【日産リーフ】価格・減税・バッテリー・マンションetc 不安や疑問をぜんぶ解決!

日本初の乗用電気自動車、日産リーフ。ご存じない方はいないですよね。ハイブリッドならガソリンがあればエンジンで走れますが、バッテリーだけが頼りなだけにいろいろと不安もあります。航続距離と充電ステーションのバランス次第では、使い勝手の悪い乗り物のなってしまいそうです。そこで、日産リーフの実際をいろいろな角度から見てみたいと思います。意外にも自宅で充電できなくても使えることも見えてきましたよ。

日産リーフについて

もはや言うまでもありませんよね。日産自動車が2010年に発売した乗用5ドアハッチバック型の電気自動車です。当初は日本とアメリカのみでしたが、2012年からは世界中で販売されています。2009年8月2日、日産自動車横浜グローバル本社の竣工式に合わせて発表されました。同年11月の第41回東京モーターショーで一般向けに初公開され、2010年12月に日本およびアメリカで発売されました。

開発段階では

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EV-01

リーフの発表以前には、キューブキュービックベースの実験車両“EV-01”と“EV-02”、その後のティーダベースの“EV-11”と“EV-12”が公開されていました。さらに公開されていないものも含めると、1年に2, 3台のペースで実験車両を開発していたそうです。

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EV-12

車名“リーフ”について

車名の“リーフ(LEAF)”は、英語で“葉”を意味する“leaf”に由来しています。植物の葉が光合成によって大気を浄化することから、車社会を浄化するアイコンとして車名に選ばれました。ですがアメリカやドイツなどでは、すでに他社から“LEAF”という名が商標登録されていたので、それら企業と交渉して商標権利を取得したうえで世界統一名にしています。

スペックなど

●2010年12月 リーフ“X”グレード“G”グレード共通
ボディタイプ:ハッチバック
ドア数:5ドア
乗員定員:5名
型式:ZAA-ZE0
全長:4,445mm
全幅:1,770mm
全高:1,545mm
ホイールベース:2,700mm
トレッド前/後:1,540/1,535mm
室内長:2,080mm
室内幅:1,460mm
室内高:1,185mm
車両重量:1,520kg
動力種類:モーター
使用燃料:電気
ステアリング形式:パワーアシスト付きラック&ピニオン
サスペンション形式(前):独立懸架ストラット式
サスペンション形式(後):トーションビーム式
ブレーキ形式(前):ベンチレーテッドディスク
ブレーキ形式(後):ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ:205/55R16
最小回転半径:5.2m
駆動方式:FF
トランスミッション:CVT(無段変速車)

Xグレード販売価格:3,764,250円
Gグレード販売価格:4,060,350円(ソーラーセルモジュール付リヤルーフスポイラーなどを装備)

メカニズム

日産リーフは、走行中にCO2などの排出ガスを一切出さないゼロ・エミッション車として高い環境性能を達成しています。さらにリチウムイオンバッテリーと電気モーターの搭載により、力強く滑らかな加速性能とあらゆる速度域で高級車のような静粛性能、そして優れた重量バランスによる高い操縦安定性を可能にしています。

モーター

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前期型は、最高出力80kW・最大トルク280N·mを発生する三相交流のEM61型永久磁石型同期モーターが搭載されていて最高速は145km/hでした。2012年11月に行われたマイナーチェンジで、モーター・インバータ・DC/DCコンバータなどが一体化されて、容積30%・質量10%が削減されました。モーターは新設計のEM57型に変更され、最高出力80kW・最大トルク254N·mになっています。このモーターは、レアアースであるジスプロシウムの使用量が40%削減されています。また日本仕様の“G”、“X”には、下り坂で減速度を発生させる“Bレンジ”が追加されています。回生ブレーキシステムも採用されていて、前期型は満充電で200km走行することができます(電池容量は24kWh)。軽量化や回生ブレーキシステムの制御変更など行われた中期型は、満充電からの走行可能距離が228kmまで向上しています。

