初心者が苦手な駐車のコツを徹底説明!

車を運転するときに避けては通れないのが「駐車」です。免許を取ったばかりや、あまり運転に慣れていない人は苦手なものです。この記事では初心者が苦手な駐車のコツを文章と動画で徹底説明させていただきます。

駐車が苦手な人はミラーを見てない!?

車を運転していると車庫に入れる時や、スーパーに車を停める時など嫌でも駐車をしなければいけません。駐車は車の運転で最も難しいと言われており、苦手な人がとても多いと言われています。この記事では駐車が苦手な人でもうまく駐車ができるようになるコツなどをご紹介していきます。

最近では「バックモニター」と呼ばれるカメラが車の後方についており、バックギアに切り替えると車内から後方が見えるようになっています。さらに車の各所に取り付けられたカメラの映像を組み合わせて、車を真上から見ているように写すことができる「マルチアングルモニター」や「アラウンドビューモニター」も標準で装備ができる車も増えてきています。これらにより駐車がやりやすくなったのですが、これらの機能がない車に乗った際に駐車ができないという問題もあります。

駐車の基本は「ミラー」をしっかりと見ること

駐車が苦手な人はミラーをしっかりと見れていないと言われています。ミラーをしっかりと見ることができれば、バックモニターやマルチアングルモニターなどがなくても綺麗に駐車することができます。

駐車の際に見るのは「サイドミラー」だけで問題ありません。ルームミラーについては車内を見るためのものなので、基本的に見ることはありません。サイドミラーで左右の障害物や位置を確認していきます。また、駐車が苦手な方はサイドミラーの角度を少し下向きに調整しておくと駐車がやりやすくなります。調整する際に下向きにしすぎると普通に走行している時に見にくくなってしまうので、注意しましょう。ミラーを使った詳しい駐車方法については後ほどご紹介いたします。

車庫入れはバックから。バック駐車のコツは?

駐車の基本と言えば車庫入れです。車庫入れは基本的にバックで入れるのですが、バックでの駐車はやはり難しいです。ここからはバックで車庫入れする際のコツについてご紹介していきます。ここでご紹介するポイントを抑えるだけであなたの駐車テクニックは一気に向上すること間違いなしです! それでは早速行きましょう。

ピボットエリアをしっかりと確認する

皆さんはピボットエリアというのをご存知でしょうか? 駐車場などに引かれている車両を仕切るラインです。このラインをしっかりと確認しながら駐車をするだけで、簡単にバックで停めることができるようになります。ピボットエリアの確認方法は下記のとおりです。

バックで駐車する際に内側の後輪がピボットエリアの角にくるようにゆっくりとバックをしていきます。内側の後輪がピボットラインの角を越して、ラインの内側に入ったことを確認することができたら、両方のミラーを見ながらラインに水平になるようにバックしていきましょう。ピボットエリアがない駐車場もあるので、駐車に慣れていない際にはピボットエリアのある駐車場を選んで車を止めるようにしていきましょう。

左側のサイドミラーをしっかりと確認する

日本の車は右側に運転席があります。そのため駐車する際に右側は確認しやすいのですが、左側はサイドミラーでしか確認ができません。そのため確認しにくい左側のサイドミラーをしっかりと確認することで、駐車がしやすくなります。

先ほどご紹介したピボットラインは確認しやすい右側のサイドミラーで確認しつつ、左側のサイドミラーで他の車や障害物にぶつからないように確認をしながらバックしていきます。この際に注意しなければいけないのが、左右のミラーを同じぐらいの頻度で見るのではなく、右側7割、左側3割ぐらいで見るようにしましょう。

駐車に慣れるまではハンドル操作とバック操作は同時に行わない

まだ駐車に慣れていない場合にはハンドルを切りながらアクセルを踏んでバックするのはやめましょう。2つの動作を同時に行うと混乱してしまいうまく操作ができなくなることがあります。最初はハンドルをある程度切っておいて、アクセルを踏んでバックをしましょう。AT車の場合はアクセルを踏まなくてもバックギアに入れておくことで、少しずつ車はバックしていきます。これを利用してゆっくりとハンドル操作をすることで微調整もしやすく、綺麗に車庫入れをすることができます。

頭から駐車する時はコツがある?

