【フォード エコスポーツ】扱いやすくて楽しい使い込みたくなる超コンパクトSUV!

SUVの中でも最小の部類に入るフォード エコスポーツ。そのコンパクトさと元気に走りまわるクルマとしての性能が高く評価され、世界にはびこるクロスオーバーSUVとして人気を博しています。今回はそんなエコスポーツの魅力に迫ります!

フォード エコスポーツ

出典:http://www.ford.co.jp/suvs/ecosport/gallery/exterior#overlay=1249070577396

小型スポーティクロスオーバーSUV!

エコスポーツはフォードが製造・販売するクロスオーバーSUVです。特筆すべきはその完璧なまでのサイズ感の徹底です。同じくフォードが製造するエクスプローラーやクーガはSUVとして扱いやすい部類に入りますが、エコスポーツはこれらと比べても圧倒的なコンパクトさを誇ります。SUVとして最小型とも言えるサイズながらも、SUVとしての特徴もしっかり持ち合わせており悪路走行やスポーツ走行はお手のもの! 高い走行性能を発揮してくれます。

日本でも確かな人気を獲得中

エコスポーツの始まりは2003年、初代エコスポーツが発表されたことにより始まります。この初代エコスポーツで各地でベストセラーや高い評価を得たエコスポーツが満を持してさらなる世界進出を目指して発表したのが第2世代のエコスポーツです。そしてこの第2世代のエコスポーツは日本にも輸入されその実力が認められていきました。決して高い販売台数を誇るとかそういうわけではありませんが、SUVとしては別格と言えるほどに扱いやすく、なおかつ道なき道も走れるほどのワイルドさを持った”使い込める”SUVとして厚い信頼をユーザーとの間に築くことに成功しました。

グローバル化の起源!初代エコスポーツ

出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Ford_EcoSport

エコスポーツグローバルコンセプトの基盤となった初代

2003年に発表された初代エコスポーツはブラジルのバイーア州にあるカマサリ工場で製造され、主にラテンアメリカで展開していきました。車体自体はフォードがヨーロッパで展開するフュージョンをベースにフォードUSAがSUVとして設計しました。コンパクトで使い勝手のいいスポーツSUVとして走りも実用性も高いレベルで完成されているため、ブラジル、アルゼンチン、メキシコなどでエコスポーツは圧倒的な支持を獲得。南米フォードのベストセラーカーとして一世を風靡しました。エクステリアデザインは当初はベースとなったフュージョンの色が強いフロントマスクを持ついかにもらしいクロスオーバーSUVといった外観をしていて、2000年代前半に頭角を表してきたクロスオーバーSUVの代表格、ホンダ CR-Vともボディラインなどに類似点が見られます。しかし、2007年にマイナーチェンジが施されてエクステリアも一新され、よりスタイリッシュでスポーティさも増し、ヘヴィーデューティーな印象を持つ外観となりました。インテリアデザインもマイナーチェンジによってそれまでよりも上品さが増した新デザインが用いられ、走りをインテリアから楽しめるものとなっています。エンジンは販売当初の2003年から第2世代にバトンタッチする2012年まで一貫して同じラインナップが採用されています。ラインナップは1.0L、1.6L、2.0Lの直列4気筒ガソリンエンジンと1.4L直列4気筒ディーゼルエンジンの全4種類となっています。全車にFFと5速マニュアルトランスミッションを用意、2.0Lエンジン搭載モデルには4WDと4速オートマティックトランスミッションのオプションも採用しています。結果、初代エコスポーツは2011年までに70万台もの販売台数を達成しました。

初代エコスポーツ スペック

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84

ドライブトレイン
駆動方式:FF、4WD(2.0Lエンジン搭載車のみ)
エンジン:1.0L直列4気筒ガソリンエンジン、1.6L直列4気筒ガソリンエンジン、2.0L直列4気筒ガソリンエンジン、1.4L直列4気筒ディーゼルエンジン
最高出力:95ps(1.0Lエンジン搭載車)、111ps(1.6Lエンジン搭載車)、145ps(2.0Lエンジン搭載車)、68ps(1.4Lディーゼルエンジン搭載車)
トランスミッション:5速マニュアル、4速オートマ(2.0Lエンジン搭載車)

寸法
全長:4,228mm
全幅:1,980mm
全高:1,679mm
ホイールベース:2,490mm

現行型エコスポーツ

出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Ford_EcoSport

”One Ford”の下に生み出されたエコスポーツ

初代エコスポーツで南米を中心に高評価を得たことを受けて、第2世代のエコスポーツは世界進出を目指すこととなりました。そしてフォードのグローバル戦略、”One Ford”を掲げ、第2世代エコスポーツはフォードの主戦力として世界に繰り出されました。今回のエコスポーツでベースとなったのはフォード フィエスタ。プラットフォームも「グローバル B CAR プラットフォーム」と呼ばれるものを共有しています。第2世代エコスポーツは2012年より販売が開始され、グローバル化したこともあり遂に日本にもエコスポーツが上陸しました。開発はカマサリ工場で行われますが、製造はそのほかにも中国やインドなどでも行われています。

エコスポーツの価格は?

