【タイヤの価格】お財布に優しい賢いタイヤの買い方

新しく交換するタイヤの選び方は十人十色ですが、同じメーカ、同じ銘柄、同じサイズのタイヤであっても買い方ひとつで価格は大きく変わります。どこでどのようにすれば、本当に欲しいタイヤをより安い価格で買うことができるのか? ネットでタイヤを買うときの留意点とノウハウの紹介を含めながら、みなさんと考えてみましょう。

タイヤを少しでも安く買いましょう!

クルマが走る上で必要不可欠なパーツのひとつであるタイヤ。新車であれば納車のときに装着されていたタイヤが磨耗したら、次のタイヤに交換するのが一般的ですが、こだわりのある人は新車装着のタイヤには見向きもせずに、納車後すぐに異なるメーカのタイヤに交換したり、同じメーカでも違う銘柄のタイヤに交換する人もいます。更にはタイヤだけではなくドレスアップしたホイールと合わせてインチアップしたサイズの異なるタイヤに交換する人も多いと思います。

このようにタイヤの選び方は十人十色ですが、同じメーカ、同じ銘柄、同じサイズのタイヤであっても買い方ひとつで価格は大きく変わります。どこでどのように買えばより安くタイヤを買うことができるのか? みなさんと考えてみましょう。

そのタイヤの相場はいくらぐらいですか?

タイヤを買うときの予算はどうやって決めていますか? タイヤの販売価格は同じメーカー、同じ銘柄、同じサイズであっても千差万別です。かなり昔はメーカーの銘柄毎にサイズに応じて『希望小売価格』が表示されていて、標準的なタイヤ、スポーティなハイグリップタイヤ、ミニバン用のタイヤ、静粛性や乗り心地に優れたコンフォートタイヤ、そしてエコタイヤといったタイヤの種類とサイズによって「なるほどだいたいこんな価格なのね」という相場みたいなものを知ることができましたが、最近はどこのメーカも『オープンプライス』になっていてパッとみても相場がいくらぐらいなのか分からなくなっていると思います。

例えば「ブリジストン(BS)のREGNOを履いてみたいんだけど、どのくらいの予算を立てればいいんだろう?」と近所のオートバックスやイエローハットのチラシが朝刊に入るのを心待ちにしているそこのあなた。そんな時の強い味方はみなさんもよく知ってる『価格ドットコム』の出番です。ホームから自動車・バイクを選択し、カー用品の中のタイヤを選んでメーカーと銘柄を選択した上で、自分のクルマのタイヤサイズ(例えば215/45-17)を条件として入力すればざっくりとした相場感がわかりますのでこれで予算を立てましょう。

でもこれは買いたいタイヤが決まっているときに限りますね。タイヤサイズは決まっているけどメーカーや銘柄は価格も見ながらコストパフォーマンスのいいタイヤを選びたいという人もいるはず。さて、そういうときはどうやって決めましょうか?その答えは買う場所によって違ってきます。

タイヤの側面に刻印されている数字とアルファベットが、タイヤのサイズを表しています。数字とアルファベットにはそれぞれ意味があるので、タイヤの履歴書ともいわれます。サイズ以外にも、ブランド名や製造年週などの情報も側面に刻印されているのです。タイヤサイズの見方を知っていると、ちょっとだけ自慢できる気がします。 

タイヤサイズの見方って知っていますか? 自分のクルマのタイヤサイズぐらいはそらで言えるようにしておきましょう。

みなさんタイヤについてどれだけご存知でしょうか? 今回は寿命の見分け方や、長持ちのする方法をご紹介します。

タイヤの交換時期についてはこちらの記事が詳しいです。交換を決める前に一度読んでみてください。

どこでタイヤを買いますか?

