【ダイハツ アルティス】新型は今秋か?ダイハツのフラグシップを務めるハイブリッドセダンの実態!

ダイハツ アルティスはダイハツの現行ラインナップの頂点として存在するクルマです。アルティスは大型のボディを活かして実用性と快適性を兼ね備えたハイブリッドカーとなっています。今回はそんなアルティスの魅力に迫ります!

ダイハツ アルティスとは?

ダイハツのフラグシップハイブリッドセダン!

アルティスはダイハツが2000年から販売するセダンで、16年もの間ダイハツの最上級車種として君臨し続けています。軽自動車のイメージが強いダイハツとあって、3ナンバーを持つこの大型セダンをラインナップに取り揃えることはダイハツにとっては非常に珍しいことです。軽自動車で高い信頼と人気を博してきたダイハツですが、現実問題セダンのニーズは非常に高く、それをあえてダイハツブランドから販売することで目新しさが生まれます。そして、同時にアルティスはダイハツ史上初となるハイブリッド仕様の乗用車でもあります。

親会社トヨタとの手厚い提携によって生まれたアルティス

ダイハツのクルマとしては異例とも思えるアルティス。その実態はダイハツの親会社であるトヨタとの提携により生まれたクルマなのです。トヨタとダイハツはアルティスをトヨタ カムリのOEM提携車として製造・販売することを合意。つまり、アルティスとカムリは販売元・ブランドこそ違いますが、全く同じクルマということです。その恩恵もあって、アルティスはトヨタの高性能で完成度の高いセダン、そしてハイレベルなハイブリッドテクノロジーを用いられたクルマに仕上がっているのです。ちなみにアルティスとカムリの相違点ですが、グレードラインナップや装備、エンブレムプレート/グリルに違いが見られ、それ以外両車に違いは見られません。

歴代アルティス

初代アルティス(2000年~2001年)

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%8F%E3%83%84%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9

初代アルティスと同型のトヨタ カムリ

記念すべき初代アルティスはダイハツの新フラグシップとして2000年より販売開始。それまでダイハツのフラグシップを務めてきたアプローズの販売が中止され、そのアプローズに代わって登場した形となりました。グレードラインナップはベースモデルとなっているカムリ第6世代とは異なり、「SLパッケージ」と「SXパッケージ」の2種類を用意。また、搭載エンジンもカムリに採用されていた2500cc・V6エンジンは用いられず、2.2Lの5S-FE型直列4気筒エンジンのみの搭載となっています。

アルティス第2世代(2001年~2006年)

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%8F%E3%83%84%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9

アルティス第2世代と同型のトヨタ カムリ

カムリが第7世代にフルモデルチェンジしたことを受け、OEM提携を結ぶアルティスも自動的にフルモデルチェンジ、アルティスは第2世代へと移り変わりました。この第2世代では初代からエクステリア/インテリアデザインが大幅に変わり、よりアグレッシブでスポーティなテイストも持つセダンになりました。グレードラインナップは初代とほぼ変更はなく、「SL」と「SXパッケージ」の2グレードとなっています。搭載エンジンにも変更が施され、2.4Lの2AZ-FE型直列4気筒エンジンへとアップグレードされました。

アルティス第3世代(2006年~2010年)

2006年初頭にフルモデルチェンジが施行され、アルティスは第3世代に入ります。これにより外観はこれまでと一風変わってモダンで高級感のあるデザインとなり、横幅も拡大。ラグジュアリーさや質の良さを意識したモデルへの確立を目指したモデルとなっています。グレードラインナップにも変更があり、「G リミテッドエディション」の1グレードのみの取り扱いとなりました。エンジンに関しては、継続して2AZ-FE型が使用されていますが最高出力は引き上げられ、前モデルの159psから167psへとパワーアップしました。2007年にマイナーチェンジが施された際には、内装の木目調パネルの色がブラウンに変更され、より高級感ある車内を目指した内装となりました。そして2010年、第3世代の販売には終止符が打たれ、ダイハツ アルティスの販売は一時休止となりました。

第4世代(2012年~現在)

そして2012年、第4世代となったアルティスがダイハツのフラグシップとして復活しました。今世代からハイブリッドカーとなったアルティス。ハイブリッドシステムにはトヨタのノウハウが詰まったカムリと同じリダクション機構付THS IIが採用されており、歴代モデルとは比べ物にならないほどの低燃費を実現しています。

中古車情報は?

