【トヨタ アベンシス】日本でも大活躍!純粋なヨーロピアンスタイルが誇る実用性に富んだステーションワゴン!

強豪メーカーひしめくヨーロッパでトヨタのフラグシップモデルとしてトヨタ社を牽引するアベンシス。ヨーロッパ人の高い理想に応えるべく、一つ一つのパーツまで精巧に丹念に作り込まれており、クオリティの高いクルマに仕上がっています。日本での販売もされてますので、ぜひその魅力に触れてみてください!

トヨタ アベンシスとは?

トヨタが満を持して欧州に送り出したモデル!

トヨタ アベンシスは1997年より先代カローナEの後を引き継ぐ形で誕生したトヨタの欧州でのフラグシップモデルです。現在まで2回のフルモデルチェンジが行われ、現行型は第3世代のアベンシスとなりますが、いずれも開発・生産はイギリスのダービーシャーTMUKバーナストン工場で行われています。もともとアベンシスはヨーロッパをターゲットとした欧州専用車だったわけですが、クルマのサイズでクラス分けが決められている欧州でアベンシスはDセグメントと呼ばれる車両規格に属します。ご存知の通り、ヨーロッパは自動車メーカーの都とも言えるほど伝統あり、歴史あり、実力ありの自動車メーカーばかりが集う激戦区でもあるので、いくらトヨタといえどその中で高い人気を獲得することや実力を正しく評価してもらいヒットを続けていくということはかなり難しいものです。トヨタがアベンシスを自社のフラグシップモデルとしDセグメントのクルマに仕立てたことは、トヨタらしい戦略と自信の表明と取れるかもしれません。欧州でDセグメントの類のクルマは個人の使用にはもちろん、会社や法人用のクルマとしても使用されます。そのためにはクルマの燃費性能、安全性能、信頼性、価値などの基本的な能力はもちろんのことながら、実際に多くの人々から選ばれるクルマとなるにはエクステリア/インテリアデザインの良さ、快適性や走行性能なども重要になってくるわけです。そのあたりになると個人的な好みが別れることが多くなるところですが、そこを得意とするのがトヨタ。やっぱり世界トップレベルのシェア率を誇る自動車メーカーだと思います。さすがです。アベンシスはハンドリング性能、動力性能、安定性などの走行性能だけでなく、ラゲッジスペースの収納性を始めるする実用性能を高く意識する欧州人にとってしっくりくるクルマに仕上がっています。操縦性は極めてシンプルかつ素直で一つ一つの車体の動きにこだわりが感じられるほど信念を持って作られています。ヨーロピアン車にしかないような高い操縦安定性もしっかりと再現されていて、現在アベンシスはネイティブのヨーロピアン車に引けを取らない評価を獲得しています。

日本への逆輸入販売もされるジャパニーズヨーロピアンカー!

アベンシス第2世代以降、日本にもイギリスで製造されたアベンシスが逆輸入されるという形で販売がされているため、もちろん現行型の最新モデルを日本で乗ることができます。なお、ヨーロッパでは現在セダンタイプとワゴンタイプの2タイプのアベンシスが発売されていますが、日本では需要の関係でワゴンのみが正規販売となっています。

グレードラインナップや価格は?

グレードと価格一覧

「Xi」
メーカー希望小売価格:2,743,200円
駆動方式:FF
燃費:14.6km/L
主な装備:アルカンターラ+ファブリックシート表皮、ファブリックドアトリム、車名ロゴ入りドアスカッフプレート(ブラック)、Bi-Beam LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付)、Toyota Safety Sense Cなど

「Li」
メーカー希望小売価格:2,983,745円
駆動方式:FF
燃費:14.6km/L
主な装備:アルカンターラ+本革シート表皮、合皮&ダブルステッチドアトリム、車名ロゴ入りドアスカッフプレート(シルバー加飾)、Bi-Beam LEDヘッドランプ(インテリジェントAFS・オートレベリング機能付)、フロントフォグランプ(コーナリング連動機能付)、Toyota Safety Sense Cなど

中古車価格は?

