【おすすめのコンパクトカー】毎日使うから、選び方にはこだわりたい。各社の売れ筋のクルマが盛りだくさん!

コンパクトカーだからって我慢が必要だと考えられている方も多いのではないでしょうか? 実はコンパクトカーにも、魅力的な車種は沢山あるんです。趣味のクルマではないからこそ、こだわりたい方におすすめのモデルを、8車種まとめました。

クルマ好きからも熱い視線が注がれている スズキ スイフト

コンパクトカーで外せないのはスズキのスイフト。スイフトスポーツによってモータースポーツ界やファンの間でも人気の車種で、スポーティなイメージが強い方も多いと思います。販売面でも年間5万台以上を記録し、国外でも人気のスズキを代表する車種に成長しました。

特別仕様車やマイナーチェンジ多く存在するため細かく分けるとラインナップが多く全てのモデルを把握するのは難しいですが、大きく分けると初代、2代目、3代目(現行)となっていますので各世代について詳しく知りたい方は下のリンクをご覧ください。

先ほども少し触れましたが、モータースポーツでもラリーのJWRCで大活躍を収め、シリーズチャンピオンにも輝き、そのポテンシャルの高さを証明しました。それも功を奏して、車好きの中でも高い運動性能が評価され、スイフトスポーツは愛されています。

自動車販売台数首位をカローラから奪った傑作コンパクト、ホンダ フィット

最近の日本ではハイブリッドカーが大人気。登録車(軽自動車ではない白いナンバープレート)部門では、トヨタのコンパクトハイブリッドカーであるアクアが首位をずっと続けています。しかし、かつては日本で一番売れていたのはトヨタのカローラでした。日本人の心とも言うべき4ドアセダンのカローラは、登場以来多くの人に愛されてきたのです。

ではカローラから首位の座をいきなり奪ったのがアクアだったのかというと、そんなことはなく、その世代交代期に注目を集めたのがフィットでした。セダンと異なりハッチバックの実用的な車体形状、燃料タンクを前席の下に移すことで得られた、それまでの常識はずれの広大なラゲッジスペース。後席を跳ね上げて買ってきた植木を縦に載せることもできれば、後席を倒してロードバイクを積むこも可能。しかも立体駐車場に入れる車体の高さ。まさに万能車を体現したのがフィットでした。フィットのおかげでハッチバックの便利さが浸透しなければ、アクアのようなコンセプトのモデルも、もしかすると生まれていなかったかもしれません。

リコール騒動などでケチがついてしまった最新のフィットですが、とにかくいっぱい積みたいという万能コンパクトをお求めの方には、依然として他では代替できないおすすめコンパクトモデルだと言えるでしょう。

ストレスフリーなコンパクトカーライフを、トヨタ アクア

大ヒットしたフィットから、その主役を奪ったのが、前述したアクアでした。販売ランキング的には一時期はプリウスが入っていたこともあるのですが、プリウスは比較的高価なモデル。カローラから続く国民的コンパクトの座は、フィットがハッチバックの便利さを浸透させつつ、最終的にトヨタのアクアが奪取したと言えるでしょう。

ストレスフリーとは書きましたが、トヨタのハイブリッドカーはアクセルやブレーキに対する反応のリニアリティに欠けるという指摘が多いのも事実。状況によっては、逆にストレスをためてしまうこともあるかもしれません。一方でエンジンとモーターの共同作業による力強い走りは、毎日使う道具として十分な快適性を提供してくれます。

コンパクトカーは経済性が大切で、どうしてもパワーが控えめだったり、燃料タンクが小さかったりという事情を抱えてきました。特に大きなセダンなどからコンパクトカーに乗りかえると、例えば長い上り坂で、もっとパワーがあったらなぁとか、ガソリンスタンドに行くたびに、満タンからもっと長い距離を走れたらなぁという、そんな細かいストレスが気になる方には、アクアはおすすめの選択肢。日常のパートナーとして求められる最大限のパフォーマンスを発揮してくれるコンパクトカーなのです。

運転の楽しさと燃費の良さを両立させたい方へ、スズキ イグニス

フィットやアクアではどうも味気ないんだよなぁ、でもさすがに軽自動車では長距離移動が辛いかなぁ、かといって輸入車は高価だし、販売店も遠いし…。そんな悩みを抱えている方に、絶妙なバランスのコンパクトカーが登場しました。スズキのイグニスです。

