フェラーリのカスタム!世界が認める日本のフェラーリ・カスタムメーカーまとめ

フェラーリと言えば誰もが知る超高級スポーツカーの代表格です。素のままでため息が出るほど美しく、見た目を裏切らない性能を誇るフェラーリを、さらにカスタムするなんてちょっと信じられない気もしますが、ここ日本にも、フェラーリのカスタムパーツをリリースするメーカーがいくつも存在します!今回は、日本のメーカーがリリースしているパーツを中心に、最新のフェラーリ・カスタム事情についてまとめてみました!

エキゾースト・システム(マフラー)編

出典:http://www.therohnstein.com/blog/new-products/kreissieg-exhaust-for-the-ferrari-458-lands-at-vivid-racing/

フェラーリと言えば、遠くからでもそれと分かる甲高いエキゾーストノート(排気音)が魅力のひとつです。まるでF1マシンのような排気音は「フェラーリ・サウンド」と呼ばれ、スポーツカー好きなら大の男でも一瞬で童心に帰ってしまう魔力を秘めています。そして、そのサウンドをさらに凶暴にしてしまうカスタムパーツが社外マフラー。最近ではどのメーカーも「Exhaust System(エキゾーストシステム)」と呼び、一般的にテールエンド付近を指すマフラー=サイレンサー(消音器)のみならず、フロントパイプ・中間パイプ・リアピース(いわゆるマフラー)をトータルで開発・製造しています。さらにエキゾーストマニホールド(エキマニ)からトータルでプロデュースしているメーカーも。そんな禁断の世界で、日本のメーカーがその高い技術力を駆使して世界のフェラーリファンが認めるサウンドを作り出しています。
比較のため、以下にフェラーリ458の各社エキゾーストシステムを組み込んだ車両の動画を掲載しました。音の違いがはっきり分かって面白いと思います。くれぐれも音量に注意してご覧ください!

Kreissieg(クライスジーク)

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Kreissieg(クライスジーク)製

いまや世界的に認められている「Kreissieg(クライスジーク)」。神奈川県に本社を構える日本のメーカーです。フェラーリをはじめ、ランボルギーニやマセラティ、ポルシェ、ベントレー、アストンマーティン、ロータス、AMGなど世界のスポーツカー・高級車のエキゾーストシステムをリリースしています。トヨタ86や日産R35 GT-Rなど国産スポーツカーのエキゾーストシステムもラインアップしていますし、ワンオフ制作(オーダーメイドで世界にひとつだけのエキゾーストシステムを制作)にも対応しています。

フェラーリ、ランボルギーニを始めとするスーパーカー全般「F1サウンドバルブトロニックエキゾーストシステム」「修理、板金塗装」のクライスジーク オフィシャルウェブサイト

Brilliant exhaust

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Brilliant exhaust 製

こちらも神奈川県にある「Brilliant exhaust」は、特にエキゾーストマニホールドにこだわって制作する日本のメーカーです。車両の特性に合わせてエキゾーストマニホールドの長さを変えたり、リアマフラーに可変音量バルブを付けるなど、日常使いにも配慮しています。Brilliant exhaustも、フェラーリのほかにランボルギーニ、マセラティ、ポルシェ、メルセデスベンツなどのエキゾーストシステムを製造・販売しています。

Brilliant exhaust フェラーリ 458 599 ランボルギーニをメインに独自設計のエキマニ・マフラーで超高音を導き出します。

POWER CRAFT JAPAN

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POWER CRAFT JAPAN 製

静岡県にある「POWER CRAFT JAPAN」はレース活動にも積極的な日本のメーカー。POWER CRAFT JAPANの「ハイブリッド・エキゾーストシステム」はインテークマニホールドで発生する負圧を利用してエキゾーストマフラーのバルブをリモコンで開閉し、サイレントモードとエキサイティングモードの切り替えを可能にしています。POWER CRAFT JAPANも、フェラーリ・ランボルギーニを中心に開発を行っています。

tubi style (made in Italy)

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tubi style (made in Italy)

フェラーリのエキゾーストシステムといえば、この「tubi style」は外せません。1987年に設立されたtubi styleは、フェラーリの本社があるイタリアのマラネッロに本社を構えています。もともとF1用のマフラー開発を行っていた創業者が、その経験に基づきフェラーリやランボルギーニ、マセラティなどのアフターマーケット用マフラーの製作を開始したのがtubi styleのはじまりです。現在、日本・アメリカを含む30ヵ国以上でtubi styleのエキゾーストシステムが販売されています。定番のステンレス素材のほか、最新の航空宇宙産業で使用される金属(インコネル)などを素材にしたエキゾーストシステムを生産するなど、さすが世界のトップブランドですね。

フェラーリ・オーナーの方はよくご存知だと思いますが、上記でご紹介したエキゾーストシステムは車検非対応の競技用がほとんどです。公道でのご使用は整備不良となりますのでご注意ください! それにしても、各社レーシングカーばりの爆音・高音かと思いきや、意外と耳に心地よい音質で、やはりフェラーリのような高級車にふさわしいエキゾーストノートになっていますね!