バッテリー

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床下に配置されたバッテリー

前期型のバッテリーは24kWhでしたが、後期型では6kWh増量した30kWhモデルが新設定されました(24KWhモデルと併売)。高容量の新材料を使用して、バッテリーパックのサイズを24kWhモデルから据え置いたままリチウムイオンの高充填化とバッテリー内部抵抗の減少を実現していて、航続距離を280km(JC08モード)に向上しています。バッテリーは、日産とNECの合弁会社であるオートモーティブエナジーサプライによって製造されています。セル192個を直並列接続し90kW以上の出力を発生するラミネート型リチウムイオンバッテリーが採用されました。充電は、3相200Vの急速充電器を利用すればバッテリー残量警告灯が点灯した状態から電池容量の80%まで30分で充電することができます。単相200Vの普通充電の場合は、バッテリー残量警告灯点灯から100%までを約8時間で充電可能で、基本的には200Vでの充電が推奨されます。100Vの充電ケーブルは標準装備されておらず、オプションで購入可能ではあるものの、単相100Vの普通充電ではおよそ28時間もの時間がかかります。

プラットフォーム

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先に発表された実験車、“EV-11”と同一のものを使用しています。一部にはBプラットフォームと共通の部品を採用しているものの、基本的には電池の形状に合わせて専用設計されました。リチウムイオンバッテリーを床下に配置することで、前後重量配分を57:43、後席レッグルームとヘッドルームを確保しています。バッテリーは気密構造で、海水に浸かっても漏電しなかった実績があります。駆動方式は前輪駆動で、モーターは車両前方に搭載されています。充電口は車両前方に配置されています。2012年11月のマイナーチェンジで、モーター類の軽量化に加えバッテリーモジュールとケースの構造の合理化やその他のパーツの軽量化によって、およそ80kgの減量に成功しています。一部グレードには、車載機器の電力消費に起因する航続距離の減少を防ぐために、リアスポイラー上に太陽電池が搭載されています。日本・欧州仕様には205/55R16 91V ブリヂストン“ECOPIA EP150”、北米仕様車には同じくブリヂストンのオールシーズン仕様P205/55R16 89H“ECOPIA EP422”が装着されています。ブレーキは前後共にベンチレーテッドディスクブレーキを採用しています。パーキングブレーキは当初センターコンソールのスイッチで操作する電気式でしたが、2012年11月のマイナーチェンジで足踏み式に変更されています。

デザイン

プロダクト・チーフ・デザイナーは井上真人が務め、第40回東京モーターショーが行われていた2007年秋頃よりリーフのデザインが開始されたようです。電気モーターを搭載することでフロント部の体積を小さくでき、フロント両サイドを大きくカットしてボンネットをV字型デザインにています。また、フロントウインドウ下部のラインもそれに合わせて大きく弧を描くデザインになっているのが印象的です。

スタイリングデザイン

車両前方の低い位置で空気の流れを左右に分けるよう設計されていて、ボディ下はフロアカバーなどの装着により平滑になっています。またマフラーが不要なことを利用してリアディフューザーを装着したり、大型スポイラーやテールフィン風のテールランプなどを採用するなど、Cd値0.28を達成しています。またエンジン音がないことから、ドアミラーの風切り音が強調されないようにヘッドランプが盛り上げられています。