出典:http://www.carsensor.net/usedcar/detail/CU4565260795/index.html?TRCD=200002

現在オンライン中古車市場で確認できる全国のアルティス中古車はたったの4台となっています。意外に思える台数ですが、大方トヨタ カムリの普及率のほうが高いため、その影に隠れる形となっているということでしょう。なお、どの中古車も2012年式の第4世代で、価格は180万円から310万円の振り幅となっています。

現行型アルティスは?

マイナーチェンジも施されさらに進化したアルティス!

2014年に施されたマイナーチェンジに加え、年毎に細かなアップデートが施されるカムリ/アルティスはどんどん進化し、現行モデルでは、スタイリッシュでモダンなエクステリアデザインに、気品のあるクールなインテリアを持ち合わせており、見事なまでに実用性と快適性を揃えたラグジュアリーなハイブリッドセダンとして完成されています。

グレードラインナップと価格は?

グレードと価格

カムリの現行型のラインナップが「ハイブリッド レザーパッケージ」、「ハイブリッド Gパッケージ」、「ハイブリッド」の3種類用意されているのに対し、現行アルティスのラインナップはカムリの中級グレードに値する「ハイブリッド Gパッケージ」の1グレードのみとなっています。

「ハイブリッド Gパッケージ」
メーカー希望小売価格:3,427,527円
燃費消費率:23.4km/L
駆動方式:FF
主な装備:本革巻きステアリングホイール、オーディオレス(6スピーカー)、運転席8ウェイパワー&助手席4ウェイマニュアルシート(運転席電動ランバーサポート付)、UVカット機能付ソフトプライバシーガラス(リヤサイド・バックガラス)、クルーズコントロール、防眩インナーミラー(手動)など

エクステリアやインテリアは?

出典:http://www.daihatsu.co.jp/lineup/altis/03_exterior.htm

新世代セダンを代表するスマートでスタイリッシュなエクステリアデザイン

2016年型のアルティスのエクステリアデザインは、ボディ全体は綺麗な流線型のフォルムをしており、フロント部分にはエアロダイナミクスを考慮したバンパー等も見られ、スタイリッシュでシャープな美しさを持つデザインとなっています。グリルはレクサスのセダンに多く見られるような大型のグリルが搭載されており、中央部はブリッジのようにフロントバンパーが通っています。フロントマスクはこのようなスポーティな面を覗かせていますが、リアは高級セダンらしく落ち着いた印象を受けるデザインでありながら、リアエンドにはわずかな角度が付けられており、綺麗に風の抵抗を逃がす工夫が見られます。

ボディカラーはセダンにしては比較的多い全8カラーから選べるようになっていて、ユーザーの好みに合わせやすくなっています。カラーはホワイトパールクリスタルシャイン、シルバーメタリック、グレーマイカメタリック、ダークスチールマイカ、アティチュードブラックマイカ、レッドマイカメタリック、トゥルーブルーマイカメタリック、ダークブルーマイカメタリックの8種類となっています。シックな色合いが多いものの、ブルー系やレッド系の色も取り揃えているところは評価できます。

インテリアも車内空間もエレガントで余裕のあるデザイン

アルティスの内装はダイハツのフラグシップモデルとしては理想的といったところ。センターコンソールを始めとするウッド仕様のマテリアルが室内をエレガントな雰囲気に仕立てています。また、使い勝手にも優れ、ステアリングを中心に運転席の周りに全てのシステムのスイッチが配備されているため、運転中でもほとんど手をステアリングから離すことなくシステムの操作が可能となっています。室内は大型セダンの利点でもある、のびのびとした広い空間が広がっており、乗員はスペースに関して何のストレスを感じることなく乗車できます。また、ラゲッジルームもリアに配備されるハイブリッド専用バッテリーの配置を工夫することによって、使用空間の効率性を高めることに成功。それによって440Lのラゲッジスペースを実現させました。

走行性能や燃費性能は?