2016年現在、日本で販売されているエコスポーツは「エコスポーツ TITANIUM」の1グレードのみとなっています。

メーカー希望小売価格
「エコスポーツ TITANIUM」:2,460,000円 (消費税込)

主要装備は?

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エクステリア・インテリアは?

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スポーティで頼りがいのあるエクステリアデザイン

第2世代エコスポーツの外観は最初期のエコスポーツのコンセプトからは完全に変わりました。クロスオーバーSUVと呼ばれるジャンルのクルマはより高級路線なSUVへと進化するケースが多くあります。人々がクロスオーバーSUVに求めるものが扱いやすさと快適性だからです。結果、もともとSUV自体はスポーティ思考の強いクルマだったものの、進化と共にスポーティさは鳴りを潜め、外観・内装にラグジュアリーさが強調されるクルマとなっていきました。その中で、このエコスポーツは独自の進化をしたと言ってもいいでしょう。フィエスタがベースということでフロントマスクはフィエスタらしさを残したものとなっていますが、それも含めて全体的にスポーティな印象のエコスポーツ。また、コンパクトで背の高いデザインが特徴的でもある独特な雰囲気を持つSUVになっています。このサイズ感は狭い道が多い日本でも使い勝手がいいし、ウケがいいのではないかと思われます。また、スペアタイヤがリアについているのも一興。クロスオーバーSUVの原点の姿をそのまま近代化させたような、新しくもどこか懐かしい面影を感じることができます。

SUVらしい快適居住空間と機能的なインテリア装備!

見た目はコンパクトで小さいがゆえ、車内空間にもその影響が及んでいるのではと思う人も多いかと思いますが、実は車内からは狭さや窮屈さなどを感じることはありません。あくまでもSUVなので、そこらの居住空間の快適さを売りにしているワゴンと同じくらいの広さは十分にあります。60:40分割可倒式リアシートを採用しているためラゲッジスペースやリアシートもアレンジすることができ、リアシートを倒せば最大で1,238Lものラゲッジルームを確保することもできます。これだけの容量があれば、荷物を積むのに困ることもないだろうし、その利便性や収容性から考えてもエコスポーツは家庭向けのファミリーカーとしても十分重宝する居住スペースを持っていると思います。また、車内には20箇所に収納スペースも設置され、小物入れとして便利です。ほかに、飲み物やジュースを収納するためのスペースも設置。「クールドグローブボックス」と呼ばれるこの収納スペースでは飲み物を冷たい状態にして保管してくれる、いわば冷蔵庫のような機能を持っています。暑い夏のドライブなどには最高の機能です。インパネには小さなディスプレイも装備されています。ナビは不搭載ですが、ハンズフリーで使えるオーディオの情報やパーキングの際にアシスト情報を映し出してくれます。シートの質は高級SUVというわけではないのである程度妥協が必要ですが、特に悪い印象もなくごく普通といった感じで、座り心地やホールド性はなかなかいいので運転はしやすいと思います。また、ドアの位置も高すぎず低すぎずの程よい高さにあるため、まだ背の小さな子どもや女性の方でも乗り降りがしやすくなっています。

走りや燃費性能は?

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抜群の操作性と扱いやすさ!そして気になる燃費は?

エコスポーツの1つの大きなセールスポイントがその運転性。SUVでありながらコンパクトな車体を活かし、乗用車を運転するよりも簡単な感覚で運転することができます。運転している感覚はSUVというよりもハッチバックに近いような感じに思えるかもしれませんが、SUVに乗ってみたかったけど大きさに不安を感じてなかなか手を出せなかったカスタマーにとってエコスポーツはその問題を克服したSUV。狭い路地や街中でも車両感覚が掴みやすいサイズ感のおかげで自信を持って運転することができます。走行中の乗り心地にしても剛性の高いシャシーやステアリングシステム、ESPのおかげで高い走行安定性を確保し、安全で快適なドライブを楽しむことができます。また、地面から車体までの高さは180mmあるため、悪路でも段差でも問題なしに進んで行くことができるようになっています。また、「ヒルスタートアシスト」も完備。このシステムは坂道発進でクルマが後退するのを防いでくれるもので、足をブレーキから離した後もアシストが効いてブレーキを数秒間踏んでくれるため、車が急にすべり出すことなくスムースにスタートできます。また、エンジンに関しては1.5L直列4気筒エンジンを搭載し111psのパワーを発揮します。普通ならこのスペックのエンジンではパワー不足を感じるところはあるのですが、エコスポーツの場合だとスロットルを踏み込む楽しみとなるため、逆にこのくらいのパワーでよかったのかなと思います。カタログによる燃費消費率は14.5km/L。SUVとしてかなりいい数値となっています。

エコスポーツの評価・口コミは?

