【フォード マスタング】アメ車史上に名を残す名車はさらなる進化で存在感もアップ!

世の中に伝統の重みを主張するモノは数あれど、パワーによってその価値を納得させる商品はいくつあるでしょう。伝統的なクーペスタイルに巨大なエンジンフードを持ち、街ゆく人々の視線を集め続けるこのクルマ、フォード マスタングは、その存在自体が、強さと同義語になるような一台です。自動車に興味のある人なら、一度位は触れてみたいと思うスポーツカー、マスタング、実は評判にたがわぬ歴史と文化も持っているんです。

フォード マスタングとは?

マスタングを車名に選んだ理由

『クーガー』、『トリノ』、そして『T-バードII』。その車のためにいくつか挙がっていた名称候補から最終的に選ばれたのが、マスタング。のちにポニーカーとも呼ばれ、アメリカの自動車史を作り上げることになる一台のクルマは、そうやって誕生しました。

その名前の由来には諸説があるようで、初期のプロトタイプをデザインしたフォード社のスタイリスト、ジョン・ナジャーが、第二次大戦時の戦闘機『P-51 マスタング』にあやかりこの名前を発想したとか、あるいは、この時期にマーケットリサーチ部門でマネージャーをしていた、ロバート・J.エガートという人が、たまたま贈られた書籍の名前、『The Mustangs』を見て思いついたというエピソードも伝えられています。

鮮烈なるデビュー

1961年から製作されていたフォード マスタングのプロトタイプが、はじめて大衆の目前に姿を見せたのが、1962年10月7日ニューヨーク州ワトキンスグレンで開催された、アメリカグランプリでのデモンストレーション走行です。F1ドライバーのダン・ガーニーが走らせたレース仕様のプロトタイプは、F1のラップタイムと比べても遜色ない速さだったと伝えられています。

ポニーカー、多くに愛されるクルマというコンセプト

フォード マスタングは、1964年に量産が立ち上がると時を同じくする様に、同年のニューヨーク万国博覧会でお披露目されました。そのコンセプトは、フォード社がすでに持っていた数々のコンポーネントを多用し、購入が可能な価格帯に設定された『2 + 2 クーペ』とすること。そして、フォードが選択したその路線は見事に当たり、マスタングは同社の中でも特に成功した一台となって行きます。

2017年型マスタングはここがGood

2016年の11月現在、アメリカ本国では、既に最新の2017年式マスタングが発表となっています。

エンジンとしては、「排気量5.2LのV8(533ps / 59.31kgf・m)」「5.0LのV8(441ps / 55.30kgf・m)」「3.7LのV6(304ps / 38.71kgf・m)」そして「2.3L直4ターボ(314ps / 44.2kgf・m)」という4タイプを用意しているのは2016年型と変わりません。

ただし、その中から日本へ正規輸入されるのは5.0Lと3.7Lエンジンのみで、不思議なことにダウンサイズエンジンである2.3L直4ターボ(EcoBoost)がありません。同様に、本国仕様では存在する6速MTも日本へは入っていません。

2017年型になっての大きな変更は、5.2Lエンジンを搭載するハイパフォーマンスグレード、「シェルビーGT350」のオプション構成です。2016年型ではオプション扱いとなっていた「トラックパッケージ」が標準装備となりました。

この装備には、「サスペンションの可変ダンパー(MagneRide)」「ストラットタワーバー」「リアのハイダウンフォーススポイラー」そして「エンジンおよび変速機のオイルクーラー」といったハイパフォーマンスキットが含まれますが、この「シェルビーGT350」も日本へは正規輸入されません。

見ればそれと分かるエクステリアがマスタングのウリ

フォード マスタングのボディ形状は、「ファストバック」と呼ばれるなだらかな傾斜のついたリアセクションを持つクーペ、そして幌式オープントップの「コンバーチブル」という2種類です。

2017年型のマスタングは、存在感のあるフロントボンネットからリアにかけてのシルエットもバランスよく、空力的にも考慮されています。それでいて、1960年代のクラシック世代を彷彿とさせるイメージは、このクルマにとって一番の特徴ともなっています。

