中華エンジンでGO!GO!GO!中国製のカブエンジンそっくりさん

みなさん! 4ミニを改造する上で一度は考えたことがある中華エンジン! 安くて大排気量まで実現しちゃうのが魅力的ですのね! 今回は中華エンジンについてまとめてみました!

中華エンジンってなに!?

中華エンジンとは主にホンダのカブ系エンジンをモチーフにした中国製のオリジナルエンジンです。取付け部の形はホンダカブ系エンジンと同じなのでかんたんに載せ替えが可能でエンジンの構造や分解に不安な方にはボアアップよりも手軽な商品です。
また、多彩な排気量に多彩な変速機の種類、空冷から水冷まで選択肢があります。しかも低価格なのでとっても魅力的ですが、耐久性などまだまだ謎が多いのも事実です。

中華エンジンの種類!

中華エンジンにはたくさん種類がありますので現在販売されている物をリストアップしてみました!

メーカー名:LIFAN(リーファン)

エンジン型式【1P50FMG-A】
100cc4速クラッチなしエンジン
クラッチレバーなし4速リターン
12VCDI点火発電タイプ

エンジン型式【LF152FMI A141】
125cc4速クラッチなしエンジン
クラッチレバーなし4速リターン
12VCDI点火 発電タイプ
このエンジンの特徴はセルモーター付です。オイルクーラーとオイルキャッチタンクがアフターパーツとして販売されております。ガスケット類も販売されているので購入後も安心ですね! 販売価格は30,000円程です。

エンジン品番【0316】
150ccレーシングエンジンマニュアルクラッチ4速リターン
12Vマグネット・CDI方式
マニュアルクラッチ4速リターン
このエンジンの特徴は2次側クラッチ仕様エンジンです。最大出力12HP/7,500RPMを発揮するモンスターエンジンです! 排気量が125cc以上なので一般走行はできません。販売価格は40,000円程です。

エンジン品番【2628】
160ccレーシングエンジン
マニュアルクラッチ4速リターン
このエンジンの特徴は2次側クラッチ仕様エンジンです。最大出力14HP/9,500RPMととてつもないパワーを発揮します。こちらも150cc同様排気量が125cc以上なので一般走行はできません。販売価格は41,000円程です。

メーカー名:LONCIN(ロンシン)

エンジン型式【LC139FMB】
50cc4速
マニュアルクラッチ4速リターン
12VCDI点火 発電タイプ
このエンジンの正確には48ccです。キックスタート式です。最高出力2.0/7,500(kw/rpm)販売価格は24,500円です。

エンジン型式【LC147FMD-C】
70cc無段階変速
最高出力(kw/rpm)3.7/8,000 キックスタートのみです。

エンジン型式【LC147FMD】
70ccクラッチレバーなしエンジン
遠心4速リターン
最高出力(kw/rpm)3.7/8,000 キックスタートのみです。

エンジン型式【LC150FMG】
100ccクラッチレバーなしエンジン
遠心4速ロータリーミッション
最高出力(kw/rpm)4.8/8,000 セルモーター付です。

エンジン型式【LC150FMG-1】
100ccクラッチレバーなしエンジン
遠心4速リターン
最高出力(kw/rpm)5.1/8,500 セルモーター付です。

エンジン型式【LC150FMG-4】
100ccクラッチレバーなしエンジン
遠心4速リターンモデルとリターンモデル
最高出力(kw/rpm)4.8/8,000 セルモーター付です。

エンジン型式【1P50FMG-A】
100cc
マニュアルクラッチ4速リターン
最高出力(kw/rpm)4.5/7,500 セルモーター付です。

エンジン型式【LC152FMH-2】
110ccクラッチレバーなしエンジン
遠心4速リターンモデルとリターンモデル
最高出力(kw/rpm)5.1/8,500 セルモーター付です。

エンジン型式【LC152FMH-E】
110ccクラッチレバーなしエンジン
遠心4速リターンモデルとリターンモデル
最高出力(kw/rpm)6.0/8,500 セルモーター付です。
このエンジンの特徴は3バルブです。

エンジン型式【1P52FMH-2L10】
110cc
マニュアルクラッチ4速リターン
最高出力(kw/rpm)5.8/9,000 セルモーター付です。

エンジン型式【1P52FMH-3M】
110cc
マニュアルクラッチ4速リターン
最高出力(kw/rpm)5.8/9,000 セルモーター付です。
このエンジンの特徴は3バルブです。

