【ダッジ チャージャー】新型の情報や気になる維持費や燃費から中古車情報まで!

ワルでワイルドな男が乗る1thモデルから時を経て、707PSもの最高出力発揮する「SRT・HELLCAT」の登場により世界最強のセダンとなった3thモデル、常にマッスルカーの世界で話題となる「チャージャー」の魅力に迫ってみたいと思います。

「チャージャー (Charger)」

「チャージャー(Charger)」は、1966年に登場したクライスラー社のダッジブランドが販売している乗用モデルです。しかし、乗用モデルといってもハイパワーエンジンを搭載したマッスルカーの1つでもあります。「チャージャー」のコンセプトは、「クライスラーのマッスルカーの象徴」でした。そのコンセプトのもとに開発し、まず1964年のオートショーにて「チャージャー」のコンセプトカーを登場させています。 このコンセプトカーは、「ダッジ」の「ボラーラ」に使用しているBプラットフォームがベースで、デザインをロードスターにしたものでした。翌1965年になると「チャージャーII」を発表しました。これらのコンセプトカーの登場後に2年もの歳月をかけて1966年に、ようやく発売されることになりました。第二世代と呼ばれるモデルは、1982年に登場しますが、マッスルカーというよりコンパクトカーになっていました。このモデルは、FF駆動となってしまい、ベースモデルの「ダッジ・オムニ」の上級モデルとして設定しつつも、1987年に生産を終了しています。その後、第三世代となっているモデルは、2005年から4ドアセダンとなって市販されるようになっています。

第一世代「B-Body」タイプ(1966年-1978年)

2モデルのコンセプトカーを経て1966年に登場した第一世代と言われている「チャージャー」は、2ドアのファストバックのボディが与えられていました。このモデルでベースとなっていたのは、「ダッジ・コロネット」というセダンがベースでした。そのためにフルサイズのボディサイズとなり、大型のボディとなりました。ボンネットに収まっているエンジンは、すべてのグレードにV型8気筒エンジンを搭載していました。しかも、「R/T」グレードには「426Hemi」というハイパフォーマンスレース用エンジンを搭載していました。といってもレース仕様が日常の足として使えるものではないので、デチューンしストリートバージョンにセッティングされていました。 それでも、最高出力400PSを超えるパワーを発生し、「チャージャー」のボディを0-100km/h加速で6.0秒弱で加速させる強烈なパワーを持っていました。字際に1967年の「チャージャーR/T」は、排気量440cu.in.(7.2L)の「マグナムエンジン」と呼ばれているV型8気筒エンジンを搭載して、そのポテンシャルに注目が集まりました。また、「チャージャー」には、1971年から1972年まで派生モデルの「スーパー・ビー」というモデルも存在しています。この第一世代と言われているモデルは、そのポテンシャルからモータースポーツにおいても活躍することとなり、ストックカーレースの「NASCAR」などのアメリカンモータースポーツで即戦力となるようにモデルチェンジを施していきます。

「チャージャー・デイトナ」

1969年に登場した「チャージャー500」というモデルは、モータースポーツの傾向が強いモデルでした。このモデルをベースに「ダッジ・チャージャーディトナ」が発売されることになりました。このモデルは、「NASCAR」のホモロゲーションモデルで、生産台数は限定505台でした。特徴として、ヘッドライトがリトラクラブルライトに変更され、リアには大型スポイラーが備えられ、エアロダイナミクスが図られ、空力性能が向上しています。このボディに最高出力425PSを発揮する426cu.in.のV型8気筒「HEMI」エンジンが搭載され、最高速度320km/hオーバーを実現させていました。また、カスタマイズされたモデルが「ワイルド・スピード」に登場しています。

MC毎にパワーダウンしていく「チャージャー」

この第一世代の「チャージャー」は、オイルショックによる影響もあり、1972年から1975年にかけてパワーダウンしていき、販売不振と重なって繰り返しモデルチェンジが行われていきます。なんとか1978年まで生産されていきますが、かつては400PSのパワーも最終型では、140PSのパワーになってしまっています。さらに1975年になると2種類のモデルへと別れていきます。一つは、STD系、もう一つは、ラグジュアリー系「SE」となります。そしてデザインがベースモデルであった「ダッジ・コロネット」とSTD系は同一デザインとなってしまい、違いはエンブレムくらいでした。もう一つの1975年モデルの「SE」はプラットフォームのみ共通でした。翌年の1976年になると、STD系モデルの販売は終了しますが、「SE」モデルは生産を継続され、1977年には「SE」をベースとした「デイトナ」が復活しています。しかし、このモデルは、ボディーストライプとボディサイドに「Charger Daytona」と文字が入れられた程度で、パワートレインに変更はありません。そして遂に第一世代と呼ばれるモデルは1978年に生産終了します。