ところでみなさんはタイヤをどこで買おうとしていますか?これまでに何度かタイヤ交換をしたことのある人はどこでタイヤを買いましたか? ちょっと考えただけでもタイヤはいろんなところで販売していますね。店舗の種類別に購入パターンはいくつかありますので、それぞれの特徴を以下に説明します。

クルマを購入したディーラーや販売店

ディーラーや販売店でタイヤを買う人は少数派かも知れませんが、車検に合わせてタイヤ交換をする場合は全部まとめてやってもらうというケースがありますね。実は新車装着のタイヤはそのクルマの特性に合わせて自動車メーカーとタイヤメーカーが協力して開発していることも多く、同じタイヤメーカー、同じ銘柄でも市販品とは微妙に性能が異なることもよくあります。ですから、新車のときと全く同じものが欲しいという人はディーラーでの購入一択が正解です。

ディーラーで購入することのデメリットは価格が高いことでしょうか? 思わず「えっ!?」って叫んでしまうような見積が出てきてビックリした人もいるはず。でも見積りを頼んでしまった以上、そこからはさすがに断りずらくてそのままタイヤ交換をお願いしてしまいませんでしたか?(笑)

冗談はさておき、BMWやVWといった輸入車では本国装着タイヤの入手はなかなか難しいため、輸入車販売店では街のタイヤショップから業販価格でタイヤを仕入れて顧客に販売することも多いようで、広告を見ていると『3本買うと1本無料』とか『40%引き! 限定2セット!』といったカー用品店のような売り方をしていることもよくあります。

タイヤ・ホイール専門店

タイヤ・ホイール専門店には、特定メーカーのタイヤを得意とするタイヤ館(ブリジストン)、タイヤガーデン(ヨコハマ)、タイヤセレクト(ダンロップ)といったショップと、「タイヤ~マルゼン! タイヤマルゼン!」と言うCMでおなじみのカーポートマルゼンや近藤真彦さんのCMで有名なフジコーポレーションといった多くのタイヤメーカーを扱う種類のショップが存在します。

それぞれに長所、短所があり、タイヤ館、タイヤガーデン、タイヤセレクトといったショップはメーカ直営店ならではの安い価格提示があったりします。またブリジスントン、ヨコハマ、ダンロップのいずれもスポーツ、コンフォート、エコ、ミニバン用、軽自動車用など、あらゆる特性を持つ銘柄をラインナップしており、タイヤプロショップとして自社ブランドの製品特徴をよく理解していることから、ユーザーニーズにピッタリのタイヤ銘柄を選定してもらうなどといった対応が可能です。

一方、輸入車に人気のミシュランやピレリ、価格的に魅力のある韓国のハンコックや台湾のナンカンといった技術面でも高くなってきている東アジア系のタイヤを選択するならマルゼンやフジコーポレーションのように多くのタイヤメーカーを取り扱うショップがいいと思います。これらのショップは同じような特性を持つ異なるメーカーのタイヤを比較して購入することができるため、こだわりを持った自分の欲しいタイプのタイヤを妥協せずに選ぶことが可能です。

「タイヤ~マルゼン!タイヤマルゼン!」と言うCMでおなじみのタイヤ・アルミホイールショップ「カーポートマルゼン」主に関西を拠点としていますが、年々ネットショップにも力を注ぐようになってきました!そんな身近な存在になってきたマルゼンを人によっては「どんな店?」と感じる方もいることでしょう。そこで本日は、カーポートマルゼンについて解説していきます。

CMが印象的なカーポートマルゼンの解説はこちら。

カー用品店

カー用品店といえば、オートバックス、イエローハット、ジェームズといったところが有名ですね。タイヤ・ホイールだけではなく、あらゆるカー用品を揃えているのが最大の特徴です。話はそれますがひと昔前はオーディオ、カーナビ、アルミホイール(とタイヤのセット)が売れ筋で一番儲けどころだったようですが、最近はオーディオ、カーナビはスマホで事足りますし、アルミホイールは軽自動車も含めて多くのクルマで標準装備になってきていることもあり、儲かる商品ではなくなってきているようです。カー用品点が最近、力を入れている項目としては、車検を扱ったり中古車を販売したり、その他ではオイル交換などの消耗品商売へとシフトしてきているようです。

話がそれましたが、これらのお店の店頭にはタイヤメーカ毎に代表銘柄のサイズ別価格表がデカデカと表示されていることが殆どですので、それぞれの価格比較がしやすいのも大きな特徴です。合わせてクルマ用品の専門店としての商品知識を持っていると同時に、店舗には整備用のピットを用意しているため、激安ではないもののそこそこの価格でそれなりに安心できる商品を選択できることが最大のメリットになると思います。

