【日産 新型セレナ】全モデルの価格・燃費・値引き・納車時期・維持費・口コミなど徹底解剖!

現在、日本国内の自動車市場で最も活況を呈しているのが、国産ミドルクラスミニバン市場です。毎月の新車登録台数トップ20に4台がランクインしています。そのうちの1台が日産 セレナです。2016年8月24日にモデルチェンジを行った同車の3大注目ポイント、全モデルラインナップ、おすすめグレード、維持費、値引き額、値引き交渉術、納車時期、口コミ、試乗レポート、リコールのその後など徹底的にご紹介ます!

日産 新型セレナ、2016年8月にフルモデルチェンジ!

現行型日産 新型セレナは、単一車線自動走行技術「プロパイロット」を搭載して、2016年7月13日発表、8月24日より販売を開始しました。新型セレナは先代モデルで評価されていたミニバンとしての使いやすさに磨きをかけ、3列目シートの居住性をアップし、よりスタイリッシュになって登場しました。

日産 新型セレナとは?

日産 セレナとは?
Photo by Nissan

現行モデルで5代目となる日産 セレナは、5ナンバー枠を大きく超えない扱いやすいサイズでありながら3列シート、8人乗りを実現した日産自動車のミドルサイズミニバンです。現行型モデルで特に話題となっているのは、「プロパイロット」と名付けられた自動安全運転支援システムです。

グレードはエンジンのタイプとドレスアップパーツの有無によって、分けられます。エンジンには2,000ccのガソリンとパラレル式ハイブリッドのスマートシンプルハイブリッドが設定されます。ドレスアップパーツ未装着の標準ボディに対し装着車は、「ハイウェイスター」のグレード名となります。また従来型に引き続き、オーテックによるドレスアップ仕様の「ライダー」もラインナップされます。またオーテックによる福祉車両「ライフバリュービークル」も用意します。

日産 新型セレナの3大注目ポイント

【その1】同一車線自動運転技術・プロパイロット

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新型セレナの「プロパイロット」初試乗!【日産ダッシュボード43号】

自動運転システムとしてすっかり有名になった「プロパイロット」ですが、新型セレナに搭載されるのはその第1弾です。今回は単一レーン走行での自動運転です。具体的にどのような機能があるのか、というと「スピードの維持」「前走車への追従・停止・停止保持」「ステアリング制御」の3点です。この3点を運転状況、周囲の道路状況に応じてシステムが適宜判断して、使用します。

自動車専用道路での巡行走行をサポート

プロパイロットは同一レーンを維持しながら、先行車への追従・停止・停止保持・車間距離の維持を行います。

例えば高速道路の走行車線を同じ速度で走行し続けるにはステアリングを微妙に操作して車線をキープし、同じ踏力でアクセルを踏まねばならず、ドライバーの肩まわりと脚が疲れます。そこでプロパイロットを作動させることで同じレーン内を走行するようステアリングを制御し、アクセルを制御することで30~100km/hまでの範囲で一定速度での走行を可能とします。ドライバーの疲労がかなり軽減されますね。もし前方に追い越し車線から他車が侵入してもプロパイロットは先行車を検知し、ブレーキをかけ速度を制限し、車間距離を開けます。車間距離もドライバーの感覚に合わせ「短・中・長」と設定できます。

渋滞道路のストップ・アンド・ゴーをサポート

渋滞時の走行もプロパイロットがサポートします!

お盆の渋滞時には先行車の動きに合わせ、ストップ・アンド・ゴーをプロパイロットが操作してくれます。この間ドライバーは、ステアリングに手を添えるだけです。もし停車時間が3秒を超えたら、ドライバーがアクセルを踏むか、ステアリングのプロパイロットボタンを操作して再発進させます。

プロパイロットは、「A地点からB地点まで自動車が搭乗者を運んでくれる」システムではありません。安全運転支援技術を自動的に制御してドライバーの疲労を低減し、より安全で快適な運転をサポートする技術です。一見地味ですが、この地味な制御の中に重大事故発生防止のノウハウが詰め込まれています。

プロパイロットはシンプルスマートハイブリッド車にオプション設定

プロパイロットはB、Sグレード以外の全車に設定されるセットオプションです。2017年3月まではハイウェイスター系とライダー系に設定される特別使用車「プロパイロットエディション」に標準装備されます。