エンジン型式【LC152FMI】
120ccクラッチレバーなしエンジン
遠心4速リターンモデルとリターンモデル
最高出力(kw/rpm)6/8,000 セルモーター付です。

エンジン型式【1P52FMI-2B10】
120ccクラッチレバーなしエンジン
遠心4速リターンモデルとリターンモデル
最高出力(kw/rpm)6.5/7,500 セルモーター付です。

エンジン品番【0313】
125cc
12Vマグネット・CDI方式
マニュアル4速リターン セルモーター付
このエンジンの特徴は2次側クラッチモデルです。

エンジン型式【LC1P52FMI-3】
125ccクラッチレバーなしエンジン
遠心4速リターンモデルとリターンモデル
最高出力(kw/rpm)6.3/7,500 セルモーター付です。

エンジン型式【LC152FMI-2】
125ccクラッチレバーなしエンジン
遠心4速リターンモデルとリターンモデル
最高出力(kw/rpm)7.0/7,000 セルモーター付です。

エンジン型式【1P54FMI-2B10】
130ccレーシングエンジン
マニュアルクラッチ4速リターン
最高出力(kw/rpm)6.6/7,500 セルモーター付です。排気量が125cc以上なので一般走行はできません。

エンジン型式【1P55FMJ-2E10】
140ccレーシングエンジン
マニュアルクラッチ4速リターン
最高出力(kw/rpm)8.0/7,500 セルモーター付です。排気量が125cc以上なので一般走行はできません。


以上が主な中華エンジンです!

日本のメーカーさんも自社製品として格安エンジンキットを販売しておりますが、この2社のエンジンばベースになっていることがほとんどのようです。

中華エンジン特徴

エンジンの耐久性

エンジンの耐久性はみなさんさまざまです。すぐ壊れたという意見や意外と長く持っているとか。しかしみなさん大前提なのが、『信用していない』ということのようです。値段も安いので勉強代と考えているようです。

ミッションの耐久性

どうやらエンジンよりもミッションの方が壊れやすいようです。これは日本製に比べてギアの精度の悪さ、部品の強度不足、組み付けの悪さ、部品のバリ処理の甘さが原因のようです。それに加えてハイパワーなので部品に価格負担は相当なもののようです。ですので購入したらまず下処理をしないといけないようです。

エンジンパワーのバラつき

同じエンジンでもどうやらパワーに差があるようです。考えられるのはやはりエンジンパーツの精度のバラつきでしょうか? 全て同じ形をしていればこのような事態は起こらないはずですが…。

排気量のわりにパワーが低い

設計の甘さでしょうか? 日本製のものに比べて排気量のわりにローパワーです。しかしボアアプやエンジンチューンに比べるとやはり安いので馬力対コスト費用を考えるとローコストです。

ボアアップと中華エンジンのコスト比較

コストを比較してみよう!

例えばモンキーの80ccボアアップキットで比較してみましょう。日本メーカーの80ccボアアップキットは部品代がおよそ36,000円です。取付け工賃はお店にもよりますがおよそ20,000円程度です。合計56,000円とします。これでおよそ6馬力出るようです。
では中華エンジンで見てみましょう。リーファンのエンジン型式LC150FMGは100ccで4.8kwです。馬力換算するとおよそ6.5馬力です。排気量の差はありますが同じ馬力です。リーファンの100ccエンジンはおよそ20,000円です。これに載せ替え工賃はお店によりますがおよそ15,000円です。これで合計35,000円です。ボアアップと比べても20,000円以上安くなる計算になります。
排気量こそ違いますが同じパワーを出すのにこれだけローコストで済むことがわかりました。

ローコストだからこそ魅力がある!?

ではこのローコストなエンジンをすぐに壊れないように長持ちさせる方法はないか!? と考えてしまうのが人間の性ですね。もちろん安いエンジンを壊れたら買ってを繰り返して色んなモデルを試すのも面白そうですが…。では長持ちさせるための方法をご紹介します!

壊れやすい中華エンジンを長持ちさせる方法!

まずはバラそう!

