【ホンダ グレイス】ホンダのセダン復調の願い!?

どこに狙いがあるのか、確かに存在はするはずのセダンのコンパクト市場に投入されているホンダグレイスです。ハイブリッドも搭載されていますし、質感も高められています。ホンダグレイスを買うのも悪くはない話なハズです。ところがあまりマーケットは熱いとはいえないのが現状かと思います。ホンダのセダンに込められた願いがなんなのかみていきたいと思います。

玄人筋の認める質感の評判は?クオリティを高めた評価は 

贅沢ともいえる力を注いで

かつて車といえばこの形だったのがセダン、今でもメルセデスベンツやBMWの売れ筋はセダンです。ドライバーに喜ばれる操作性と特に後席の居住性のバランスを考えると人が移動するためのものとしては本流なのも納得です。いわゆるショファードリブンは、どれもセダンです。

ただし今はさらにユーティリティが加わっている車が売れ筋。やはりセダンで人の居住性や乗り心地を追求するのは贅沢なことなのです。つまりホンダのコンパクトセダン「グレイス」は贅沢の実現を目指したものだということです。落ち着いた内装の質感を高めて後席の居住性にも充分な配慮を加えています。

2014年10月に発表されると業界の玄人筋からもすぐにクオリティの高さに注目が及びその点では評価を受けました。

抜け目なく仕掛けられた高級感

ホンダでは上級セダンのシートフレームを採用したり、柔らかい厚みを持たせたウレタンを奢ったシートは形状にも徹底した居住性重視の設計を施したとしています。そんな見た目の質感や触感に留まらず、ドアノブなどのクロームメッキやメタル調パネルの光物の部分は場所により輝度を変えてみたり、乗った人の印象によく働きかけることにまで神経を届かせています。

機能的にも後席用にまでも専用のエアコンアウトレットが用意されています。後席での音響も配慮された8スピーカー搭載で人を乗せる用途にも万全の対応を目指したようです。意図的にツボを押さえて用意された高級感です。その点まったく抜け目はありません。

グレイスは良い選択肢?

実際のところグレイスはコストパフォーマンスという意味でみればではありますが、とても高級な質感のある車です。少し疑問なのは果たして誰のために、何のためにこんなことをしてきたのかということです。これがレジェンドであれば分かりやすいのですが、後席の足元はアコードなみだということだとしても、5ナンバーの車ですから幅にゆとりはありません。さすがに軽自動車のサイズではセダンとするのは非合理でしょうからほぼ実現できる最小限のサイズで質感の高いセダンをリリースしてきたといえます。

小さな車だからといって安っぽい感じで我慢しなければならないなんてことはないんだ! という意思表明ならばもちろん大歓迎すべきことです。グレイスは良い選択肢となることでしょう。

クオリティを高めた評判は? 

ただしそんな判断ができる反面そんなに売れている訳ではないようです。クオリティを高めたことが評価されなかったり、よく知られていないというよりも、このクラスではセダンではユーティリティに欠けるから選択肢には入らないからなのだとは思います。

それでもホンダの当初の目論見よりは売れているとのことです。ということはあまり受け入れらないことが前提で発売したのだということになります。ちょっと奇妙な感じはしますね。敢えてしたのであれば何か意図があるはずです。その意図とはなんなのでしょうか。

敢えて投入してきたグレイスのベース車両はシティ

実はこの車はすでに大評判をとっていてスタンダードになっているのです。それは東南アジアやインドなどの国でのことです。ホンダは大きな自動車のマーケットの北米にいち早く乗り出して地位を固めたのち、北米には北米向きに現地で開発した車を、欧州向けは欧州で、日本向けは日本でと開発を含めた現地ごとの多極戦略をとってきました。

オートバイの世界トップ企業でもあるホンダの場合はこれらの主要な自動車のマーケットだけでなく世界中のマーケットを相手にしてきていますが中国では合弁企業を足掛かりに、東南アジアやインドでは低価格帯の車を用意することで市場を開拓していたのです。

