【トヨタ アバロン】北米トヨタの頂点に君臨するフラグシップモデルの魅力!日本での中古車情報や輸入情報、燃費も!

主にアメリカを中心にトヨタのフラグシップとして存在するアバロン。セダンとしては最大級の大きさとなっているため、日本ウケはややイマイチなのですが、弱点はそれだけでその完成度・実力は高く、性能に恵まれたクルマとなっています。今回はそんなアバロンの魅力をご紹介します。

トヨタ アバロンとは?

トヨタが誇るフルサイズセダン

アバロンは北米トヨタが製造・販売しているセダンで、セダンとしてはフルサイズとなっている大型で上級なクルマです。また、北米トヨタのフラグシップカーでもあり、上質で精巧なデザインや作りは数あるトヨタ車の中でもひときわ存在感を放っています。そもそもアバロンは1992年に製造が中止されたトヨタ クレシーダの後継車種にあたります。クレシーダはマークII クレスタの日本国外仕様という位置づけのクルマでした。当時からアメリカではトヨタ車の最高級に君臨するクルマでしたがサイズ的には中型の高級セダンであったことを考えると、後継車のアバロンは大型化によって広い道路や大きな身体の人にも快適な車内空間が設けられていることから国外に的を絞ったクルマとしてさらに洗練化された印象があります。

アメリカ生まれで好セールスを記録!世界各国での販売も

アバロンは1994年、先代のクレシーダが販売中止になってから2年の月日が経過してから販売されるようになりました。当初はアメリカ・ケンタッキー州にある北米トヨタの工場、Toyota Motor Manufacturing, Kentucky, Inc.で開発・製造されました。アメリカでの人気の高さも考えると、アバロンはアメリカ生まれで高い人気を得たアメリカに特化したトヨタのセダンに思えるかもしれません。実際のところ、アバロンは売り上げも好調で、2013年~2015年の年間平均売上台数は66,000台にもなり、1992年~2015年までのアバロンの総売上台数は1,317,776台にもなります。フラグシップモデルとしてこれほどの功績を収めれば十分と言えるでしょう。しかしながら、活躍の場はアメリカだけではなく、アバロンはこれまでに世界各国で展開されてきました。過去には、2000年~2005年まではオーストラリアでも販売。そして日本でも逆輸入という形で正規販売されている次期がありました。現在アバロンが販売されている国は、アメリカのほかにカナダ、プエルトリコ、韓国、中東の国々となっていて、まさに世界規模で活躍するセダンとなっています。

初代アバロンは?

出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Toyota_Avalon

クレシーダからバトンを受け継いだフラグシップセダンの誕生

初代アバロンは1994年に発表され、1995年モデルとして販売が開始されました。先代のクレシーダが直列6気筒エンジンの後輪駆動仕様だったのに対し、その後を引き継いだアバロンはV型6気筒の前輪駆動。よりモダンで高級なセダンを目指した仕様となりました。また、192hpの最高出力を誇る3.0L 1MZ-FE型エンジンを搭載した最初のモデルとなりました。車体に関しては、カムリと同じプラットフォームが採用されています。前列のシートには運転席と助手席に加えて、当時アメリカで流行していたフロントベンチシートも用いられ前列3人、後列3人で計6人が収容できるキャパシティーとなっています。さらにシフトレバーもアメリカでよく用いられていたコラムシフトレバーを採用。アメリカンテイストな内装となっています。1997年、1998年にはマイナーアップデートが行われ、より安全面を強化するなどのアップグレードが見られました。そして1999年に初代は販売終了し、第2世代アバロンへと移ることとなります。

ちなみに、前述した2000年~2005年にオーストラリアで販売されたアバロンは第2世代ではなく、当時すでに型落ちとなっていたこの初代を新しく進化させたオーストラリア仕様として独自の進化を遂げたモデルでした。そして2006年以降は、後継車としてトヨタのオーストラリア専用高級セダン、オーリオンが登場しました。

日本での販売もあった初代 中古車情報もGET!