旧型のアベンシスも含めると中古車の相場価格幅は95万円~226万円、平均価格は162万円となっています。ただ、現行モデルに限りますと最低でも230万円は用意しないと購入は無理そうなので、新車価格から大きい落差はないことになります。旧型モデルもコンディションのいい個体が多いのですが、旧型と現行型ではエクステリア/インテリアのクオリティにかなりの差があるので、新型を狙っているのであれば妥協はしないほうがいいかもしれません。

エクステリアやインテリアは?

出典:http://toyota.jp/avensis/

ヨーロピアン風トヨタを見事に体現したエクステリアデザイン!

アベンシスのエクステリアは欧州のユーザーたちに受け入れられやすいように考えられたデザインで、ワゴンでありながら低い重心となだらかで綺麗な流線型のフォルムがいかにもヨーロピアンテイストを強調するモデルとなっています。クルマの外観でもっとも目立ち、重要となるフロントマスクはトヨタの特徴的な細長くシャープなヘッドライト「キーンルック」を採用していて、一目でトヨタ車だとわかるトヨタらしさを出しながらもフロントバンパーやグリルはヨーロピアン風のダイナミズム溢れるデザインが採用されていて、バランスの取れたデザインとなっています。また、車体全体のフォルムが空力性能に優れたパッケージとなっているため欧州のユーザーたちが求める高い操縦・走行安定性を実現しています。

快適性にも実用性にも優れたインテリア

内装は横長を基調とし、居住空間に余裕を持たせた形となっています。インテリアのマテリアルにはアルカンターラやカーボンなどを多用した上質で高級感のあるデザインとなっています。シートもアルカンターラを用いた座り心地に優れた材質とホールド性に優れたフォルムをしています。内装装備に関しては、タッチパネルディスプレイなどの最新鋭のテクノロジーを用いたような機能的な装備は特になく、アナログ感も残る装備となっていますが、この方が複雑な設定や操作が必要ないため、逆に大抵のユーザーにとって使い勝手がよい直感的な操作ができると評価もされています。また、ワゴンであるため居住空間の広さに関しては5人が乗車しても問題ないほどの広さが確保されています。ラゲッジルームに関しても通常時で543Lもの容量があります。さらに、リアシートは可倒式となっていて荷物や乗車人数などの室内状況に合わせて臨機応変にシートアレンジができ、最大で1,609Lものラゲッジルームを実現しています。それだけでなく、荷物を積むときにあったら便利な装備についてもしっかり配慮されており、ラゲッジスペースの4箇所にラゲッジフックを配備することで荷崩れを防止。さらに、トノカバーやデッキボックスの搭載により荷物によって積み方や積む場所を適当に変えられるという配慮もされています。欧州ではいかに荷物を効率よく便利に積めるかということが非常に重要視されており、ラゲッジルームはそのクルマの評価を左右するほどの大きな要素なのです。アベンシスのこのラゲッジルームはそんな欧州式のクルマ評価を意識してデザインされたもので、高い評価を得ることに成功しています。

走行性能や気になる燃費対策は?

出典:http://toyota.jp/avensis/gallery/

安定した操縦性が持ち味のアベンシスの走り!

アベンシスというクルマは実にヨーロッパ独特のクルマの乗り味を再現していると言えます。路面から伝わる衝撃を見事に調和するかのような快適な乗り心地。それを実現するために車体にはトヨタが選別したパーツが採用、エンジニアリングを駆使したチューニングが施されています。まず、クルマの挙動や乗り心地を作る上で最重要パートにもなるサスペンションですが、フロントにはマクファーソンストラット式サスペンションを採用し、舵となるフロントタイヤの荷重移動を無駄なくコントロールし、素直なドライビングフィールをドライバーに提供します。リアにはレーシングカーにも用いられるダブルウィッシュボーン式サスペンション採用。さらにフロント/リアのコイルやショックアブソーバーは乗り心地と安定性を向上させるために最適なチューニングが施されているほか、フロントとリアの両方にスタビライザーが完備されています。また、アベンシスは高速走行中でも効率的に車体を安定させるため、エアロパーツとしてフロントとリアにエアロスタビライジングフィンを装着しています。これらの装備によりアベンシスの走りは操縦性に優れ、ドライバーの意思に素直な動きを体現しています。

必要なパワーを供給しながら低燃費もしっかり実現したエンジン!

