ユーザー車検の費用はいくら??

ユーザー車検は安いと言うが、いったいいくらなのでしょうか!? まとめてみましたので、是非ご覧ください!

ユーザー車検はご存知ですか?

車検を安く済まそうと思うとユーザー車検という手段があります。これはどのようなものかと言いますと、整備の済んだ車両を、ユーザーさん自身で陸運局での車検を受けてしまおうといったものです。

ユーザー車検のメリット

ユーザー車検のメリットはズバリ車検代行費用が浮かせられるといったものです。この代行費用はお店によって違いますが相場は10,000円~30,000円とされております。この費用が浮く計算になります。

ユーザー車検のデメリット

デメリットは、車検での検査時に整備不良があった場合、それに対処しなければいけません。車検有効期限内にその整備ができなければ公道走行できないといったデメリットもあります。車検を受ける前にディーラーなどで十分に点検整備しておくことをおすすめします。
そのほか車検を受けるための書類の作成や段取りも全て自身でしなければいけません。要領がわからなければ少し戸惑うかもしれません。

ユーザー車検にかかる費用を見てみよう!

軽自動車と普通自動車の車検費用を見てみましょう!

ユーザー車検の費用:軽自動車

ユーザー車検ですので基本的に前回の車検の継続で受けられることになると思います。それを継続車検といってその費用を見てみましょう。エコカー減税75%、50%対象車、非対応車、登録より13年、18年経過車とそれぞれ重量税が変わってきますので、個別に見てみましょう!

エコカー減税75%の場合:自賠責保険料24ヵ月26,370円+重量税1,200円+車検手数料1,400円=28,970円

エコカー減税50%の場合:自賠責保険料24ヵ月26,370円+重量税2,500円+車検手数料1,400円=30,270円

エコカー減税なしの場合:自賠責保険料24ヵ月26,370円+重量税6,600円+車検手数料1,400円=34,370円

13年経過車の場合:自賠責保険料24ヵ月26,370円+重量税7,800円+車検手数料1,400円=35,570円

18年経過車の場合:自賠責保険料24ヵ月26,370円+重量税8,800円+車検手数料1,400円=36,570円

となっております。*平成27年現在の金額です

ユーザー車検の費用:普通自動車の重量税について

普通自動車では重量税が車両の重さや減税、増税とあり、パターンが多いので表にします。これに下記の計算式の重量税を当てはめて計算してください。

~1,000kg以下:【減税50%】5,000円【エコカー】10,000円【13年未満】16,400円【13年経過】21,600円【18年経過】25,200円

~1,500kg以下:【減税50%】7,500【エコカー】15,000円【13年未満】24,600円【13年経過】32,400円【18年経過】37,800円

~2,000kg以下:【減税50%】10,000円【エコカー】20,000円【13年未満】32,800円【13年経過】43,200円【18年経過】50,400円

~2,500kg以下:【減税50%】12,500円【エコカー】25,000円【13年未満】41,000円【13年経過】54,000円【18年経過】63,000円

~3,000kg以下:【減税50%】15,000円【エコカー】30,000円【13年未満】49,200円【13年経過】64,800円【18年経過】75,600円

これが重量税の金額です。ご自身の重量税がおいくらか確認しておきましょう。*H27年現在の金額です。

ユーザー車検の費用:普通自動車

5ナンバーの場合
自賠責保険料24ヵ月27,840円+重量税+車検手数料1,700円

3ナンバーの場合
自賠責保険料24ヵ月27,840円+重量税+車検手数料1,700円

といった計算方法になります。これに重量税は該当車種の金額を当てはめて計算してください。

ユーザー車検の段取り

まずユーザー車検を受けるために整備しておこう!