このモデルでは、全車にHIDヘッドランプを装備。また、伝統の3連テールランプ、そしてグリルの中央に貼られたマスタングのエンブレムも健在です。ある意味オーソドックスでグラマラスなボディーでありつつ、21世紀なりの格好良さも表しているのが、このマスタングでしょう。

ホイールには、17から20インチまでの12種類のオプションが用意されています。

時代に媚びないインテリア

その中央に駿馬の紋章を持つステアリングホイール、オーナーは、それを握るだけで自分がアメリカンスポーツカーを運転していることを常に実感するはず。2017年型フォード マスタングのコクピットは、そんな風に運転する楽しさを与える演出がなされています。

また、センターコンソールへ眼を移すと、「SYNC」と呼ばれるインフォティメントの大型液晶ディスプレイが視界に入り、これが21世紀のクルマであることも確かめられるでしょう。

とは言え、ドライバーの正面に配置されたメーターはオーソドックスなアナログ針式。室内の色調や作りこみも、昨今の自動車の持つ「家電っぽさ」には追従しない、自動車本来のデザインが活きています。

輸入版マスタングには3タイプを用意

日本のマーケットにも、ポニーカーを欲しがるユーザー層は確実に存在していると思うのですが、フォードモータースの販売モチベーションは微妙なところがあるようです。2017年型のマスタングは、限定的なモデルが日本へ導入されるのみとなっています。

V6 Coupe Premium

出典:http://www.ford.co.jp/cars/mustang/models/v6-coupe-premium-old

マスタングの中でも小さいエンジンを与えられ、価格的にも購入しやすく設定されたのが、この「V6 Coupe Premium」です。

エンジンは排気量3.7LでV型6気筒、これにシリンダー辺り4バルブのDOHCを装備し、出力は309psにトルクは38.7kgf・mという性能を実現しています。

この「V6モデル」は、マスタングの中ではいわゆる廉価版グレードにあたりますが、標準で「4輪ABS」「トラクションコントロール」「アドバンストラック(走行姿勢制御)」などの性能が備わっています。

V8 GT Coupe Premium

出典:http://www.ford.co.jp/cars/mustang/gallery/exterior-old#overlay=1248971064788

アメリカン・スポーツクーペを所有するなら、やっぱりV型8気筒エンジンでなきゃ……

ポニーカーの正統派ファンなら、そうお思いなのかもしれません。そのためにあるマスタングが、排気量5.0Lから出力426psのトルク53.9kgf・mを発揮する、この「GT」グレードです。このグレードから、フロントグリルに「フロントアクセサリーランプ」が取り付けられるようになり、マスタングとしての存在感がさらに強まります。

当然、「4輪ABS」「トラクションコントロール」「アドバンストラック」などの走行安定機能は全て装備しています。

V8 GT Convertible Premium

出典:http://www.ford.co.jp/cars/mustang/gallery/exterior-old#overlay=1248971064824

日本向け2017年型マスタングのラインアップ上で、もっともプレミアム感があるのが、オープントップのこのグレードです。

幌式の電動オープンループを装備していますが、乗車定員は4人を確保しているのも素敵なところ。エンジンはもちろん5.0Lの「GT仕様」です。また、フロントグリルには「アクセサリーランプ」も付いていて、先行車のルームミラーに映ったライトを通じても、これがアメリカを代表するスポーツカーであることを強く主張するでしょう。

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フォード マスタングに乗るには

まず、フォード本社の正規チャンネルは日本から撤退するものの、当面の販売とアフターケアは現行の販売店が受け持つということで、将来的な継続が約束されています。ですので、なぜか最近フォード マスタングに興味が湧いちゃった、という方も、(正規輸入車があるうちは)さほどの心配なく購入の検討が出来ると思います。

とは言えそれが、お財布にどの位の影響を及ぼすかという点が、やはり気になりますよね……

税金

正規輸入のマスタングを新車購入することを想定し、その際に必要な税額を試算してみましょう。

まず、もっとも価格が安いグレードの「V6 Coupe Premium」について。

新車購入にかかる「自動車取得税」は、販売価格に0.9をかけた金額の3%が基準ですから、価格4,422,857円 (消費税込)のこの車の場合は約119,420円になります。