映画でも活躍した第一世代

第一世代の1966年から1970年モデルの「チャージャー」は映画でも活躍しています。最近では、「ワイルド・スピード」シリーズが有名でチューンされたブラックカラーのゼロヨン仕様が登場しています。また「スティーブ・マックイーン氏」で有名な1968年の名作「ブリット」に登場しています。さらにコメディの「デューク・オブ・ハザード」では「ゼネラル・リー」としてオレンジのボディカラーにテキサス州のデカールや「01」が目立つ「チャージャー」が登場し豪快なドリフトやジャンプをしています。

1970年式「最後のマッスルカー」

なぜ、1970年モデルの「チャージャー」が特別扱いされて映画に登場したり、プレミア価格で取引されているのか。そこには、大きな理由があります。この1970年モデルというのは、1968年モデルを踏襲したモデルでしたが、細かなところでチューニングが施されているという点です。まず、エンジンレスポンスを向上させたセッティングが施されています。そしてサスペンションの見直しによる走行性能の向上、ワルっぽい威圧感のあるシャープなデザインです。でも、もっと大きな理由がありました。この後の1970年代にオイルショックによって排気ガス規制が強化され、名立たるアメリカンマッスルカーは、どのモデルも大幅にパワーダウンを余儀なくされ、それに伴ってボディサイズもコンパクトにサイズダウンされていきます。そのために人気モデルでないマッスルカーは消滅していきました。実際に「チャージャー」も1972年に大幅にパワーダウンしています。このマッスルカーにとって大きな障壁となったオイルショックによる排気ガス規制を受けていないのが、1970年モデルとなり「最後のチャージャーにおけるマッスルカー」となっているということなのです。この三つ「エンジンチューン」「サスペンションのリセッティング」「排気ガス規制前」の理由によって特別なのが1970年モデルということなのです。では、なぜ「ワル」「男」「硬派」のイメージがあるのか。これにも理由があり、1970年は兄弟車「ダッジ・チャレンジャー」がデビューしています。「チャレンジャー」は、コンパクトで、スタイリッシュな新しいデザインでデビューしました。いわば「スペシャリティカー」という位置づけです。だからこ「チャージャー」は、今も「伝説」的なイメージと「ワル」「ワイルド」「男のクルマ」というイメージがあり、そこがまた魅力として、特別扱いされているというわけです。このモデルは、何度も映画「ワイルドスピード」にも登場しています。しかも映画で登場しているモデル「チャージャー440・R/T」は、「440cu.in.マグナムシックスパック」のエンジンを搭載しています。この車両の所有者は、アメリカのカリフォルニア州サンタバーバラにショップを所有する「Bob Hartwig(ボブ・ハートウィグ)」氏というF15という戦闘機の元パイロットです。そして、この劇中車の1970年モデルは、スーパーチャージャーを搭載し、最高出力900PSを発揮するハイチューン仕様となっています。

第二世代「L-Body」タイプ(1982年-1987年)

1982年に登場する第二世代と呼ばれている「チャージャー」は、ダッジの3ドア・ハッチバックモデルの「ダッジ・オムニ」の上級グレードとして登場し「オムニ・チャージャー」へと名称を変えています。しかし、翌1983年になると「オムニ」が外れ「チャージャー」の名称になっています。この第二世代のモデルでは、先代モデルの大排気量エンジンを搭載しFR駆動ではなく、FFレイアウトになりました。しかも「L型」プラットフォームを使用し、コンパクトカーとなりました。またボディーデザインも「オムニ」と同一でフロント周辺のみの変更でした。グレード設定は、ベースモデルの「チャージャー」「チャージャー2.2」があり、ハイパフォーマンスモデルとして「キャロル・シェルビー氏」がチューンした「シェルビー・チャージャー」というモデルだ存在していました。この第二世代のモデルは、1987年に同じ「L型」プラットフォームの「デイトナ」と統合されて生産終了しました。

