【フォルクスワーゲン ティグアン】次期新型情報や中古車、燃費なんかも徹底解剖

フォルクスワーゲンのSUVというとトゥアレグを思い浮かべるのですが、もう一回り小さいゴルフベースのSUVもあるんです。その名は“ティグアン”猛獣と爬虫類の配合種らしいのですが、せっかくですからしっかりと中身を覗いてみましょう。全体のモデル把握だけでなく、次期モデル情報や実燃費情報も集めてみました。そろそろSUVをお考えでしたら、ぜひ読んでみて下さい。

フォルクスワーゲン ティグアンとは

フォルクスワーゲン ティグアンは、フォルクスワーゲン ゴルフをベースに開発された小型のクロスオーバーSUVです。2006年ジュネーブモーターショーで発表された“コンセプトA”がルーツで、同年11月のロサンゼルスオートショーで市販を意識した“コンセプト・ティグアン”が世界初公開されました。このコンセプト・ティグアンにはフォルクスワーゲンとアウディ、そしてダイムラーと共同開発された次世代ディーゼルエンジン“ブルーテック”が搭載されていました。市販モデルは2007年9月のドイツ・フランクフルトモーターショーで世界初公開・発売されました。日本では翌10月の東京モーターショーに参考出品という形で右ハンドル仕様が初公開されています。日本での発売は、2008年9月です。発売開始から1年で3,200台を超える台数を売り上げています。
“ティグアン”という名前は、“Tiger(トラ:ドイツ語)”と“Leguan(イグアナ:ドイツ語)”の2つからできた造語です。

スペック

出典:http://www.gooworld.jp/catalog/VOLKSWAGEN/TIGUAN/10050300/index.html

●ティグアン トラック&フィールド
ボディタイプ:SUV・クロスカントリー・ライトクロカン
ドア数:5ドア
乗員定員:5名
型式:ABA-5NCAW
全長×全幅×全高:4,460×1,810×1,690mm
ホイールベース:2,605mm
トレッド前/後:1,570/1,570mm
車両重量:1,640kg
エンジン型式:CAW
最高出力:170ps(125kW)/4,300~6,000rpm
最大トルク:28.6kg・m(280N・m)/1,700~4,200rpm
種類:直列4気筒DOHC16バルブICターボ
総排気量:1,984cc
内径×行程:82.5mm×92.8mm
圧縮比:9.8
過給機:IC付きターボ
燃料供給装置:電子制御式
燃料タンク容量:63L
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:9.7km/L
ステアリング形式:パワーアシスト付きラック&ピニオン
サスペンション形式(前):マクファーソンストラット(スタビライザー付)
サスペンション形式(後):4リンク(スタビライザー付)
ブレーキ形式(前):ベンチレーテッドディスク
ブレーキ形式(後):ディスク
タイヤサイズ:215/65R16
最小回転半径:5.7m
駆動方式:フルタイム4WD
トランスミッション:6A/T

新車時販売価格:3,600,000円

スポーツ&スタイル

出典:http://www.gooworld.jp/catalog/VOLKSWAGEN/TIGUAN/10054467/index.html

もともと本国ではオフロード走行を視野に入れたグレード“トラック&フィールド”とオンロード寄りのグレード“スポーツ&スタイル”が用意されていました。“スポーツ&スタイル”はフロントバンパーがエアロタイプでリヤウイングがつき、ホイールが1インチ大径化され、サスペンションの設定もストリート指向の設定となっています。日本で先に“トラック&フィールド”を導入し、2009年3月に“スポーツ&スタイル”を追加導入しました。

●スポーツ&スタイルの諸元(トラック&フィールドとの差異のみ)
全長×全幅×全高:4,430×1,810×1,710mm
トレッド前/後:1,550/1,550mm
最高出力:200ps(147kW)/5,100~6,000rpm
最大トルク:28.6kg・m(280N・m)/1,700~5,000rpm
10モード/10・15モード燃費:9.6km/リットル
タイヤサイズ:235/55R17

新車時販売価格:4,220,000円

R-Line

出典:http://www.gooworld.jp/catalog/VOLKSWAGEN/TIGUAN/10058004/index.html

さらに2009年10月13日には”R-Line”を追加導入しました。

●R-Lineの諸元(スポーツ&スタイルとの差異のみ)
全長×全幅×全高:4,430×1,865×1,710mm
トレッド前/後:1,570/1,570mm
タイヤサイズ:255/40R19

新車時販売価格:4,880,000円

メカニズム

様々な路面状況や走行状態に応じて安定した走りを披露する4WDシステム“4MOTION(フォーモーション)”をはじめ、ブレーキを自動制御して一定速度で坂道を下る“HDA(ヒル・ディセント・アシスト)”、スロットル特性の設定をオフロード向きに切り替えるスイッチや、スイッチをオンにすることでブレーキペダルから足を離してもブレーキング状態を維持し渋滞道での運転者の負担を軽減する“オートホールド機能”も搭載されています。また前後バンパーは路面と干渉しづらいようにロードクリアランスに配慮されたデザインのものを採用しています。