グレイスは大きなマーケットに育ったインドで作られているシティがベースとなっています。日本でもシティという名前のコンパクトハッチバック車を売っていましたが、アジアのシティは初代が日本で売っていた型落ちになったシビックフェリオをさらに安くできるように仕様変更したものでした。グレイスとなったシティは従来よりサイズも大きく質も高められた4代目のものです。

アジア市場で底堅い人気のあるのがセダン

タイを拠点に成長してきたホンダのアジア戦略車ですが、インド市場のボリュームが上回ってきています。インドやアジアのラインナップにはセダンが欠かせず、しかもシティに関してはジャズとして売られている日本のフィットとともにアジア専用車種のハッチバックのブリオとセダンのアメイズという廉価版に対して上級車種の位置づけなのです。

シティはアジアで売られている中ではホンダの最上級サルーンということになっています。そして大いに人気があるのですから、日本でのコンパクトカーのラインナップのセダンの欠落を埋めるにはもってこいの存在だったといえます。アジア市場ほどではありませんがやはりセダンは必要です。車にユーティリティは求めないけれど快適な移動を求める層にとっては一番の選択肢になる車です。人の居住性や快適な移動空間に的を絞れるのですからやっぱりセダンだということになります。

一見ミニバンの2列目のほうがゆったりとしているようにみえても、車は移動するためのものです。走行中の快適性を見ればやはりセダンのほうが高いクオリティを作りやすいのです。

グレイスはインサイトの後継車?フィットアリアとの関係は

貧困層の増大がなにかと話題になる日本社会ですが、さすがにインドなどの貧困層の分厚さには及びません。日本に持ってくるならばそのままではなかなか難しいこともホンダでは体験済みです。フィットアリアという車がありましたが、プラットフォームこそ同じでセンタータンクレイアウトも同じですが、実際にはフィットとはあまり関係のない車です。

タイで作られた東南アジア、インドなどでヒットした先代3代目シティこそがフィットアリアなのです。当時もラインアップから欠落した4ドアセダンの穴埋め的に輸入して発売されましたが、日本向けに4WDの追加などがあったとはいえ、まったく受け入れられることなく程なくして販売終了となった車です。やはりクオリティの点で荷が重すぎたということがいえるのでしょう。

アキュラとは違う高級感が目指されて

グレイスの販売も動機はフィットアリアの輸入とほぼ同じものだと思えます。しかもハイブリッド専用車のインサイトまでもなくなってしまってしまっていた状況でした。正確には5ドアハッチバックですが、セダンのように使われていたのがインサイトです。グレイスは日本仕様は質そのものは高められて、埼玉県の寄居工場での生産となっているとはいえフィットアリアのやり方の流れを汲んでインサイトも含めた両方の後継車という役割になっているのです。

販売のメインストリームになり得ないのは先刻承知なことで、ニッチマーケットを抑えるのに都合がいいという判断なのでしょう。ただしグレイスは国内市場に向けてしっかりと対策は打ってきました。その対策がひとことでいえば高級感なのでしょう。だから同じ高級感といってもレジェンドなどアキュラで目指しているものとはちょっと違うのです。

変化するホンダの海外生産車のかじ取り

ここにきてホンダの海外生産に対する方針が変わってきているようです。きっかけはなんといってもフィットのリコール問題にあると思われますが多極的な開発体制はさすがに荷が重いようです。開発現場にあまりに負担がかかり過ぎてしまっていることが考慮されたのか、シビックに関しては次期欧州型のハッチバックは北米のシビックを原型とすることになったようです。さらにはこのハッチバックは日本にも持ってくるもくろみのようです。地域によって当然のように車種ごとの売れ行きが違います。求められるものも違います。これに細かに対応しようという壮大な目論見は少し軌道修正されるようですが、可能ならば対応した方がいいに決まっていますが、対応したからといってぴたりとハマる訳でもないのが辛いところ。

