シュコダ オクタビアってどんな車?日本未導入車の魅力を徹底調査!気になる中古車情報まで!

「シュコダ・オート」という自動車メーカーをご存知でしょうか? 日本に正規輸入されていないメーカーは意外とたくさんあるのですが、シュコダ・オートもそのひとつ。よほどの車好きか、ラリーレースのファンでなければあまり聞いたことがないかもしれません。そんなシュコダ・オートの中堅を担う車が「オクタビア」。ヨーロッパ市場でなかなかの評価を獲得しているこのオクタビアについて、その魅力をご紹介します!

シュコダ・オートという自動車メーカー

東ヨーロッパに位置するチェコ共和国で生産台数No.1を誇自動車メーカー、それが「シュコダ・オート」です。プレミアムブランドから大衆向けブランドまで多くの自動車メーカーがしのぎを削っているヨーロッパ市場において、人々から一定の評価を得ています。例えば2015年のドイツにおける新車登録台数では、トヨタや日産、ルノー、フィアットなどを抑え、シュコダ・オートが全体の第7位となっています。(第1位はVW、2位メルセデス・ベンツ、3位アウディ)

シュコダ・オートの歴史

日本では馴染みのないシュコダ・オートですが、その歴史は古く、トヨタが自動車を生産する実に30年以上前からすでに自動車の製造販売を行っていました。1895年の創業時は自転車メーカーとして、その後1901年には初めての自動車「Laurin & Klement(ラウリン&クレメント:創業者2人の名前)」の生産を開始。2度の大戦の間に工場火災からの経営不振による買収、国策による国有化など紆余曲折を繰り返し、再び当時の政策によって民営化が決まった際、フォルクスワーゲン・グループが名乗りを上げ、1991年、同グループの4番目の子会社となり、現在もそれが続いています。
1960年代から国際ラリーなどモータースポーツに積極的に参戦し、1970年代にはWRC(世界ラリー選手権)で常に優勝圏内で争うまでになりました。東欧の無名のメーカーがWRCで活躍する姿が西側諸国もモータースポーツファンの目に焼き付き、このころから、ヨーロッパ全土でシュコダの名が知られ人々に認められるようになりました。

シュコダ・オクタビアってどんな車?

出典:http://www.skodaspartak.cz/technikaoctavia.html

1960年代に製造された初代シュコダ・オクタビア(フルレストアされたもの)

2013年のジュネーブ・モーターショーで発表された現行シュコダ・オクタビアは第3世代に当たります。初代は、シュコダが国営企業だった1959年から1971年にかけて生産されていた車名を1996年に復刻したモデルです。2代目は2004年から2013年の間生産されていました。
現在のオクタビアは、VWグループのセオリーであるMQBプラットフォームが使用され、VWゴルフやアウディA3と同じく欧州Cセグメントに属しますが、実際のボディサイズはC-Dセグメントと言ったところです。基本となるのは、セダンのように見える5ドアハッチバックの「オクタビア・ハッチ」。さらにワゴンタイプの「オクタビア・エステート」、そしてエステートをベースにSUV仕立てにした「オクタビア・スカウト」の3つのボディタイプからお好みや目的に応じて選ぶことができます。

シュコダ オクタビア・ハッチ(SKODA Octavia Hatch)

出典:http://www.intelligentcarleasing.com/deals/skoda/octavia/octavia-diesel-hatchback/2.0-tdi-cr-se-5dr

シュコダ・オクタビアのベーシックなボディタイプがこの「ハッチ」になります。一見セダンのように見えますが、リアウインドウの上端からガバッと開くリアゲートが特徴。リアシートを倒せば、最大1,580リットルもの大容量ラゲッジスペースが出現します。(リアシートを倒さない場合は590リットル)大人4~5名がゆったり乗れて、いざという時には荷物もたっぷり積める。そんなわがままな要望に応えられる車です。

