車検シールは欠かせないシールです!貼り方・剥がし方&再発行方法紹介

車を所有されている方であれば「車検」を1度は経験されたことがあると思います。車検の際、車に貼られるシールを皆さんはご存知でしょうか? こちらのシールにはいくつか種類があり記載されている項目も異なります。そこで本日は、車検の際に貼るシールに関して解説を行っていきます。

車両に貼られている四角い車検シール(検査標章)は何を表しているの

殆どの車に写真のような「四角い車検シール(検査標章とも言います)」が貼られていると思います。そのシールには「年数」「月」が表示されており、一目で「車検満了日」が分かるようになっているのです。そのため外側から見える数字は「平成28年4月に車検が満了しますよ!」と言うことを表示しています。もちろん裏側にも表記があり、表同様平成28年4月に車検が満了すると言うことが書かれています(裏側の場合、年・月だけでなく詳細な日数まで記載されています)

乗用車と軽自動車では車検シールの色が異なります

乗用車と軽自動車のナンバーの色が異なるように、車検シールの色も異なっています。乗用車の場合は「青色」軽自動車の場合は「黄色」の車検シールとなります。とは言え、記載されている内容は同じですのでそこまで気にかけることはございません。よっぽど車検を行っている店舗の書類不備や確認ミス、ユーザー車検でミスさえ起こさなければその車両にあった車検シールになります。

車両の端に貼られている丸いシールは何を表しているの?

丸いシールは「12ヵ月法定点検」を受けた大事な証明です!

走っている車両によっては「あれ? 車検シール以外にも丸いシールが貼られているな…」と感じる方もいることでしょう。写真を見ても分かるように端側に丸いシールが貼られていますね? これは車検シールとは異なり「12ヵ月法定点検」を受けた大事な証明なのです! 皆さんもご存知のように「12ヵ月点検」「24ヵ月点検(車検になります)」のように点検が定められています。

車検になりましたら必ず車検を行っているカー用品店・中古車を購入した店舗・ディーラー等でお願いする、または自力で車検が通るように整備を行わなければいけません。もし行わない場合、「道路運送車両法第四十八条」「道路運送車両法第四十九条」に基づき罰せられてしまうからです。一方12ヵ月法定点検の場合は確かに法律上で記載はされているので義務ではありますが罰則がございません。そのため12ヵ月点検を受けない方が時折いらっしゃるのです。

ただし、大事な愛車をこれからも末永く付き合っていきたいと考えているのであれば日頃の整備と共に専門機関が行う12ヵ月法定点検を受けるようにしましょう。

12ヵ月法定点検のシールに記載されている項目は何?

先ほどの写真に車検シール同様、数字が記載されていましたね? 実は12ヵ月法定点検のシールにも車検同様意味のある数字が記載されているのです。では表・裏どちらも見ていきましょう!

まずは車の外から見える表から解説します。表に記載されている数字は「次回の定期点検は平成○○年の△△月ですよ」と言う次回の12ヵ月法定点検の日時が記載されています。こちらは車検シールとあまり変わりませんね! 続いては車内から見える裏に記載されている数字です。裏に記載されている数字は車検シールと異なり「12ヵ月法定点検を行った場所(車検を行えるディーラー・中古車販売店・カー用品店等の店舗名が記載されています)」「12ヵ月法定点検を行った日付」「認証番号」「次回12ヵ月法定点検を行う日付」が記載されています。

そのため車所有者は、12ヵ月法定点検のシールの表側ではなく裏側を確認する必要があるのです。シールの裏側を確認して「次回の12ヵ月法定点検の日にちは平成○○年の△月□日か…」と言うように次回の12ヵ月法定点検の日付を忘れないようにしましょう。

12ヵ月法定点検のシールは車のどこに貼れば良いの?