出典:http://www.daihatsu.co.jp/lineup/altis/05_driving.htm

トヨタ開発のハイブリッドシステムで低燃費を実現!

アルティスのハイブリッドシステムはトヨタのエンジニアリングが詰まったもの。環境性能に優れたエンジンと電気モーターを用いた抜群の燃費性能を誇るドライブトレインのほか、エコドライブをアシストするメーター機能なども完備されていて、燃費消費率は23.4km/Lを記録します。また、もはやハイブリッドカーにとっては必需システムとも呼べる「EVドライブモード」ももちろん搭載。EVモードで走行中はモーターのみで駆動を行います。

走行性能にも不満なし!

アルティスは燃費性能だけでなく走行性能にもなかなか優れており、エンジンと電気モーターを駆使したドライブトレインのシステム最高出力は205psものパワーを発揮します。エンジン自体のトルクは決して高くありませんが、電気モーターの介入によりスムーズな加速を体感できます。中速域から高速域にかけても気持ちよくほどよい加速をしてくれて、クルーズのように快適な乗り心地を楽しむことができるクルマとなっています。また、前述したようにエアロダイナミクスに優れたパッケージになっていて、それらエアロパーツが気流に小さな渦を発生させて車体を左右から押さえつけることにより高い操縦安定性を確保しています。さらにフロアパネルもフラット化されていて空気抵抗を削減し、燃費性能の向上にも一役買っています。

アルティスのスペックは?

スペック

寸法
全長:4,850mm
全幅:1,825mm
全高:1,470mm
ホイールベース:2,775mm
車両重量:1,815kg

ドライブトレイン
エンジン:2AR-FXE型 直列4気筒DOHC
排出量:2,493cc
最高出力:160ps/5,700rpm
最大トルク:213Nm/4,500rpm
電気モーター:2JM型(143ps)
システム出力:205ps
トランスミッション:CVT

次期アルティスは今秋登場か!?

大フルモデルチェンジを控えるカムリ、アルティスも続くか

正式な発表はまだありませんが、アルティスのベースモデルであるカムリが2016年秋、大規模なフルモデルチェンジを経て新型として登場するという噂が有力となっています。となると、そのカムリとOEM提携を結ぶアルティスも新型カムリと同じ仕様になって登場する可能性が非常に高いです。新型カムリには新世代シャシー、コンポーネントととして革新的な開発がされた「TNGA」コンセプトによる新プラットフォームが採用されることとなります。この新プラットフォームは先に新型プリウスが搭載しているものです。これによりカムリもこれまでになくスポーティでアグレッシブなエクステリアデザインになり、現行モデルより50mmほど全長が延長された4880mm×1840mm×1430mmのボディにより居住スペースもさらに余裕のある快適な空間となることが予想されます。ドライブトレインに関しては現行モデルを引き継ぎ、2.5L直列4気筒エンジン+電気モーターが採用される見通しとなっています。気になる発売時期ですが、推測の域を出ませんが新型カムリは今年の9月~10月と予想されているため、新型アルティスは10月以降に発売されることになりそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ダイハツ アルティスはトヨタ カムリと同一型のクルマ。そのためたっぷりとトヨタの最新テクノロジーの恩恵を受けたクルマとなっています。大型でたくましい車体が快適で広々とした車内空間を作り出していて、乗り手にとって安らぎの空間となります。内装もこの価格帯のクルマとだけあってしっかりとしたウッドと本革を使用した上質な出来栄え。かなり精巧に作りこまれています。これにハイブリッドテクノロジーを惜しみなく用いた走行性能とあらば、顧客の要望をほぼ完璧に満たすクルマになるでしょう。現行型でも十分に完成されたクルマだとは思いますが、やはり気になるのはその次期モデル。カムリがフルモデルチェンジを行う以上、アルティスも同じくフルモデルチェンジが施行されることと予測されますが、あくまで噂や推測の域を出ません。今は公式の発表を待つしかなさそうですが、2016年秋まであと半年。今後の動向に目が離せません。