多彩なエンジンラインナップ

目的や経済性に応じて多彩なエンジンから選べるのも特徴です。ガソリンエンジンは、1.2L、1.4L、1.8L、2.0Lの4種類、ディーゼルが1.6L、2.0Lの2種類。すべてターボエンジンになります。すべてのエンジンでマニュアルかオートマ(DSG=デュアルクラッチトランスミッション・2ペダルのセミオートマ)かを選ぶことができるのがいかにも欧州車らしいところ。4WDは2.0Lディーゼルターボのみ設定があります。また、燃費の良さを売りにした「Green Line」というグレードもあり、こちらは1.6Lディーゼルターボでマニュアルのみの設定となり、カタログ燃費は約28.5km/Lという優れた数値を誇っています。

シュコダ オクタビア・エステート(SKODA Octavia Estate)

国産ステーションワゴンは小型SUVに押される形で需要があまりありませんが、ヨーロッパでは大人気のカテゴリーです。オクタビア・エステートは海外でかなり高評価を得ており、特に2.0Lディーゼルターボエンジンは評論家からも好評を博しています。エンジンラインナップやマニュアル・DSGが選べるところは「ハッチ」と同様で、違いは1.6Lディーゼルターボにも4WDが設定されているところ。リアシートを倒した際の荷室容量は1,740L(通常時610L)と必要十分です。エッジの効いたシャープなデザインで、ステーションワゴンタイプの車の中では筆者も個人的に大好きな1台です。

シュコダ オクタビア・スカウト(SKODA Octavia Scout)

スカウトは、「エステート」の車高を上げ悪路走破性を高めた車と思って間違いないでしょう。スバルのレガシィに対するアウトバックと言えば分かりやすいでしょうか。トヨタの初代ハリアーが火をつけた小型SUVブームはヨーロッパでも定着し、人気のあるカテゴリーです。スカウトのエンジンラインナップは、ハッチやエステートと対照的に潔く2.0Lディーゼルターボ・4WDのみの設定です。(マニュアルとDSGで馬力が異なります)

シュコダ オクタビア vRS

ハッチとエステートには、スポーツグレードの「vRS」が設定されています。2.0Lのガソリンターボエンジンはマニュアルが220ps、DSGは230PS。ディーゼルターボはマニュアル・DSGともに184ps馬力となっています。エクステリアも専用バンパー・専用アルミホイールなどで詳しい人が見たら違いが分かるという心憎いまでの奥ゆかしい仕様になっています。

シュコダ・オクタビアの中古車について

前述の通り、シュコダは日本に正規輸入されていないため、中古車として流通している数は非常に少ないと言わざるを得ません。また、正規ディーラーがないということでアフターサービスについても不安があるかと思います。ただ、近年のシュコダはVWグループの一員ですので、VWと共通するパーツ(特にブレーキパッドなどの消耗品)も多いはずです。
日本未導入の車種を積極的に並行輸入している自動車販売業者も存在します。並行輸入は新車が主ですが、顧客の乗り換え時など必ず下取りが生まれるはず。また、懇意になれば程度の良い中古車の並行輸入も依頼できるかもしれません。そのような業者さんを見つけて仲良くなっておけばアフターサービスも安心。もし本気でシュコダ・オクタビアが欲しくなったら、下記のような業者さんがおすすめです!

CoreCarsは、こだわりの輸入車ライフを楽しむ方のための応援サイト。コアでレアなクルマ情報をヨーロッパからお届けします。

まとめ:シュコダ・オクタビアってかなり良い車だった!

いかがでしたでしょうか? 日本に正規輸入されないのは、同じグループのVWと価格帯や車種ラインナップが被っており、販売台数減少を懸念しているからなどと言うもっともらしい噂も流れていますが… それだけシュコダというメーカーが隠れた実力を秘めているということでしょう。シュコダ・オクタビアにような日本未導入の車は、人と被ることがまずありません。他人と同じ車に乗るのは嫌だ! という方にはまさにうってつけの車です。他にも、日本未導入で魅力的な車はたくさんあります。「コアカーズ」さんのような業者さんは日本でまず見かけることのない面白い車をたくさん紹介していますので、一度覗いてみてはいかがでしょうか!?