12ヵ月法定点検が終了しましたら「12ヵ月法定点検が完了しました」と言う証明のシールをいただきます。シールをいただくのは良いですが、このシールをどこに貼れば良いのでしょうか? 結論を述べますと前・後ろどちらでも問題ありません。車検シールの場合は後で詳しく解説しますが「車両前方」でなければいけません。しかし12ヵ月法定点検のシールは前・後ろの「端」に貼れば大丈夫です。多くは実施した整備工場のスタッフが所有者に確認し、スタッフ自身で貼ってしまうところも多いですがご自身で貼る場合は運転に支障が無い位置に貼るようにしましょう。

車検シール(検査標章)の貼り場所・貼り方紹介

車検シールはどこに貼れば良いの?

車検シールをいただいた場合は自分で貼らなければいけません。車検シールは車後方では車前方の運転に支障がない位置に貼らなければいけません。かと言って「車前方だったらここでも大丈夫だろう」と言ってフロントガラスの真ん中に貼る・助手席から見て真ん中に貼っているのは止めましょう。最悪の場合、警察に指導を受ける可能性があります。

理想的な位置は写真のようにルームミラーの根元辺りが良いでしょう。こちらであれば運転に支障が無い位置であり、次の車検がいつなのかをすぐ判断できます。もしルームミラーの根元が厳しい場合は、端のフロントガラス上部に貼るようにしてみましょう。

車検シールの貼り方を紹介します!

自分で車検を通す際、または一部の車検を行う認証工場では写真のように手渡しで車検シールを渡されます。これから再び2年間、お世話になるシールですので綺麗に貼りたいですよね? 下記に車検シールを綺麗に貼る方法を順を追って紹介していきます。

(1)車検シールを貼る場所を清潔にしましょう。付着しているゴミや埃がありますと凸凹の原因・粘着力の低下を招きますので徹底的に掃除しましょう

(2)車検シール・説明書きの部分がありますので点線に沿って「車検シール」「説明書き」を切り取ります(はさみが無くても簡単に切り取れます)

(3)切り取りが完了しましたら黄シール(乗用車は青シール)を透明シールに取り付けます(ここからは写真に沿って説明していきます)

(4)黄シールをいきなり全て透明シールに貼るのではなくまずは半分を透明シールに貼ります。写真ですと「月24日」の部分を先に剥がし透明シールの「右側」に半分貼り付けます

(5)貼れたことを確認できましたら残りの半分を取り去りましょう。するとずれることなく綺麗に透明シールの上に貼ることができます

(6)黄シールを貼り終えましたら透明シールを取り去り先ほど紹介した場所に貼れば完了です

上記を見ると誰でも綺麗に車検シールを貼ることができます。綺麗に貼るコツは一気にやらないで少しずつ行う方が良いです。一気にやろうとすると汚くなりますので、慌てず丁寧に行いましょう。

自分で車検シール(検査標章)を剥がしても大丈夫?

車検シールは自分で剥がしても大丈夫です!

「車検シールはやっぱり専門業者が剥がさないと駄目?」と感じる方もいると思いますが、別段そんなことありません。車検シールは車の所有者である皆さんが剥がしても問題なしです。ですが必ず、新しい車検シールがやってきてから現在付いている車検シールを剥がすようにしましょう。もし「後で新しい車検シールがもらえるし…今から車検シールを剥がした方がすぐ貼れるな!」と言って車検前に剥がしてしまうと、後ほど紹介しますが罰則が適用されます。後でもらえるからと安心せず、車検が全て完了するまで車検シールを剥がさないようにしましょう。

車検シールの剥がし方を紹介します

車検シールは2年間もの間、車に付着していましたので意外と粘着力が強いです! ではどのように剥がせば良いのでしょうか? それでは下記に車検シールの剥がし方を紹介していきます。

●粘着力が弱まっている場合

(1)まずは車検シールを爪で剥がし取り去ります。この時、剥がせるだけ剥がした方が後々楽になります。

(2)ある程度剥がれましたら、今度は「ウェットティッシュ」または「アルコールスプレ×ティッシュペーパー」で余った部分を擦り落としていきます

(3)最後に水分を乾いたタオル・ティッシュでふき取り完了です

●粘着力を保っている場合

(1)アルコールスプレー・ラップ・スクレーパー(無ければむき出しのカッター刃)を用意します。この後アルコールスプレーを吹きつけますのでダッシュボードにタオルを敷いておくと良いでしょう