変遷

当初、内装色にはエアリーグレー1色のみが設定されましたが、2012年11月のマイナーチェンジで新たにブラックの内装色が追加され、日本仕様“G”、“X”は本革シートもオプション設定されました。2013年12月に発表された特別仕様車“エアロスタイル”は専用LEDデイタイムランニングライト(車幅灯連動)を組み込んだ専用フロントエアロフォルムバンパーと、プロテクター(サイドシル、リアアンダー)を装備することで個性的な魅力を増しています。専用の17インチアルミホイールにはブルーアクセントを施して特別感を演出しました。2014年5月に発売された創立80周年記念特別仕様車“X 80th Special Color Limited”は、“X”をベースにホイールカバーとドアミラーにブロンズカラーを採用し、LEDヘッドランプ(ロービーム・オートレベライザー付)、オートライトシステム(フロントワイパー連動、薄暮れ感知“おもいやりライト”機能付)、カラーバックビューモニター(車幅/距離/予想進路線表示機能付)を特別に装備しています。ボディカラーは特別設定色が用意されていて、フェアレディ240ZGの“グランプリマルーン”を受け継ぐ“プレミアムディープマルーンパール”、初代・フェアレディZS30の“グランプリオレンジ”を受け継ぐ“プレミアムサンフレアオレンジ2コートパールメタリック”、スカイラインGT-RVスペックR34の“ベイサイドブルー”を受け継ぐ“オーロラフレアブルーパール2コートパール”を含む4色が設定されました。2015年11月のマイナーチェンジでボディカラーの一部入れ替えを行い、“アクアブルー(オプションカラー)”を廃止して“タンジェリンオレンジパールメタリック(オプションカラー)”と“ソニックブルーチタンパールメタリック(オプションカラー)”の2色を追加、新色2色についてはルーフとドアミラーをブラックアウトした2トーンカラーを追加しました。さらに、特別仕様車“エアロスタイル”は“X”と“G”に白を基調としたモダンホワイトレザーシートをメーカーオプションで設定しました。

生産

車輌生産

2010年10月22日から日産自動車追浜工場で生産開始され、2012年からは北米日産のスマーナ工場、2013年初頭からは英国日産サンダーランド工場で製造されています。同じく2013年には“ヴェヌーシア”ブランドとして東風汽車有限公司花都工場での生産も開始しています。追浜工場では年間5万台の量産を計画、米国スマーナ工場では年産15万台、英国サンダーランド工場では年産5万台の計画です。

リチウムイオンバッテリーとモーター

搭載されるリチウムイオンバッテリーは、座間事業所内のNECとの合弁会社・オートモーティブエナジーサプライ株式会社による製造のほか、米国スマーナ工場、英国日産サンダーランド工場、ポルトガル アヴェイロのルノーカシア工業団地、およびフランスのルノーフラン工場でも生産されています。モーターの生産は日産横浜工場で、インバータの生産は座間事業所およびカルソニックカンセイ児玉工場で行われています。

充電設備

日産はグループ内に建設業を抱えていないので、家庭充電設備の工事やアフターサービスに関しては前田建設工業の子会社である株式会社JM(なおしや又兵衛)を推奨工事業者に指定しています。申し込みは日産のディーラーからJMに紹介する形式で、設備の基本工事には10万円ほどの費用がかかります。JMは公共施設やマンションなどに設置する充電ステーションの工事も担当しています。

販売

販売に先駆けて、2010年4月1日より予約注文が開始されました。同年11月9日に型式指定を受けて12月3日に正式発表ののち12月20日に販売が開始されました。日本国内第一号車は、2010年12月22日に神奈川県に納車されています。当初“X”と“G”の2種類が用意され、全車にEV専用のカーウイングスナビゲーションシステム、リアスポイラー、VDC、インテリジェントキーシステム、16インチアルミホイールなどが装備されました。上級グレードの“G”にはソーラーセルモジュール(ソーラーパネル)、ASCD(オートスピードコントロール装置)、バックビューモニター、6スピーカー(“X”は4スピーカー)、トノカバー、ETCユニットが装備されました。2012年11月のマイナーチェンジでナビゲーションシステムやASCDなどが装備されない廉価グレードの“S”が追加され、それにより最上級グレードの“G”には17インチアルミホイールを標準装備しています。一方で“X”は“S”と同様の16インチホイールカバー(ジュークと同一のものを採用)が標準で装着され、16インチアルミホイールはオプションになりました。

福祉車両

アンシャンテ助手席回転シート

また、福祉車両“ライフケアビークル”もラインナップされて、“アンシャンテ助手席回転シート”と手動運転装置などを装備した“オーテックドライブギア タイプe”、運転席右上頭上に耐荷重100kgの運転席乗降用グリップを装着した“運転席マイティグリップ”の3タイプが用意されています。