アジアのマーケットと日本のマーケットは近づきつつあるとも思えますが果たしてどんな結論がでるのでしょうか。

▼関連記事 ホンダの海外戦略について書いてあります。

ホンダグレイスはどんな車?話題をみてみます

ヴェゼル、シャトル同様フィットのファミリー、ジェイドとの関係も

グレイスはホンダ フィットで使っているグローバルプラットフォームで展開されている車ですから、いわゆるフィット系のよいところは全部持っているといえます。センタータンクレイアウトによって後席の居住性はアコード並みになっていますし、ホンダ ヴェゼル、シャトル、ジェイドなどと共通の1.5Lのスポーツハイブリッドi-DCDの燃費と走りの良さも満足度が高そうです。

このエンジンの採用でミッションは7速デュアルクラッチトランスミッションとなっています。ガソリン車はCVTですから、ハイブリッドへの初期投資が問題にならないならば燃費だけではなくて、このミッションとハイブリッドの組合せによる走行性能も魅力になります。ある意味グレイスの最大のウリは実はここなのではないかとも思えます。実際にこの走行性能に対する評価が高いです。グレイスの高級感というのはあくまでコストパフォーマンスとしてとか、クラスの中ではという条件がついてしまうものです。走行性能に関してはジャストサイズとしてとてもバランスがよいと感じます。

グレイス独自の特徴としてはヴェゼルでは入らない立体駐車場に入庫できるでしょうし、シャトルやジェイドよりも取り回しがよく(FFで最少回転半径5.1m)運転しやすいといえます。ファミリーの中ではユーティリティは少し劣りますが運転のしやすさでは分があるといえるでしょう。

Honda SENSINGについて強調されてはいませんが、VSA(ABS+TCS+横すべり抑制)、エマージェンシーストップシグナル(急ブレーキ時ハザードランプ自動点滅)、ヒルスタートアシスト機能(坂道発進時に後退を抑制)などは標準装備。シティブレーキアクティブシステム(低速域衝突軽減ブレーキ+誤発進抑制機能)も搭載できるようになっています。

CM曲はなんと「What a wondaful world」で登場

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名曲であり人によっては思い出すものがある曲

ちょっと年配の人だとホンダのコマーシャルフィルムでルイ・アームストロングの「What a wondaful world」が流れていると間違いなく思い出すのはシビックの名車、3代目のいわゆるワンダーシビックでしょう。CVCCのシビックは自動車の歴史的にもホンダという会社を語るうえでも欠かせない車ですが、続く世代として一新されて登場したワンダーシビックの革新的なデザインは当時からすれば、とても衝撃的なものです。自動車自体はいまでは古臭くてインテリアも話にならないレベルですが、パッケージそのものはいまでも斬新さを保っています。

この時にシリーズとしてCR-Zのデザインの元ネタとなっている初代のCR-Xやシャトルの元祖となるシビックシャトルが生まれています。初代CR-Xを洗練させた2代目サイバーCR-Xは2ドアクーペのホンダスタイルの伝統となって、ほとんど同じシルエットでCR-Zに受け継がれて、しかもなお輝いています。

屋根が高くてなおかつ低重心の走れるコンパクトステーションワゴン、現在のシャトルの意味するところはやはり初代と2代目のシビックシャトルと全く同じものです。ある意味シビックそのものといえる3ドアハッチバックのシビックだけが(どうやら北米デザインで復活するようですが…)ラインナップから欠落しているのがなんともいえない現状ですが、まったく目立たなかったとはいえワンダーシビックにはセダンもあったのは、言われてみればそうだったというくらいの地味な話題になるかもしれません。