初代アバロンはアメリカで生産され、日本にも逆輸入されトヨペットで購入することが可能となっていました。なお、初代アバロンは当時のトヨタが日本で展開するセダンとしては最大のサイズとなっていました。そして現在もその中古車が販売されているのを発見しました。日本で中古車市場に出されているアバロンの中古車は今のところこの1台しかありませんでしたが、その1998年式アバロンの価格はなんとたったの18万円となっています。正直なところ、狭い道が多い日本では、アバロンよりももっと実用性が高いコンパクトなトヨタのセダンがあったため、アメリカ色の強いアバロンはあまり受け入れられなかったようです。

第2世代型アバロン

出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Toyota_Avalon

トヨタラグジュアリーセダンを確立させたモデル

第2世代は1999年~2004年まで製造され、車体はカスタマーの要望によりさらに大型化したセダンとなりました。それでもプラットフォームは初代と同じくカムリと共有。エンジンはVVT-iテクノロジーが新しく採用されたV型6気筒エンジンを採用し、210hpものパワーを産みだします。2003年にはマイナーチェンジが施され、フロントグリルやフロント/リアライトが新しいデザインとなりスタイリッシュな外観になりました。

日本でも販売された第2世代

第2世代も2002年~2004年の間だけですが、初代と同じく逆輸入という形で日本でも販売されました。しかし、アバロンの業績は不調でこのモデルをもって日本トヨタはアバロンの逆輸入を取りやめることとなりました。なお、第2世代の中古車は現在のところオンライン上で確認できる中古車市場には出回っておりません。

第3世代型アバロン

出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Toyota_Avalon

一気にモダンに進化したアバロン

第3世代は2005年に登場、このモデルは北米を中心に展開されたためヨーロッパや日本への販売はありませんでした。このモデルは従来よりもさらに大型化して、ついにその全長は5mを超えました。なお、エアロダイナミクスにも優れた今回のアバロンは空気抵抗係数値が0.29Cdを記録し、セダンとして上々のできとなっています。エクステリアデザインは近代化が進められ、見事なスマートラグジュアリーな世界観が体現されています。また、エンジンも新開発され生まれた2GR-FE型3.5LV型6気筒エンジンとスペックも高くなり、最高出力は280hpを発揮し、0-100km/hも6秒で加速するという動力性能においても優れたセダンとなりました。グレードラインナップは標準グレードとなる「XL」を始めとして,「Touring」,「XLS」,「Limited」が用意されました。

そして、現行型アバロンへ!

第4世代となったアバロン 2016年からマイナーチェンジドモデル!

2012年から、第3世代に代わって登場した第4世代。ハイブリッドモデルなどもラインナップに並び、環境性能なども含めてこれまでになかったアプローチやテクノロジーが用いられたフラグシップとして相応しい完成度に仕上がったクルマとなりました。そして2016年モデルよりマイナーチェンジも施された新第4世代アバロンが販売されています。

グレードラインナップと価格は?

「XLE」
メーカー希望小売価格:$32,650(3,500,000円ほど)
主な装備:ヒート機能付きレザーシート、スマートキーシステム、ナビ付きEntuneオーディオプラスなど

「XLE Plus」
メーカー希望小売価格:$34,400(3,800,000円ほど)
主な装備:パドルシフト、自動開閉式ムーンルーフ、オートリアビューミラーなど

「XLE Premium」
メーカー希望小売価格:$35,850(3,900,000円ほど)
主な装備:ナビ付きEntuneプレミアムオーディオ、運転席・ドアミラーメモリーシステム、ワイヤレススマートフォンチャージャー、ブラインドスポットモニターなど

「Touring」
メーカー希望小売価格:$37,050(4,000,000円ほど)
主な装備:スポーツ仕様ツーリング専用サスペンション、ブラックウッドグレインスタイルインテリアトリム、自動点灯LEDヘッドライトなど

「Limited」
メーカー希望小売価格:$40,450(4,500,000円ほど)
主な装備:ヒート機能付きプレミアムレザーシート、HIDクアドラビームヘッドライト、後部座席用エアコン、ヒート機能付きリアシートなど

「Hybrid XLE Plus」
メーカー希望小売価格:$36,650(3,900,000円ほど)
主な装備:スマートキーシステム、自動開閉式ムーンルーフ、オートリアビューミラーなど

「Hybrid XLE Premium」
メーカー希望小売価格:$38,100(4,200,000円ほど)
主な装備:ナビ付きEntuneプレミアムオーディオ、運転席・ドアミラーメモリーシステム、ワイヤレススマートフォンチャージャー、ブラインドスポットモニターなど

「Hybrid Limited」
メーカー希望小売価格:$41,950(4,700,000円ほど)
主な装備:ヒート機能付きプレミアムレザーシート、HIDクアドラビームヘッドライト、後部座席用エアコン、ヒート機能付きリアシートなど

現行型アバロンの特徴とは?

出典:http://www.toyota.com/avalon/2016/photo-gallery/photos

エクステリアやインテリアは?