運転席マイティグリップ

販売価格

日本での販売価格は、当初税込376万4,250円からで、2010年度EV補助金(78万円)を適用した場合は298万4,250円からとなっていました。中期型から追加された廉価グレード“S”の価格は334万9,500円となり、2012年度クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金(78万円)を適用した場合、最安値は249万6,000円でした。

価格の見直し

2013年4月19日に福祉車両“ライフケアビークル”を含む全グレードが値下げされ、廉価グレード“S”は306万2,850円、2012年度と同額のクリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金が最大額受給できる場合の最安値は220万円でした。2014年3月28日の再値下げで廉価グレード“S”が8%消費税込で287万2,800円、クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金が最大額受給できる場合、およそ226万円で、前回の値下げの時よりも+6万円程度に抑えられました。2015年3月27日の再々値下げでは、廉価グレード“S”が8%消費税込で273万8,800円となりました。メーカーオプションの運転席・助手席SRSサイドエアバッグシステムレス+SRSカーテンエアバッグシステムレス(7.56万円安)を付けると、クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金が最大額受給できる場合、およそ239万円になります。同年11月10日のマイナーチェンジでは、エマージェンシーブレーキとLDW(車両逸脱警報)を標準装備したことに伴って数万円値上げとなり、“S”24kWhモデルの場合、8%消費税込280万3,680円となりました。メーカーオプションの運転席・助手席SRSサイドエアバッグシステムレス+SRSカーテンエアバッグシステムレスを付けると、クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金が最大額分受給できる場合、およそ245.8万円となります。

値引きについて

電気自動車(プラグインハイブリッド車を含む)は値引き販売すると補助金が減額されてしまうため、希望小売価格は事実上の定価です。併せて、環境対応車普及促進税制における購入時の自動車取得税並びに自動車重量税全額免税対象車でもあります。

優遇措置について

日産リーフはエコカー減税だけでなく、クリーンエネルギー自動車ですから、新車購入時には多くの優遇が受けられます。

エコカー減税

環境に優しいクルマへの優遇措置である“エコカー減税”ですが、リーフは超エコカーですから、最大限の優遇が受けられます。
●自動車取得税
自動車取得税は、新車でも中古車でも購入する(取得する)際に支払う税金です。そのクルマの持つ価値に対して3%という決まりです。すべてのクルマに“課税標準基準額”が決められていて、新車購入時はそのまま適用されます。中古車の場合は減価償却の観点から車齢が増えると取得価額が下がるように残価率が定められています。
リーフを新車で購入する場合はこの取得税が全額免除されます。中古車の場合は課税対象取得価額から45万円控除されます。
●自動車重量税
自動車を登録する際には重量税を徴収されます。これは車両重量によって変動しますが、リーフの場合はすべてのグレードで22,500円です。新車登録時と初回継続検査時(3年後)も免除されます。

自動車税

自動車税は毎年支払う税金です。エコカーに関してはこの自動車税も優遇されます。“自動車製のグリーン化特例”に基づく措置で、新車新規登録の翌年の自動車税が安くなります。リーフの場合、本来でしたら29,500円の税額ですが、22,000円の優遇を受けられますので実質7,500円になります。と、これは国が定めた決まり事なんですが、自動車税は地方税(都道府県税)ですから、徴収する各都道府県によって優遇内容が違います。たとえば愛知県の場合だと、“平成24年4月1日から平成29年3月31日までの間に新車新規登録を受けたものは、新車新規登録を受けた年度の月割分及び翌年度から5年度分を全額免除”となっています。

リーフの活用法

タクシーとして

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%95

2011年からはリーフのタクシーが登場しています。同年2月7日には神奈川県のタクシー会社で運用を開始しました。神奈川県と神奈川県タクシー協会が進めるEVタクシープロジェクトにより、2010年度内に神奈川県内の22社が計35台を導入しました。また大阪府でもEVタクシープロジェクトを進めていて、32社に50台が納入されて運行開始しています。以降、多数のタクシー業者によりリーフの投入が行われているだけでなく、公用車などへの採用も行われています。

