高い注目度を誇るタンドラの燃費!

タンドラはトヨタが輸出専用車として北米市場で販売しているピックアップトラックです。フルサイズの堂々としたスタイリングと、どんな道でも走破できる走行性能に惚れる方も多いです。そんなタンドラの燃費について説明します。

タンドラシリーズの歴史

現在販売されているタンドラは実は二代目です。二代目こそフルサイズピックアップトラックですが、一代目はフルサイズではなかったのです。このタンドラは日本国内のトヨタディーラーでは購入する事ができず、北米トヨタが販売する自動車です。日本国内で購入しようと思ったら北米からの逆輸入をして購入する事になります。日本の道路事情には少々見合わないフルサイズピックアップトラックですが、根強い人気を持ち、日本の自動車にはない堂々たるスタイリング、走破性、頑丈さが人気の理由です。タンドラの先代モデルとしてはT100がありますが、T100がアメリカ市場で受け入れられなかった最大の理由がV8エンジンを搭載していなかった事にあります。T100はV6でしたがアメリカではV8がベターであり同時にステータスとして扱われています。ですので、V8の設定がないT100は非常に販売に苦戦してしまった事を受け、V8タンドラが誕生したのです。

初代(2000年~2006年型)

元々、日本で製造され輸出されていたT100の後継者として開発されたタンドラは1999年に販売を開始しています。開発にはT100同様にトラック製造で有名な日野自動車が担当し、北米インディアナ工場が生産しています。タンドラはフルサイズピックアップトラックですが、プラットフォームを共有するSUVセコイアもラインナップされています。エンジンは5VZ-FE型3,400ccLV型6気筒エンジンまたは2UZ-FE型4,700ccV型8気筒エンジンの二種類が用意されており、トランスミッションの設定は5速MTと4速ATの二種類がラインナップされています。2005年のマイナーチェンジで1GR-FE型4,000ccV型6気筒エンジンが採用され、トランスミッションも5速MTと4速ATのラインナップに変更になっています。
北米トヨタのトラックの特徴としてリアエンブレムはトヨタマークは使用せずに、「TOYOTA」と表記がされています。ボディサイズはT100と比べますと大型化が図られていますが、アメリカ大手メーカーのフルサイズピックアップトラックよりも小さめに作ってあります。

初代の中古車相場

北米トヨタを購入する場合は逆輸入になるので、なかなか日本の市場に出回っていないのが現状です。しかし、逆輸入車専門店などもあるので、根気よく探し続ければピッタリの一台に出会うことができます。そんな気になるのが初代タンドラの中古車市場ですが、人気車種の為台数が出回っています。そして、この初代ですと価格も落ち着き購入しやすくなっています。程度にもよりますが、相場は100万円〜200万円の間で購入する事ができます。

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初代タンドラの燃費

気になる初代タンドラの燃費ですが、実燃費平均データが街乗り6km/l高速道路利用で8km/lが平均です。現代のハイブリットカーやエコカーに比べますと劣りますが、タンドラはピックアップトラックであり車重約2tのボディを動かしていますし、それに加えて、初代タンドラのエンジンは非常にパワフルです。高速道路利用時や山道などでも速度ダウンやトルク不足を感じる事はほとんどなく、リミッタースピードまで力強く官能的に吹け上がります。この事を考えますと充分すぎる燃費性能です。

