【フォグランプ】使い方はあなたのアイデア次第?決まり事から応用編まで

あなたのクルマにフォグランプってついていますか。ついている人は使ったことがありますか。霧が立ちこめるようなことが少ない日本では、あまり活用する機会がありませんよね。でも、せっかくついているのですから、活用法を探してみませんか。他のクルマの迷惑になってはいけませんが、そうでなければ貴方のカーライフを豊かにする使い方を見つけてみませんか。やっちゃいけないことも含めて用意しましたのでぜひご一読ください。

フォグランプとは

“フォグ”は霧ですから、“フォグランプ”は霧灯となります。日本ではあまり多くありませんが、山岳地帯の多いヨーロッパでは霧がでることが日常で、霧の中を走行するための対策が必要不可欠です。古くからほぼすべてのクルマにフォグランプが採用されていましたし、装着されていないクルマでも装着するためのスペースが確保されていました。
日本ではその必要性の低さからほとんど採用されていませんでしたが、欧州車へのあこがれから意匠的に採用されるケースは少なくありませんでした。夜間にもかかわらずヘッドライトを点灯せず、フォグランプだけを点灯させて走行する輩もいるほどです。

フォグランプは、濃霧の発生などにより視界が制限される場合に、投ぜられた光の運転手への反射を抑えながら視認性を確保し、同時に他の交通からの被視認性を向上させる目的で装備される、白または淡黄色の補助灯である。

出典:ja.wikipedia.org

なんだか遠回しな言い方ですが、霧(特に濃霧と呼ばれるほどひどい霧)が発生すると、通常のヘッドライトでは視界が確保しにくくなります。これは、霧の水滴に光が反射することで発生しますから、見にくいからと言ってハイビームを使うと余計に見にくくなってしまいます。だからといってヘッドライトを消すわけにもいきません。
フォグランプは、このジレンマの解消を助けるためにつくられたものです。できるだけ広い範囲の視認性をよくする目的で、左右に広がる配光パターンになっているのが一般的です。上向きにすると、霧による反射光がドライバーを襲うため、水平よりも下への配光にとどめています。

海外では

出典:http://blog.hemmings.com/index.php/2012/02/10/class-of-87-citroen-bx-gti-16-valve/#&gid=1&pid=7

世界中を見渡しても、霧の発生率が高いのはやはり欧州でしょう。アメリカのように国土が広くてなだらかな地形では霧はおろか雨もあまり降りません。フォグランプの文化は、古くから欧州で発達したと言えます。フランスでは、ヘッドライトの灯色を黄色に決められていた時代があったほどです。また、ラリー競技が盛んであることも、フォグランプの性能を向上させた一因と言えるでしょう。
EUでは2011年2月以降、乗用車のデイライトが義務化されています。デイライトが純正装着されているクルマは良いですが、そうでない場合は日中でもフォグランプ等(ヘッドライトでも可)を点灯させなければなりません。

日本では

日本では、時間帯や気象条件による点灯についての法的基準は特にありません。“夜間やトンネル内等、前照灯が必要な場合は原則ハイビームで走行し、先行車や対向車がいる場合はハイビームを消してロービームにするか、フォグランプで走行すること”とされています。法的に装備が義務付けられているわけではありませんので、車種やグレードによって選択的に装備されることになります。SUVやRVをはじめとして、機能性よりも外観意匠の一部として装備される場合が多いです。
かつては、純正装着品でも汎用的な外観の製品をバンパーにつり下げるなどの採用例が多かったのですが、近年ではバンパーやスカート部にフォグランプ用の開口部を設けるなど、車体デザインに取り込むように設計される場合が多く見られます。また、フォグランプを車体デザインやヘッドライトの一部として標準装備する車種も増えています。

フォグランプの効果

上述したとおり、霧に対してはドライバーを幻惑しないように(近距離の)前方を照射することができます。ヘッドライトのロービームと併用すれば、速度を下げて走行することで前方視界を確保することができます。
また別の用途として、フォグランプは近くを広く照らす配光パターンになっていますから、直近の路肩や道路標示、車線分離帯などを照らす補助前照灯として用いられるケースもあります。特に、乗用車に比べてヘッドランプの位置が高く、旋回時に運転席が左右に大きく振られるバスやキャブオーバートラックなどでは、天候にかかわらずフォグランプの励行をしているケースもあります。