リーフが家庭用電源に

出典:http://ev.nissan.co.jp/LEAFTOHOME/

2012年5月には、ニチコンが開発した“EVパワーステーション”を活用した電力供給システム“LEAF to Home”を市場に導入することを発表しました。世界初のこのシステムは、電気自動車の大容量バッテリーに貯めた電気を一般家庭の分電盤に接続して活用できるもので、“EVパワーステーション”を一般家庭の分電盤に直接接続し、コネクターをリーフの急速充電ポートに接続することで駆動用のリチウムイオンバッテリーに蓄えた電気を住宅へ供給することが可能になります。夜間電力や太陽光発電を使用してリーフに充電し昼間の時間帯に使用することで、家庭への安定した電力供給や電力供給のピークシフトに貢献できるだけでなく、満充電時一般家庭の約2日分の日常使用電力を賄うことができるので、停電時や非常時のバックアップ電源として活用することができます。また、電力の供給だけでなく、リーフの駆動用バッテリーへ最短4時間で満充電できる充電機能も搭載されています。

レース仕様もあります

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%95

2011年、NISMOにより開発された“リーフ NISMO RC”が発表されています。“RC”は“レーシングコンペティション(Racing Competition)”の略とのことです。初公開は同年4月に行われたニューヨーク・インターナショナル・オートショーでした。単なる展示だったのですが、同年6月6日には袖ヶ浦フォレストレースウェイで行われたテスト走行がメディアに公開されました。また同年のル・マン24時間レースに先立ち、同レースの行われるサルト・サーキットでデモ走行を行いました。パワートレインこそリーフと共通のものを使用していますが、後輪駆動(ミッドシップレイアウト)で車体も新たに制作されたカーボンコンポジットモノコックで、車両重量925kgと市販モデルと比べて約600kgも軽いなど、見た目にはリーフとは全く別物になっています。あくまで試作車ということでディファレンシャルギアやクラッチが装備されていません。そのため“コーナーで滑りやすい”とか“最高速が約150km/hと伸びない”などの問題を抱えていて、今後松田次生をテストドライバーにして順次改善を進めていく方針としています。松田曰く“クラッチがついて変速ができれば、250km/hぐらいまでは出せるのでは”とのことです。NISMOでは、将来的に同マシンを用いたワンメイクレース、電気自動車のメリットを生かした“屋内サーキットでのレース”の開催も視野に入れているとのことです。2012年6月、英国日産は“リーフ NISMO RC”をグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードのヒルクライムに出場させると発表しました。同年9月にスポーツランドSUGOで開かれた全日本電気自動車グランプリシリーズ(EV-GP)に参戦し、本格的なレース参戦が実現しました。

バッテリー(電池)の保証と交換

容量保証について

2013年5月31日に、バッテリー容量保証を開始しました。既に適用開始日前に購入したユーザーも対象です。5年または10万kmの範囲内でバッテリー容量計が9セグメント(初期は12セグメント)を割り込んだ場合、日産が無償でバッテリーを修理または交換するというものです。なお、2015年11月のマイナーチェンジで追加された駆動用バッテリー30kWhモデルは、耐久性の改善からバッテリー容量保証の期間・走行距離を拡大して、8年または16万kmに設定されました。

電池交換の費用は?