新型アバロンの外観はこれまでの路線通り、大型でズッシリした巨大なボディにスマートな印象を受けるデザインを踏襲しています。今回の新型ではそんなインテリっぽいラグジュアリーセダンの中にも少しスポーティなテイストがされており、特にフロントグリルやパネルなどはトヨタの高級ブランドであるレクサスのスポーツセダンを思い出させます。ボディも全体的により空力に優れたデザインとなっていて、いたるところに絞り込みが見られ、低重心なフォルムをしています。

また、インテリアはさすがは北米トヨタのフラグシップと言える完成度です。フルサイズセダンのアドバンテージを存分に活かした車内は座り心地がよく全身の重力をそっと受け止めてくれるレザーシートと共にゆったりした快適で上品質な空間となっています。その内装の細部にいたるまで精巧に作り上げられていて、レクサスの中級車と比べても遜色ないほどの出来になっています。1つ1つの席がまるで個別の空間かのようなくつろぎを与えてくれます。普段使いでこれほど快適なクルマに乗れれば、通勤ラッシュで渋滞に引っかかってもストレスフリーでいられそうなほどです。インパネにはタッチディスプレイを完備。このシステムの中には多彩なアプリケーション、パーキング時に便利なリアビューカメラ、トラフィック情報まで的確に伝えてくれるHDナビが搭載されています。さらにセンターコンソール付近にはワイヤレススマートフォンチャージャーを装備。そこにスマホを置くだけで充電されるという画期的なシステムとなっています。

出典:http://www.toyota.com/avalon/2016/photo-gallery/photos

出典:http://www.toyota.com/avalon/2016/photo-gallery/photos

出典:http://www.toyota.com/avalon/2016/photo-gallery/photos

出典:http://www.toyota.com/avalon/2016/photo-gallery/photos

走行性や環境性能にも優れたパッケージング!

出典:http://www.toyota.com/avalon/2016/photo-gallery/photos

アバロン”心臓”であるエンジンには前世代から引き継がれた3.5LV型6気筒エンジンを搭載。パフォーマンスは公式では268hpとなっていて前世代の280hpから数値が変わっていますが、これは出力の測定方法であるSAEテストの手順が変わったために数値も変わっただけで、実際の最高出力は同じとなっています。なお、ハイブリッドモデルには2.5L直列4気筒エンジンを採用。電気モーターと相性もよく燃費性能に特化したエンジンとなっています。なお、「Touring」以外のモデルのサスペンションには独自に開発されたオリジナルサスペンションを採用。スタビライザーバーが取り入れられているこのサスペンションはよりスムーズで、より快適な乗り心地を実現させています。また、走行モードには「ECOモード」のほかに「スポーツモード」も搭載。パドルシフトと併用してクイックなハンドリングと速いエンジンレスポンスでスポーティな走行もしっかり楽しめるようになっています。燃費性能もかなり優秀なアバロン。ハイブリッドモデルの燃費消費率は40MPGとなっていて、これは17km/Lに値します。

現行型アバロン スペック

寸法
全長:4,960mm
全幅:1,835mm
全高:1,460mm
ホイールベース:2,820mm

ドライブトレイン
駆動方式:FF
エンジン:2GR-FE 3.5LV型6気筒エンジン、 2AR-FXE 2.5L直列4気筒エンジン(ハイブリッドモデル)
最高出力: 268hp@6,200rpm、200hp(ハイブリッドモデルシステム出力)
最大トルク:248lb./ft.@4,700rpm
トランスミッション:6速オートマティック

ズバリ!日本で新型アバロンを購入できる?

出典:http://www.tymstar.com/trendauto/ntoy.html

正規ではないものの、専門店で逆輸入車の購入は可能!

今回の新型アバロンも日本への正式な逆輸入はなく、正規のトヨタ販売店でお買い求めすることはできません。ですが、輸入車を専門に販売する店では取り扱われていて、その店を通して購入することが可能となっています。気になる値段ですが、為替相場と連動しているため買う時期によって値段は変化します。参考までですが、全モデルとも現地の新車価格設定から130万円ほど上乗せした値段です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
日本では過去に販売されたものの主に北米をターゲットとしたクルマの仕様は日本の環境では少し大きすぎたのかもしれません。そのため現在では日本トヨタのラインナップにはありませんが、それでもアバロンがバリバリ実力派の高級セダンであることに変わりはありませんし、その完成度は非常に高い仕上がりになっています。