【その2】シンプルスマートハイブリッド

出典:http://www2.nissan.co.jp/SERENA/performance.html

新型セレナのシンプルスマートハイブリッドは軽量・安価・コンパクトです。

日産 新型セレナに搭載されるシンプルスマートハイブリッドは、プリウスのようなハイブリッドではありません。EV走行ができないのです。ではどういうハイブリッドかというと、ガソリンエンジンのアイドリングストップ中でも車内を快適に保つための電気の供給を行い、発進時や急加速などエンジンパワーを必要とするときのアシストを行うパラレル式ハイブリッドです。

シンプルスマートハイブリッドはどう働く?

出典:http://www2.nissan.co.jp/SERENA/performance.html

新型セレナ シンプルスマートハイブリッドのエネルギーマネージメント

真夏のドライブでアイドリングストップでエアコンが止まるといった経験、ありませんか?しばらくは冷気が出ていたけど、だんだん生暖かい風しか出なくなったという経験、ありませんか?シンプルスマートハイブリッドは、真夏の猛暑日のドライブ中の渋滞路でアイドリングがストップしても、エアコンを作動させてくれます。

若いお父さんは例えミニバンでも、たまにはスポーティーに走りたいですよね。その気になってアクセルを踏んだら、かなり燃費が悪化します。シンプルスマートハイブリッドはアクセルを踏み込んだ時、エンジン出力のアシストを行ってくれます。そのため純然たるガソリンエンジンより1~2割ほど燃費も向上します。

ハイブリッドとしては燃費がイマイチ……

ハイブリッドだからと、プリウスのように30km/L超えの燃費に期待することはできません。カタログ燃費でも15.0~17.2km/L程度です。実燃費は8掛け程度でしょう。多少燃費の良いガソリンエンジンですね。しかし実際の使用で地道にありがたい機能を実現してくれます。

シンプルスマートハイブリッドのメリット

シンプルスマートハイブリッドは、ご紹介したようにハイブリッドとしては機能が限定的です。そのため多くのバッテリーを必要とせず軽量でコンパクトなシステムとなります。室内空間や荷室を犠牲にしません。また販売価格もハイブリッド他車と比較すると安価です。車両価格が安価というのは、家計にうれしいポイントですね。

【その3】ニューファミリー用ミニバンとしての完成度の高さ

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【セレナ】the ALL NEW SERENA×GLAMPING

スポーティーなエクステリアで若いお父さんの人気を博しそうな新型セレナですが、お母さん方にも高評価を得そうな装備が満載です。

■ハンズフリーオートスライドドア

両側スライドドアに装備されます。お子さんを抱っこしていたり、お買い物袋で両手がふさがっていても、スライドドアの下に足を差し入れるだけで自動的に開閉します。インテリジェントキーを持っていない人には反応しません。またスライドドアにはオープン用、クローズ用のセンサーが各1個ずつ配置されているので、足を差し入れる場所さえ間違えなければ、意に反した動作は行いません。

■9インチワイド大型モニター採用ナビゲーションシステム

9インチの大型タッチモニターを採用しています。モニターが大型ということは地図も見やすく、タッチ操作もラクラク。目的地を確実に設定でき、運転中のナビ画面の視認性もバッチリです。

■成人男性も乗車可能な3列目シート

新型セレナのスクエアなボディは、3列目シート上部の空間もしっかり確保。またシートスライドが採用され、足元空間も調節でき成人男性がゆったりと座れる空間を確保しています。

■明るく開放的なグラスエリア

AピラーとBピラーには高張力鋼版を集中的に使用し、より細いピラーを実現しています。これにより明るく開放的な車内空間を確保しながら、運転席からは死角を少なくし視認性の高さを向上させています。

出典:http://www2.nissan.co.jp/SERENA/safe.html

■インテリジェントパーキングアシスト

ミドルサイズミニバンとはいえ、女性が運転するには大きな車体の部類に入る新型セレナです。駐車時の取り回しが大変そう……と思いきや、新型セレナはボタンを押すだけで自動的に駐車スペースを認識して、駐車してくれます。教習所で苦労した縦列駐車やバックでの駐車も思いのままです。

