チャイルドシートの正しい付け方?ただシートベルトを挟むだけではないんです。安全のためにきちんと付けてあげましょう。

チャイルドシートはお子さんの安全のためには必要不可欠なものです。しかし、きちんと付けてあげないと安全なものではなくなってしまうのです。そんなチャイルドシートの正しい付け方をおさらいしましょう。

チャイルドシートを取り付ける位置は意外と限られています。

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チャイルドシートは、主に運転する人が一番乗せやすかったり、ぐずったりしたときに対処しやすい場所に取り付けたくなるものですよね。しかし、お子さんの”安全”を考えると、大人主体の考え方はとても危険なのです。チャイルドシートの設置場所として不適切なのは次の3つのうちどこでしょうか。
●エアバッグの付いている座席
●シートベルトの付いていない座席
●進行方向に対し横向き、後ろ向きの座席

正解は3つ全部です。特に気をつけなければいけないのは、「エアバッグの付いている座席」です。エアバッグの付いている助手席は、エアバッグが膨らむような事故が起き他場合、エアバッグがふくらむ衝撃でチャイルドシートを”はじきとばす”ということが報告されていて、大変危険な場所です。学童用シート(ジュニアシート)であっても、助手席には座らせずに、後席に乗せるようにしてください。また、チャイルドシートを取り付けると運転に支障をきたす座席(ルームミラーやサイドミラーが見えなくなる席)も危険です。

座らせる場所としていい場所は、意外ですが、クルマ側面からも一番遠い、後席の真ん中なのです。しかし、ここはシートベルトが2点式のことが多いことや、シート形状がチャイルドシートにテキしていないことが多いことから、うまく取り付けられないことがあります。そんなときのオススメは、後席左側(助手席の後ろ)です。車道にとめたときに、お子さんの乗り降りをすることを考えると、右側は車がたくさん通るので安全ではありませんよね。ですので、助手席後ろからの乗り降りが安全です。

取り付ける向きは2通りあります。きちんと覚えておかないと大変です。

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乳児用チャイルドシート(新生児から、体重10kg~13kg未満までの幼児)は、進行方向に対して「後ろ向き」に取り付け、幼児用チャイルドシート(体重9kg~18kg未満の幼児)は前向きに取り付けるのが一般的です。
乳児用チャイルドシートを後ろ向きに取り付ける理由は、フロントからの正面衝突時に、骨格がしっかりしていない柔らかい赤ちゃんが受ける衝撃というのは大人の数十倍といわれます。しかも、まだ頭を支えている首がしっかりしていないので、頭を支えきれずに首の骨に損傷を与えかねないのです。事故の衝撃から守るには、チャイルドシートの種類も選んでおきたいものですね。

前向きと後ろ向き。どこのタイミングで切り替えれば良いの?

新生児は必ず後ろ向きにしてください。事故があった際は前に衝撃がいきます。後ろ向きであればチャイルドシートの背もたれが前方にあるので、衝撃は和らぎます。後ろ向きから前向きへの目安は、体重10kg・9ヶ月ごろというのが一般的です。赤ちゃんが一人座りできるようになったらというのも1つの目安です。

後ろ向きに乗せていると運転席から見えにくいため様子が心配になってしまいますが、乳児期のお子さんを事故の衝撃から守るには、後ろ向きが最も安全なのです。それでも、赤ちゃんが泣いてしまったりすると、顔が見えないので心配ですよね。そんなときは焦らないで、安全な場所に車を止めるようにしてください。

では、チャイルドシートを取り付けるポイントは?

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チャイルドシートは「シートベルト装着」と「ISOFIX」という2つの取り付け方があります。ISOFIXは座席にジョイントと呼ばれる金具があり(ちょうど座席と背もたれの結合部にあります)、ここに土台をカチャっとはめ込んで、その土台にチャイルドシートを置くというものです。しかし、これはISOFIX対応車出なければ出来ないので注意が必要です。
もう一つのシートベルト装着式は一般的なものです。チャイルドシートは簡単に取り付けが出来そうに見えますが、一番最初の取り付けは結構手こずるものです。取り付けのポイントは、「チャイルドシートと、車の取扱説明書を良く読むこと」。そして「しっかりと」、「正しく」取り付けることができるまで、「何度でもチャレンジする」ということが大切です。チャイルドシートメーカーによっては、取り付けのDVDやビデオが用意されているところもあるので、まずは、取扱説明書をしっかりと読んでから取り付けるようにしましょう。よくあるのですが、「DVDがあるから取扱説明書はいらない!」と取扱説明書を捨ててしまう方もいますが、チャイルドシートはお子さんの成長に合わせて使い方が変わって来るものです。保管だけはしておいてくださいね。

でも、”しっかりと付いている”とはどういう状態なのでしょう。チャイルドシートを取り付けたら、前後左右にゆすってみてください。軽くで良いですよ。あまりにも大きく動かなければOK。目安は3cmくらい。それ以上動くようなら再度取り付けを行った方が安心ですね。

まとめ

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チャイルドシートの正しい付け方をご紹介しました。大人とは違いまだまだ体ができあがっていないこどもは、大人以上に気をつけてあげないといけませんね。そんなチャイルドシート、正しく付けて楽しいドライブを楽しみましょう。