【マツダ 次期プレマシー】マツダミニバン全面撤退決定!どうなる次期プレマシー?

2015年末の三菱自動車、次期パジェロ開発中止に続き衝撃的なニュースが飛び込んできました。2016年2月28日付の日経新聞によると、マツダ自動車はミニバン市場から全面撤退すると発表したのです。一時代を築いたミニバン人気にも、とうとう陰りが見えてきましたが、気になるのはマツダミニバンの基幹車種、プレマシーです。ミニバン市場撤退ということは、次期型もないのでしょうか? 7人乗り車はどうなるのでしょう?

マツダ自動車、2017年を目途にミニバン事業から全面撤退決定!

2016年2月28日付の日本経済新聞によりますと、マツダ自動車が2017年を目途にミニバン事業から全面撤退すると発表しました。今後は現在好調なCXシリーズ(SUV)に経営資源を集中させる、とのことです。

CXシリーズに注力するということは、クリーンディーゼルとこれをコアにしたSKYACTIV技術の熟成も図るということです。さらに2017年は、1967年に世界初のロータリーエンジン搭載車「コスモ・スポーツ」が市販されてから50年目です。ロータリー誕生50周年記念車として、何らかのロータリーエンジン搭載車が市販されると見込まれています。それが東京モーターショー2015で公開された、「RX-VISION」をベースとした次期RX-7(RX-9の名称になるという情報も)なのかもしれません。

いずれにせよ、マツダ自動車は自社の強みを把握し、「もしドラ」で一躍一般にも知れ渡った経済学者のドラッガーが唱えたように、「経営資源の選択と集中」を図っています。ミニバン撤退はマツダ自動車の経営状況が危機的で存立が脅かされるような事態になっているのではなく、さらなる成長のために、好評を得ている自社の商品群のブラッシュアップの一環と考えられます。

マツダ自動車のミニバンといえば…

マツダ自動車のミニバンは3車種あり、日産にもOEM供給しています。いずれの車種もプレマシーのプラットフォームがベースとなっています。

マツダ・プレマシー

マツダ・プレマシー 20S

現行型3代目モデルは、2010年から販売されています。販売台数は2011年は20,434台、2012年が15,234台、2013年が17,779台、2014年が11,544台、2015年が6,978台と急激な落ち込みを見せています。

日産・ラフェスタハイウェイスター

日産・ラフェスタハイウェイスターG スプレモ

日産・プレーリーの後継車として発売された日産・ラフェスタは、初代こそ日産社製でしたが、現行型2代目モデルは3代目マツダ・プレマシーのOEMモデルとなっています。主な違いは、車名やグレードを表すエンブレム、ライトカバーの意匠、マツダ自動車が商標登録している名称を他の名称に置き換える程度で、基本エンジニアリングには、一切の変更はありません。
マツダ・プレマシーの生産終了をうけ、現行型ハイウェイスターは販売終了となる模様です。後継モデルについては情報がありません。

マツダ・ビアンテ

マツダ・ビアンテ 20S SKYACTIV

かつてマツダ自動車で販売されていた1BOX型ミニバン、マツダ・ボンゴフレンディの後継車です。2008年より販売されています。トヨタ・ノア / ヴォクシー、日産・セレナ、ホンダ・ステップワゴン、三菱・デリカの対向車種として開発されました。しかし販売台数は振るわず、2014年は5,621台、2015年は3,163台でした。

マツダ・MPV

マツダ・MPV 23T L Package

現行型3代目モデルは2006年から販売されています。エンジンに2,300cc直列4気筒DOHC直噴ターボを搭載し、3,500cc並みのトルクを発生すると、当時マツダは謳っていました。今でいうダウンサイジングターボの先駆車です。販売台数は、2014年が633台、2015年が429台。1ヵ月に、およそ30~50台の登録という非常に希少性のある車種です。

以上の3車種なのですが、みなさんはいくつご存じですか? 仮に1つもご存じなくても無理がないほどの登録台数です。

次期マツダ・プレマシーは存在するのか?

2013年に発売された特別仕様車、マツダ・プレマシー 20S SKYACTIV CELEBLE。現行型が最期となってしまうのか?

マツダ自動車は本当にミニバン市場を撤退するのでしょうか?他社を見てみるとトヨタ・ノア三兄弟とアルファード兄弟、日産・セレナ、ホンダ・ステップワゴン、三菱・デリカD:5と、結構な賑わいを見せています。

【予想1】モデル廃止の可能性も…

マツダ・プレマシーの登録台数は、昨年では月平均600台を割り込みました。右肩下がりです。モデルチェンジを行うには億単位の非常に莫大な資金を必要とします。工場の生産設備にも、多少なりとも改良が必要です。毎月600台、モデルチェンジ直後でも2,000台ほどしか販売されない商品に投資をするのは、もはやギャンブルと言わざるを得ません。
よって、次期型プレマシーは開発されず、モデル廃止となる可能性は非常に高いと考えられます。

【予想2】好調なマツダ・CXシリーズがベースに!?

日本のみならず北米でも好調なマツダ・CX-5。果たして3列シートバージョンは登場するのか?

マツダ自動車はミニバン市場から撤退するとはアナウンスしましたが、多人数が乗車できる自動車の製造を行わない、とは言っていません。ということで考えられる可能性は、CXシリーズをベースにした3列シート車が、事実上の後継モデルとして登場するということです。
SUVは結構、3列シートをそなえています。現行型ランドクルーザーだって3列シートです。RAV4にも3列シートバージョンのクルーガーがありました。だったら、CXシリーズにも3列シート車があってもいいですよね。

モデルチェンジがないなら現行版を安く買う?

もしプレマシーが現行版で終了してしまうのであれば、最終型を安く買うというのもありですね。

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【まとめ】プレマシー後継車はCX-5ベースか?

北米向けモデルのマツダ・CX-9。世界中で大評判のマツダ・CXシリーズでプレマシーは蘇るのか?

現在、世界中でマツダ自動車のCXシリーズが好評を得ています。北米には全幅1,990mmという巨大サイズのCX-9まで導入されました。ますます広がりを見せるCXシリーズのプラットフォームをベースに、プレマシー後継車は開発されると考えられています。もし実現するのなら、サイズ的にはCX-5がベースとなるでしょう。
今後のマツダ自動車のSUV戦略から、目が離せませんね。