ホイール編

以前は5H/108 (107.95)という特殊なP.C.D.が多かったフェラーリのホイールも、最近の車種は5H/114.3と国産車の多くが採用しているP.C.D.になり、多くの国産ホイールが適合します。ただし、ブレーキローターやキャリパーが大きいので、どんなホイールでも合うわけではありません。それを考慮して、世界のフェラーリ・オーナーは今どんなホイールに履き替えているのでしょう?ここでは最近特に人気のホイールメーカー「FORGIATO」や「Prodrive」、定番の日本メーカーについてご紹介します。

FORGIATO

出典:http://forgiato.com/

アメリカのロサンゼルスに所在する「FORGIATO」は、近年の高性能車、高級車のカスタムに欠かせないホイール・メーカーです。創業者が、FORGIATOの前身であるD'Vinciを設立する以前に10年間ジュエリー業界に身を置いていたことから想像できる通り、そのデザインは美しさを通り越して芸術的とさえ言えます。それゆえ、世界中のセレブがこぞってFORGIATOのホイールを自分の車に履かせたがるのです。
レースなどの実績こそありませんが、世界中で開催されるモーターショーでは、FORGIATOのホイールを履いたカスタムカーがそこかしこで見られます。フェラーリ、ランボルギーニ、ベントレー、ロールスロイス、レンジローバー、メルセデス、AMGなどのカスタムに欠かせない存在と言えるでしょう。また、カラーやサイズなどすべてカスタム・オーダーに対応していることも注目ポイントです。ただ、日本からオーダーすると納期が2ヵ月以上かかるのが難点でしょうか。

Prodrive

出典:http://www.prodrive-japan.com/products/gc_05n/index.html

「Prodrive」はブリヂストン・リテール・ジャパン株式会社とイギリスのProdrive Automotive Technology Limitedが提携してリリースしているホイールです。3000社ものモータースポーツ専門企業が終結するイギリス・モータースポーツの中心地「モータースポーツヴァレー」に本拠を構えるプロドライブは、BTCC(英国ツーリングカー選手権)に代表されるサーキット・レースとWRC(世界ラリー選手権)に代表されるラリーという条件が全く異なるモータースポーツ・シーンでチャンピオンを獲得しています。
ホイールというひとつのカテゴリに留まらず、エンジンやトランスミッション、シャシーなどの研究開発のほか、レース車両の生産・販売まで行うというレーシングカー・コンストラクターがプロドライブです。フェラーリなら、例えば「458イタリア」ですと20インチ×11jの「GC-05X」などが適合します。確かな実績と技術力を誇るレーシング・スペックなホイールです。

Prodrive Japanのオフィシャルサイト。製品の一覧、イベントレポートなどを掲載。

WORK

出典:http://www.work-wheels.co.jp/products/wheel_detail.php?id=ITEM&Brand_id=20&Item_id=198

WORK(ワーク)は日本が誇る老舗ホイールメーカー。その技術力はモータースポーツ界で高く評価され、様々なレースやラリーにホイールを供給し確かな実績を出しています。そんな「WORK」は、フェラーリ・オーナーの強い味方「カスタム・オーダー」を提供しています。カタログにないP.C.D.にも対応してくれるので、サイズさえ合えば(ブレーキローターやキャリパーのスペースに問題なければ)、好きなデザインから選ぶことが可能です。技術力は折り紙つきなので、高性能スポーツカーでも安心して装着することができますね!

アルミホイールメーカー株式会社ワークのWEBサイト。アルミホイール情報やアルミホイールのカスタマイズが可能なワークホイールカスタムオーダープランなど。

TWS

出典:http://www.tws-forged.com/tws_exspur_rss_mag.html

「TWS」は、世界最高峰の鍛造ホイール製造技術を誇る「株式会社TAN-EI-SYA」と商品開発・マーケティング・ブランディングに特化した「株式会社TAN-EI-SYA WHEEL SUPPLY」がプロデュース・販売する国産鍛造ホイールです。軽さや強度といった機能面を素材から追及するとともに、鍛造という製造方法がもたらす金属の美しさにまでこだわるメーカーといえます。その高い技術力は、耐久レースのル・マン LM1クラスに出場したアストンマーティン・レーシングにホイールを供給していたことでも明らかでしょう。マグネシウム鍛造ホイールのフラッグシップモデル「TWS EXspur RSS +Mg」はフェラーリ専用設計モデルも用意されていますし、ほかのラインナップにもフェラーリに適合するサイズのホイールが充実しています。