車を駐車するのはバック駐車だけではありません。バック駐車が禁止な駐車場や、バック駐車では入れないような場所もあります。そのような場合には頭(フロント)から駐車する必要があります。バック駐車に比べて簡単なイメージがある頭からの駐車ですが、注意しなければいけないことやコツなどがあります。ここからは頭から駐車する時のコツや注意点などをご紹介していきます。

1点覚えておきたいのが、バックの駐車が苦手だからといって頭からの駐車をしたとしても、駐車場から出る際にはバックして出る場合がほとんどです。バックで出るのはバック駐車よりも難しくなってしまうことが多いので、バック駐車ができない場合以外には頭からの駐車はできるだけしないようにしましょう。

前方だけではなく後方も確認して駐車しよう

頭から駐車するということで、前方しか確認しない人も多いようです。もちろん他の車などにぶつからないように前方は確認しなければいけません。まっすぐに頭から駐車する場合にはいいのですが、ハンドルを切って曲がりながら駐車する際には曲がる方向の後方も確認しなければいけません。

車には内輪差というものがあり、後輪が前輪よりも内側になることがあります。これにより前方しか見ていないと後方が他の車などにぶつかってしまうことがあります。後方がぶつかりそうな場合には、1度バックで戻って大回りをして頭から駐車するとやりやすくなるでしょう。

車が半分ぐらい入ったらアクセルは踏まない

駐車スペースに綺麗に入れることができ、はみ出さないように調整する場合にはアクセルは踏まないようにしましょう。先ほどもご紹介した「クリープ現象」を利用して少しずつ車をスペースに入れましょう。アクセルを踏んでの微調整は踏み間違えなどで急加速してしまい、車止めを乗り越えたり、車止めがないところでは何かにぶつかる可能性があります。クリープ現象でのスピードなら車止めを乗り越えることもなく、すぐに止めることができます。

難易度最高! 縦列駐車のコツは?

駐車の中で最も難易度が高いのは「縦列駐車」です。これは車の運転に慣れていて、車庫入れなど普通にできる人でも難しい駐車方法です。駐車場などが少ない都会では比較的使う機会が多いようです。ここからは縦列駐車のコツについてご紹介いたします。かなり難しい内容になりますので、車庫入れ駐車が心配な方などはチャレンジはしない方がいいかもしれません。

車の動くラインをイメージする ポイントは右の後輪!

日本の道路では左側に止める場合がほとんどなので、今回は左側に縦列駐車する際のお話をいたします。縦列駐車をする際には車の動くラインをイメージすることが重要です。しっかりとイメージができていれば綺麗に駐車することができます。筆者のおすすめ縦列駐車方法は以下のとおりです。

1、前方の車の横に水平に止まる
2、その状態でハンドルを左にいっぱいに切ります。
3、右の後輪が止まっている車と同じラインになるまでゆっくりとバックする(ここがポイント!)
4、右の後輪が同じラインになったら、一旦止まってハンドルを右に切る
5、そのままゆっくりとバックをして前後の距離を調節する

縦列駐車は慣れるまで難しいですが、やることは結構シンプルです。駐車に慣れてくると車のラインがイメージできるようになってきます。イメージができるようになると駐車だけではなく、普段の車の運転もしやすくなります。

できるだけ深くまで入れる

左後方は運転席から1番見にくい場所なのですが、縦列駐車ではできるだけ深くまで入れなければいけません。ここを怖がって深く入れないと、綺麗にスペースに入れることができずに何回も切返さなければいけなくなってしまいます。1度スペースに入ってしまった場合、歩道側に寄せるのは運転のプロでもとても難しいことです。なので、最初の段階でできるだけ歩道に寄せれるよに調整していきましょう。誰かと一緒に車に乗っている際には後方を見てもらうと安心かもしれません。

駐車の練習はどうやるの?