色について

光の性質上、波長の短い青色光は水の粒に散乱して遮られてしまい遠くまで届きません。波長の長い赤色光は水の粒をを通りぬけてより遠くまで届く性質(霧中透過性)が高いのですが、赤色のライトはテールもしくはブレーキランプと混同してしまうことから前部に取り付けるわけにはいきません。多くの国で(もちろん日本でも)法規によって赤色の灯火が車体前方に設置できないのはそのためです。そこで、赤色光に次ぐ霧中透過性を持つ中間波長の黄色光が使われるようになり、霧に反射して運転者の視界の妨げになる波長を含まない単色光がより良いとされてきました。かつての主流は黄色灯で、1980年代には前照灯も黄色のものが流行しました。ところが単色光は運転者に錯覚を起こさせ、距離感がつかみにくい現象や特定の色が認識しにくい現象が知られるようになり、遠方には黄色の光、手前は白色の光で照射するように色分けされた電球も流行するようになりました。最近では白色の割合が増加していて、前照灯と同じようにHID式のものや、特に長波長の可視光を遮るコーティングを施して色温度を高くした蒼白い光を放つ電球が流行していますが、これもフォグランプ本来の趣旨からは外れて意匠性による流行と言えるでしょう。

似て非なるモノ

よくフォグランプと混同して使われるのですが、明確に目的が違うものがあります。

ドライビングランプ

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BB512TR

バンパーにドライビングランプを備えるフェラーリ512TR

ヘッドライトのハイビームに近い配光特性を持った補助前照灯のことで、一般的にはドライビングランプと呼ばれます。ドライビングランプの中には上方への拡散を防ぐ配光パターンを持つものもあります。夜間にヘッドライトの補助として用いるものですが、日本の保安基準では配光パターンに関係なく“前部霧灯”として扱われますので、公道上での使用は後述する保安基準を守らなければなりません。

スポットランプ

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%AD

グリルにフォグランプとドライビングランプ、頭上にスポットランプを追加したMINI Cooper(1964モンテカルロラリー仕様)

ドライビングランプよりもさらに遠く狭い範囲を照らす補助前照灯をスポットランプと呼びます。これはラリーカーなどの道なき道を走る車輌に使われていることが多く、一般的にはあまり需要がありません。

リアフォグランプ

出典:http://jadeturtle.com/bmw/

濃霧などの気象条件によって視界が悪い時に、後方からの被視認性を向上させるために点灯する赤色の灯火をリアフォグランプ(後部霧灯)と呼びます。通常のテールランプよりも明るく、ブレーキランプと同等の明るさです。そのため、不必要な使用は後続車のドライバーを眩惑させる原因になります。たまに点けっぱなしで走行しているクルマがいますが後続車にとっては迷惑極まりないので注意しましょう。
日本やヨーロッパの保安基準ではヘッドライトかフロントフォグランプのスイッチが入っていないとリアフォグランプを点灯できないようになっています。ヘッドライトを消灯するとリヤフォグランプは再度スイッチ操作しなければ点灯しない構造が義務づけられています。ヨーロッパでは1975年から、すべての新型車への装備が義務化されました。一方日本では“ブレーキランプと紛らわしい”という理由から当初は認可されませんでしたが、輸入車のインポーターなどからの要請もあり保安基準が改正されました。オプションでしたが、日本国内で販売される日本車で初めてリアフォグランプが設定されたのは1989年の日産180SXと言われています。これ以降、日本車でもオプション設定や寒冷地仕様装備としてリアフォグランプが普及し、一部の車種では標準装備となっています。
1灯または2灯が取り付けられ、2灯の場合は左右対称に取り付けられています。1灯の場合は、車体中央か、道路のセンターライン寄りに取り付けることが保安基準で定められていて、左側通行向けの車両では右側に、右側通行向けでは左側に設置されています。加えて、ブレーキランプ(制動灯)の光源とリアフォグランプの光源とを10cm以上離すことが規定されています。車種によってはテールランプと一体に装備したり、片側や中央に独立した1灯のランプとして(ハイマウントストップランプとは別に)装備するケースもあります。最近では、左右対象位置に片側をリアフォグランプ、反対側をバックアップランプ(後退灯)とする配置が多くなっています。
明るさの基準はブレーキランプ(制動灯)と同等ですが、長時間連続して点灯されるためランプ筐体は電球の発熱に対する耐性を持たせなくてはいけません。したがってバックランプと同じ形状でデザインされたものでも、材質や構造などによりコストがかかっているものが多く、光源として発熱の少ないLEDを利用する場合もあります。