シビックの復活ではなくてセダンのグレイスに虎の子のイメージをかぶせてきました。ホンダはグレイスに関してはかなり本気で入れ込んでいることが分かるCMともいえます。

口コミなどから試乗した様子、値引き価格や実燃費などを見てみると

乗り心地、走行性能についてはこんな感じ

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まずはホンダ公式映像。グレイス発表の動画です。

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どういうポジションの方なのか分かりませんがまさしく感想が述べられています。走り出しのスムースさについて言っているのが印象的です。リコールなどで問題のデュアルクラッチですが効果はあるんですね。

なかなか、一般の人の率直なツィートがみつかりません。こんな感想みたいなツィートならあるのですが…
これに関してはグレイスが人気がないというよりもコンパクトセダンに人気がないのだと思いますが、ホンダ好きの知人さんはそんなにしょっちゅう買い替えていらっしゃるのでしょうか。ホンダにとってはありがたい方です。

ヴェゼルかグレイスかという選択になるならばフィットよりもプレミアムな感じがいいということですよね。よりユーティリティを取るか走行性能を選ぶか。そういう選択になると思います。

見かけからすると売る気がないんじゃあないかというご意見です。インドでは喜ばれているデザインの是非はともかく、内装はいいんじゃあないでしょうか。走りも…

気に入る人だってもちろんいるんです。

率直にパワーが足りないということでしょうか。セダンだろうが何だろうがパワーを求める方はいます。6速マニュアルトランスミッションもお望みということですから走りに期待もしているのでしょう。カッコはいいとお感じのようです。パドルシフトで操るデュアルクラッチとモーターアシストは眼中にないようですが、是非そちらの効果も考慮に入れたらいいのにと思います。

実燃費についての口コミ

この方は毎日の燃費を報告して下さっています。日常使いでの実燃費がよく分かるありがたいツィートです。この日は燃費がよいほうのご報告ですね。

あんまりよくない日のデータはこんな感じ。普段使いならこのくらいの差はあるでしょう。いずれにせよハイブリッドの数値になると思います。注目したのは気温が関係していると考えられている点。モーターレーシングをやっている人ならば気温が低ければより多くの空気をとりこめるため酸素の密度もあがり出力が増すことをコンマ何秒かのタイム短縮で実感されていると思いますが、同じ理屈でより燃焼する=ガソリンの消費ということでやはり関係があると感じているのでしょう。

ICEだけをみればそれはそうなのでしょうが、ハイブリッドでも違いを感じるというのが興味深いです。

リンク先がとても面白いデータになっています。燃費を記録し続けてグラフ化しています。やはり季節の推移に注目ています。データとして注目するとそういう結論になるのですね。ハイブリッドの運転に慣れてきたら燃費があがったというお話もあります。確かにハイブリッドというのはそういうものだと思います。

値引きについての口コミは?

値引きに関するツィートも見当たらないのですが、口コミサイトなどを見るとよくある程度の値引きはなくはないといった現状でしょうか。

コンパクトセダンという市場でのライバルは

ズバリライバルはカローラアクシオ

グレイスのライバルとなるのはどの車かといえば、カローラアクシオの特にハイブリッドとなるのでしょう。先行して2012年から発売されていたアクシオはやや小型化されてまさしくグレイスが挑むマーケットに存在していたライバルでした。

カローラを名乗っていますが、小型化したことで車格的にはビッツのセダン版ともいえて、エンジンはダイハツとも共有するガソリンエンジン車で発売されました。小型で効率のいいガソリンエンジンがハイブリッドに劣っている訳ではないと思いますが、やはり一年ちょっとでハイブリッドを搭載してきました。このアクアと共通のハイブリッドの登場から1年あまりでグレイスは世に出させたことになります。

好評のアクアのハイブリッドを搭載したカローラアクシオの存在があるのですからグレイスの勝負どころはやはり高級感ということになると思います。カローラアクシオはある意味カローラシリーズからダウングレードされたものですし、ガソリン車ならヴィッツ、ハイブリッドならアクアとハッチバックが主流になっているユーティリティ重視のクラスです。

後発だけにグレイスはアクシオに対策してきている?