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■デュアルバックドア

新型セレナのバックドアの開き方は2種類あります。バックドア全体が開く通常の開き方とガラス部分から上のハーフバックドアだけが開くやり方です。小物やカバンを取り出すとき、狭い場所ではハーフバックドアだけ開けましょう。従来のように車両を前に出す必要はありません。

出典:http://www2.nissan.co.jp/SERENA/safe.html

■スマート・ルームミラー

ミニバンのルームミラーには後部座席や荷室が映り込み、後続車の様子を把握することが難しいものです。そこでスマート・ルームミラーは車体後部に設置されたカメラの映像を映しだし、車両後方の視認性を向上させます。

日産 新型セレナのグレード・価格・燃費

記載は「グレード名」「車両本体価格」「JC08モード燃費」の順です。

※Bグレードについて
日産自動車のカタログに掲載はありませんが、新型セレナにはBグレードが存在します。2WD車はガソリンエンジン、4WD車はスマートシンプルハイブリッドを搭載します。Bグレードは法人向けの簡素なグレードで、ほぼ受注生産です。一般向けではないためカタログには掲載がないようです。価格は2WD車が231万円、4WD車が260万円です。

日産 新型セレナ 標準車

日産 新型セレナ X

ガソリン車(2WD)

●S 243万5,400円 15.0km/L

スマートシンプルハイブリッド車(2WD)

●X 248万9,400円 17.2km/L
●G 284万7,960円 16.6km/L

スマートシンプルハイブリッド車(4WD)

●X 273万3,480円 15.8km/L
●G 313万5,240円 15.0km/L

日産 新型セレナ ハイウェイスター

日産 新型セレナ ハイウェイスター

ハイウェイスターとオーテック製のライダーに設定される「プロパイロットエディション」は2017年3月まで期間限定販売のパッケージオプションです。話題のプロパイロットを中心にナビ、オーディオ、ハンズフリーオートスライドドア、アルミホイール、サイドエアバッグなど人気のオプションを割安な価格設定でパッケージになっています。

スマートシンプルハイブリッド車(2WD)

●ハイウェイスター 267万8,400円 17.2km/L
●ハイウェイスターG 301万1,040円 16.6km/L

●ハイウェイスター プロパイロットエディション 291万6,000円 16.6km/L
●ハイウェイスターG プロパイロットエディション 318万7,080円 16.6km/L

スマートシンプルハイブリッド車(4WD)

●ハイウェイスター 296万5,680円 15.8km/L
●ハイウェイスター プロパイロットエディション 317万6,280円 15.8km/L

日産 新型セレナ ライダー

日産 新型セレナ ライダー<オーテック30周年特別仕様車>

オーテック製パーツを架装したライダーのカタログには、燃費表示はありません。これは注文ごとに仕様が異なるため車両重量に違いが発生し、統一した燃費を計測できないためです。ライダーのベース車両となる新型セレナのグレードはXです。Xの燃費(15.8km/L)を下回るとお考え下さい。

新型セレナ ライダーにはハイウェイスターと同じくプロパイロットエディションの設定があります。さらにオーテック30周年記念特別仕様車も設定されています。こちらには新型セレナで唯一となる本革シートを備え、エクステリアにはブラキッシュメタル調フィニッシュを施しています。オーテック30周年記念特別仕様車も、2017年3月までの期間限定モデルです。

スマートシンプルハイブリッド車(2WD)

●ライダー 294万9,480円
●ライダー プロパイロットエディション 309万5,280円

●ライダー<オーテック30周年特別仕様車> 348万840円
●ライダー<オーテック30周年特別仕様車>プロパイロットエディション 361万6,920円

スマートシンプルハイブリッド車(4WD)