二代目2007年~2014年

初代タンドラはアメリカ大手メーカー3トップ通称ビッグスリーの存在を避けて開発され販売されていましたが、2007年に行われたフルモデルチェンジではビッグスリーを意識し、真っ向から勝負を挑むための車両として開発されています。初代と比べ、ボディとエンジン排気量が拡大化されています。初代タンドラと同様にリアトヨタマークエンブレムは使用しておらずに、「TOYOTA」のアルファベットが継承されています。エンジンは1GR-FE型と2UZ-FE型と新開発のV8型5,700ccの3UR-FE型が採用されています。フルモデルチェンジによって攻めのスタイリングとハイパワーエンジンは非常に好評でビッグスリーを抑えて売り上げを伸ばし続けています。2010年のマイナーチェンジでは4,700ccの2UZ-FE型が廃止され4,600ccの1UR-FE型に変更されています。2014年に再びモデルチェンジが行われ、グリルが大型化され、テール周りのデザインが見直されるなど大幅に外観の変更が行われています。内装デザインは、情報表示ディスプレイの装備、blutooth機能、後方カメラ装備などピックアップトラックとは思えないほど品のあるデザインに仕上がっています。V6型4,600ccエンジンに関しては2010年モデルに比べ37馬力向上となった最大出力270PSを発生させます。

二代目の中古車相場

フルサイズピックアップトラックになり、北米市場で絶大な人気を誇るタンドラは日本国内での人気も非常に高いです。国内仕様車にはないサイズとデザインが人気の理由の一つです。また、トヨタブランドの信頼性も非常に高いですし、故障の際でも国内手配が可能な点も魅力です。そんな二代目タンドラの中古車市場ですが逆輸入特有の輸入経費と人気が相俟って非常に高値での取引が続いています。グレードや年式、走行距離によって開きが大きいですが、約500万円~900万円が相場となっています。値落ちを待って購入したい所ですがトヨタ車という事もありなかなか値落ちしないのが現状です。しかし、車両売却時でも価値が下がりにくい車両ですので購入に関しては比較的求めやすいです。

二代目タンドラの燃費

車両サイズの大型化、エンジンの大幅な変更が行われた二代目タンドラの気になる燃費ですが、初代より燃費は悪くなっています。実燃費データですが平均街乗り5km/lで高速道路利用で7km/lです。数字だけみると非常に大食いの車に見えますが、車重2tを超えている車両をパワフルな大排気量エンジンで動かしている事を考えると、充分に優秀な部類に入ります。エンジンも変更になったことで、さらにパワフルな加速とスピードを実現しているので街乗りで使用しても走りで不便を感じる事はほとんどないです。

まとめ

タンドラシリーズの燃費

上記で各シリーズ毎の燃費を記入してきましたが、最期に見やすいようにまとめておきます。カタログ燃費ではなく、購入者やユーザー様からの意見を参考に平均燃費を出させて頂いています。是非購入の際に参考にしてください。
初代タンドラ 街乗り6km/l 高速道路利用8km/l
二代目タンドラ 街乗り5km/l 高速道路利用7km/l

タンドラの燃費向上方法!

いくら好きな車を手に入れたと言っても、燃費が悪く維持費が嵩むようですと所有する事が苦しくなります。そこで、タンドラの燃費を少しでも改善する方法をいくつか紹介します。まず、アクセルワークですが大型エンジンですので踏み込みますと回転数が上がりパワフルな加速をしてくれるのですが、これがまた燃費の悪化へ繋がりますのでマイルドな加速を意識して大型エンジンを扱うようにします。そして、一番の燃費向上方法が荷台への荷物を極力減らす事です。巨大な荷台をもつタンドラですが、荷物を多く載せてしまいますとただでさえ重い車重がさらに重くなってしまい燃費の悪化へ繋がります。エンジン自体が非常にトルクがありますので燃費の事を考えますと急加速は厳禁です。少しでも燃費を改善して長く付き合える車として楽しみましょう!

逆輸入購入の際の注意点!

日本の道路を走る車両は年間平均走行距離が1万キロ前後と言われています。しかし、面積が広いアメリカの道路事情では年間平均走行距離が3万キロ~6万キロと言われています。北米車などを逆輸入して日本で販売する業者は多くありますが、残念なことにも悪徳業車も存在します。逆輸入車の走行距離が多いことは仕方のないことなのですが、日本国内での販売となると走行距離が多い車両は敬遠されがちです。そこで、悪徳業者はメーター戻しを行います。20万キロ走っている車両をメーター戻しによって5万キロまで戻したりして日本国内で販売します。他にも、鑑定書の偽造や整備履歴の改ざんなど様々な手口を使います。よくあるのが、外見は一見極上車両なのに中身がボロボロなんて事が多くあるようです。ボディは手入れが行き届いて、とても綺麗な車両なのですが、中身のフレームが腐食していたりなどといった事もあります。逆輸入車を購入する際は信頼出来る専門店で購入する事を強くお勧めします。

