【フォード クーガ】SUV入門用としてもファミリーカーとしても最適な優等生クロスオーバーSUV!

いかにもSUVらしい力強くてガッチリした外観を持つフォード クーガ。そのサイズはコンパクトにまとめあげられていて運転性にも優れたバランスのいいSUVです。今回はカスタマーのニーズにとことん応えたクーガの実態に迫ります!

フォード クーガとは?

最先端を行くモダンクロスオーバーSUV!

クーガはフォードが製造・販売するクロスオーバーSUVです。2008年よりフォードによって発表されました。クーガの特徴はSUVとしてはコンパクトサイズなので運転が楽ながらも本格的でパワフルな走行が可能、何でも載せられる収容力、場所を問わず活用できる実用性を兼ね備えたSUVです。

世界を股にかけるグローバルカー!

このクーガは世界中で展開されているクルマであり、グローバル性が強く世界中の人々から高い人気・評価を得ています。この”クーガ”名付けられたクルマは日本を始め、ヨーロッパ、アルゼンチン、ブルネイ、アフリカの一部で販売されています。一方で、2013年よりフォード エスケープとは姉妹車関係にありますが、その実態は名前の異なる同一車種ということになっています。このエスケープはアメリカ、南アメリカ、プエルトリコ、韓国などで販売されています。つまり、クーガというクルマは実質的に世界中で販売されているわけです。

初代クーガ(2008-2012)

フォードが誇るモダンSUVの登場!

クーガの起源はモンディアル・ド・ロトモビル 2006にて発表されたコンセプトカー、「Iosis X」となっています。このコンセプトカーを基に翌年のフランクフルトモーターショーにて量産型試作車を発表。そして翌年2008年のジュネーブモーターショーにて、正式にクーガが発表されました。

モダンで美しい造形に実用的なインテリア

クーガのエクステリアデザインはこれまでのフォードのSUVとしては一線を画する斬新で大胆なものです。造形は深みがある彫刻のようで、モダンな美しさとダイナミックな力強さが同居していて、誰もがこのクルマに憧れるようなカリスマ性のあるデザインをしています。また、インテリアはSUVならではの広さと実用性を持ち、マテリアルには人体に影響を及ぼす有機ハロゲン化合物類を低レベルに抑える工夫がされており、アレルギー対策は万全。TOX PROOFの認証も受けました。

洗練されたエンジニアリングとシステム機能

初代クーガのエンジンラインナップは発売当初はFF仕様車に136psを発揮する2.0L直列4気筒ディーゼルエンジンとAWD仕様車に200psの性能を持つ2.5L直列5気筒ガソリンエンジンの2種類のみが用意されました。エンジンラインナップは2010年のマイナーチェンジ時に多少変更があり、FF仕様車のエンジンが140psまで、パワーアップ。さらにAWD仕様車にも163psを発揮する2.0L直4ディーゼルエンジンが加わり、クーガのエンジンラインナップは計3種類となりました。

クーガの駆動方式はFFとAWDの2つから選択することができます。AWD仕様車はスタンバイ4WDシステムの一種であるインテリジェントAWDシステムを採用しています。このシステムによって、後輪にトルクを配分し、さらにエンジン、ABS、ESP、TCSなど、さまざまなセンサーから送られてくる情報を瞬時に演算。加・減速時に最適なトルクを車輪に配分することができます。また、発進時、前輪のホイールスピンを防止することなどもでき、非常に高性能なシステム制御となっています。

日本での販売や中古車情報は?

出典:http://www.carsensor.net/usedcar/detail/CU4544496487/index.html?TRCD=200002

初代クーガが日本で販売が開始されたのは2010年10月、グレードラインナップはベースモデルの「Trend」と上位グレードの「Titanium」、2012年に最上位グレード「Individual」が追加され全3種類となりました。中古車市場にも数多く出回っていて、価格は平均して150万円といったところ。程度がよく上位グレードのモデルでも200万円で手に入るので、なかなかSUVとしては買い求めやすい価格帯のクルマではないかと思います。

初代クーガ スペック

寸法
全長:4,445mm
全幅:1,850mm
全高:1,715mm
ホイールベース:2,690mm

ドライブトレイン
駆動方式:FF、AWD
エンジン:2.0L直列4気筒ディーゼルエンジン(FF仕様)、2.0L直列4気筒ディーゼルエンジン(AWD仕様)2.5L直列5気筒

現行モデル クーガは?