●ライダー 318万2,760円
●ライダー プロパイロットエディション 332万8,560円

●ライダー<オーテック30周年特別仕様車> 371万4,120円
●ライダー<オーテック30周年特別仕様車>プロパイロットエディション 385万200円

日産 新型セレナ ライフケアビークル

オーテックが架装する新型セレナのライフケアビークルには、5タイプが設定されます。ご同乗される方に合わせた福祉車両を選択できます。

ステップタイプ

日産 新型セレナ ライフケアビークル ステップタイプ

【2WD車】
●X 270万4,320円
●ハイウェイスター 298万5,120円
●ハイウェイスターG 322万5,960円

【4WD車】
●X 290万8,440円
●ハイウェイスター 320万5,440円

助手席スライドアップシート

日産 新型セレナ ライフケアビークル 助手席スライドアップシート

【2WD車】
●X 280万7,000円
●ハイウェイスター 306万7,000円

【4WD車】
●X 299万6,000円

セカンドスライドアップシート

日産 新型セレナ ライフケアビークル セカンドスライドアップシート

【2WD車】
●X 291万7,000円
●ハイウェイスター 310万2,000円

【4WD車】
●X 310万6,000円
●ハイウェイスター 330万6,000円

チェアキャブ リフタータイプ

日産 新型セレナ ライフケアビークル チェアキャブ リフタータイプ

【2WD車】
●X 310万円
●ハイウェイスター 327万5,000円

【4WD車】
●X 323万9,000円
●ハイウェイスター 345万4,000円

送迎タイプ

日産 新型セレナ ライフケアビークル 送迎タイプ

目の不自由な方でも乗降しやすいように、オレンジ色のバーを使用し、サードシートへの通路も広めに設定しています。

【2WD車】
●X 283万1,760円
●S スタッフ応援パック 280万4,760円

【4WD車】
●X 303万5,880円

日産 新型セレナのおすすめグレード

プロパイロットもハイブリッドもエアロも欲しいなら……

新型セレナ ハイウェイスター (セーフティパックBをオプション追加)

新型セレナ ハイウェイスター
外装職はマルーンレッド(RPM)/ダイヤモンドブラック(P)2トーン<#XAN>

エアロが欲しい方にはハイウェイスターがおすすめです。もしライダーのテイストがお好みなら、ライダーもありです。プロパイロットはスマートシンプルハイブリッド搭載車のセットオプションで、「セーフティパック」として設定されています。AとBがありますが、ここは装備が充実したセーフティパックBがおすすめです。

セーフティパックBで追加される装備は次の通りです。
●SRSカーテンエアバッグシステム&サイドエアバッグシステム(前席)
●踏み間違い衝突防止アシスト
●インテリジェントパーキングアシスト
●進入禁止標識検知
●MOD(移動物検知)機能付アラウンドビューモニター
●ふらつき警報
●フロント&バックソナー
●スマート・ルームミラー
●電動パーキングブレーキ
●オートブレーキホールド
●プロパイロット
●LDP(車線逸脱防止支援システム)
●ヒーター付ドアミラー
●ステアリングスイッチ(アドバンスドドライブアシストディスプレイ設定、プロパイロット、オーディオ)

2017年3月まで限定発売のプロパイロットエディションは、セーフティパックBから「ふらつき警報」と「スマート・ルームキー」が省略された内容となります。これらの装備が不要であれば、プロパイロットエディションも検討してみましょう。

新型セレナ ハイウェイスター (セーフティパックBをオプション追加)見積りシミュレーション

日産自動車のホームページで見積りシミュレーションを行ってみました。車両本体にセーフティパックBを追加しただけです。他にもオプションにはナビなどがあります。驚くべきことに、新型セレナのボディカラーで追加料金なしで選択できるのはアズライトブルー、ブリリアントシルバー、シャイニングブルーの3色のみです。他の外装色はすべてオプションですので、この辺の予算も考慮しておきましょう。

※価格は消費税込みです。

●新型セレナ ハイウェイスター
車両本体 267万8,400円
ボディカラー マルーンレッド(RPM)/ダイヤモンドブラック(P)2トーン 7万5,600円

●オプション
セーフティパックB 24万3,000円

●小計 299万7,000円

●諸費用
自動車取得税 7万3,000円
エコカー減税額 -4万3,800円
自動車重量税 3万円
エコカー減税額 -1万5,000円
自賠責保険 4万40円
自動車税(10月登録の場合) 1万6,400円
リサイクル費用 1万570円
登録諸費用 4万9,299円

●諸費用等合計 16万509円

●合計 315万7,509円

標準ボディでプロパイロットあり。大人6人が乗る機会が多いなら……

新型セレナ G (セーフティパックBオプション追加)

日産 新型セレナ G
外装色はカシミヤグレージュ(TPM)

C26型4代目セレナと比較して、新型セレナでは110mm室内が延長されました。その延長分は2列目と3列目の居住性向上に充てられています。中でも3列目にスライド機構が付いたのは、地味ながらミニバンとして嬉しい改良点です。ただし、この3列目スライド機構はGとハイウェイスターGにしか装備されません。3列目にも成人が乗車する機会が多いのであれば、迷わずGを選びましょう。