次に、エンジンの排気量により区分される「自動車税」は、3.7Lエンジン搭載(税額区分は排気量3.5L超え4.0L以下)のこのモデルでは年額66,500円です。

また、「自動車重量税」は、車体重量が1,620kgであり1.5トン超えと2.0トン以下の区分に入りますから、年額として16,400円が課税されます。

以上を合計すると、約202,320円の税金が、このマスタングを新車購入する際には必須となります。

さて、シリーズでも一番価格の高い、「V8 GT Convertible Premium」ではどうでしょうか。本体の販売価格が5,862,857円 (消費税込)でエンジン排気量が5.0L(4.5リットル超え6リットル以下の区分)であるので、自動車取得税は約158,300円となり自動車税は年額で88,000円になります。

ただ、車体重量は1,740kgと2.0トンを切りますので上記のグレードと同じ区分となり、年額で16,400円。それらを合計すると約262,700円です。

登録費用

国から自動車のナンバーをもらう「新規登録」にも、ある程度の費用がかかります。その費用の大枠は以下の通りです。

まず、自動車が基準を満たしているかの検査にかかる「検査手数料」は、2,100円(型式指定車以外の扱いの場合)です。加えて、車の登録の手数料として700円、ナンバープレート代金として約2,000円も必要です。

大体のところ5,000円程度の費用は必要ですし、当然の事ですが、上の欄に挙げた各種税金も同時に支払う義務があります。

保険

保険も自動車にはつきもので、この出費についてもちゃんと把握しておかなければいけませんね。

とりあえず、登録や車検のたびに加入が義務付けられているのが「自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)」です。これに加入せず車を公道で動かすと、1年以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられます。

この自賠責保険、一般に車検の際に2年分を支払いますが、自家用自動車の場合でその額は27,840円です(一部地域を除く)。

また最近では、任意保険への加入もほぼ必須だと言ってよいでしょう。ちなみに某損保会社のページを開き、「フォード車」の分類で見積もりますと、年額で48,280円という結果が出てきました。

車検費用

2年ごとに愛車に受けさせなければいけない検査が、「継続検査(車検)」。車検証の有効期限を継続延長するための検査です。この際には、前出の費用のうち「自賠責保険」「自動車重量税」も支払い・納付します。また、この車検証継続にかかる検査手数料も必要ですが、約2000円程度を考えておけば十分でしょう。

そして、当然ですが車検時には愛車の点検を受けると思います。車がマスタングであったとしても、今時の指定工場では点検工賃自体は30,000円から50,000円を想定しておけばよいと思います。ただ、損傷したり消耗した部品が見つかり交換する場合は、ケースバイケースの見積もりということになります。

燃費

2017年型フォード マスタングに関しては、米国の環境保護庁が公表している推定燃費値が参考になると思います。

そのデータによりますと、3.7Lエンジン車の燃料消費は、市街地で約7.6Km/Lであり高速道路で約11.4Km/Lです。また、これら2つの走行モード混合では約8.8Km/Lです。

一方5.0Lエンジンでは、市街地が約6.7Km/Lで高速道路では役10.5Km/L、混合モードで7.6Km/Lとなっています。

今から期待!?新型マスタングはどうなる?

2014年に米国で正式リリースされた、現行(2016年)のフォード マスタング。その前の世代が2005年から2014年まで9年間製造されましたから、この次のフルモデルまではまだ間がありそうです。

というわけで、次期マスタングについての噂はまだありません。ですが、モデルイヤーが変わるたびに細かい見直しがなされ、2017年の米国向けマスタングにはオプション装備の見直しなどが行われました。そんなことを考えると、「最新のマスタングが最良のマスタング」という状況はこれからも続くと思われます。

ただ……日本向けに販売チャンネルが継続すれば、という条件付きですが……

そうだったのか 実は分厚いマスタングの歴史と文化

長い生産歴の間に、数えきれない程のファンを獲得し、世界中の人やメーカーにマスタングコンプレックスとでも言えそうな気持を抱かせたこのクルマ。過去には多くのモデルチェンジがあるのももちろん、チューニング版や派生バージョンもあり、実に華やかなストーリーを持っています。