出典:http://micra-forum.com/showthread.php/1155-Rear-fog-light-retrofit

右側がリアフォグランプ、左側がバックアップランプの例

フォグランプの規定

さて、日本では装着義務や点灯義務はないと書きました。では、装着にあたっての決まり事はないのでしょうか。取り付け方や使い方によっては対向車や前走車のドライバーの迷惑になりかねませんから、いろいろと決まり事があるのです。

車検対応

まずは保安基準を抜粋しておきます。

(前部霧灯)
第三十三条自動車の前面には、前部霧灯を備えることができる。
2 前部霧灯は、霧等により視界が制限されている場合において、自動車の前方を照らす照度を増加させ、かつ、その照射光線が他の交通を妨げないものとして、灯光の色、明るさ等に関し告示で定める基準に適合するものでなければならない。
3 前部霧灯は、その性能を損なわないように、かつ、取付位置、取付方法等に関し告示で定める基準に適合するように取り付けられなければならない。
4 自動車には、前部霧灯の照射方向の調節に係る性能等に関し告示で定める基準に適合する前部霧灯照射方向調節装置(前部霧灯の照射方向を自動車の乗車又は積載の状態に応じて鉛直方向に調節するための装置をいう。)を備えることができる。

出典:www.mlit.go.jp

フォグランプは、道路運送車輌の保安基準第33条に“前部霧灯(以前は補助前照灯と呼ばれていました)”として規定されています。それぞれの細目告示および細目告示別添によって細かく技術基準が設けられていて、前部霧灯の概略は次のようになっています。

●灯光の色:白色または淡黄色であり、その全てが同一であること。
●明るさ等・平成17.12.31 以前の製作車:10,000カンデラ以下であること。主光軸が前方40m以上照射するものは、前照灯を減光又は下向きに変換した場合点灯しないこと。
●明るさ等・平成18.1.1 以降の製作車:規程なし。
●点灯する個数:同時に3個以上点灯しないように取付られていること。
●取り付け個数:取り付け個数に制限なし。
●位置・平成17.12.31 以前の製作車:照明部の上縁の高さが地上800mm以下であり、すれ違い用前照灯の照明部の上縁を含む水平面以下であること。下縁の高さは地上250mm以上。
●位置・平成18.1.1 以降の製作車:照明部の上縁の高さが地上800mm以下であり、すれ違い用前照灯の上縁より低いこと。下縁の高さは地上250mm以上。最外縁が自動車の最外側から400mm以内。1個の場合は車両の中心線上。2個の場合は車両中心に対して対称の位置に同形状、同色のものを取り付けること。
●その他・平成18.1.1 以降の製作車:前部霧灯が点灯している際に点灯するインジケータランプが有ること。
前部霧灯は、車幅灯、尾灯、前部上側端等、後部上側端灯、番号灯及び側方灯が消灯している場合に点灯できない構造であること。

つまり、何個取り付けても構いませんが、同時に点灯するのは2個までで、同じ色でなければなりません。左が白で右が黄色はダメです。平成18.1.1 以降の製作車に関しては決まり事が増えています。左右が対称(位置だけでなく形状も)でなければならなくなりましたし、高さや幅の制限もきびしくなりました。また、作動を表すインジケーターが必須になっていますし、いわゆるスモールランプが点いていないときは使えなくなりました。
逆に緩和されたこともあります。それは明るさに関する規定で、平成17.12.31 以前の製作車には10,000カンデラ以下という決まりがありましたし、40m以上前方を照射する場合はヘッドライトがロービーム時は使えませんでした。これは、最近のLEDやHID化によって灯火類の光度が上がっていることが背景にあるでしょう。
補足としてお話ししておくと、ヘッドライトの明るさは2灯式のハイビームで15,000カンデラ以上(4灯式の場合は12,000カンデラ以上)とされています。つまり平成17.12.31 以前の製作車の場合、ハイビームよりもずいぶん暗いフォグランプしか使ってはいけないということです。

純正フォグランプのカスタム

ひととおりフォグランプについて見てみましたがいかがでしたか。フォグランプの意味や使い方は正しく理解できていましたか。ここからは、フォグランプのカスタムについて話を進めますね。最近のクルマにけっこうな割合で純正採用されていますよね。でも、なかなか普段のドライブで霧に出くわすことも少なくないですか? そこで、このフォグランプをカスタムして用途を広げてみましょう。