いかにも間に合わせてきにセダンを用意してみたという感じのアクシオで見た目のデザインや内装などはどうみてもグレイスが優位に思えます。そもそもアジア仕様のシティというベースがあるのですからコストだって問題になっていません。ホンダも高級感を打ち出したからアクシオよりも高く売ろうなどとは考えませんでした。

ところが現実にはグレイスがアクシオを圧倒しているかというとまったくそんなことはありません。ではアクシオが売れているのかというと、実はちょっとよく分からないところがあるのです。というのはアクシオは統計ではカローラとしてくくられていてアクシオがどのくらい売れているのかはつかみづらいという事情があります。ただ世の中での存在感からすれば、どちらも大きな支持は集めていないというのが現状なのではないかと思います。

やはりこのクラスのセダンはライバルともども売れている訳ではないというのが結論です。無理にセダンで比べずに同クラスの車で見ればどちらも惨敗しているようなものです。ただ確かにあるマーケット。両車ともニッチを押さえにきているのはさすがというか…

グレードとスペック、価格、特別仕様車、エコカー減税対応をすべて紹介

グレイス ハイブリッド

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清水和夫さんがホンダの依頼で話しています。

モーターがアシストするハイブリッドは燃費だけのメリットではありません。モーターアシストを実感するSモードスイッチはアシストを実感できる強力なアシストに切り替えるスイッチでハイブリッドに搭載されます。またハイブリッドでは電動サーボブレーキシステムとなっていてモーターの抵抗もブレーキに使います。油圧と組み合わされて、細かい制御とスムースなブレーキングに貢献しています。

フィットやヴェゼルと共通のハイブリッドではアトキンソンサイクルとなっていてエンジンそのものの効率が上がっています。エンジンの吸気、圧縮、燃焼(点火)、排気の4過程のピストンが上下運動をクランクで回転に変えていますが、アトキンソンサイクルではこのクランク部分に工夫があります。複雑な構造で支点を増やして4つの行程のうち燃焼と排気のみ可変させストロークを大きく取ります。こうすると熱エネルギーを無駄にすることなく使えるのです。

【ハイブリッド共通仕様】
乗車定員:5名
エンジン:1.5L i-VTECプラスi-DCD
最高出力:
エンジン
81kW(110㎰)/6,000rpm
最大トルク:134N・m/5,000rpm
モーター
モーター 22kW(29.5㎰)/1,313~2,000rpm
最大トルク160N・m/0~1,313rpm
トランスミッション:7速デュアルクラッチトランスミッション
駆動形式:FF、4WD
車両重量:1,170kg~1,270kg
JCB08モード:FF 34.4km/L~31.4km/L 4WD29.4km/L
エコカー減税:取得税免税/重量税免税

【HYBRID DX】
ベースモデルのDXにも標準搭載される装備はスマートキー、ボタンで起動するパワースイッチ、フルオートエアコン、ワンタッチウィンカー(ふれると3回点滅)、ドアの施錠開錠で開閉するドアミラー、VSA(ABS+TCS+横すべり抑制)、エマージェンシーストップシグナル(急ブレーキ時ハザードランプ自動点滅)、ヒルスタートアシスト機能(坂道発進時に後退を抑制)、ECONスイッチ(省エネモードへの切替)などです。

希望小売価価格:
FF 1,950,000円
4WD 2,144,400円 

【HYBRID LX】
LXではヘッドライトがLEDとなり、クルーズコントロールが設定されます。フルオートエアコンにはプラズマクラスターを採用、さらに質感を高めるソフトパッドの助手席インストルメントパネル、IRカット(遮熱)やUVカット(紫外線)ガラスなどちょっと機能と質感が高まっています。

希望小売価価格:
FF 2,050,000円
4WD 2,266,000円 

【HYBRID EX】
ハイブリッド最上級仕様となるEXです。あんしんパッケージという衝突防止ブレーキとサイドエアバックのパッケージとなります。8スピーカーでシルバーリングで装飾されます。専用内装とアルミホイールが用意されて外観にも違いを出せます。フォグライトも標準となります。パドルシフトはEXだけです。 
希望小売価価格:
FF 2,220,000円
4WD 2,382,000円