18ヵ月の過密スケジュールで生まれたオリジナルモデル

1965年向けのモデルイヤーより5ヵ月程早くリリースされたため、記念すべきフォード マスタングのオリジナルモデルは、『1964 1/2モデル』と呼ばれることも多いそうです。もともと、このクラスのスポーツカー用にフォードが開発していたのは、『T-5』というプロジェクト名で呼ばれていた、ミッドシップの2シータークーペでした。しかし、販売力を検討の末、この特別な車体形状を持つ車はスケジュールから除外されます。

代わりにそのポジションを担うため、後部にも座席を持つスポーツカーとして、1962年から1964年にかけての僅か18ヶ月間という記録的に短い開発期間の間に最初のフォード マスタングが設計されました。その時の基本コンセプトは、4人乗り、前2座席にバケットシート、フロア式のシフトレバー、180インチ以下の全長に2,500ポンド以下の重量を達成、というものだったそうです。

また、このマスタングには、フォード ファルコンに乗せていた2.8L直列6気筒をはじめとして、3.3Lの直6、4.3L、4.7LのV8まで用意されており、4.7LV8からは、275psというパワーを発生しました。ボディータイプとしては、基本形であるファストバックに加え、ハードトップとコンバーチブルが作られています。

1965年には、伝説の自動車チューナー、キャロル・シェルビー率いるファクトリーにおいてアップグレードを受けた、『シェルビー・マスタング』の第一号が生まれます。また、ハリー・ファーガソン・リサーチ社の手により、F1マシン『ファーガソン P99』から、AWDの駆動系を移植されたプロトタイプなども作られたりしました。

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オイルショックの洗礼を受ける第2世代マスタング

それまでも売れ行きは好調だったのですが、1967年以降のフォード マスタングの開発は、大型化という方向へ進路をきり、更なる顧客獲得をめざしました。まず、4.9Lから7.0LのV8エンジンを投入、それにともない、ボディーの外形も肥大化して行きます。

1969年にリリースされたモデルになると、更にボディーは大型化、グリルの内側と外側に計4つのヘッドライトを配置するデザインを採用しましたが、これの評判は今一つ、翌年販売をとり止めたそうです。
とは言うものの、この初代オリジナルのマスタングは、この後も少しづつ大型路線を進み続け、反する様に、1970年以降は販売実績も振るわない状況へ落ち込んで行きます。

それまでマスタングのプロジェクトを牽引してきた重役の一人、リー・アイアコッカは、1970年にフォード社の社長に就任すると、第二世代のマスタングには小型化した車体を与えるように開発陣に要求。そうして1973年、オイルショックの2ヵ月前に発表されたのが、『Mustang II』とも呼ばれる第二世代のフォード マスタングでした。

そのサイズは、ライバル視していたシボレー カマロやポンティアック ファイヤーバードではなく、むしろ、輸入車のトヨタ セリカや欧州フォードのカプリなどを相手にする車へと『進化』しました。

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FF化の危機(?)に瀕した第3世代マスタング

自動車の性能向上を、主にエンジン排気量の拡大によって達成する。そんな感じの事を行っても怒られはしなかった1960年代とは違い、時代も1980年代の後半に入ってくると、世界的に原油価格も吊り上がり始め状況が変わってきます。

そして、米国内でも大型エンジンを搭載する自動車は、マスタングが登場した1960年代程には選ばれなくなってきます。その様な状況下、フォード マスタングの販売台数も低下の一途をたどり、フォード社としてもこの車の位置づけに疑問を感じ始めたそうです。

そこで持ち上がったのが、マツダMX-6のシャーシを流用してFF化し、マスタングにも時代にあった効率を与えると言うプラン。しかし、この噂を聞いたマスタングファン達は即座に強く反発、フォード本社に多くのメッセージが届けられ、FFでV8エンジンもないマスタング製造への反対運動のようになります。

結果的に、最後の最後で方針が変更され、マスタングは従来の車両を改良して行くことが決定されました。「例のFF車」には「プローブ」の名前を付け、マスタングではない別車両としてて販売することになります。

15年ぶりの本格モデルチェンジとなった第4世代マスタング

1980年代後半に、設計としてはより合理的なFFレイアウトと決別して以来、既存の車体を改良し続けることで生き残ってきたマスタング。それに15ぶりの大掛かりな設計変更が加えられたのが、1994年のことでした。