また、オートバックスなどは大手メーカにOEMでタイヤを製造(提供)してもらい、自社ブランドのタイヤとして安価に販売している実績もありますので、東南アジアのタイヤは嫌だけど国産品を安く買いたいといったニーズに応えることもできそうです。

ホームセンター

最近はホームセンターでもタイヤを販売している店舗があります。商品ははっきり言って『目指せ! どこよりも低価格』ですので、東南アジア系メーカーでも特に格安のタイヤが並びます。自宅近くのホームセンターではこれまで全く聞いたこともなかったジョイロードやジンユーといった中国のメーカーが幅を利かせてました。韓国のハンコックや台湾のナンカンも置いてありましたが、このグループの中に入ると高価に感じてしまうぐらい中国製は安い価格で販売されていました。

国産メーカー品も若干置いていたりしますが、旧モデルだったり、商用タイヤであったりととにかく安価なタイヤを求める人には最適な買い方ではないかと思います。こういう種類の店舗にはピットも用意されておりその場でタイヤ組み替えやホイールバランス取りもしてくれますが、クルマ用品を専門とするお店ではないのでタイヤに対する商品知識や技術面でのサポートが弱いことは否めませんので、ある程度割り切って購入することが必要となります。

インターネットのショップ

なんでもありなのがネット上の店舗ですが、明らかに個人営業的なお店があるのもネットの特徴です。また、ネットの最大の魅力は掘り出し物が期待できることではないでしょうか? 例えば上に述べたような実店舗の場合、数量限定的な掘り出しものはそのお店に行かないと巡り合うことができないことが殆どだと思います。しかしネット上の店舗であれば検索も可能ですし何より自宅の机に座って短時間でより多くの商品を確認することが可能です。(場合によっては出先でスマホで確認することも可能ですね)

その結果、一流メーカーのスポーツタイヤがビックリするような価格で販売されているものに巡り合うこともあります。こういうのは1点限りの在庫処分品であることが殆どですが、店舗の費用も人件費もかかっていない分だけさらに安く購入することが可能となります。唯一の不安は現物が見れないことでしょうか?

楽天やヤフーショッピングには膨大な数の店舗があるがために、商品検索には不要な情報をカットできるような検索キーワードを抽出するスキルが求められます。そうしないとわけのわからない商品を含めた膨大な検索結果が表示され目的の商品を抽出するのに時間を要します。少し前までは最強と言われたAmazonも最近は個人の出店が増加しており、怪しい商品や怪しい売り方が増えてきたように感じるのは少々残念なところです。

ネットオークション

特にネットオークションで購入する場合は出品者の評価や掲載された画像から商品の状態をしっかりと読み取るといった、ある種の職人芸的な技術も必要になるかもしれません。合わせてネットオークションでは消費税が不要であることも多くより安い価格で購入することも期待できます。その一方で本当に安い商品はクレジットカードでの決済ができず、現金振り込みや代金引き換でしか商品代金の支払いができないケースもよくありますので、手元の現金資金とよくよく相談した上で落札の手続きをとる必要があります。

また、気をつけなくてはいけないのはネットで購入した場合、送料がかかることと合わせて、現在のタイヤ・ホイールの組み替えを自分で調達する必要があることです。上に述べた実店舗であれば殆どの場合、タイヤを購入した店舗でリーズナブルな価格でタイヤの組み替えとバランス取りをお願いできますが、ネットでタイヤを購入した場合はどこかにタイヤを持ち込み組み替えを依頼しなければなりません。殆どのお店では持ち込みタイヤの組み替えは工賃も高く設定されており、送料と合わせると(タイヤは思いの他、大きくて重いです。特にスポーツ系の低扁平率のタイヤはその傾向が顕著です。)結局、何も安くならなかったというケースもあり得ます。

さらには安かろう悪かろうを掴んでしまう可能性もあります。"何でこんなに安いんだろう?"と疑問に思いよくよく画像をチェックすると5年前に製造されたタイヤ(古いタイヤはゴムの劣化が進み本来の性能を発揮できなくなります)であったりします。最近はそういうことが商品の説明などにかなりきちんと告知されるようになってきましたが、個人で保管していたものが邪魔になって出品するケースなどでは、まだまだいい加減なコメントも多く見られます。