デイライトとして

出典:http://www.geocities.jp/aya4044/audi-ledfog.htm

純正装着されているフォグランプの光度を落としてデイライトとして活用する方法です。ここで大切なのは、“光度を落として”の部分です。デイライトには“300カンデラ以下”という光度についての決まり事があるんです。これを超えると“前部霧灯”の扱いになりますので、平成18年1月1日以降の生産車輌の場合は“スモールが点灯していない状態でフォグランプが点灯している”ということで保安基準違反になります。特に、“デイライトだから青色にしよう”なんてことをすると、“白色もしくは淡黄色”にも抵触してしまいますから注意してください。
それと、点灯回路を変更しなければなりません。デイライトとして使う場合は、エンジン始動と共に点灯し、スモールライト点灯時には消灯するという電気回路に変更する必要があります。知識のある人は挑戦してみてもいいですが、できればプロにお願いして下さい。そして、光度300カンデラ以下の電球に交換します。昼間は点灯しっぱなしですから、消費電力を抑えるためにもLEDにすることをオススメします。色は、白色か青色が無難です。
ちなみにデイライトについての保安基準は以下のとおりです。
●300カンデラ以下であること
●デイライトの灯火の色が赤色でないこと
●点滅したり光度が増減するものでないこと
●フロントガラスの上部に設置する場合にはライトの色が緑黄色又は青紫色でないこと

私の愛車ルノーメガーヌは、この方法でデイライト化してあります。昼間の被視認性がグッと上がって、事故防止のうえでも効果的だと思います。ルックスアップも兼ねてオススメのカスタムです。

ヘッドライトの補助灯として

出典:http://monster-sport.com/product/parts/ext/led/

次にヘッドライトの補助灯として活用する方法です。もしあなたのクルマのフォグランプが光軸の調節ができるタイプでしたら、少し下向きにしておきましょう。それと、左に向けておくのも忘れないで下さい。対向車への配慮というのが一番の理由ですが、左側通行ですから歩行者や自転車がいる左側の路肩が見やすい方が運転しやすいですし、道路の中央部分は対向車のヘッドライトと交錯するとかえって見えなくなるからです。
特別な配線作業はありません。霧が出ていなくてもフロントフォグランプを点灯するだけです。ただ、毎回スイッチONが面倒だという場合は、スモールランプと連動して電源が入るように回路を変更しましょう。この“スモールランプと連動して”も大切ですよ。昼間は点かないようにしておかないといけませんからね。特に平成18年1月1日以降の生産車輌の場合はスモールランプが点いていないのにフォグランプが点灯していたら保安基準違反です。

H.I.D化できる? 明るさは?

補助灯として使うなら明るさも気にしたいですよね。純正のフォグランプは30W~55Wくらいのハロゲンバルブが一般的です。ヘッドライトをH.I.Dにしている(もしくは純正装着車)場合は色目も揃わないですしヘッドライトの明るさに負けて視認範囲もあまり変わらなくなってしまいます。そんなときにはフォグランプもH.I.D化しましょう。ハロゲンバルブに比べたら、雲泥の差、まさに月とスッポンくらい明るくなります。色温度はお好みでいいですが、6,000ケルビン以上は保安基準違反になる可能性がありますから気を付けて下さい。
ヘッドライトのバルブが多様化しているおかげで、H.I.Dバーナーもほぼすべての形式がリリースされています。H1、H3、H7、H8、H11、HB3、HB4などなど愛車に合ったタイプのバーナーを選択するだけです。気を付けたいのは取り付けスペースですね。フォグランプの後ろに十分なスペースがないとH.I.Dバーナーが装着できなかったり、点灯させるためのバラストを固定するスペースも必要です。

PIAA [ ピア ] プラズマイオンイエロー [3000K] フォグHIDコンプリートキット H11/H8 HH188SB

¥34,800

販売サイトへ

HIDキット クラウン アスリート フォグランプ GRS18系 (平成17.10-20.1) 12V 35W 9006 HB4 8000K

¥5,130

販売サイトへ

アフターパーツとしてのHIDバルブ製品紹介とその注意点のご紹介!

