンを冷却する必要性のない場合には閉鎖してしまうようになっています。また、EGR冷却装置をヒーター回路に含めて熱源として利用するなど、かなりの工夫を備えてきました。同じハイブリッドシステムのハリアーにも対策を進めるように願いたいものです。

出典:http://toyota.jp/technology/chassis/aerodynamic/

エンジンの暖気状態により開け閉めするグリルシャッター
(写真はプリウス)

ハリアーハイブリッドの中古車市場

出典:http://toyota.jp/harrier/gallery/

ハリアーの中古車は、途中ハイブリッドがなくなるなど、またレクサスブランドとの競合もあり、難しいところです。新型車はまだ年数もたっていないため、新車価格に近い数字が出ています。
モデルチェンジ後の新型車ではグレードの高いものが人気のようで、グレードの下から330~440万円ぐらいですが、最高グレードは数が少なくコマ不足のようです。
プレミアム・アドバンスド・パッケージで420~440万円。エレガンスで370万円、プレミアムで340万円などと、新型車では新車とあまり変わりありません。よほど状態を見極めないと、あとで不具合が出た場合、新車をできるだけ値引きして買っておけばよかったということになるかもしれないので注意しましょう。

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まとめ、ハリアーハイブリッドの燃費の特徴

出典:http://toyota.jp/harrier/compare/

ハリアーハイブリッド燃費はJC08モードでは21.4~21.8km/L(ガソリン車4WD15.2km/L)。
実燃費の記録を拾ってみると、
高速道路80km/h巡行で最高19km/L(ガソリン車18km/L程度)
郊外路 法規通り走行で最高20km/L(ガソリン車15km/L程度)
その他、高速・郊外路取り混ぜて実燃費17km/L前後。

ヴェルファイアハイブリッド燃費はJC08モード19.4km/L(2.5Lガソリン11.6km/L)。
実燃費:14km/L前後(2.5Lガソリン車9km/L)。

ヴェルファイアハイブリッドの実燃費とJC08モードとの比率は約70%です。しかし、ハリアーハイブリッドの実燃費とJC08モードとの比率は低い数字をとっても約80%近くと、良くなっています。
ハリアーとヴェルファイアのハイブリッドシステムは、基本的に同じシステム出力197馬力ですので、これには、それぞれの車両重量1.8tと2.1tで300kgほどの差が影響しているものと感じます。やはり、燃費向上の基本は軽量化にあることがわかります。
また、ハリアーハイブリッドでも高速道路での100km/h巡行で燃費が伸び悩んでいることは明白で、「日本の法規では100km/h巡行までであるのでこれでよい」とする考えを改め日本仕様でも実燃費に近づける努力が必要でしょう。
この点ではハリアーハイブリッドは優秀で、JC08モードに近い結果が運転方法次第では得られるようです。

ハリアーのようなSUVの実用性は街中でも高く、多少の段差を気にしないで済み、荷物も詰めて定員一杯の乗車人員でも困ることはありません。燃費もこの車重で20km/Lに近づくなど改良が進んでいます。今後、災害時の緊急対応を考慮すると、今後、このクラスのSUVが最高級の実用車と見られてくるのでしょうか?