「シェルビー・チャージャー」

「シェルビー・チャージャー」は第二世代モデルのスポーツバージョンという設定でした。この当時においては、エクステリアデザインは、専用パーツが装着されて、エンジンパワーは、107PSとなっており、強化サスペンション、マニュアルミッションのギア比の変更によってスポーティ志向になってはいましたが、マッスルカーとは程遠いスペックでした。その後、1985年になると、「キャロル・シェルビー氏」がチューンを施したホットモデルの「チャージャーGLHS」が登場しています。この「GLHS」は専用のシェルビー・エンブレムが装着され、エクステリアもエアロパーツが見直されたことによって大幅にボディスタイリングが変わっています。またパワーの点においてもターボチャージャーを搭載し、最大出力175PSを発生するエンジンへと向上しています。最大出力175PSといえ、ノーマルは、100PS以下で倍近いパワーを得ていることになります。さらに、コニー製ショックなどによってサスペンションもリセッティングされておりパフォーマンスも向上しました。実際に最高速度217km/hをマークし、200km/h以下の最高速であるベースモデルとの違いは明らかでした。

第三世代「LX型」(2005年-)

第三世代と呼ばれているモデルは、10数年の時を経て登場しました。まず、1999年にコンセプトカーが発表され、開発の熟成が進んだ2005年に4ドアのセダンのボディスタイルで復活し販売されることになっています。4ドアボディとなったもののコンパクトカーとしてではなく、第一世代モデルのように大型なボディサイズで、エンジンはハイパワーエンジンを搭載し、ファンとして嬉しい復活を遂げています。またシャシーも、メルセデスが採用している「クライスラー・300」「チャレンジャー」「マグナム」と共用の「LX型」と呼ばれるプラットフォームを使用しています。グレード設定は、デビュー当初はV型6気筒エンジンを搭載した「SE」「SXT」の2タイプのグレード設定でしたが、翌年の2006年にはシカゴ・オートショーで、第一世代でマッスルカーとして存在感を示したスポーツグレード「デイトナ・R/T」が発表されました。このモデルは、ベースモデルの「SE」と比べるとエクステリアに変更が加えられただけでなく、最大出力350PSを発生する5.7LのV型8気筒の「HEMI」エンジンが搭載されていました。

「SRT8」モデル

2005年のモーターショーに登場したのが、「SRT-8」というモデルです。このモデル名の「SRT」とは「ストリート・アンド・レーシングテクノロジー」の意味があるようです。また、このコンセプト名には、クライスラーのハイパフォーマンスカー開発プロジェクトの意味が込められています。そしてハイパフォーマンスモデルゆえに搭載エンジンは、6.1Lの431PS仕様の「HEMI」エンジンを搭載し、サスペンションの特色として強化スプリングやブレンボ製キャリパーが採用されています。さらに2009年にはこのモデルをベースに「スーパービー」というモデルが1,000台限定で販売されました。さらに、「SRT8」は、NA仕様で500PSにチューンされたモデルが、アメリカの「D1GP」とも言えるフォーミュラDにも参戦しています。

2015年登場「SRT・HELLCAT」

第三世代と呼ばれる「LX型」のモデルには、「SRTヘルキャット」という名称の最強グレードがあります。この「SRTヘルキャット」は、「SRT8」をベースモデルとして、エンジンをチューンしており、「SRT8」のエンジンの排気量を抑えた6.2リットルV型8気筒ガソリン「HEMI」エンジンを搭載しています。そのパワーユニットに8速AT「トルクフライト」のパワートレインを組み合わせ、0-100km/h加速は3.6秒、6MTモデルでも3.9秒の加速性能を発揮します。また最高速度は300km/h以上までボディを加速させます。そして、6.2Lに排気量を抑えたのは、スーパーチャージャーを搭載し高過給に耐えるチューニングを施すためでした。このエンジンは、単に排気量を落としエンジンブロックの強度を高めたのではなく、鍛造クランクシャフト、鍛造ピストン、鍛造コンロッドをはじめ90%以上のパーツが見直されているのです。それで、一つ一つのパーツの強度を増しているだけでなく、フリクションロスを抑えることによって「SRTヘルキャット」のスーパーチャージャー搭載の「HEMI」エンジンは、最大出力707PS/6,000rpm、最大トルクは90kgm/4,000rpmの圧倒的なパワーを発生できるのです。しかも、ただの直線番長のハイパワーモデルになったのではなく、サスペンションにはガス封入式のモード可変ショックアブソーバーというものが装着されています。このサスペンションシステムは、3タイプのモード(トラック/スポーツ/ストリート)がセレクトでき、各モードに応じて、トラクションコントロールやスタビリティ―コントロールの作動を変化するサスペンションシステムです。またブレーキシステムもフロント390mm、リア350mmの大径ディスクが装備され、それに組み合わされているブレンボ製キャリパーはフロントが6ピストン、リアが4ピストンとなっており、強力なストッピングパワーでブレーキ性能も格段に向上させているのです。ドラッグレースだけでなく、サーキット走行も十分走れる専用のセッティングが施されています。実際にポテンシャルをテストしてみた結果として、全米ホットロッド協会が認定した「SRT・HELLCAT」の0-400m加速は11秒弱、最高速は328km/hという記録です。まさに「世界最速かつ最もパワフルなセダン」とダッジが豪語するポテンシャルを秘めたモデルなのです。

新車「2016年」モデルの仕様は?