リーフの売れ行きが期待してたより伸びなかった理由は、デザインを除けば“電池寿命”の不安ではないでしょうか。日産リーフの交換用バッテリーは購入可能です。気になるその価格は“今まで使っていたバッテリーと交換”という条件で60万円とのことです(直近の時価で定価は提示されません)。

口コミ・評判など

非常に快適でとてもいい車です。冬以外なら満タンで150km走行可能で過去の最高記録は170kmです。正直当たりだと思ってます。クラウンやフーガより静かで速いですし、異次元の車です。まるでガラケーからスマホに変えたような感覚。マイナスポイントは前席に比べ後席の快適性が劣る点(騒音と振動)と前席の乗り降りのしにくさとラゲッジスペースがリヤバンパーから奥まっている点。それと暖房使用時の電費です。うちの場合2日か3日に一回充電しますがそれを補って余るほど乗車感が良く大変満足してます。充電もタダみたいなもんですし。エコカー選ぶならエンジン付きは考えられません。

出典:review.kakaku.com

クルマとしてのパッケージングは電気自動車を意識させない……つまりコンパクト感をあまり感じずに済むので、居住性は良好です。アクセルを踏めば踏むだけ加速していく、走りの気持ちよさも、このクルマの魅力かも。もちろん、ガソリン代がかからないことも。まだロングドライブには気をつかいますが、未来のクルマを先取りできる快感も。

出典:www.goo-net.com

日産リーフに乗り1年半が経過しました。 この車はメリットとデメリットがハッキリしている車です。原則として、リーフオーナーのほとんどは、50歳~の「孫がいる世代」日産リーフのオーナーズミーティングの、集合写真でも、まるで老人会の集合写真のようです。20~40代のオーナーは、私以外、あまり見た事が無い。よく女性のリーフオーナーも見かけるが、あれは、旦那がリーフを買ったものの、使い勝手が悪く、妻に乗せているケースが多い。ユーザーの一番多いのが、定年した世代。 時間はあっても、お金は年金。そんなユーザーにとって、リーフは、目的地まで、充電を繰り返したりガソリン車の2~3倍の時間がかかっても、充電無料でランニングコストが安いリーフは最高のモビリティです。逆に、20~40代の世代は、時間に余裕もあまりなく、集合住宅暮らしが多く1台の車ですべてをまかなうケースも多く、早く目的地へ着きたい。そんな方々には、リーフは魅力的じゃなく、おすすめしない。下取り価格が、すでに暴落しており、途中乗り換えは、補助金返金する必要があり、事実上、乗りつぶすことを前提とした、片道切符の乗り物である。オーナーとして、私のように、この車を購入して後悔しないためにも慎重に慎重を重ねて購入を判断してほしい。

出典:carview.yahoo.co.jp

10年間乗ったステージアからの乗り換えですが、当然の事ですがハイオク仕様のターボ車より圧倒的な燃料費の軽減と、税制、整備費用等の維持費も考えられないほど安くなり、それだけでもリーフに替えて良かったと実感している。また、それまで月平均1,000㎞くらいの走行距離がリーフに替えて、倍の約2,000㎞になり自分でも驚いている。 リーフのストレスフリーの運転感覚と、燃費はいくら走っても月3,000円の定額なので気にする事が無くなり、充電し放題の会員カードと疲れにくい走りと乗り心地が、気軽に乗ってしまう?心理状態で走行距離が伸びているのかもしれない。 今まで7台の車を乗り継いできましたが、動力が電気という事でなくても、加速性、乗り心地、ハンドリング等の車としての出来の良さも実感できる良い車だと思います。

出典:www.carsensor.net

中古車は?

中古車相場にもリーフ購入の不安は現れていて、前期型リーフは2011年式のコンディション良い中古車で70~80万円です。同じ装備内容・走行距離のプリウスの半額程度というイメージです。スマホやパソコンなどの電池寿命を知っていますから、リーフの電池もすぐ交換が必要になると考えてしまうのでしょうね。ただ冷静に考えてみれば、ガソリンを使うプリウスよりも電気で走るリーフの方がエネルギーコストはずっと低いのです。プリウスだと走行1万km毎に7万円程度のガソリンを使いますが、リーフなら2万円程度の電気代(夜間料金)で済みます。