LEDフォグランプの明るさ

デイライトではなく補助灯として使う場合でも、LEDという選択肢があります。ヘッドライトにLEDが使われるようになってきましたから、ヘッドライトとして使うハロゲンバルブ用リプレイスLEDバルブがリリースされています。こちらもH.I.Dと同様に、対応バルブ形式がふえてきましたので、きっと愛車に使えるものが見つかるはずです。製品によって明るさにばらつきがありますから気を付けて下さい。装着してみたらデイライト程度の明るさしかなたったなんてことにならないように。ちゃんとした製品でしたらH.I.D以上の明るさですし、消費電力はハロゲンバルブの半分以下ですからクルマにも優しいですね。

PIAA ( ピア ) LEDフォグライトバルブ 2400lm 【6000K】 H8/H11/H16 ホワイト 12V16W 2個入り LEF102

¥15,264

販売サイトへ

【NexusJP正規品】【次世代CREE製LED】 H11 ヘッドライト フォグライト4400ルーメン【12ヶ月保証】 【車検対応】【左右2本1SET】 取り付け後も3000Kのイエローから10000Kのブルーまで任意で再設定可能 CREE製 最新LED CHIP搭載

¥6,480

販売サイトへ

アルファードの場合

車種別に見てみましょうか。“フォグランプ LED”で検索すると、一番人気はアルファードでした。見た目を気にするオーナーが一番多いということでしょうか。ちょっと調べてみたら、年式によってH3、H3d、HB4の3種類があるようですね。いずれの形式も、H.I.D、LEDともにたくさんの製品がリリースされていますから大丈夫ですが、愛車のフォグランプがどの形式のバルブかしっかりと確認してから購入してください。
調べていてわかったのですが、アルファードのフォグランプはレンズが樹脂製でH.I.Dの場合は変色したり溶けることがあるようです。純正指定品以外のものに交換するわけですから、ここから先は自己責任になりますのでよく吟味して決めて下さい。

交換作業はさほど難しくなさそうです。フロントバンパーの下にあるアンダーカバーと、フェンダーの中にあるライナーを外せばフォグランプにアクセスできます。LEDの場合は排熱経路をしっかりと確保してあげて下さい。防水キャップに加工が必要な場合がありますので、防水対策もしっかりして下さい。H.I.Dの場合はバラストの固定場所を探さなくてはいけません。しっかりと固定できる場所を見つけて下さい。

アルファード20系 ヴェルファイア 20系専用 LEDフォグランプ デイライト内臓 CREE LED採用 ハイパワー 16W 熱対策済 車検対応 純正交換 2個set

¥10,490

販売サイトへ

【5800K 】ヴェルファイア 30系 アルファード 30系 H16 LED フォグランプ LEDバルブ フォグ走りできる HIDの明るさに近いMAX26W 色も2種類から選択可能

¥8,820

販売サイトへ

アルファード 20系 前期 フォグランプ HID 35W HB4 12000k

¥3,940

販売サイトへ

プリウスのフォグランプ交換

次に多かったのはプリウスでした。さすがに最新型のプリウスについての記述はありませんでしたが、30系はとても情報が多いですね。そして、とても重要な情報がありました。30系プリウスのフォグランプは、前期と後期でバルブ形式が違います。前期はH11形式で55Wのバルブが装着されているようです。対して後期モデルはH16形式の19Wバルブが装着されています。この違いが意味することがとても重要なんです。前期では55Wだったのに後期では19Wに下げられているんです。“消費電力を抑えるため?”という考え方もできますが、発熱量を下げたかったからでしょう。
その答えはフォグランプ本体の構造にありました。前期モデルのフォグランプは、本体が金属でできていて、レンズはガラス製です。対して後期モデルのフォグランプはすべて樹脂製です。本体はもちろんレンズも樹脂製のようですから、耐熱性能が格段に低くなっています。だからこそバルブの消費電力も半分以下に下げられたのでしょう。
構造にもよりますので一概に言えませんが、フォグランプはヘッドライトに比べるとバルブとレンズの距離が近いですから、よりレンズが高温にさらされることになります。55Wのハロゲンバルブの場合、1時間程度点灯させるとレンズが150℃くらいになるというデータもありました。H.I.Dでも120℃を超えるようです。LEDバルブにすれば40℃程度でおさまるようです。
これを踏まえて言えることは、純正装着バルブがスペックダウンしている車種にはH.I.DよりもLEDの方が安全ということでしょう。純正装着バルブが19Wと力不足ですから明るいH.I.Dを求める気持ちはよくわかりますが、ここはLEDを使いましょう。2,000ルーメンと明るさも十分な製品がありますからそちらをオススメします。

PIAA ( ピア ) LEDフォグライトバルブ 2400lm 【6000K】 H8/H11/H16 ホワイト 12V16W 2個入り LEF102

¥15,264

販売サイトへ

フィリップス PHILIPS 車検対応 3年保証 LEDフォグバルブ【X-treme Ultinon LED フォグ 6200K】H8/H11/H16対応 12834UNIX2J