2005年に登場した「LX型」の第三世代の「チャージャー」も、10年選手となり変化が求められていました。ダッジは、ついに2016年モデルとなってエクステリアデザインをほとんどを見直しておお花に変更を施しました。MCで受けたエクステリアは、フロントグリルが遅くシャープなデザインとなり、ヘッドライトも吊り目から横長LEDライトのデザインへ変更され、バンパー、フェンダー、ボンネット、フロントドア、ホイール、リア周りのデザインも変更され、ほとんどのボディパーツが、デザイン変更されています。これらの変更によってエクステリアデザインは、洗練されたシャープなイメージとなっています。それでも前モデルのように威圧感は失っていません。しかし変更されたのは、エクステリアデザインだけでなく、パワートレインも8速ATがV型8気筒搭載モデルの「R/T」グレードにも設定されるようになりました。前モデルではV型6気筒搭載モデルのみの設定でした。また、このモデルにはAWDシステムも搭載されています。さらにスポーツモード設定のセッティングも変更され、シフトタイム短縮やエンジンレスポンスの向上が図られています。また動力性能もスタビリティコントロールやステアリングフィールの調整なども見直されリセッティングされ、加速性能、コーナリング性能ともに向上しています。それで、ポテンシャルを引き出すと、0-100km/h加速のタイムは、全長5,040mm、全幅1,910mm、全高1,490mmのボディを6秒以下で加速させることが可能となりました。

2016年モデルの価格

アメリカンマッスルカーの代表「ダッジ・チャージャー」ですが、その新車価格はベースグレードの「SE/ RWD」がV型6気筒3.6L搭載で8速ATで価格が440万円ほどからのようです。そして「SXT」グレードの価格は、470万円からとなっています。また「SXT・Plus」グレードは、価格が493万円からとなっています。それからV型8気筒搭載モデルになると「R/T」モデルが5.7L「HEMI」搭載、8速ATで512万円と500万オーバーのプライスになってきます。これが「R/T・Road&Track」グレードになると、「R/T」と同仕様で536万円、「R/T・Scat Pack」グレードだと、V型8気筒6.4Lの「HEMI」エンジン搭載となり、8速AT仕様で価格は、584万円となります。さらに「チャージャー・SRT392」になると、6.4L「HEMI」搭載ながら前後重量バランスが見直され54:46となりサスペンションシステムもリセッティングされていることからパワーバランスのとれたワイディング仕様となっていることもあり価格は、652万円からとなっています。そして「SRT・HELLCAT」は、最高出力707PSという強烈なパワーを発生する、V型8気筒の6.2Lエンジンにスーパーチャージャーを搭載し、8速ATを組み合わせられ、新車価格990万円と1,000万円弱となっています。クライスラーのスーパースポーツ「バイパー」よりもハイパワーな世界最速セダンと考えるならば、リーズナブルな価格と言えるのかもしれません。

中古車相場は?

「LX型」の第三世代の「チャージャー」は、中古車相場が129万円から1250万円で開きがありますが、第三世代の「LX型」の「SE」モデルなどは、現在200万円以下から探すことができるようです。ちなみに1,000万円オーバーは、「SRT・HELLCAT」で、すでにプレミア価格が付いている車両もあるようです。また、第一世代などは、400万円オーバーからが最低価格として取引されているようです。第一世代は、既に希少価値があり、パーツも入手困難なので手に入れるためには、アメ車の旧車専門店などに問い合わせ時間をかけて入念に上質車を探すことが良いようです。

カスタム

「チャージャー」のカスタムパーツは日本国内では、あまり流通しておらず、ダッジ専門店などで取り扱っているカスタムパーツは、メッシュタイプのフロントグリル(5万円から6万円)に変更したり、ゼノン製フルエアロキット(30万円)の装着、サスペンションをローダウンするのが定番のようです。ローダウンスプリングとして人気なのはアイバッハ製で5万円、車高調になると30万円となっているようです。またV型エンジンの音質にこだわる方も多く、フルエキゾースト交換も多いようです。よく変更されるメーカーは、ギブソン製やフローマスター製のエキゾーストシステムで15万円前後の価格です。またカスタムカラーなどを施すカスタムも多く、エンジン本体に手を入れるハードチューンというよりは、ライトチューンが多いようです。