イグニスは、元は初代スイフトのヨーロッパでのモデル名。少し車高が高く、積雪地なども考慮されたクロスオーバースタイルでしたが、そのコンセプトを継承しながら最新のテクノロジーを投入、日本をはじめ世界中で新しいモデルとして再スタートを切ることになったのです。

全長は3.7m程度で、アクアやフィットよりは小さいけれども、軽自動車よりは荷物も積め、大人4人で乗ってもストレスを感じない絶妙なボディサイズ。スクエアなボディ形状も、後席の快適な居住性に一役買っています。ハイブリッドシステムは、トヨタやホンダが採用している高価で複雑なものではなく、出力の小さな簡易的なもの。停止直前まで走行中にエンジンが止まることはありませんが、元のエンジンの効率の良さも相まって、なかなかの低燃費で走れますし、ちまたのアイドリングストップ車と異なり、エンジン再始動も静かでスムーズです。

そして何より、この濃縮感あふれるデザイン!ガンダム風のフィットのデザインなどが苦手な方には、このスクエアなデザインはドンピシャでしょう。約7万円のオプションを追加すれば、サイドエアバッグやカーテンエアバッグ、高精度のステレオカメラ式衝突防止ブレーキなども追加され、安全性にも死角なし。夢と現実の間に悩むクルマ好きにとって、イグニスは救世主となってくれそうです。

小回りナンバーワン、スマート for Four

スマートといえば2人乗りの小型車を連想される方が多いのではないでしょうか。2人乗りのスマートは抜群の取り回しで、また初代モデルには軽自動車仕様も設定されているなど、シティカーとして魅力的でしたが、2人乗車時の荷室の広さはそれなりでしたし、高速道路ではひょこひょこして辛かったのも事実。何より2人しか乗れないというのは、セカンドカーとして選ぶならともかく、1台だけしか所有できない場合、ちょっと勇気のいる選択肢でした。

でも、もう大丈夫。最新のスマートは日本では4ドアの4人乗りモデルを基本として販売されます。この4人乗りスマートは、フランスはルノーとの共同開発。乗り心地に定評のあるルノーとの協業のおかげか、特にコンパクトカーでは弱点になりがちな後席の乗り心地が非常に良いと、随所で評判です。そしてメルセデス・ベンツならではの高い安全性も確保しています。

何より特筆すべきは、これまでの伝統だったリアエンジンを継承していること。リアにも重量がかかることが、後席の乗り心地に貢献しているという話もありますが、最大のメリットは何といっても取り回しの良さです。前輪は駆動することを考えず、回ることに特化できるので、ハンドルが切れる切れる!その最小回転半径、なんと4.1m。冒頭で紹介した軽自動車のスズキ アルトでさえ、ベースグレードで最小回転半径は4.2m、タイヤの大きな上級モデルなら4.6mまで大きくなりますから、この小回りにはちょっとびっくりしますね。

ちなみに全長も軽自動車+αの3,495mmという短さ。こんなに短いと室内の広さが辛いのではないかと心配な声もあるかもしれませんが、これもリアエンジンのなせるわざで、ボンネットの中身が補機類などで少なくなっているので、前席の位置がかなり前よりに設定できているのです。

パッと見には小さな車体に対して、価格は高めですが、所有すればそれに見合った満足感を得られることでしょう。

兄弟車のルノー トゥインゴも導入間近?

最新のスマートとの共同開発に携わったルノーからは、4ドアモデルの兄弟車としてトゥインゴが発売されています。日本への導入はまだ実現していませんが、2015年の東京モーターショーに参考出品されるなど、かなり期待が高まっている状況です。

販売シェアが少なく、販売網も弱いルノーは、近年はかなり戦略的な価格設定を行っています。もしかするとトゥインゴは、スマートよりも安く新車販売される…かもしれませんよ。

退屈な日々にフランスのエスプリを、シトロエン C3

毎日の通勤路、毎日同じ景色。そんな景色を一変させてくれるかもしれないのがフランスからやってきた、シトロエン C3です。導入当初は古臭かったオートマチックトランスミッションが、最近新型のマニュアルトランスミッションをベースにした高効率なものに変更されたとか、3気筒の軽量なエンジンが採用されたとか、色々と細かいエピソードはあるのですが、そういう細部は一旦横に置いて、注目してもらいたいのが巨大なフロントガラスです。