¥10,881

販売サイトへ

トヨタ車用 プリウス ノア ヴォクシー エスティマ レクサス等 LEDフォグランプ デイライト内臓 CREE LED採用 ハイパワー 16W 熱対策済 純正交換 2個set

¥10,490

販売サイトへ

【AutoSite/LEDA】 トヨタ プリウス ZVW30 前期 フォグランプ 専用 LED LEDA レダ LA01/H11 一体型 LEDバルブ CREE 6500k 4000ルーメン

¥6,980

販売サイトへ

エクストレイルでは

最後にエクストレイルです。V字型のLEDポジションランプが印象的なエクストレイルですから、ライティングはビシっとそろえてきれいに見せたいですね。こちらは純正のハロゲンバルブがH11形式の55Wですので、H.I.Dでも問題はないようです。

VALENTI(ヴァレンティ) ジュエルLEDヘッド&フォグバルブ DX ホワイト6000K H8/H9/H11/H16 LDJ14-H8-60

¥16,200

販売サイトへ

PIAA ( ピア ) LEDフォグライトバルブ 2400lm 【6000K】 H8/H11/H16 ホワイト 12V16W 2個入り LEF102

¥15,264

販売サイトへ

フィリップス PHILIPS 車検対応 3年保証 LEDフォグバルブ【X-treme Ultinon LED フォグ 6200K】H8/H11/H16対応 12834UNIX2J

¥10,881

販売サイトへ

AutoSite LEDA LA01 オールインワン 一体型LEDバルブ フォグランプ用 25w 4000lm 6500K H8 H9 H11 H16兼用

¥6,980

販売サイトへ

後から取り付ける場合

もともとフォグランプがついていない車種に後からフォグランプを取り付ける場合はどうすれば良いでしょうか。以前は汎用品がたくさんありましたが、上述した通り純正採用が増えたことに加えてクルマ自体が取り付け場所に困るデザインになってきていることから、汎用品の活路は狭くなっているようです。以前はBOSCH(ボッシュ)、HELLA(へラー)、MARCHAL(マーシャル)、など名だたる舶来メーカーをはじめ、国内ライティングメーカーもリリースしていましたが、最近は見なくなりましたね。

有名どころではコチラ“IPF”でしょう。

IPF

創業は1946年ですから、すでに70年を迎える老舗です。自動車を初め船舶や重機、店舗用のライティング事業を展開しています。汎用のオートランプに関しては特に拘りが強く、デザインを追求してジウジアーロ率いるイタルデザインと技術提携しているほどです。さらには、釣り下げのフォグランプが金属製のケースだった1980年代初頭に、樹脂製のケース(Lexan樹脂)で量産に成功したのはIPFです。

IPF フォグランプ 900X DRIVING H9 ハロゲンコンプリートキット ゴールド S-9X13

¥29,185

販売サイトへ

IPF フォグランプ LED LIGHT BAR 600シリーズ 2インチ ドライビングランプ S-632

¥29,094

販売サイトへ

IPF フォグランプ 968 EXPORT MODEL クリアーレンズ 丸型 S-9682

¥10,286

販売サイトへ

IPF フォグランプ REV3 ゴールドレンズ RE34

¥8,614

販売サイトへ

めんどうな配線処理

後付けの電装品は配線を引っ張ったりまとめたりするのが面倒ですよね。そんなときは汎用の完成品を使いましょう。電源を安定させるリレー付きのものがオススメです。

後付フォグ配線 トヨタ汎用 スイッチ付 カプラー形状 H8 H11 H16

¥2,990

販売サイトへ

汎用 LEDスイッチ付! H8/H11/H16 後付フォグランプ用 リレー ハーネス 配線 社外フォグに!後付スイッチ

¥2,780

販売サイトへ

汎用フォグランプリレー 配線キット 表示LED搭載スイッチ付 300wまで対応可能 【1灯用】

¥2,080

販売サイトへ

汎用フォグランプリレー 配線キット 表示LED搭載スイッチ付 1個

¥1,849

販売サイトへ

最後にまとめ

いかがでしたか。フォグランプについていろいろと書きましたが、日本では本来の使い道はあまりないように思います。せっかくですから、別の使い道を見つけて活用しましょう。デイライトにして昼間のドライブを安全にするのも一案ですし、光度を上げて夜のドライブを安全にするのもまた一案です。アイデアは貴方次第ですが、保安基準違反や回りに迷惑にならないように気を付けて下さいね。