日本向けのアベンシスには2.0L直列4気筒エンジンが採用されています。このエンジンは最大で152psのパワーを発生し、常に安定したパフォーマンスを発揮してくれます。燃焼効率もしっかりと考慮して開発されているため、燃費性能の向上にも貢献しています。そうして実現したアベンシスの燃費消費率は「Xi」、「Li」共に14.6km/Lとなっています。もうひと踏ん張りして欲しい数値でもありますが、純粋なエコカーでないことを考慮すると合格点には達しているでしょう。今後発表のモデルでは燃費性能の改善も見ものとなりそうです。また、トランスミッションには7速スポーツシーケンシャルシフトも搭載。立ち上がりの加速もスムースに優しく行うことができるほか、シフトをMポジションに入れることでシーケンシャルモードならではのドライバーの操作による素早いシフトチェンジが可能となっています。さらに走行モードとして「CVTスポーツモード」を搭載。エンジンレスポンスの向上やブレーキングに呼応するようにシフトダウンし、最大限のエンジンブレーキを発生させコーナリングに活かす「G-AIシフト制御」も機能し、よりスポーティな走りを味わうことができます。

安全性能は?

Toyota Safety Sense Cを採用した最新鋭の安全機能を搭載!

出典:http://toyota.jp/avensis/safety/tssc/

アベンシスはドライバーや乗員を守るための安全性能にも特化しており、トヨタが独自に開発した最新のテクノロジーを用いた安全支援システム「Toyota Safety Sense C」を採用していることが最大の特徴です。このシステムは”衝突回避支援パッケージ”を謳ったシステムで、プリクラッシュセーフティ、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームの3つの機能から成り立っています。

プリクラッシュセーフティシステムはアベンシスに取り付けられたレーザーレーダーと単眼カメラを併用した検知センサーにより衝突の回避あるいは衝突被害の軽減を支援するシステムで、検知センサーが進路上の先行車を検出し、衝突の可能性がある場合に警告音でドライバーに注意を喚起します。その際ドライバーが80km/h以下でブレーキをかけるとシステムが補助ブレーキを作動し、車体を制動するアシストを行います。もしもブレーキをかけることができなかった場合でも、自動的にブレーキが作動し衝突の回避、もしくは衝突被害の軽減を実行するというわけです。

レーンディパーチャーアラートは道路上の白線や黄線をセンサーが認識しその車線から外れないようにアシストする機能です。もしもドライバーがウインカーを出さずに車線を逸脱する可能性がある場合にはブザーとディスプレイ表示による警報でドライバーに注意を促します。最近、ウィンカーを出さずに車線変更するドライバーが多いという問題もよく聞くのでその防止にも繋がるかもしれません。

最後のオートマチックハイビームはハイビームとロービームを自動で切り替えてくれるシステムで、夕暮れや夜の視界が悪い環境の中でも歩行者などを発見するのに役立ちます。もちろん対向車や前方に走行車がいる場合には自動的にロービームを選択。周りに他車も何もなく視界が悪いと判断したときは常時ハイビームに切り替わるというシステムなので、よくハイビームとロービームの切り替えを忘れるドライバーにとってもありがたい機能と言えそうです。

アベンシスのスペックは?

スペック詳細

寸法
全長:4,820mm
全幅:1,810mm
全高:1,500mm
ホイールベース:2,700mm
車両重量:1,745~1,755kg

ドライブトレイン
駆動方式:FF
エンジン:直列4気筒エンジンDOHC
排気量:1,986cc
最高出力:152ps/6,200rpm
最大トルク:196Nm/3,800rpm
トランスミッション:Super CVT-i(7速スポーツシーケンシャルシフトマチック機能付き)

まとめ

いかがでしたでしょうか?
アベンシスはトヨタの産んだジャパニーズヨーロピアンカーとして、トヨタの欧州で培った実力をしっかりと反映しているモデルでもあり、マーケティング戦略的にもイイ線をいくクルマだと思います。フラグシップモデルとしては手の出しやすい価格ですし、これ以上を求めるならばトヨタの高級ブランドであるレクサスが役割を果たす、というちょうどいい立ち位置にあるのがアベンシスというクルマなのです。日本でもその素晴らしい実用性をいかんなく発揮してくれるクルマなのでファミリーカーとしては最適な1台かと思います。