そうして誕生した4代目のフォード マスタングは、当然FRレイアウト用のプラットフォーム(FOX-4)を採用していますが、とは言えこのシャーシも1970年代から存在していたものです。また、ボディスタイルはコンバーチブル&クーペの2種類です。

デザイン的にはかなり洗練された曲面を持っている、と評価もできますが、逆に元祖ポニーカーのカリスマ性はほとんど消えているのがこのころのマスタング。

エンジンラインアップは、排気量3.8LのV型6気筒OHVと4.9LのV型8気筒OHV(GT向け)が当初用意されました。その後、1996年には4.6LのV型8気筒が2種類(SOHC&DOHC)追加されています。加えて、ハイパフォーマンスグレードの「コブラR」には、1995年に5.8LのV8OHV、2000年に5.4LのV8DOHCエンジンなどが投入されています。

2001年から2002年にかけ、第4世代マスタングは公式販売チャンネルを通じて、初めてオーストラリア市場に投入されることになりました。その際、この車を右ハンドルへ変更するために、オーストラリアの関連会社『ティックフォード・ビークル・エンジニアリング(Tickford Vehicle Engineering)』へ改造作業が発注されています。

フォード マスタング GT 1995年登録(4600cc 1FAF42 AT FR レギュラー)の車種情報。全国のオーナーからの燃費情報を元にした実燃費が分かります。クルマの乗り方によっても燃費は大きく異なります。車レビューも参考になります。

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プラットフォームも刷新された第5世代マスタング

2004年に行われたフルモデルチェンジは、フォード マスタングにとっては大きな転機であり、また新たなる出発点でもあったでしょう。

この時は、新設計のプラットフォーム(D2C)が採用されたということに加えて、デザイン上も大きく改良されています。そのルックスは、1960年代のクラシカルなマスタングを彷彿とさせるものになったのです。また、その基本ボディスタイルは、クーペ&コンバーチブルの2種類を踏襲しました。

エンジンとしては、最小のものが排気量4.0LのV型6気筒SOHCとなり、V型8気筒の方は「GT」に4.6LのSOHC,「シェルビー マスタングGT500」には5.4LのDOHCスーパーチャージャー付きが採用されています。エンジンの構造もかなり「近代化」したというのが、この代のマスタングでしょう。

2010のマイナーチェンジでは、V6エンジンを3.7LのDOHCに変更するなどの改良が加えられました。結局、このモデルは2014年まで生産が継続。その後継となる2015年型マスタングでは、クラシカルな時代を思わせるルックスが継承され、今(2016年)に至ります。

マスタングをカスタマイズ

1965年にキャロル・シェルビーが、スパルタンなチューンアップ版「シェルビーGT350」を生み出し、そのモデルはマスタングの存在の一部となりました。

そんな歴史を考えると、マスタングにとってチューンアップやカスタマイズ自体が、大切な一部分のようにも思えてきます。また、日本国内でも各種のパーツが入手しやすいのも、マスタングが持つ人気の裏返しだとも言えるでしょう。1970年代などの旧車でもそれなりに市場価値が高いのは、カスタマイズやリストア素材としての需要があるからだ、とも考えられます。

マスタング向けカスタマイズパーツが選べるサイトへのリンクを、下記に張り付けましたのでご参考にどうそ。

フォード マスタングの巷の評判って?

おそらく、米国内の市場においても乗る人間を選ぶクルマであるのが、フォード マスタングのようなスポーツカーでしょう。これは、強い嗜好にだけ応えるための一台です。

というわけで、例えば愛車に小さな問題が発生したとしても、それ自体がマスタングのオーナーさんにとって愛着をよせるポイントになってしまうはずです。結局、不満だらけで乗り続けるオーナーの方が珍しい、と言えるのがマスタングなのです。

加えて、2017年型のマスタングは、ルックスにも往年のポニーカーらしさが戻っています。色々な意味で味が濃すぎるこのクルマ、その個性に魅せられたオーナーさんが多いようです。

マスタング(フォード)の新車、中古車の評価・評判・口コミ情報がわかる! Goo-netクルマレビュー(掲示板)。高坂義信さんのレビューをご紹介。マスタングの長所・短所等オーナーの生の投稿情報が満載!マスタングの口コミ情報なら日本最大級の自動車情報サイトGoo-net!