出典:http://www.ford.co.jp/suvs/new-kuga

第2世代に突入したクーガ

初代でモダンクロスオーバーSUVとして高い評価を得たクーガ。2012年にはフルモデルチェンジが行われました。その姿がジュネーブモーターショーにて発表され、第2世代の販売が開始されました。そして第2世代クーガはエスケープとも深い関係が築かれます。2011年、ロサンゼルスモーターショーにてフォード エスケープの第3世代が発表。新型エスケープは新しく「ニューグローバルCプラットフォーム」と呼ばれるプラットフォームを採用したこれまでの古典的なSUVのイメージが強かったエスケープとは違う革新的でモダンなSUVとなりました。その理由は、エスケープが北米版クーガとなったからです。そして翌年2012年、エスケープはクーガと共に販売が開始されました。そして、2015年にマイナーチェンジも実施。エンジンがエコブースト搭載の環境性能を向上させたユニットに変更されたりアイドリングストップ機能が付いたりなど、環境性能を改善したモデルへと進化しました。

グレードラインナップと値段は?

現行型のクーガのグレードラインナップは「Trend」と「Titanium」の2種類が用意。

「Trend」
メーカー希望小売価格:3,640,000円
燃費:12.7km/L
主な特色:1.5L 直列4気筒 EcoBoost

「Titanium」
メーカー希望小売価格:4,240,000円
燃費:10.0km/L
主な特色:2.0L 直列4気筒 EcoBoost

中古車価格は?

出典:http://www.carsensor.net/usedcar/detail/CU4499902468/index.html?TRCD=200002

現行型のクーガは中古車市場ではそこそこの数が出回っています。価格幅は200万円~350万円で、平均価格が260万円。走行距離が少ない個体が多く、どの個体もコンディションがよさそうです。

現行クーガのエクステリア・インタリアは?

ダイナミズムで深みのあるエクステリアデザイン

出典:http://www.ford.co.jp/suvs/new-kuga#overlay=1249159613353

クーガのエクステリアは「力強さをもっと」を体現されたデザインとなっています。初代から引き続き深くダイナミズムのある造形はそのままにさらなるモダン化が進んだデザインとなっています。フロントは重層感があってスタイリッシュなマスクをしています。それでいて、全体的なボディはゆるやかで綺麗な流線型のカーブを描いています。さらにボディはエアロダイナミクスを効率的にした引き締まったフォルムをしており、サイズ自体もクロスオーバーSUVとしてコンパクトに収まっており、優れたダイナミズムと同時にスマートさも体現しています。

SUVの実力発揮!広くて実用的な居住空間!

出典:http://www.ford.co.jp/suvs/new-kuga#overlay=1249159613746

クーガの居住はSUVならではの広くてゆったりと過ごせる空間となっています。高級感もありながら硬くなりすぎず、スポーティさも持ち合わせたバランスの取れたデザインとなっています。実際その乗り心地も柔らかく身体を包み込んでくれるし、しっかりホールドもしてくれて横Gから身体を守りドライビングに集中することができるようになっています。

またラゲッジルームも大容量。通常時で406Lもの容量があります。さらにリアシートは6:4の分割可倒式。多彩なシートアレンジを可能としていて、乗車人数や荷物の大きさなど状況によって臨機応変にシートを対応させることができます。これによって得られる最大荷台容量は1,603Lにもなります。また、トランクフロアを下げることも可能で高さの調節も可能です。

魅力あふれるインテリアと日常に便利なテクノロジーが満載の装備・機能!

出典:http://www.ford.co.jp/suvs/new-kuga#overlay=1249159613574

内装装備もスマートシステムを数多く搭載したハイテクなものとなっています。まず、「SYNC with MyFord Touch」という機能。このシステムではハンズフリーでさまざまな操作をすることが可能としています。ボイスコマンドでエアコンを操作したり、Bluetoothを接続したスマートフォンで電話をかけたり、音楽を聴いたりできます。また、各種設定や情報は8型タッチパネル式ディスプレイ上に表示され、タッチ操作することも可能です。

買い物時に役立つ機能となっているのは「ハンズフリーパワーリフトゲージ」。この機能はリアバンパーの下に足をかざすだけで、荷台のドアを開けることができるシステムでコンパクトSUVとして初めてクーガに採用されました。これで買い物時に荷物で手がいっぱいのときも手でドアを開ける必要がなく足で荷台を開けることができる画期的な機能となっています。

