【トヨタ 次期センチュリー】新型は東京モーターショー2017で初披露?V12消滅!TNGA FRとV8HV採用?

2015年1月3日付の中部経済新聞の報道によれば、現行型センチュリーは2017年にフルモデルチェンジされるとのことでした。報道から1年。この間にトヨタは排気量のダウンサイジングをすすめ、TNGAプラットフォーム構想を発表し、ハイブリッドだけでなく燃料電池車やPHVの普及もすすめ、ブランドイメージ共通のスピンドルグリルを採用し続けています。果たして次期新型センチュリーもその流れに乗るのでしょうか?

これまでに判明している次期センチュリーの情報

次期センチュリー開発の一報は、2015年1月3日付の中部経済新聞社でした。報道内容による次期センチュリーの概要は、

●トヨタグループ創業者、豊田佐吉氏生誕150周年である2017年に発表
●レクサスLS600hLをベースに、ハイブリッド化
●デザインはキープコンセプト

でした。その後に入手した情報をまとめてみました。

次期新型センチュリーはどうなる?

ハイブリッド専用車になり、V型12気筒は消滅!

現行型トヨタ センチュリー
外装色は神威 エターナルブラック

まずは残念なお知らせです。日本車では唯一V型12気筒エンジンを搭載している現行型センチュリーですが、そのV12エンジンは消滅予定です。ほぼ手作りによるセンチュリー専用エンジンのため、生産コストが割高なためです。
さらに燃費が悪いといわれるようになりました。JC08モードで7.6km/Lです。5,000ccクラスのエンジンとしては優秀な燃費ですが、世間が求める環境性能には適合しなくなってきています。

そこで既報通り、現行型レクサス LS600hに搭載されるハイブリッドシステムの改良型が搭載される見込みです。コアユニットである2UR-FSE型V型8気筒エンジンは改良され、燃費も30%程度の向上が見込まれています。またすでに生産されているエンジンですので、量産効果も高く製造コストも抑えられる模様です。

次期センチュリーとレクサス LSの車格は?

次期センチュリーは現行型レクサス LSのハイブリッドシステムをリニューアルして搭載?

次期センチュリーにレクサス LS譲りのハイブリッドシステムを搭載するとなると、気になるのはセンチュリーとレクサス LSの車格の違いです。センチュリーはトヨタブランドのフラッグシップであると同時に、日本車のフラッグシップと言っても過言ではありません。どのように差別化を図るのでしょう?

答えはシリンダー数です。レクサス LSハイブリッドにはV6エンジンをコアユニットにしたハイブリッドが搭載される模様です。排気量が同じだとしても、シリンダー数でセンチュリーの格上感を演出するようです。

TNGA FRプラットフォーム採用!?

TNGA FRプラットフォーム採用第1号のレクサス LC。2017年4月に日本でも販売開始予定。

次期センチュリーは、TNGA FRプラットフォームを採用するそうです。このプラットフォームは、2016年1月に発表されたレクサス LCのプラットフォームです。TNGAの方針の1つに「開発車両のグルーピング」があります。レクサス LCは次期レクサス LSクーペとも言われていますので、次期センチュリーとあわせて3兄弟になる模様です。1,000万円クラスの高額車の3兄弟とは何だか恐ろしい気もします(笑)

収益性を追求する次期型センチュリー!

現行型は原価割れのセンチュリーも適正価格になる?

次期型センチュリー、次期型レクサス LS、レクサス LCがグルーピングされることにより、収益性を確保する方針です。現行センチュリーは利益を生み出すためのクルマではなく、技術の継承を行うためのクルマです。ハンドメイドで製造され、1,200万円の販売価格では製造原価割れとは有名な話です。
そんなセンチュリーが遂に利益を求めるクルマになるのです。現行モデルには日本の伝統工芸も随所にあしらわれています。次期新型センチュリーも、そんな粋なクルマになるのでしょうか? それともオートメーションで製造されるただの大型セダンになってしまうのでしょうか? ちょっと心配ですね。

次期型センチュリーはFR!?

FR化は整備性向上も目的の1つなのかもしれません。

現行レクサス LSハイブリッドは4WD仕様のみですが、次期センチュリーはFRを採用するようです。これはセンチュリーの用途が主にショーファードリブンであるためです。雪道走行や120km/h以上の高速走行を行う機会が少ないため、駆動輪を後輪に限定するようです。またメカニズム的にもシンプルになるので、故障の発生率も抑えられ耐久性や整備性が向上するからではないか、と筆者は考えています。

初披露は東京モーターショー2017?

東京モーターショー2015で公開された次期レクサス LSの燃料電池車のコンセプトカー。東モ2017で次期センチュリーが初披露されるのか?
Photo by yino19700

次期センチュリーが、トヨタグループ創業者・豊田佐吉氏生誕150周年にあたる2017年に発表されることはほぼ確定と思われます。では、何月に発表されるのでしょう。こればかりは全く情報が入ってきていませんので、マーケット情勢からの予測です。はっきり言えば、筆者の勝手な予想です(笑)

2017年前半に発表はないでしょう。4月には消費税が10%に増税される予定です。消費意欲や設備投資意欲が大幅に落ち込むことが予想されるからです。
後半には東京モーターショー2017が10月後半から11月初頭にかけて開催されるものと思われます。消費増税から半年経過し、人々の購買意欲も回復するであろうこのタイミングは、次期センチュリーを発表する絶好のタイミングではないでしょうか? 

ということで、次期センチュリーは東京モーターショー2017でワールドプレミアを迎えるものと予想します。

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【まとめ】次期センチュリーはどこまで伝統を受け継ぐのか?

ハンドメイドのセンチュリーは現行型が最後か?
Photo by yino19700

次期型センチュリーのまとめ、いかがでしたでしょうか。時代の要求とはいえ、センチュリーまでハイブリッド化され、V12エンジンが廃止になるのはなんとも寂しい限りです。またハンドメイド工程がどれくらい残るのか、伝統工芸品で作られた室内装飾がどれほど残るのかも、まだ不透明です。次期型に不安を感じる方は、現行型がおすすめです。

TNGA構想でLS、LCとグルーピングされる次期センチュリーのお値段は、収益性を考慮して1,500~2,000万円程度になると予想されています。意外と値上げ幅が少ないように思えます。それだけにどこまで現行型のような「こだわり」や「らしさ」を継承しているのか、気になるところです。