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フォード マスタングのライバル車

プロ野球のシーズンでも、自動車のレースでも、その競争が一番盛り上がるのは、戦いを繰り広げるコンテンダーの実力が拮抗している時です。手ごわいライバルが居る時、そこに切磋琢磨が生まれることで、競技参加者はより優れた能力を身につけて行くはず。

そしてそれは、スポーツカーの世界でも同じようで、歴代のマスタングには強力なライバル車達が存在しています。

永遠のライバル、シボレー カマロ

出典:http://www.chevrolet.com/camaro-sports-car/build-your-own.html#/config

ずいぶん長いこと、フォード マスタングが熾烈な競争を繰り広げてきた相手が、同じ米国のゼネラル・モータースが生産している、シボレー カマロというもう一台のポニーカーです。

現行で、両メーカーの先陣を切ってぶつかり合うのが、マスタングV8GTと、シボレー カマロ SS RSでしょう。この2者(車)を、最新型スペックで比べてみると次の様になります。

最新のマスタングV8の排気量は4,951ccに対しカマロは6,153ccですが、その出力で比べると426ps(トルクは55.3kgm)対461ps(62.91kgm)と、やはり大型エンジンを採用したカマロに分があります。

しかし、いまや古臭いといわれてもしかたないOHV式(しかも、1気筒あたり2バルブ)を使い続けるカマロに対し、マスタングでは可変バルブタイミング付きのDOHC4バルブ、というモダンな技術に挑戦しています。スペックとは別に評価すれば、モダンな車の魅力はマスタングが高いと言うべきでしょう。

ちなみに、パワーtoウェイトレシオで見てみると、マスタングが1,680/426=3.9kg/psで、カマロの方は1,706/461=3.7kg/psと言うことになります。

シャーシでは、前ストラットに後マルチリンクというサスペンション形式は、どちらも同じです。カー・アンド・ドライバーの米国電子版が行ったテストによると、半径45メートルの最大旋回Gは、マスタングが0.94 gに対しカマロは0.98 gと、こちらもややカマロが勝っています。0から60mphまでの加速時間は、4.4秒のマスタングに対し3.9秒のカマロ、という結果だそうです。

「カマロ」と言えばマッスルカーの「直線番長」として有名です。しかし最新モデルでは、「直線番長」「燃費が悪い」などのイメージを払拭するモデルに仕上がってきました。これまの進化と魅力に迫ってみたいと思います。

アメリカンスポーツカーの歴史をシェアするダッジ バイパー

出典:http://www.dodge.com/en/viper/

ダッジ バイパーも、その歴史と存在感が根強いファンを惹きつけ続ける一台です。とはいえ、この車は価格も相当高くて、ポニーカーの分類には入らなそうでもあります。

しかし、フロントエンジン&リアドライブ、V8以上の大型エンジンを搭載ということで、アメリカンなスポーツカーの作りはマスタングと共通部分も多いのがバイパーでしょう。

残念な事に、2017年モデルをもってとりあえず生産が終了してしまう、というニュースも流れているダッジ バイパー。この最終モデルでは、なんと搭載するエンジンは排気量8.4LのV型10気筒、654psの出力にトルクは83kgf・mというまさにモンスター。

価格も、もっとも廉価なグレードで92,000,000円(1ドル105円で換算)を超えるという、超高級アメ車でもあります。性能や価値の面で比べたら、さすがのフォード マスタングも足元に及びませんが、米国の自動車史を作り上げ支えてきた一台、という意味では、どこか通じる部分もあるのではないでしょうか。

生産終了も間近!ダッジ バイパーについての情報です

フォード マスタングのまとめ

フォード マスタングの基本コンセプトは、大きすぎない車体にハイパフォーマンスをこめた、購入しやすいスポーツカーです。ですから、現行モデルに搭載された直列4気筒のダウンサイズターボなども、マスタング本来の姿が表現されているのでしょう。

フォードの日本法人は撤退しますが、合理的なサイズと内容を持つ伝統の本格スポーツカーであるマスタングは、本当は日本市場寄りなアメ車の筆頭なのかもしれません。