バッテリー交換すれば

さきほどバッテリーの項目で書いた通り、リーフのバッテリーは交換できます。70万円で買った中古リーフの電池を新品に交換して140万円としましょう。中古のプリウスも140万円だとして、購入時の出費は同じで10万km走れば50万円浮くことになります。中古のリーフを購入してバッテリーを新調するのも一案かもしれません。格安相場になっているリーフの中古車を買うならベストなタイミングかもしれません。後期型のリーフの中古車も出回っていて(2015年式フル装備のGで225万円前後)、これまた同じ年式&走行距離のプリウスより若干安い相場展開ですね。後期型のリーフなら当面電池交換は考えなくても良いでしょう。

全国のリーフの中古車情報(1〜30件)はGoo-net(グーネット)。価格・年式・走行距離からご希望の車を検索・見積りできます。中古車物件情報が30万台!全国の日産(リーフ)の中古車検索・見積りなら日本最大級の中古車情報サイトGoo-net!

その他の不安・諸々

その他のリーフに関する不安材料をまとめてみました。

暖房が苦手?

ガソリンエンジン搭載車は、エンジンの発する熱を暖房に利用しますが、電気自動車でのリーフではできません。リーフはどうやって暖房しているかと言うと、マイナーチェンジ前のモデルとグレード“S”は“PTCヒーター”といういわゆるふつうのヒーターでお湯を沸かして暖房します。マイナーチェンジ後のモデルはヒートポンプ式を採用していますがこれも外が零下になったら効率が落ちて、PTCヒーターに頼らざるを得ません。お湯をわかすのに電気を使い非常に効率が悪く、電費が悪化します。
【夏】暖房なし 電費7.5km/kw 航続距離140km
【冬】暖房なし 電費6.8km/kw 航続距離130km
【冬】暖房あり 電費5.2km/kw 航続距離100km
くらいになるようです。
航続距離を伸ばしたい場合はヒーターの使用を我慢する“寒さとの戦い”を強いられるのですが、それでも窓が曇るのは避けられません。そんなときは“18℃設定”をオススメします。18.5℃以上に設定するとオートエアコンとして作動しますが、18℃にすると微弱な常時暖房モードのようです。暖かい空気は出てこないものの除湿はおこなっているようで、窓が曇らずほとんど電費悪化もないようです。

マンション住まいなんだけど

分譲にしろ賃貸にしろ集合住宅の駐車場では充電設備は望めませんよね。しかも占有区域ではありませんから、自費で充電設備を用意することも認めて貰えないでしょう。マンション住まいではあきらめるしかないのでしょうか。
とある日産営業マンがテストした結果、“片道約23kmを日産リーフで通勤すると、平日の充電は週に1回で済む”というのです。週に一度の充電なら、ちょっとお茶しながら急速充電でもアリじゃないですか? しかも自宅の近所や通勤経路に日産のディーラーがある人ならさらにオススメです。1,500円/月の“日産ゼロ・エミッションサポートプログラム(ZESP)”に加入すれば日産販売店で無料で充電できます。

ホントに月々3,000円で買えるの?

日産でも最近流行の“残価設定型クレジット”を扱っていて、その条件に従えば3,000円/月は可能です。ただし、リーフの場合は4年後の残価設定が616,000円(1,000km/月コースの場合)ですから、“S”24kWh 2WDの新車価格2,803,680円から逆算すると、3,000円/月を実現するためには210万円くらいの頭金(もしくは27万円×2回/年のボーナス併用払い)が必要になります。新車価格の8割近くを頭金で支払うなんて現実的ではありませんよね。ちなみに頭金ゼロ、ボーナス併用なしだと49,900円/月です。4年後に新車に乗り換えるか616,000円で引き取るか、という選択に迫られることにもなりますけど...。

最後にまとめ

いかがでしたか。日産リーフの疑問や不安、解決できましたか? 乗り方次第では実にお財布に優しいクルマですから、ご自身のライフスタイルに合うかどうかを検討してみて下さい。電気自動車は自身は排気ガスを出しませんが、ほとんどの原子力発電が動いておらず火力発電に頼り切っている現状では、走行するための電気を作る段階で環境に負荷をかけています。全体のCO2排出量で考えれば燃費の良いガソリンエンジンの方が地球には優しいので、微妙な選択になってしまいますね。