新型セレナ G (セーフティパックBオプション追加)見積りシミュレーション

新型セレナ G、外装色にカシミヤグレージュ(TPM)、オプションでプロパイロットを含むセーフティパックBを選択した場合の支払総額は以下のようになります。また標準ボディでも基本外装色はアズライトブルー、ブリリアントシルバー、シャイニングブルーの3色です。

※価格は消費税込みです。

●新型セレナ G
車両本体 284万7,960円
ボディカラー カシミヤグレージュ(TPM) 4万3,200円

●オプション
セーフティパックB 24万3,000円

●小計 313万4,160円

●諸費用
自動車取得税 7万7,200円
エコカー減税額 -4万6,300円
自動車重量税 3万円
エコカー減税額 -1万5,000円
自賠責保険 4万40円
自動車税(10月登録の場合) 1万6,400円
リサイクル費用 1万570円
登録諸費用 4万9,299円

●諸費用等合計 16万2,209円

●合計 329万6,369円

ハイブリッドもプロパイロットもいらない!シンプルに乗るなら……

新型セレナ S

新型セレナ S
外装色はアズライトブルー(P)

新型セレナのベーシックモデルで、一般用途向けに唯一ガソリンエンジンを搭載しているグレードがSです。シンプルスマートハイブリッドではありませんし、プロパイロットの設定もありません。しかしセーフティパックCとして予防安全装備はオプション選択できます。また1つ上のグレードのXではオプションとなるワンタッチオートスライドドアが助手席側のみですが標準です。(X以上は両側になります。)燃費もハイブリッドと大きく変わらないので、新型セレナの実用性を求めるユーザーには意外とお買い得なグレードです。

新型セレナ S 見積りシミュレーション

ひたすらシンプルさを追求する、ということで外装色も含めてオプションを一切選択しない場合の見積りです。足りない装備はオーディオぐらいです。

※価格は消費税込みです。

●新型セレナ S
車両本体 243万5,400円

●小計 243万5,400円

●諸費用
自動車取得税 6万800円
エコカー減税額 -2万4,300円
自動車重量税 3万円
エコカー減税額 -7,500円
自賠責保険 4万40円
自動車税(10月登録の場合) 1万6,400円
リサイクル費用 1万570円
登録諸費用 4万9,299円

●諸費用等合計 17万5,309円

●合計 2,61万709円

日産 新型セレナの維持費は?

新型セレナの維持費は、年間いくら?

新型セレナを新車で購入して5年間所有した場合、どれくらいの維持費がかかるのかシミュレーションしてみます。モデルケースとして夫妻とも30歳、新型セレナで一番人気のハイウェイスターを購入。自宅は郊外の一戸建てで駐車場付き、年間走行距離を9,000kmとします。

新型セレナの年間にかかるガソリン代金

新型セレナ ハイウェイスターに搭載されるエンジンは無鉛レギュラーガソリン仕様です。価格はおおよそ100円/Lです。燃費はカタログ燃費で17.2km/Lです。実燃費なら7掛けの12km/L程度でしょう。よりシビアに検討するため、実燃費で計算してみます。年間に9,000km走行するので、必要なガソリンは750Lです。そこでガソリン代は年間7万5,000円となります。

●ガソリン代 年間7万5,000円

新型セレナに課税される税金

新型セレナに課税される税金は2つです。毎年課税される自動車税と車検ごとに課税される自動車重量税です。自動車税はエンジンの排気量によって定められています。新型セレナには1,997ccのエンジンが搭載されているので、毎年3万9,500円を納めます。

自動車重量税は車両の重量によって定められています。新型セレナ ハイウェイスターは1,650kgの届け出なので、初回車検時には2年分として2万円の納付が必要です。

●自動車税 3万9,500円/年
●自動車重量税 2万円/2年

新型セレナに必要な保険代

自動車にかける保険には自賠責保険、任意保険があり、任意保険には対人、対物、車両の各保険があります。自賠責保険は車検期間には必ず入らなければならない強制加入の保険です。もし自賠責保険に未加入の車両を運転した場合には法律により罰せられます。1年以下の懲役または50万円以下の罰金と免許停止処分(違反点数6)となります。