ドライバーの頭上まで回りこむような、このフロントガラス。シトロエンはゼニスフロントウィンドウと呼んでいるのですが、遮るもののない一枚のガラスは、頭上に非常に広いパノラマビューを提供してくれるのです。例えばオープンカーだとフロントガラスの縁が意外と邪魔になることがしばしば。サンルーフだと言わずもがな。しかしゼニスフロントウィンドウは違います。あたかもそこにガラスがないような、新鮮な景色がそこには待っています。

想像してみてください。赤信号での停車中、ふと見上げると目に入る青い空。白い雲。かわりばえしない日常が変化する瞬間、まさにフランスのエスプリ。日常を変化させたい方には、ぜひおすすめしたいコンパクトカーです。

ちなみにこのゼニスフロントウィンドウ、サンバイザーと一体化されたサンシェードがついていて、日本の真夏では引き出して、普通のクルマと同じように日差しを遮ることも可能ですのでご安心を。

マニュアルトランスミッションで街を駆ける!ルノー ルーテシア

フランスの自動車会社の中でも、文化系に見られがちなシトロエンに対して、ルノーはどこかスポーティーなイメージがあります。実際、最近でこそラリーシーンでの活躍著しいシトロエンですが、創業者のアンドレ・シトロエンはモータースポーツには否定的でした。対してルノーはリアエンジンの実用車を長く販売していたこともあり、それをベースにしたスポーツカーのアルピーヌを吸収合併するなど、モータースポーツには積極的なメーカーでした。

そんなルノーのコンパクトカーであるルーテシアは、最新モデルが2013年から日本にも導入中。抑揚に富む複雑なプレスラインに、齧歯類のような顔立ち、裏道を駆けまわって、街から飛び出していくような勢いを感じさせるデザインとなっています。

注目は、日本車のこのクラスでは珍しくなったマニュアルトランスミッションの設定があること。それもスポーツモデルではなく、3気筒の小さなエンジンとの組み合わせです。輸入車では選択肢が多いマニュアルトランスミッションですが、多くはスポーツモデルとしての組み合わせ。こういうベースグレードのマニュアルトランスミッションというのは、プジョーやルノーしか導入していない貴重な存在です。

ルーテシアの3気筒モデルは、軽量な車体と上級モデルよりもしなやかだと言われる足回りで、仕事からの帰り道や、休日のドライブを彩ってくれることでしょう。サーキットに持ち込むような走りはしないけど、何が何でもマニュアル派だ!という方におすすめです。

もちろん2ペダルのグレードもラインアップ。こちらはしっかりとした足回りのGTグレードの注目度が高まっています。

ディーゼルエンジンでどこまでも行けそうな高速低燃費、マツダ デミオ

最後は、ふたたび日本車に戻ってきて、マツダからデミオを紹介しましょう。こちらのデミオ、このクラスでは珍しいディーゼルエンジンが搭載されているのがポイント。圧倒的なトルクで高いギア比で走ることができるので、郊外の快走路や高速道路での燃費の良さは、ハイブリッドカーを上まってしまうほど。しかもディーゼルゆえの燃料代の安さから、ガソリンスタンドでは思わず笑みがこぼれるかもしれません。

常に街中だけしか走らない場合、排気ガスをクリーンに保つための燃焼フェーズなどに入る場合があり、燃費が一次的に低下するなど(それでも十分に良いのですが)ディーゼルの良さを完全には味わい尽くせない一面もあるのですが、週末のロングドライブが好きな方には、デミオのディーゼルはおすすめのコンパクトカーです。

ディーゼルの影に隠れがちですが、もちろんガソリンモデルの仕上がりも、かなり良いですよ。

まとめ

最新のおすすめコンパクトカーを8車種紹介してきましたが、いかがだったでしょうか? 今回は新車を中心にまとめましたが、中古車に目を向けると、かなり趣味性の高いモデルも視野に入ってきます。こだわりのコンパクトカー選びで、クルマの楽しさを存分に味わってみてはいかがでしょうか。