(2)まずは車検シールにアルコールスプレを吹き付けます。「多いかな?」と感じるぐらい吹き付けましょう

(3)アルコールスプレーが完了したらすかさずラップを車検シールの場所に貼り付けます

(4)5分ほど放置しましたらラップを剥がし、間髪入れずにスクレーパーで剥がしていきましょう

(5)糊が付着している場合はウェットティッシュ・アルコールスプレ×ティッシュペーパーで拭き取り完了です

以上となります。粘着力が弱まっているのであれば簡単に剥がせますが、まだまだ粘着力が強い場合は少し手間がかかります。とは言え、こちらもあせらずじっくりと行うようにしましょう。もしあせると、フロントガラスに傷が入る危険性があります。

もし車検シール(検査標章)を貼っていない場合はどうなるの?

本来はいけないことですが、車を所有されている方の中には「車検はお金がかかるな…」と言って車検を受けずにそのまま乗られているケースがあるのです。確かに車検は2年に1度(新車の場合は購入してから3年後になります)訪れますし、その時に「自動車税」「重量税」「任意保険」「車検代金」「部品代」等々をまとめて支払います。読者の中には「えぇ! こんなにお金がかかるの…」と口から心臓が飛び出るほど驚く高額な金額になった方もいるのではないでしょうか?

しかし、車検を受けずに「車検シールを貼っていない」または「古い車検シールのままで新しい車検シールを貼っていない」場合は法律で厳しく罰せられます。と言うのも法律の「道路運送車両法」の中にある「第66条」にて「自動車検査証」を備え付け「検査標章」を表示しなければならないと明記されているのです。つまり車検シールを貼っていない・古いままですと道路運送車両法第66条に違反することになります。もし違反しますと道路運送車両法109条にて最低でも50万円以下の罰金刑を受けることになりますので注意が必要です。

人によっては「警察がよ~く見ないと古い車検シールでも分からない!」と言って、車検を行わない方がいますが、そうしていると愛車の不備が目立つ・部品が限界に達する等、徐々に車に異常が生じてきます。結果せっかくの愛車の寿命が大きく削られることになります。車検は人間で言うところの健康診断のようなものです。愛車と少しでも長くいたいならお金をケチらず車検を受けてリフレッシュさせましょう。

車検シール(検査標章)を紛失した!そんな時は再発行してみましょう

「車検シールを紛失してしまった…」何かの拍子で車検シールをなくしてしまう場合もあるでしょう。そんな時は最寄の運輸局・運輸支局に足を運び「再発行」をお願いしましょう。ここからは再発行に必要な書類と手順を紹介します。

●再発行時に必要な書類

・検査標章再交付申請書(OCR第3号様式)(こちらは運輸局・運輸支局で購入できます)
・紛失届
・印鑑
・車検証
・再発行手数料

●再発行の手順

(1)まず最寄の運輸局・運輸支局に足を運びます

(2)到着しましたら必要な書類を購入します(検査標章再交付申請書(OCR第3号様式)等を購入する必要があります)

(3)運輸局・運輸支局にある書類の書き方を参考に全ての項目を記入します。

(4)窓口に持っていき、手数料300円を支払いますと新しい車検シールをいただくことができます。

上記のように用意するものと手順を覚えておけば問題はないでしょう。もし本人以外が申請を行う場合は「委任状」を用意する必要がありますので注意しましょう。またこの時に「車検シールを貼る車両」を持ってこなくても大丈夫です。再発行されたシールを帰宅後、自分の車に貼れば問題ありません。もし車検シールを紛失した場合は上記の用意する物・手順を覚えておきましょう。

最後に

最後になりますが、車検シールは皆さんの車にとってなくてはならない存在です。また同じく貼られている「12ヵ月法定点検」も愛車とより長く乗っていたい場合には必要な点検になります。12ヵ月法定点検でしたら大丈夫ですが、もし車検シールを貼っていない・古いままにしますと法律で罰せられますので注意しましょう。そして愛車をより長生きさせたいのであれば車検だけでなく日々のメンテナンスも欠かさず行いましょうね!