【「ClassicDays」イベントレポート】岡山発カーミーティング!大人の社交場で「クルマ時間」を堪能しよう

今回は岡山県で開催されている「ClassicDays(クラシックデイズ)」に参加して「クルマ時間」を堪能してきました。こちらのミーティングは、クラシックカーオーナーでなくてもギャラリーとしての参加もOK。クルマ好き同士だから初対面でもすぐに打ち解けられます。あなたもディープな交流を楽しんでみませんか? 今回は、ミーティングのようすをたっぷりレポートします。

クルマ好きな大人の社交場

会場への入口は、このボードが目印。スタッフが誘導してくれます。
photo by ニカイドウユタカ

「ClassicDays」は、クラシックカーを中心としたカーミーティングです。奇数月の第1日曜日、おもに県内の施設駐車場や広場に許可を得て行なわれています。開催時間は9:00から12:00まで。参加費1人500円が必要で、高校生以下は無料。スタート丸1年を迎えたばかりです。

ミーティングの特長はその気軽さ。途中参加・退場もOKです。クルマ好きで人好きなオーナーが多いのも魅力。「大人の社交場」と呼ばれるだけあり、気がねなく話せるので新しい車仲間にも出会えそうです。「人見知りで……」というあなたも、すぐに打ち解けることができるはずです。

主催者に聞く

まずは主催スタッフのひとり、Hさんに詳しく話をうかがいました。これまでの歩みとミーティングへの思い、今後の課題を聞きました。

道の駅や広大な駐車場などに許可を得て開催されています。
photo by ニカイドウユタカ

クルマ好きの新たな交流の場を

「我々4人が、イベント代表者としての共通意識をもって運営しています」

とHさん。ClassicDaysは、Hさんを含むクラシックカーオーナー4名で運営されています。いままで開かれていたミーティングの賑わいがなくなったため「もう一度盛り上げたい、クルマ好きの新たな交流の場を」という4人の思いが一致。新しいミーティングの立ち上げに至りました。

2015年1月4日(日)、記念すべき第1回が開催されました。当時の参加台数は50台ほど。回を重ねるごとに参加台数が増え、現在では160台を超えるまでになりました。

参加規定は「オリジナル車輌」であること

参加車輌は基本的にクラシックカーがメインですが、そうでなくてもOK。重視されるのはオリジナル車輌であること。つまり大幅なモディファイがされていない、違法改造でない車輌であることが条件です。

オリジナルの美しさを保っている車輌が条件です。
photo by ニカイドウユタカ

ゲストとギャラリーの区別

こちらでは「ゲスト」と「ギャラリー」を区別しています。

ゲストとは主催が定めた条件に該当するクラシックカーのオーナーであること。

ギャラリーとは年式が新しいクルマや、クラシックカーオーナーであっても見学参加を申し出た人を指します。

区別はしているものの、ゲスト・ギャラリーいずれも参加費500円が必要です。たとえ見物するだけであっても、参加していることに変わりありません。

ネームカードは、内側がスタンプカードになっています。
※私の愛車はクラシックカーではありませんが、今回は取材のため参加(ゲスト)カードをいただきました
photo by ニカイドウユタカ

ミーティング存続のために

スタートから丸1年を迎え、より健全で居心地のよいカーミーティングとして存続するため、主催スタッフは工夫を重ねてきました。

例えば、参加費500円の徴収を今年から開始。運営維持の経費としてはもちろんですが、全員が参加者である自覚を持つことに意味があります。会費を支払うことが、モラルの向上につながります。

告知や案内が掲示される本部テント。
photo by ニカイドウユタカ

「台数が増えることで生じる、モラルの低下が最も危惧すべきこと」

とHさんは話します。

「一部のオーナーの迷惑行為によって、開催できなくなってしまったミーティングがいくつもあります。ClassicDaysもいつそうなるかわかりません。会を守るためにも今後は、台数制限も視野に入れながら何らかのルールを設けて、みなさまにご協力をお願いするかもしれません。その際はあらためてアナウンスする予定です」

台数が増えればルールを無視したり、趣旨を理解していないオーナーも増えてしまいがちです。永く続けていくためには、ある程度の制約が必要なのかもしれません。Hさんはこう続けます。

「クルマという趣味は、周囲から厳しい目を向けられやすいといえます。とくに近年は騒音や集団暴走行為が問題となっていますし、車種によってはニュースで報じられたりもしているため、ますます警察の目も厳しくなっています。我々クルマ好き一人ひとりが、あらためて自覚を持つべきです。こんな状況のなかでClassicDaysを存続させていくためには問題行動を起こす車輌を遠ざけ、運営側の思いに賛同してもらえるオーナーが自然と集まるようなミーティングにしていかなければと強く思います。迷惑行為をするオーナーの特徴として、グループである場合が多いです。もしそういう方々がいらっしゃった場合は、厳しく対応させていただきます」