ここまで駐車をする際のコツや注意点などをご紹介してきました。しかし、スポーツなどと一緒でいくらコツを学んだとしても実際にやってみないとできるようにはなりません。だからと言って車の運転はスポーツのように気軽に練習することができません。そこで、ここからは誰にも迷惑をかけないで駐車の練習をする方法をご紹介していきます。

広い公園の駐車場で練習をする

まずは広い駐車のある公園やグランドなどで練習をしましょう。練習をする際には周りに車が止まっていないスペースを見つけて練習を行います。できるだけ車の出入りが少ない場所を選ぶといいかもしれません。公園などの駐車場だとピボットエリアがあると思いますので、この記事でご紹介した方法を使って綺麗に止めれるように練習してみましょう。駐車の練習だけしていると迷惑がかかるかもしれないので、休憩ついでに公園でのんびりするのもいいかもしれませんね。

スーパーなどの駐車場は店舗からできるだけ遠いところに停める

スーパーやショッピングモールなどの駐車場は店舗に近いところほど混雑しています。そのため駐車に慣れていない時には他の車を待たせてしまい、焦ってうまく駐車ができなくなってしまうことがあります。しかし、店舗から遠い場所は人気がなくゆっくりと駐車をすることができます。(週末などの混雑時を除く)駐車に慣れるまではできるだけ遠いところに停めて、ゆっくりと練習をしてみるといいかもしれません。

駐車場には他の車もいるので、駐車だけに意識を集中するのではなく周りの車にも意識を向けておきましょう。公園など車の少ない場所で練習をするものいいですが、やはり他の車が走っている実践環境で練習することで上達しやすくなります。

おまけ 駐車のコツがわかる動画紹介

駐車のコツをいろいろ説明させていただきましたが、文章だけではわからないという方のために「駐車のコツがわかる動画」をご紹介いたします。動画を見ながら実際の車の動きなどを見てみましょう。

車庫入れを図を使って徹底解説

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こちらの動画では実際に車を使った動画ではなく、ホワイトボードを使って解説してくれます。まずはこの動画を見ていただき、車庫入れのラインについてイメージできるようにしておきましょう。この動画の続編もあるようなので、興味がある方は探してみてください。

基本的なバック駐車はこれを見てマスターしよう

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この動画ではMT車を使ってバックのコツを紹介しています。MT車を使っていますが、とても参考になる動画なので、ぜひ見てみてください。サイドミラーの見方や足元の動画もあるので、とても参考になるかと思います。

縦列駐車はこれを見てマスターしよう

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この動画は自動車学校が作成した縦列駐車の解説動画です。縦列駐車のコツを実際の車を見ながら教えてくれるので、とてもイメージがしやすいかと思います。動画内で紹介しているA、B、Cのポイントを実際に意識しながら縦列駐車に挑戦してみるとやりやすくなるでしょう。最初は周りに何もない場所で、ペッドボトルなどを置いて練習してみるのもいいかもしれません。

まとめ

この記事では初心者が苦手なバックのコツについてご紹介いたしました。車の運転の中で「駐車」が苦手な方も多いのではないでしょうか。駐車テクニックというのは文章を読んだだけ、2回3回練習しただけでできるようにはなりません。もちろん最初からうまく駐車ができる人なんていません。最初は綺麗に停めることができなくても、回数を重ねていくうちにうまく停めれるようになっていくでしょう。

記事内でもお話ししていますが、駐車に自信がない人は車が少ない場所や隣に車が停まっていない場所を探して駐車するようにすると落ち着いてできると思います。また、駐車することだけに集中してしまうと周りが見えなくなってしまい、他の車にぶつかってしまったり、人をはねてしまうことがあるので、必ず周囲の確認もしっかりとするようにしましょう。