グレイス(ガソリン車)

当初はハイブリッドだけだったグレイスに追加されたガソリンエンジン車。JC08モードではハイブリッドにかないませんが、ガソリン車だってなかなかのもの。さらに走行状況によっては優秀な燃費をみせてくれるはずです。渋滞を走ることが少ないならばイニシャルコストが安いガソリン車もいいものです。グレイスに搭載されるのは直噴エンジン。燃料を直接シリンダー内に噴射するためリーンバーンで力強い燃焼でパワーを引き出すことが可能です。

乗車定員:5名
エンジン:1.5L i-VTEC 直噴エンジン
最高出力:97kW(132ps)/6,600rpm
最大トルク:155N・m/4,600rpm
トランスミッション:トルクコンバーター付無段変速CVT
駆動形式:FF、4WD
車両重量:FF 1,110kg、4WD 1,170kg
JCB08モード:21.8km/L~19.4km/L
希望小売価価格:
FF 1,750,000円
4WD 1,966,000円
エコカー減税:取得税20パーセント/重量税25パーセント(FFのみ)

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特別仕様としては無限のパーツ装着車も登場しています

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うーん、確かにひと味違います。予算に余裕があったらこちらもいいですね。どちらかというと若々しい感じです。

外観的には各種エアロパーツ、専用アルミホイール数種とカーボン調を基本とした各パーツのカバーなどに加えて、高性能ブレーキパッド、オイルフィルターなどいつもの無限パーツが用意されています。

例によってすべてを揃えてフル無限仕様にしたならば大変な価格になってしまいますがどこか一部で取り入れてみるだけでも個性的でインパクトの強い仕上がりになります。高級志向のグレイスをさらに上級仕様にしたい場合には無限パーツもいい感じです。

それから無限サスペンションに換装して自分好みのベース車両にするというのもアリですね。デュアルクラッチはさすがにいいです。開発と導入で多大な犠牲を払った甲斐がある技術です。パドルシフトで無限チューンを操るという選択、悪くないです。

発売からそれほど経過していませんが狙い目もある中古車市場

寄居工場で作られているグレイスはホンダ フィットの仲間となる派生車種ですし、エンジンをみればフィットの1.5L車と同じエンジンを積むホンダ ヴェゼルやシャトル、ジェイドなどと深い関係のある車種です。日本仕様に限って言えばアジア地域でのシティとの関係よりも繋がりが深いといえます。

ホンダ グレイスの中古車市場に目を向けてみると、発売が2014年12月ですからまだまだ中古車が多く出回る時期ではないはずですが、フィットを襲ったリコール問題の余波はやはりこの車種にも及んでいます。在庫で放置された車両がスクープされた、まさに寄居工場が本拠の車です。フィット派生車種同様の登録済み未使用車やいわゆる新古車らしき車が目につくのも同様の結果となっています。

フィット関連車のリコールについての詳細はフィットの記事に詳しく書いてあります。参考記事をリンクしますのでご興味があればご覧下さい。お手軽な値段の中古車の登場はまだしばらく待たなければならないでしょうが、ある意味狙い目となりえる中古車が沢山見つかるのがグレイスの中古車市場の現状です。

中古車をお探しの方はこちら

▼関連記事 フィット派生車種のリコールと中古車市場についてはこちらもご参照を

クラスを超えた満足を狙っていけるグレイスはいかが

たしかに見た目はアジア戦略車のシティですが、日本仕様は充実した車になっています。グレイスは実はシティであることを知っていても、案外この充実ぶりには気がついていない人も多いのでは! というのがあまり売れていない現状をみた感想です。立派な選択肢になりえるグレイスで自動車の本流となるセダンを乗りこなしてみませんか?