これはとても素人には難易度が高いようにも思いますが、中華エンジンならではのバリ取り対策です。実際にこれを実行されている方も多いようです。もちろん機械にチンプンカンプンで、勉強する気もない方には止めておいた方が良いと思いますが、全くの初心者さんでも根気があればできる作業です。モンキー系エンジンはとてもシンプルで部品点数も少ないです。見たままバラして元通りにプラモデル感覚で組めます!
このシンプルな造りのエンジンやミッションでメカの仕組みを独学された方も多いです。まずエンジンが届いたらバラして各部のバリ取りです。経験者のお話ではとてもやりがいがあるそうです。時間を忘れて夢中になってみてはいかがでしょうか? これをすることによりエンジンとミッションの寿命を延ばすことができます。もちろんエンジンパワーもフルに発揮できます。

慎重を極めた慣らし運転

バリ取りをしてもしなくても慣らし運転をしましょう! これをしないと急激にエンジンの寿命を縮めてしまいます。特に中華エンジンではその効果は絶大のようです。エンジンオイルは普通のものを使用しましょう。アイドリングを一日中することをおすすめします。走行は厳禁です! これは中華エンジンならではですが…。
十分にアイドリング慣らしをしたらエンジンオイル交換をしましょう。オイルを抜くときキラキラした鉄粉が出てくると思います。そうしたら次はそこそこのグレードのオイルを入れて実走行の慣らしをしましょう。あくまでも慣らしですので低回転域でゆっくり加速し100~200キロ程走りましょう。そしてオイル交換します。このときも出てくる鉄粉に注意しながらオイルを抜きましょう。この時点で鉄粉が出なければ慣らしは終わりですが、だいたいの場合まだ出てくると思います。そうなればまだ慣らし運転は終わりません。
再度エンジンオイルを入れ、ゆっくり走りましょう。これも同じように100~200キロ程走ります。そして同じように鉄粉に注意してオイル交換です。これで鉄粉が出なければ慣らしは成功です。本走行する場合はグレードの高いエンジンオイルをしようしましょう! これはエンジンを長持ちさせる秘訣です!

燃調のセッティングをしましょう!

これはキャブレターセッティングの要領です。エンジンの個体差もあれば、付属のキャブレターセッティングも違ってきます。もし燃料が薄いまま走っていたらそれが原因でエンジンが壊れてもおかしくありません。ではここでキャブレターのセッティングの方法をご紹介します。
まず走っていて違和感はありませんか? もしアクセルを1/4~1/2の開度で開けてトルク感もないまたは息継ぎをするようであればそれは燃料が薄い症状です。キャブレター内にある棒状のジェットニードルという物があると思います。そのニードルのクリップの位置を下げていけばガソリンが濃くなります。逆にそのアクセル域でボコボコと音を立てて加速が悪かったり、マフラーからパンパン音が出る場合はガソリンが濃い症状です。そのときはニードルのクリップの位置を上げてガソリンを薄くしましょう。
では次はアクセル開度1/2~全開です。このときエンジンの回転上昇が鈍かったり、吹け上がりがガクガクとスムーズでない場合はガソリンが薄い場合です。キャブレター内にあるメインジェットと言われる穴の開いたネジの番手を上げてガソリンを濃くしましょう。 逆にマフラーから排気ガスが多く出たりガソリン臭い場合やエンジン回転が遅い場合はガソリンが濃い場合があります。この時はメインジェットの番手を下げていき、一番速い状態を見つけましょう! そのほかスパークプラグの焼け具合でも判断できます。走行後スパークプラグの焼け具合をみて、白ければ燃料が薄い、黒ければ燃料が濃いということです。一番良い状態はプラグがキツネ色になりますのでそれで判断しましょう! 少し注意したいのが、このプラグの焼け具合で判断する場合はイリジウムプラグのようなレーシングプラグを使用すると、焼けすぎて判断に困りますので標準プラグを使用しましょう!キャブレターのセッティングは奥が深くて楽しいですよ!

まとめ

いかがでしたか? 中華エンジンは低コストで楽しめることがわかりましたね! モンキーやカブは乗っていても楽しいのはもちろん改造も楽しめますね! 色んなアイデアで色んな観点から中華エンジンを研究するのも楽しいですね! 最後までありがとうございました! 楽しいバイクライフを!