テント本部ではスタッフが待機。問合せや誘導などすぐに対応できるよう気を配ります。
photo by ニカイドウユタカ

参加レポート

私はクラシックカーオーナーではありませんが、今回愛車と一緒にClassicDaysを楽しんできました。普段はお目にかかれない名車や美しいクルマたちに囲まれて、非日常を味わうことができました。

ここからは、当日の会場のようすと参加車輌をくわしく紹介していきます。

会場へ到着。
photo by ニカイドウユタカ

8:30の開場と同時に続々と集合

2016年3月13日(日)。第8回を数えるこの日の会場は、岡山ブルーライン沿線上にある道の駅「黒井山グリーンパーク」の広大な第3駐車場を借りて行なわれました。

8:30の開場と同時に、参加車輌が続々と到着。スタッフがきびきびと誘導していきます。

「参加」か「ギャラリー」かを申し出て会費を支払い、ドリンクを受け取ります。
特典付スタンプカード(兼ネームカード)の押印も。
photo by ニカイドウユタカ

スタッフが1台ずつ誘導中。
photo by ニカイドウユタカ

第8回は日産の名車多し!

ハコスカやZ、ブルーバードがズラリ。
photo by ニカイドウユタカ

今回はテーマが設けられていました。テーマは「日産」。スカイライン・ダットサン・ブルーバードなど名車が勢ぞろい。「ハコスカ」や「ケンメリ」がこんなにたくさん見られる機会は本当に貴重! ファンにはたまらない光景です。

オーラを放っていた、510ブルーバードSSSセダン。
photo by ニカイドウユタカ

「クルマ時間」を堪能♪

10:00になると同時に、開会の挨拶と注意事項の説明が行なわれました。この時点で借りている駐車場はほぼ満車に。国内外のさまざまなクラシックカーがズラリと並ぶようすは壮観です。

最初にタイムスケジュールや注意事項を説明する朝礼があります。
photo by ニカイドウユタカ

「朝礼」では全員、テント前へ集合。この日の注意事項が告げられます。無意味な空ぶかし行為や暴走行為の禁止、解散時刻にはすみやかに退場するよう説明があります。

朝礼のあとは、お待ちかねのミーティングがスタート。さっそく、どんなクルマが集まっているかゆっくり見学です。生粋のスポーツカーから、多くのファンに愛され続けるファミリーカーまで個性的な車種が並びます。穏やかな空気が流れる時間のなかで、車談義を楽しみます。

お目あてのクルマのオーナーを見かけたら「乗りはじめてどのくらいですか?」と声をかけてみたり、撮影をさせてもらいましょう。きっと話もはずみますよ!

スバルドミンゴアラジンキャンパー。ドミンゴのキャンピングカー仕様です。
photo by ニカイドウユタカ

1963年式のウーズレーホーネットMkⅡ。ミニがベースになっています。
この日実際にお目にかかれるとは本当にラッキー!
photo by ニカイドウユタカ

フェラーリケーニッヒコンペティション。ギャラリーの目を引いていました。
photo by ニカイドウユタカ

オーナーの思いや人柄を感じることができます。
photo by ニカイドウユタカ

前回の記念写真をプレゼント!
自分が写っていれば、自由に持ち帰ることができます。次回も展示予定とのこと。
photo by ニカイドウユタカ

クルマ談義に花を咲かせていると、時間が経つのを忘れてしまいます。
photo by ニカイドウユタカ

記念撮影タイム

11:30になると、記念撮影が行なわれます。今回は駐車場脇の崖の上から俯瞰で撮影。全員がしっかりと入り、愛車も写るベストアングル!

楽しくポーズをとる参加者。
photo by ニカイドウユタカ

12:00解散、また会いましょう!

12:00になるとすみやかに解散となります。名残惜しいですが、メリハリがついているからこその「大人の社交場」。帰路の安全を祈りながら、スタッフ全員が見送ってくれます。

帰路につく参加者。午後は観光を楽しみながら帰るというオーナーも。
photo by ニカイドウユタカ

帰路につく参加者をメッセージフリップを掲げながら見送る主催スタッフ。
photo by ニカイドウユタカ

加えて、撤収前にはスタッフ全員で会場のゴミ拾いも行なわれていました。「来たときよりも美しく、お借りした会場へ感謝の気持ちをこめて」とのこと。

オーナーに聞く!愛車の魅力

この日ミーティングで交流したみなさんの愛車をご紹介! どのクルマもオーナーの愛情が伝わってきます。まさにクルマは家族、心をこめた1台をピックアップしてみました。

ニッサン ブルーバード1600 SSSクーペ

photo by ニカイドウユタカ

今回のテーマカーでもあります。1969年式。オーナーが以前からブルーバードに乗りたかったことと、乗るならスポーツタイプと決めていたことからクーペを選択。こちらの個体は松山市のショップで見つけたそうで、アイボリーのようなやさしい黄色のボディカラーは「レモンイエロー」。