エアロパーツ編

出典:http://www.diseno-art.com/news_content/2013/10/novitec-rosso-ferrari-f12berlinetta-n-largo/

Novitec Rosso フェラーリ F12ベルリネッタ

フェラーリのエアロパーツといえば「NOVITEC」が有名ではないでしょうか。その高い品質ゆえに、フェラーリの正規ディーラーでも取り扱いされています。ほかにも、「HAMANN (ハーマン)」や「MANSORY(マンソリー)」といった定番&人気のエアロパーツメーカーがあります。そんな中、日本にもフェラーリのエアロパーツを製造・販売しているメーカーはいくつも存在します。今回はそんな日本のエアロパーツ・メーカーにスポットを当ててみます。

LEAP DESIGN(リープデザイン)

出典:http://www.xo-autosport.com/site/osaka-auto-messe-2015-%E0%B8%95%E0%B8%AD%E0%B8%99%E0%B8%97%E0%B8%B5%E0%B9%88-3-exhibition-hall-%E0%B8%95%E0%B9%88%E0%B8%AD/

「LEAP DESIGN」は大阪の(有)オオハタ自動車がプロデュースする比較的新しいエアロパーツメーカー。東京オートサロン2016にも出展し、確かな評価を得ています。ラインナップは「フェラーリ458イタリア」「ランボルギーニ・アヴェンタドール」「マセラティ・ギブリ」「マセラティ・クアトロポルテ」の4車種のみという潔さ。そのデザインは車本来のデザインをさらに洗練させ、ワンランク上のカスタムカーへと昇華させるものとなっています。

LEAP DESIGN(リープデザイン)HP★車のエアロ・ドレスアップパーツをデザイン・制作。マセラティクアトロポルテ・マセラティギブリ・フェラーリ458イタリアをカーボンを使ったエアロ

ROWEN

出典:http://74120-731241.blogspot.jp/2015/03/rowens-ferrari-458-spider.html

最近さまざまな車雑誌などで紹介されることが多い「ROWEN」も、フェラーリのエアロパーツを作っています。フェラーリに関しては、「458イタリア」と「F430」の2車種をリリース。しかも「458イタリア」ではエキゾーストシステムまで用意しています。そのデザインは、「アグレッシブ&ラグジュアリー」というROWENスピリッツを体現するもの。フロントカナード・サイドカナードなど別体に見えるパーツもスポイラーと一体で作られていたり、細かい部分にこだわって制作されています。個人的には、ROWENのアイデンティティであるLEDスポットランプを配置したフロントのフルバンパータイプも見てみたいと思います。

ROWENのデザインスピリッツをこめたグッズ。ROWENブランドのオフィシャルサイト。エアロパーツからコンプリートカー、中古車まで全てのROWEN情報はここから発信いたします。

Liberty Walk(リバティウォーク)

出典:http://www.stanceworks.com/2013/11/liberty-walk-ferrari-458/

フェラーリやランボルギーニのフェンダーを躊躇なくぶった切り、大迫力のワイドフェンダーを装着させることで、カスタムチューナーの間で一躍トップブランドのひとつとなった「リバティウォーク」。ワイドフェンダーを含むエアロパーツのブランドは「LB PERFORMANCE」と呼び、区別されています。ただでさえワイド&ローフォルムの車がさらに幅広になるわけですから、それはもう圧巻のひと言。
ワイドフェンダーに合うサイズのホイールに換装することで、リムの深さとタイヤの太さが協調され、その車が持つ凶暴な性能をまざまざと見せつけられているようです。ワイドフェンダーにばかり目が行きがちですが、フルバンパータイプのフロント、大型化されたリアディフューザーなど、全体のバランスがあってこそ、この個性的なフォルムが完成します。今欧米で大人気のエアロパーツメーカーです。

フェラーリのカスタムはやっぱり奥が深かった!

出典:http://ballersmotoring.com/mansory-ferrari/mansory-f12.html

フェラーリにも、いえフェラーリだからこそ、たくさんのカスタム・メニューが存在します。フェラーリは日常的に遭遇する車ではありません。フェラーリは非日常であり、オーナーはカスタムすることでさらに非日常性を高めます。それは単に車好きだからなのか、自己満足なのか分かりません。しかし、カスタムしたフェラーリが文句なしにかっこいいのは紛れもない事実です。ノーマルで飽き足らなくなったら、ぜひ禁断のカスタム・ワールドへ足を踏み入れてください!