エンジン

ドイツ本国では3種類のTSI(150ps・170ps・200ps)と2種類のTDI(140ps・170ps)が用意されています。日本仕様はパワー・経済性・環境面に優れたターボチャージャー付ガソリン直噴エンジン2リッターTSIの170ps(トラック&フィールド)と200ps(スポーツ&スタイル・R-Line)にティプトロニック付6速A/Tを組み合わせた仕様のみでディーゼルエンジンは導入されていません。このTSIエンジンは欧州で2008年に施行された“Euro-5排ガス基準”に対応する性能を持っています。

充実装備

リアシートは60対40の分割可倒式で、リクライニングとスライドも可能になっています。同時に、フロントシートより着座位置が高い設定とすることで開放感を高めています。荷室は5人乗車で470L、最大で1,510Lもあります。 バイキセノンライト、パサートにも採用されている新システムのオーディオ、エレクトロニックパーキングブレーキなどが標準装備されています。

ティグアン ライストン

出典:http://www.gooworld.jp/catalog/VOLKSWAGEN/TIGUAN/10064801/index.html

2010年9月、特別仕様車“ティグアン ライストン”を設定しました。“スポーツ&スタイル”の内外装に、“トラック&フィールド”のパワフルな2.0L TSI 170ps(125kW)エンジンを搭載しました。さらに、新開発の湿式7速DSG(デュアルクラッチトランスミッション)を搭載しています。これにより、10・15モード燃費が11.6km/Lと従来モデルに比べて20%も改善され、“平成22年度燃費基準+10%”を達成しました。価格は385万円に設定されました。
既存“R-Line”についてもライストンと同一のエンジンと7速DSGを搭載しました。装備内容が見直されたことで、従来よりも67万円の大幅値下げとなり421万円になりました。

マイナーチェンジ

2011年11月8日、日本仕様をマイナーチェンジしました。グレードは“トラック&フィールド”は廃止されて“スポーツ&スタイル”のみでした。近年のVWのデザイントレンドに沿ってLEDデイライト内蔵のヘッドライトを備えたフロントマスクに変更されています。また、リヤコンビネーションレンズもL字をモチーフにしたナイトデザインのものへと変更されています。エンジンは2.0L TSIに変更はありませんが、出力が9psアップされながらも燃費は11.6km/L(10・15モード燃費、平成22年度燃費基準+10%達成)を堅持しました。安全性能も強化されていて、日本仕様ではB7型パサートから導入されている“ドライバー疲労検知システム”を装備しました。これは、ステアリングホイールへの入力などからドライバーの疲労度を検出し、ドライバーの集中力の低下をアラーム音と表示で警告し休憩を促すことで居眠り運転を未然に防ぐ装置です。最新式のABS・ESP・カーテンエアバッグ・前後サイドエアバッグを含む8エアバッグなど安全装備も標準装備されました。

新車時販売価格:3,890,000円

R-Lineの復活

2012年2月23日、マイナーチェンジの差異に予告されていた“R-Line”を追加発売しました。既存の“スポーツ&スタイル”と同じく、水平・直線基調の新フロントマスクに変更されました。専用装備として、スポーツサスペンション・19インチアルミホイール・大型バンパー・リアスポイラー・ボディ同色サイドスカートなどスポーティな外観になっています。インテリアについてもブラックとグレーの専用ファブリックシート・オーディオコントロール付レザー3本スポークマルチファンクションステアリングホイール・専用アルミ調ペダルクラスターを装備しています。ボディカラーはキャンディホワイトとディープブラックパールエフェクトが選択可能です。なお、専用装備以外の主要装備内容やエンジン仕様は“スポーツ&スタイル”とほぼ同一です。

新車時販売価格:4,260,000円

ブルーモーションテクノロジーの導入

2012年11月20日、新たに1.4L・TSIエンジンを搭載したFF(前輪駆動)モデル“TSI BlueMotion Technology(ブルーモーションテクノロジー)”を追加しました。エンジンをスーパーチャージャー付の1.4L TSIエンジンにダウンサイジングし、DSGを6速に変更しています。さらに、Start/Stopシステム(アイドリングストップ機能)やブレーキエネルギー回生システムを搭載したことで、高出力:150psと低燃費:JC08モードで14.6km/Lを実現し、“平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)”と“平成27年度燃費基準+10%”を同時に達成しました。装備面でも、フォルクスワーゲン純正ナビゲーションシステム“712SDCW”とリアビューカメラ“Rear Assist”を標準装備しています。
併せて、専用アルミパーツや18インチアルミホイールなどを装備した“R-Line Package”も設定されました。なお、2.0L・4WD車はラインナップを“R-Line”に集約し、グレード名を“2.0 TSI R-Line 4MOTION”に改名しました。

新車時販売価格
●TSI ブルーモーションテクノロジー:3,390,000円
●TSI ブルーモーションテクノロジー Rラインパッケージ:3,790,000円
●2.0 TSI Rライン 4モーション:4,260,000円