オーナーがもっともお気に入りのポイントは、テールライトの形状。セダンにはないクーペならではの形がスポーティで美しいですね。

ClassicDaysには、知人に誘われての参加。ミーティングは楽しいけれど、どちらかというと話すよりもひたすら走っているほうが好きなのだとか。これからもブルーバードとのカーライフを楽しんでくださいね。

テールライトの形状は、クーペならでは。オーナーのお気に入りポイントです。
photo by ニカイドウユタカ

アルファロメオ 1300 スパイダー デュエット

photo by ニカイドウユタカ

1968年式です。専門店でフルレストア済みだったというエレガントな1台。

こちらのモデルは初期のピニンファリーナによるデザイン。とくに美しいポイントはリアビュー。「ボートテール」と呼ばれる流麗なデザインに魅了されます。

オーナーは他にも「アルファロメオ・ジュリアスパイダー101」と「ランチア・アッピアサガート」も所有しているという、イタ車フリーク。アルファロメオはパーツ供給がスムーズなうえ、故障も少なく乗りやすいのだとか。

リアビューは、ずっと眺めていたくなるほどの美しさ!

思わず見入ってしまうスタイル。
photo by ニカイドウユタカ

ルノー アルピーヌ A110 T300S コンペティションモデル

photo by ニカイドウユタカ

1967年式です。こちらはラリーに出場していたモデルと同じ仕様で、珍しいセンタータンク。納車から25年間大切に乗られています。

オーナーはA110に惚れ込み「必ず手に入れたい!」とイギリスやフランスまで探しまわったそうです。最後は国内で個人所有の個体と劇的にめぐりあいました。

「カタチも気に入っているけれど、運転もおもしろい。RRなのでハンドルを切ったままアクセルでコントロールできる。エンジンのレスポンスも非常に良くて楽しいです」

個人的にとても好きな1台だったので、詳しくお話が聞けてうれしかったです。

オーナーのお気に入りは、初期型(ナロー)の特徴である小さめのライト。
photo by ニカイドウユタカ

ポルシェ 911S タルガ

photo by ニカイドウユタカ

1971年式です。「ひと目惚れだった。タルガしか興味がなかった」と力説するオーナーが、なんと高校生のころから憧れていたという夢の1台。いまから5年前に東京でめぐりあい、当時所有していたクルマをすべて手放して購入。夢を叶えました。

カラーは「メタリックゴールド(70〜72年のオプションカラー)」。とくに気に入っているポイントはリアビューとのこと。

「エラン、セブン、アルファ、アルピーヌ……いままでいろんなクルマに乗ってきたけれど、(ポルシェ911Sタルガが)いちばん楽しい!」

なんと、ご家族のクルマもすべてオープンモデル。私もオープンカーが好きなので、話が盛り上がりました。このあとの岡山見物も満喫してくださいね。



ご友人とともに、関西方面からの来場でした。
photo by ニカイドウユタカ

ホンダ アクティ

photo by ニカイドウユタカ

1981年式です。オーナーはほかにもスバル360などを所有するクラシックカーフリーク。自身でイベントも主催しています。今回はこちらの消防車(?)で参加。

こちらは消防車として長らく保管されていたものの引退を迎え、平成21年にオーナーのもとへ。

回転灯やマイクはいまでも現役。もちろん回転灯はカバーをかぶせていますが、クラシックカーイベントではマイクが大活躍。場内放送用として重宝しているそうですよ。

見ればみるほどかわいらしいです。現代のクルマにはない愛嬌やあたたかみを感じます。

マイクは感度抜群!
photo by ニカイドウユタカ

次回開催は5月8日(日)せら夢公園駐車場

クラシックカーに興味がある、いずれは所有したいと思っているあなたはもちろん、そうでなくても魅惑のヴィンテージ・ワールドを一度感じてみませんか? 次回開催は5月8日(日)。せら夢公園駐車場(広島県世羅郡世羅町大字黒渕)の予定です。

「ClassicDays」ではただいま当日スタッフを募集中。 10:00まで「参加車両の誘導」「受付補助」を行ない、その後はミーティングを楽しむことができます。

photo by ニカイドウユタカ

ClassicDaysのくわしい情報はコチラから!

Classic Days - いいね!152件 · 7人が話題にしています - 岡山県内を中心に場所を変えながら、開催されるクラシックを基本としたオリジナリティの高いカーミーティングであり、旧車好きなエンスーな紳士・淑女の方々の社交場です!!

岡山県を中心に活動しているクラシックカーミーティングです。