カスタマーの声は?

エコスポーツは、たくましい走りと燃費の良さを両立した車です

アウトドアが好きな私たち家族にとって大切な愛車は、エコスポーツです。エコスポーツは小型であるために、SUVというたくましい走りを実現しながらも、燃費が15km/lほどの記録をたたき出しています。

その走りは現実的に6速のパワーシフトを搭載しているために非常に快適なものになっています。アウトドアの場面で活躍するためにその強いエンジンは魅力的なのです。

さらに、家族で乗るには十分な広さも確保されています。小型車でありながらも2列目シートに大人が乗っても十分な広さがありますので、移動中にもゆっくりと休むことができます。子育て世代は何かと荷物も多いのですが収納にも優れていて、細かい配慮が行き届いた車内となっています。

出典:221616.com

お手軽SUVフォード「エコスポーツ」

アメ車というと大きいというイメージが強いですが、最近はそんなこともなくエコスポーツでは全幅1,765mmとかなりコンパクトになっています。エコスポーツの燃費は14.5km/Lとこちらもなかなかの数値となっています。FFしか設定がないのが残念といえば残念ですが、雪道を走らない人もいるでしょうからFFで十分という人も多いと思います。1.5Lエンジンの最高出力は111馬力と、コンパクトボディに対して必要十分なパワーです。

FFだからといってもオフロード性能が意外と高く、車高が高いのでちょっとしたオフロードなら進むことができます。Youtubeでオフロード走行時の映像を見ることができますが、FFで悪路を乗り越えるのはなんとなく不思議は感じがしますね。

出典:221616.com

少しばかりクセがあるクルマでもあるので好き嫌いが分かれやすいのかもしれません。それでも、個性的で走りも力強く、燃費も優秀な小型SUVとして定評を受けているようです。また、サイズは日本人や日本の道路に最適なサイズのようで、乗り降りやドライビング時のポジションや視界などは良好のようです。SUVが欲しいけど大きいクルマを運転するのが不安という方や、人とは違ったクルマが欲しいと思っている方、クルマに楽しさと実用性を求める方にはオススメできるクルマになっていますし、家庭向けのファミリーカーとしての実力も十二分に持っているため家族に喜ばれるクルマでもあるようです。

スペックは?

出典:http://www.ford.co.jp/suvs/ecosport/gallery/exterior#overlay=1249070577435

「エコスポーツ TITANIUM」スペック

ドライブトレイン
駆動方式:FF
エンジン:直列4気筒 Ti-VCT
排気量:1,497cc
最高出力:111ps@6,300rpm
最大トルク:140N/m@4,400rpm
トランスミッション:セレクトシフト付電子制御6速パワーシフトオートマチック
燃料タンク容量:52L
燃費消費率:14.5km/L

寸法
全長:4,195mm
全幅:1,765mm
全高:1,655mm
ホイールベース:2,520mm

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ブラジル生まれのフォードとして初めて世界に飛び出したエコスポーツ。エコスポーツはこれまでにあまりなかったスタイルのSUVで、SUVならではの走行性能・安定性を欠くことなくSUVとしては異例の扱いやすさとユーザーフレンドリーな居住空間を持つ面白みのあるコンパクトSUVに仕上がっていると思います。日本ではそんなに頻繁に見かけることはないかもしれませんが、操縦性、燃費性能、サイズ、実用性などあらゆる項目で日本の狭い道や街中を走るのに適したクルマになっているわけで、値段も安価に抑えられており、この個性的な1台を手にしてみるのもなかなかいい選択肢だと思います。そういった点では、使い込んでこそ価値を見いだせるクルマと言えるでしょう。決して華のある万人受けするクルマではありませんが、いざ所有してみると愛着が沸いてくる1台となり、いつの間にかファンになるようなクルマなのです。モダンながらも懐かしさもある”味”を持ったエコスポーツのクルマとしての実力は確かなものを持っています。こうしたスタイルが現在のクロスオーバーSUV界には類を見ないほど極端ではありますが、ある意味クロスオーバーSUVの1つの答えを持ったクルマだとも言えるでしょう。