LEXUSのホバーボードが凄すぎる!

トヨタの高級車ブランド「レクサス」がなんとホバーボードを開発したという。そういえば今年は映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」の舞台となった2015年。気になったので調べてみました。

ホバーボードって…?

1980年代後半に一大ブームを巻き起こしたハリウッド映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で、主人公マーティが訪れた2015年の未来世界にあった宙に浮くスケートボードです。普通のスケートボードと同じ感覚で乗ることができますが、映画の中では水の上では浮くことができませんでした。

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Back to the Future Part 2 (3/12) Movie CLIP - Hover Board Chase (1989) HD

バック・トゥ・ザ・フューチャーPart2で、マイケルJフォックス扮するマーティがホバーボードに乗るシーン。

LEXUSがホバーボードを開発?なぜ?

LEXUSの広告キャンペーン「Amazing In Motion」では、これまでライトスーツをまとった人が街を走り回る「STROBE」、ドローンが意思を持っているかのように動く「SWARM」等、LEXUSの独創性やそれらを実現しようとする人たちを紹介してきました。
「Amazing In Motion」の第4弾にあたる今回の「SLIDE」では、ホバーボードを実際に創造してみせることにより、LEXUSの先進性や技術力をアピールするものです。

LEXUSホバーボードは磁気浮上技術を使用し、摩擦のない状態で走行します。液体窒素で冷却された超電導体と永久磁石の組み合わせにより、LEXUSは不可能と思われることを可能にしました。

LEXUS ホバーボードが浮上する仕組み

LEXUSホバーボード内には低温保持装置を2つ備え、その内部に液体窒素によって-197℃に冷却された超電導体を内蔵。永久磁石のレールの上に置かれることで浮上。「レールの磁場がホバーボードの超電導体の中に「凍結」されることで、ボードとレールの間に一定の距離が保持され、浮くことができるのだそうです。
evico GmbHのCEO オリバー・デ・ハス氏によると「この力は、ホバーボード上で人が立ったりジャンプしたりできるほど強いものだ」とのこと。

超電導の専門家らと18か月かけて開発したという Lexus Hoverboard 。液体窒素で冷却された超電導体と永久磁石を組み合わせて使用しており、本体は竹のボードと高級車向けの素材で組んだ外装をまとっています。ボードの縁の部分から白煙がでているのは、おそらく液体窒素によるもの。

出典:japanese.engadget.com

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The Lexus Hoverboard: Testing

どうやら超電導を使ったレールの上じゃないと浮かないみたい。映画のようにどこでも、って訳にはいかないみたいですね。
バック・トゥ・ザ・フューチャーに登場するホバーボードは確か水上ではうまく浮上できなくなってしまう設定でしたが、LEXUSホバーボードの公開されている動画では水の上でも浮上しています。
これもレールの上だから浮上できるわけですね。
どこでも浮いていられる訳ではないのですね。
なるほど、なんだか仕組みはリニアモーターカーに似ている気がします。

LEXUSホバーボードを乗りこなす

地面との摩擦が無いからなのか、バランスを取るのがかなり難しそう。
レクサスによれば、このホバーボードを人間が乗りこなすのは、やはり困難だったそう。
プロスケートボーダーのロス・マクゴラン氏は特設コースでのテストを何度も繰り返し、
ようやく乗りこなすことに成功したそうです。

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The Lexus Hoverboard: It's here

Lexusが2015年8月4日に公開した映像です。
プロスケーターのロス・マクゴーラン氏がホバーボードに乗っています。テクニックが必要だったようですが、普通のスケボーと同じスピードで水面でも乗りこなしています。

ロス・マクゴラン氏は、「スケボーの20年の経験があっても、摩擦のない状態で滑るには、全く新しい技術が必要だった。とくに、バランスを取るのが難しい」とコメントしている。

出典:response.jp

しかし動画を見ていただければ分かりますが、車輪の無いスケートボードで滑る様はCG合成のようなフェイクでは無く、正真正銘、リアルなのです。

LEXUSのほかにホバーボードはあるのか?

因みにLEXUS以外でもホバーボードを開発し、実際に市販しようという動きがあるようです。

米HENDO HOVER社が開発した次世代ホバーボード「HENDOホバーボード」が国内販売されることがわかった。

2014年12月5日のニュースです。

クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で製品化に向けて出資を募っていました。(2014年12月で出資期限は終了しています)

「HENDOホバーボード」も超電導ではありませんがやはり磁気を利用して浮くとの事。
残念ながらこちらも一定の条件下でしか使えないようです。(銅等の非鉄金属)
価格も110万円と中々高価です。

LEXUSホバーボードは市販されるのか?

LEXUS側の発表では、今回のホバーボードはあくまでキャンペーンの一貫であり、市販するかどうかは未定とのこと。

実際に市販されたとしてもかなりの高額でしょうし、第一、磁気レールが無いところは浮くことができないのですから、気軽にその辺で乗ろう、という訳にはいかないでしょう。
でもLEXUSがこういったモノを発表してくれたというのは夢が広がりますね。

市販するかどうかも未定のホバーボードに巨額な費用をかけて実現させたLEXUSと、その開発スタッフに拍手を送りたいと思います。