車検のために前もって整備しておきたいものです。整備が行き届いていない場合車検時に不合格になります。これでは手間と費用を余計にかかります。なるべく一度の車検で合格できるように、ディーラーさんでユーザー車検を受けるための整備をしたいと言えばそのための整備をしてもらえます。整備を生半可な知識で行うことはおすすめしませんのでぜひここはプロの整備士さんに整備してもらいたいところです。

陸運局に車検の予約をしよう!

最寄りの陸運局で車検を受けると思いますが、アポイントメントなしで車検を受けたいといっても車検に取り合ってもらえません。車検には事前予約が必要なので前もって最寄りの陸運局のHPを検索し、インターネット予約をするか、電話で予約を取りましょう。土日祝日は陸運局は休業ですのでご注意ください。

陸運局へ行こう!

予約した当日に陸運局に向かうと思いますが、まず自賠責保険に入っていないと車検を受けることができません。陸運局でも自賠責保険に加入することができますが、各保険窓口でも加入することができますので事前に加入してから陸運局へ向かうこともできます。
陸運局に着いたらユーザー車検窓口で手続きを済ませ、資料が揃ってから車検を受けに行きましょう!

車検を受ける!

陸運局で受ける車検専用の建物(通称車検レーン)に並び、一台ずつ順番に車検を受けます。このときレーンでは各項目に分けてテストを行います。それでは具体的にどのようなテスト方法なのかを知っておきましょう! 

ユーザー車検:車検レーンでの点検内容!

点検の順番や点検方法は地方によって多少の違いがあるようです。ここでは一般的な車検方法をご紹介します。

車体番号とナンバープレートの一致

まずは車検証の情報と車体やエンジンが一致しているかを検査します。走行距離のチェックも同時に行います。

灯火類の検査

ヘッドライト、ウインカー、ハザード、フォグランプ、バックランプ、ブレーキランプ、ハイマウントストップランプのチェックを行います。ここで1つでもランプが点かない場合は再検査となります。不具合の原因を突き止めしかるべき処置を施しましょう。

ホーンなどの検査

ホーンは正常に鳴るか、ワイパーの作動チェック、ウォッシャー液の噴出のチェックも行います。不具合があればこれも車検不合格となります。

車内の検査

室内のシートベルトやシートの数、ウインドウの動作確認やガラス類のチェック。スピードメーター内の警告灯の灯火の確認や発煙筒の搭載の有無などの確認です。ガラス面に規定以上の濃さのスモークが貼られていたり、パワーウインドウが開かないなどの不具合がある場合は不合格となります。

サイドスリップ検査

サイドスリップとは車体を真上から見たときにハの字もしくは逆ハの字になり過ぎていないかをチェックします。もしこれが数値の範囲を越えればタイヤの向きをしかるべき数値内に収める必要があります。この検査で不合格の場合、整備工場でアライメント(タイヤの向きを整える作業)を依頼しましょう。

スピードメーターの誤差の検査

スピードをチェックできるローラー台に車を乗せチェックします。一般的には時速40km時の誤差を測ります。もし誤差の範囲を超えていたら整備工場で調整依頼しましょう。

ブレーキテスト

ここではブレーキのテストをします。4輪ともバランス良くブレーキが効いているかを検査します。例えば4輪のうち1本だけ極端にブレーキの効きが悪いと不合格になります。そのほかパーキングブレーキ(サイドブレーキ)の効きも同じように検査します。

ヘッドライト光軸

ヘッドライトの光軸が数値内に入っているか、明るさは必要量出ているかをチェックします。ここでも検査に落ちた場合調整が必要です。

最低地上高の確認

ローダウン車やマフラー交換車は特に注意です。最低地上高を9cm以上確保していなければ車検不合格になります。最低地上高とは、車の部品の一番低いところで高さを判断しますので、社外マフラーなどは形の都合上ノーマルより地面に近づいている可能性がありますのでしっかり確認してから車検を受けましょう!