ほかにも「ブラインドスポットインフォメーションシステム」を搭載。この機能は走行中にドアミラーにより後方約3mまでのブラインドゾーンをレーダーセンサーで監視。車両をキャッチすると、ドアミラーに内蔵したインジケーターを点灯させてドライバーに警告し、安全な車線変更をサポートしてくれます。

「アクティブシティストップ」と呼ばれるドライバーアシスト機能もしっかり搭載。このシステムの仕組みは、フロントガラスの最上部に取り付けられたレーザーセンサーが前方約6mの範囲を常に監視し、前を走る車両や停止車両をを検出します。これにより渋滞のときや市街地での走行中に、もし前方車両に近づきすぎたりして衝突の可能性がある場合、衝突を防ぐためにアシストシステムが自動的にブレーキをかけてドライバーをサポートします。前方との車両の相対速度差が15km/h未満では衝突を回避すことができ、15~30km/hの場合は衝突した際のダメージを軽減してくれます。

また、クーガのキーはそれ自体を持っているだけでドアロックの開閉をハンズフリーで行うことが可能です。キーを持ったままクーガに近づけばドアは自動的にロックを解除。エンジン始動はプッシュボタンスタート式となっています。

現行クーガの車体情報や燃費情報は?

出典:http://www.ford.co.jp/suvs/new-kuga/gallery?intcmp=vhp-module-gallery#overlay=1249159868294

スムーズさをとことん追求した見事な走り!

クーガの走りは単にコンパクトカーを運転する感覚とも、乗用車をノロノロ操作する感覚とも違い、何でもない普通の道を一度走っただけで実感できるスムーズで軽やかな走行感覚が持ち味です。その秘密はクーガに採用されている「インテリジェントAWD」と呼ばれるシステム。これにより天候の変化に合わせてトルクを最適化。それを0.016秒ごとに調整してホイールへ伝達し、コーナリングとトラクションに滑らかさと余裕を持たせるのです。これに加えて、「トルクベクタリングコントロール」でトルク配分ディファレンシャル効果を発揮し、もともとのシャシー性能と合わさって高いコーナリング性能と安定感を生んでいるのです。車体側にもこれだけの工夫がありますが、車内で握るハンドリングにも「EPAS」というパワステを装備。すべてのシステムが相互し合って軽やかで優雅なハンドリングを実現します。

EcoBoostが可能にした高度な環境性能!

EcoBoostはすぐれた燃費性能を実現しながら、ハイクラスの車両とくらべても遜色ないほどのパワーを産む効率性のいいフォード独自のシステムです。「Titanium」には2.0L EcoBoostエンジンを搭載。242psという大型SUVに匹敵するパワーを発生しています。「Trend」が搭載するのは、トルクフルな走りと低燃費を実現したバランス型の1.5L EcoBoostエンジン。アイドリングストップ機能も搭載し大幅に燃費性能を向上させました。

燃費消費率
「Trend」:12.7km/L
「Titanium」:10.0km/L

現行クーガのスペックは?

出典:http://www.ford.co.jp/suvs/new-kuga/gallery?intcmp=vhp-module-gallery#overlay=1249159868066

スペック

寸法
全長:4,540mm
全幅:1,840mm
全高:1,705mm
ホイールベース:2,690mm

ドライブトレイン
「Trend」
駆動方式:AWD
エンジン:直噴式インタークーラー付ターボ
排気量:1,998cc
最高出力:242ps/5,500rpm
最大トルク:345Nm/2,000-4,500rpm

「Titanium」
駆動方式:AWD
エンジン:直噴式インタークーラー付ターボ
排気量:1,497cc
最高出力:182ps/6,000rpm
最大トルク:240Nm/1,600-5,000rpm

まとめ

フォード クーガはクロスオーバーSUVとして順当に進化した結果の上に生まれた優等生なSUVと言えるでしょう。力強くて頼りがいのあるデザインにコンパクトなサイズは扱いやすく、居住空間や荷台空間にも恵まれた実用性、そして軽やかで余裕のある走りと機能性の高い装備で、モダン性や順応性も抜群。クーガが家庭に1台あれば事足りるのは間違いありませんので、ファミリーカーとしての役割を十二分にこなせます。それにいかにもSUVらしいイメージが強いこのクルマですが、イージードライブなクルマなのでSUV入門車としては格好の1台でしょう。