タンドラが日本で正規販売される可能性

残念な事に、日本で正規販売される可能性は低いです。フルサイズ+V8型エンジンは北米に特化しすぎですし、日本国内の車両の多くはハイブリット、エコカー時代でエンジンも縮小されたダウンサイジングターボが主流です。そのなか、この大排気量+フルサイズは販売に苦戦する事が予想されるので国内正規販売は中々期待ができないです。現在は、各種販売店ごとの平行輸入が続いていますが、しばらくこの販売スタイルが続くでしょう。タンドラは無理だとしても、一回り小さいボディサイズのタコマなら日本市場対応の可能性もありますが、まずピックアップトラックの国内需要が増えない限り厳しいと思われます。

セキュリティシステムは必須

非常に残念な事に、近年車両の盗難やイタズラが増えています。日本国内では特にトヨタ車が海外マーケットに人気という事もあり、狙われています。ハイエースやランドクルーザーが多くターゲットにされていますがタンドラも勿論例外ではなく盗難件数は増えています。トヨタ純正セキュリティだけでは、窃盗団もセキュリティ解除方法を知っているのですぐに破られてしまいます。ですので、社外セキュリティを併用して装着するなどして大げさなぐらいの警戒を心がける事をお勧めします。また、車両以外にもアルミホイールも非常に人気があり、こちらも盗難率が高いです。セキュリティボルトを使用するなどして、できる防犯は極力行うようにしましょう。

タンドラはカスタムも熱い! 

ノーマル車両の状態で街を走っていても、非常に目立ち注目度のあるタンドラですがカスタムシーンも非常に賑わっています。アメリカなどの海外は勿論の事、日本国内でも盛り上がりを見せています。オールペンなどをして個性をだしたり、北米パーツをふんだんに使用する事で北米使用に変更する車両が多いです。他にもガルウィングドアを装着して大口径ホイールを装着しラグジュアリー仕様にしたり、リフトアップしてマッドタイヤを履かせてオフロード車にしたりとカスタムの幅が非常に広いです。海外、国内問わずにカスタムパーツが様々なメーカーから多く出ているので、自慢のタンドラをさらに個性的な車両に仕上げて楽しむ事ができます!

タンドラをお勧めする理由!

ここ最近のSUVブームで街中にはSUVが溢れかえっています。SUVブームが来る前はミニバンがブームだったものです。しかし、意外な事にもピックアップトラックブームというのはないのです。ですので、流行りに流されず大事に長く乗れる車です。トラックといいますと、作業車のトラックをイメージする方が多いかと思いますが、トヨタタンドラは非常にラグジュアリーな内装デザインになっていますし、外観デザインも洗練されています。また、男の方に多いと思いますが、大きい車に乗りたいと思う方は非常に多いです。国産SUVも充分に大きいのですが、フルサイズピックアップトラックは名前の通り日本の道路企画で対応できるギリギリの大きさですので、タンドラを超える大きさを誇る車両に出会う事はまずあり得ませんので非常に優越感を味わう事ができます。ですが、フルサイズゆえにホイールベースも非常に長いので小回りがきかないといった事から、路地などは通行不可の場合があるので走れる道というのを選ぶ事になるリスクはあります。また、全長も非常に長いですので車両感覚を掴むのに苦労する事があります。この手の車両はバックカメラが必須アイテムですので装着するようにしましょう。
いかがでしたでしょうか? トヨタが世界に勝負をかけたフルサイズピックアップトラックタンドラ。意外な事にも燃費はいいですし、1ナンバー登録になりますと維持費も安いので実は維持がしやすい車なのです。