下回りの点検

下回りの点検は、普段見慣れない車の下側の検査です。各重要個所にはブーツと言われるゴム素材の部品があります。このブーツは経年による劣化や走行中巻き上げた砂利やホコリによりダメージを負い損傷します。損傷していては検査は不合格です。そのほかマフラーの排気漏れや音量のチェックや排気ガスの濃度も測ります。
下回り検査は特に、車検前入念にチェックしておきたい項目です。整備に数日要する可能性もあるので前もって見ておきたいところです。

以上が主な点検項目です。プロの方であれば、もし不具合があり検査に落ちてもその場で手直しし、再検査に挑みます。しかしユーザー車検ではそのほとんどの方が素人で対応しかねないハズですので十分点検、整備してからユーザー車検に向かいましょう。もし車検に見事に合格すれば新しい車検証を交付してもらい、そこで車検は終了です。スムーズに進めば1時間ほどの滞在時間で済むハズです。

ユーザー車検で落ちたら...

もし車検で落とされたらどうすれば良い...工具もなければ対策方法も知らない...というか実は落ちた理由や、部品の名前すらわからない! といったときのマル秘対処法を伝授いたします!

検査員さんに聞いてみよう!

不合格の場合、検査員さんが『○○(部品の名前)が○○(不具合の状況)ですので不合格です』と言うハズですので、対処方法はどうしたら良いか直接聞いてみましょう。もしかするととってもかんたん(ガムテープを貼るなど)に対処できるかもしれません。
よほど混んでいる場合以外は回答してもらえるはずですよ!

整備士さんに聞いてみよう!

ここは陸運局ですのでそこにいるほとんどの人が自動車関係のお仕事をされている方です。車を売る営業マンと整備をする整備士さんがたくさんいる環境です。ここでは迷わず整備士さんに聞いてみましょう! 整備士さんは作業着を着ています。いわゆるツナギという服の上下が一体式になっている服です。このツナギを着ている人に聞いてみたいところですが、ここで一つアドバイスです。若手の整備士さんは時間に追われていることが多いので質問に取り合ってくれない場合がありますので若い方は避けましょう。
ではどのような整備士さんに聞けばいいか。それは60歳以上の定年退職後にまだ働かれている人です。この方たちは時間に追われていないせいか、アドバイスを頂けやすいです。しかも長年の経験から色んな対処法を知っているのでかなりキーパーソンになるハズです。恥ずかしがらずに聞いてみましょう!

必殺テスター屋!

これは地方にもよりますが、基本的には陸運局の近くに『テスター屋』と呼ばれる車検に落ちた場合に処置を施してくれる自動車工場があります。このテスター屋さんはわかりやすく言うと車検合格屋さんです。車検に落ちた場合に、その不合格内容に対応できる部品と設備を持っていますので車検で困ったらテスター屋さんに行きましょう!
場所がわからなければ陸運局にいる整備士さんに聞いてみましょう。おそらく知っているはずです。基本的にこのテスター屋さんは古くから陸運局と密着型ですのでインターネット検索に出てこない場合がありますので直接人に聞いてみましょう。

ユーザー車検の注意点です!

こんな車はオススメしません!

ユーザー車検は安上がりが魅力ですが、車検で不合格になった場合どう対処するかがポイントです。それも検査員の判断で不合格になる場合もあります。そこで、プロの整備士さんでも手を焼く『改造車』と『20年以上経過車』はユーザー車検に不向きだと判断されます。
このような車両はディーラーさんに依頼した方が安上がりかもしれません。ユーザー車検であーでもない、こーでもないとお金や時間をかけ、それでもダメな場合にディーラーさんに依頼すると思うのですが、その場合値段が余計に高くなるのでそういった車は初めからプロの方にお任せしましょう! 

まとめ

いかがでしたか? ユーザー車検の指南書になりましたでしょうか? ユーザー車検も初めの頃は要領がわからなくあたふたするかもしれませんが、一度経験すれば特に難しくもありません。少しでも車がお好きな方であれば陸運局では普段見れないような珍しい車も見れるので楽しめるかもしれませんね!