2.0 TSI Leistung

出典:http://www.gooworld.jp/catalog/VOLKSWAGEN/TIGUAN/10094189/index.html

2014年11月17日、4WD車にベーシックグレード“2.0 TSI Leistung(ライストゥン) 4MOTION”を追加発売しました。最高出力179psを発生するパワフルな2L TSI(直噴ターボ)エンジンと、本格的な四輪駆動システムの“4MOTION”を搭載しています。エクステリアは、バイキセノンヘッドライド(オートハイトコントロール機能、オートライトシステム付)・フォグランプ(前/後)・レザー3本スポークステアリングホイール・2ゾーンフルオートエアコンディショナーなどを装備しました。安全装備として、レインセンサー・ドライバー疲労感知システム“Fatigue Detection”・6エアバックを採用しています。

新車時販売価格:4,099,000円

Lounge

出典:http://www.gooworld.jp/catalog/VOLKSWAGEN/TIGUAN/10097035/index.html

2015年4月23日、フォルクスワーゲンAGが企画した特別限定車“Lounge”を発売しました。TSI BlueMotion Technologyをベースに、バイキセノンヘッドライト(オートハイトコントロール機能・LEDポジションランプ付)・スタティック&ダイナミックコーナリングライト・クロームドアミラー・18インチタイヤ&アルミホイール(10スポーク)・専用ファブリックシート・専用ドアシルプレートを装備しました。ピュアホワイトとディープブラックパールエフェクトが各120台ずつ、リフレックスシルバーメタリックとナイトブルーメタリックが各30台ずつで計300台の限定販売(3,868,800円)です。
同年7月28日、特別限定車だったLoungeは純正オーディオシステム“Composition Media”の標準装備、純正ナビゲーションシステム“714SDCW”とリアビューカメラ“Rear Assist”のセットや18インチアルミホイールのオプション設定追加などの変更を受けて、価格を大幅に抑えたエントリーモデル“Lounge Edition”に改名してカタログモデルになりました。新車販売価格は3,420,000円です。

新型ティグアンはもうすぐ

出典:http://www.volkswagenag.com/content/vwcorp/info_center/en/news/2015/09/Tiguan.html

待望の新型ティグアンは、今年10月頃に日本へ導入される見込みです。次期ティグアンはゴルフⅦから採用されている新開発モジュールプラットフォームMQBが採用され、現行モデルよりも50kgの軽量化を達成し、全長を60mm・全幅を30mm・ホイールベースを77m拡大して全長4,486x全幅1,893x全高1,632mmになりました。室内がさらに広くラゲッジスペースも615Lに拡大されています。
搭載されるエンジンは、1.4L直列4気筒DOHCターボエンジンは最高出力150ps、駆動方式はFFのみでトランスミッションは6速DSGとなる模様。2.0L直列4気筒DOHCターボエンジンは最高出力180ps又は200psと出力の異なるパワーユニットが用意され、駆動方式はFF又は4WD、トランスミッションは7速DSGです。
ヨーロッパでは2.0リッターディーゼルツインターボで最高出力220psのパワーユニットを搭載するモデルも発売されますが、排気ガスの不具合問題があるのでディーゼル車の日本発売は当面無い模様です。

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現行モデルをお値打ちに

モデルチェンジが決定していますから、現行モデルの新車を大幅値引きしてもらうのもありではないでしょうか。20万円以上の値引きを獲得したなんて書き込みもありますよ。

新車値引き成功車種:Volkswagen

中古車を探してみる

さらにお値打ちに中古車も探してみましょう。某中古車サイトで136台みつかりました。2015年4月登録のライストゥンが走行4,000キロで330万円です。最安値は2009年式のトラック&フィールドで走行6.4万キロ、79万円です。

全国のティグアンの中古車情報(1〜30件)はGoo-net(グーネット)。価格・年式・走行距離からご希望の車を検索・見積りできます。中古車物件情報が30万台!全国のフォルクスワーゲン(ティグアン)の中古車検索・見積りなら日本最大級の中古車情報サイトGoo-net!

燃費はどう?

カタログ上は、170psエンジンで9.7km/L、200psエンジンで9.6km/L、TSIの2.0Lは11.6km/Lです。さらに1.4LのTSIはアイドリングストップのおかげもあって14.6km/Lを誇ります。実際の燃費はどうかと思って調べてみましたが、かなり幅があっていまひとつつかめません。200psエンジンは、街乗り中心だと7km/L台もあるようですし、高速道路を含めて郊外だと10km/Lを超えることもあるようです。やはり1.4LのTSIは良さそうですね。コンスタントに13~14km/L出ています。

最後にまとめ

フォルクスワーゲンの小さめクロスオーバーSUV、ティグアン。いかがでしたか。最近のフォルクスワーゲンは、水平ラインが強調されていて良いデザインですね。思いの外中古もお値打ちでしたし、そろそろSUVも...なんて思っているのでしたら、ぜひ候補に加えてみて下さい。