アメリカンマッスルカーの燃費

燃費は、1thモデルや2thモデルは、旧車のために4km/L前後のようです。3thモデルになるとエンジンが必要に応じて4気筒と8気筒を自動に切り替えるシステムが採用されているため、高速巡行で9km/Lから11km/L、通常の燃費走行で7km/Lから8km/L、これは、「SE」「SXT」「R/T」も同様のようです。「SRT」「SRT・HELLCAT」になると、通常で6km/L前後のようです。しかし、アメリカンマッスルカーですから燃費は気にせず乗りたいところです。

マッスルカーの維持費は?

維持費について調べてみると「SRT8」は、排気量6.1Lですから自動車税は、1年間で111,000円となり、重量税は2.0t以下で1年間で16,400円となります。自賠責が普通乗用車適用で1年間、13,920円で、燃費が1リッター当たり4kmと考えると1年間に10,000km走って燃料費が300,000円程度です。これにオイル代やタイヤ代、車検費用を入れると、ノントラブルで60万円くらいはかかってしまいます。これが、旧車になると倍近くの費用を考えた維持費となります。現行型は、維持費に目途が立ちますが、旧型モデルになるとクルマ愛と情熱がなくては維持していくことが難しそうです。

チャレンジャー

1thモデルの「ダッジ・チャレンジャー」は、1970年に登場し、デザインが1thモデルの「チャージャー」と少し似ているのは、1966年型の「チャージャー」をデザインした「カール・キャメロン氏」が担当したためです。第三世代と呼ばれるモデルでは「チャージャー」「チャレンジャー」ともに「LX型」プラットフォームを採用し、エンジンも同型を搭載しているために兄弟モデルの関係にあります。

最新型「チャレンジャー」

新しい第3世代のエクステリアデザインは、1970年モデルをモチーフとしてデザインされています。2008年モデルは、実は6,400台限定生産で「SRT8」が発表されていました。このモデルは、「6.1L V型8気筒(HEMI/425PS)」を搭載していました。その後、2009年には、「RT」モデルが追加されています。このモデルには、「5.7L V型8気筒(HEMI/370PS)」を搭載しています。また「SE」には「3.5L V型6気筒/250PS仕様」を搭載しています。そして、2010年には、「フューリアスフューシャー」モデルという、デビュー40周年として400台限定モデルが追加されました。最新型の2015年に登場した、「SRT・HELLCAT」は最高出力707PSのスーパーチャージャー搭載の「HEMI」エンジンを搭載しています。また「HELLCAT(ヘルキャット)」の名前は第二次世界大戦に、グラマン社が開発し実践投入された「グラマンF6Fヘルキャット戦闘機」に由来しています。この戦闘機は、当時敵機5,000機に対して19:1のキルトゥ―レシオを誇った戦闘機につけられた名称でした。

ライバル車「フォード・マスタング」

「フォード・マスタング」は、初代から現行型まで2ドアに4人もしくは5人乗りのレイアウトで、マッスルカーもしくはポニーカーと呼ばれる2ドアクーペとして歴史を刻んできた名車です。デビューは、1964年でコンバーチブル、ハードトップのラインナップで登場し、1965年にファストバックを追加しトップモデルを「GT」としてアメ車の代表となっていきました。ちなみに1thモデルは、1967年モデルが映画「ワイルドスピード」に登場しています。また1968年モデルは映画「ブリット」に登場しています。そして、最新型の「マスタング」は、エクステリアデザインを先代モデルを踏襲し、ボディサイズを先代モデルに比べ全幅が38mm拡大され、全高は36mm縮小しています。また、「2,260cc 直列4気筒 DOHC ターボ」で最高出力314PS/5,500rpm、最大トルク44,3kgm/3,000rpm仕様の「エコブーストエンジン」搭載車も用意されています。このモデルから世界戦略車としてシリーズとしては初めて右ハンドル車が設定されました。

まとめ

アメリカンマッスルカーの伝説のモデルとして君臨した1970年の「チャージャー」から、3thモデルとなって「SRT・HELLCAT」の復活によって707PSという強烈なパワーで、今度は最強のセダンとして伝説のモデルとなっていきそうな「チャージャー」は、次世代のアメリカンマッスルカーを牽引していくモデルとなることでしょう。