そういう意味ではネットで購入するのはハイリスクではありますが、どこよりも安い価格で購入できる可能性が高いのも事実ですので、コストパフォーマンスに優れた方法であるとも言えます。もちろんきっちりと目利きができなければ、その果実を自分のものにすることはできませんので、ある程度熟練した人たちにのみ許される方法なのかもしれません。

買い方のまとめ

価格相場の見方や実際にタイヤを購入できる店舗について、ネットオークションも含めて説明してきましたが、カーライフを楽しむことに労を厭わないみなさんには、ぜひ、ネットでの購入にチャンレジして欲しいと思います。特に穴場的な商品がときどき出てくるネットオークションでの購入はいかがでしょうか?

その特性上から欲しいものを今すぐにというわけには行かないことが多いので、少しの時間余裕は必要となりますが、『コレだっ!』という出物に巡り逢い、タイミングよくうまく購入できたときの満足感は非常に大きいので是非挑戦してみてください。次のセクションではタイヤをネットで単品購入した場合の組み替え方法について説明します。

買ったあとの組み替えはどうするの?

タイヤを組み替える方法

ネットで購入したタイヤは実店舗に持ち込んで組み替えをする必要があります。組み替えを行う一般的な店舗の場合、タイヤのサイズにもよりますが、15〜17インチの標準的なサイズであれば持ち込みの場合、最低でも3,000円/本×4本で12,000円/4本ぐらいが最低ラインになろうかと思います。この価格ではせっかく安く買ったタイヤのメリットが半減してしまいますので、ここは格安のタイヤ交換を目指します。

そこでタイヤ販売がメインではなく、タイヤ組み替えやタイヤ交換を主な業務としているショップを探します。例えば北海道の場合、札幌に「アルミ館」というショップがあります。見た目はただの倉庫ですが、17インチまでであれば、タイヤ組み替え+バランス+廃タイヤ処分合わせて、6,000円/4本という激安価格で持ち込んだタイヤの組み替えやバランス取りをしてもらえます。私もここで何度か組み替えをしてもらっていますが技術面でも作業のスムーズさでも最強です。ディーラーやカー用品店では勝負にならないレベルです。

たぶん全国的にもこういうお店はあると思うので、ネットで『持ち込み タイヤ組み替え バランス 廃棄』といったようなキーワードを使ってネット検索してみてください。みなさんの自宅近くにもタイヤの組み替えをメインとしていたり、『持ち込み歓迎」といった商売をしているショップが必ずあると思います。ぜひ、そういうお店を探してみてください。

札幌のアルミホイール、中古タイヤ、オートパーツの買取・販売やタイヤ交換はアルミ館で。

ここが噂の札幌「アルミ館」です。中古タイヤやホイールの買取や販売もやっているようです。

もしそういうショップが見つからなかった場合は、タイヤ・ホイール専門店やカー用品店へタイヤを持ち込むことになります。これからのお店でも持ち込みタイヤの組み替え、バランス取りはしてもらえます。但し、残念ながら少々価格が高いのが玉にきず。具体的な価格については、下記のの過去記事にも詳しく載っていますので参考にしてください。

タイヤ交換の際に支払う工賃。ショップによって金額はばらばらですが、一般的な相場と工賃が上がってしまう場合の例をご紹介します。また、自分でタイヤを交換する際の手順などもご紹介します。

実際のタイヤ交換工賃を比較した記事はこちら。参考にしてください。

充実したカーライフを

さて、自分が欲しいタイヤを少しでも安い価格で購入する方法の説明はいかがだったでしょうか?タイヤに限らず、モノの売り方や買い方はこの10年で本当に大きく変わりました。膨大な情報を手の内に持ち込んで最大に利用することで、思わぬモノを思いもよらない価格で入手することができるかも知れませんね。

そんなあなたのカーライフはあなた自身が作っていくものです。に書かれたさまざまなノウハウを活用して楽しいカーライフをこれからも過ごしていただけると幸いです。