自賠責保険料は普通自動車であれば同じ金額となります。24カ月で2万7,840円、25カ月で2万8,780円です。車検期間を確実にカバーするために25カ月に入っておくと良いでしょう。

任意保険は次の条件でシミュレートしてみました。

□走行距離 9000km以下
□年齢 30歳以上
□等級 はじめて
□免許の種類 ブルー
□運転者の年齢制限 30歳以上
□運転者限定の有無 家族限定
□対人賠償 無制限
□対物賠償 無制限
□車両保険 なし

年間保険料は7万9,000円です。おおよそ毎月7,000円ほどと考えておくとよいでしょう。もちろん皆さんの条件次第では保険料は下がりますし、車両保険に加入すれば保険料は上がります。

●自賠責保険 2万8,780円/25カ月
●任意保険 7万9,000円/年

新型セレナにかかる車検代金

新型セレナを新車で購入して5年間所有するので、4年目に車検が必要です。車検では通常、次の費用が必要です。

□自動車整備代金
□交換パーツ代金
□自動車重量税
□自賠責保険料

初めての車検なら消耗品もないでしょうし、交換パーツも限られます。販売ディーラーによっては新車購入から初回車検までの整備をサービスしている店舗もあるので、うまく利用すれば修理などは必要ないと思われます。そのため整備代金、交換パーツ代金は最小限で抑えられるでしょう。一応余裕をもって10万円とします。

□自動車整備代金
□交換パーツ代金 合計10万円

新型セレナの年間維持費は?

さてまとめてみましょう。新型セレナにかかる維持費は次のようになりました。

●ガソリン代 年間7万5,000円
●自動車税 3万9,500円/年
●自動車重量税 2万円/2年
●自賠責保険 2万8,780円/25カ月
●任意保険 7万9,000円/年
●車検整備代 10万円

毎年かかる経費はガソリン代、自動車税、任意保険です。合計で19万3,500円です。おおよそ20万円ですね。4年目の車検年にはさらに自動車重量税、自賠責保険、車検整備代の合計14万8,780円が必要です。4年目の支出はおおよそ35万円となります。最初の3年間で15万円、積み立てておきましょう。

新型セレナを新車で購入して5年間所有した場合、その維持費はおおよそ135万円となります。結構な支出ですね。

日産 新型セレナ カタログスペック

新型セレナのカタログスペック

※モデルは「ハイウェイスターG 2WD」です。

車両型式 DAA-GFC27
駆動方式 FF
乗車定員 8名
車両総重量 2,140kg

■車両寸法
全長 4,770mm
全幅 1,740mm
全高 1,865mm
ホイールベース 2,860mm
トレッド(前) 1,480mm
トレッド(後) 1,485mm
最低地上高 160mm
最小回転半径 5.5m

■走行メカニズム
変速機 自動無段変速機(CVT)
ステアリング パワーアシスト付ラック&ピニオン式
サスペンション(前) ストラット式
サスペンション(後) トーションビーム式
ブレーキ(前) ベンチレーテッドディスク式
ブレーキ(後) ディスク式
タイヤサイズ 195/60R16

■ハイブリッドシステム
【エンジン部】
型式 MR20DD
種類 直列4気筒DOHC
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
内径 84.0mm
行程 90.1mm
総排気量 1,997cc
圧縮比 12.5
最高出力 110kw(150PS)/6,000rpm
最大トルク 200N・m(20.4kgf・m)/4,400rpm
燃料タンク容量 55L

【モーター部】
型式 SM24
種類 交流同期電動機
最高出力 1.9kw(2.6PS)
最大トルク 48N・m(4.9kgf・m)

プロはどう見る?日産 新型セレナ試乗レポート

RJC(日本自動車研究者ジャーナリスト会議)会員、飯嶋洋治氏による試乗レポートです。果たして飯嶋氏は新型セレナをどのように評価されたのでしょうか。当記事と合わせてご覧ください。

新型セレナの口コミ、評判は?

新型セレナの口コミ、評判は?

新型セレナの満足点

ネット上の口コミを見てみます。新型セレナに満足している点はエクステリア、内装の品質向上、3列目シートの広さです。エクステリアでは自然とスタイリングに溶け込むVモーショングリルとミニバンらしく好感の持てるデザインが好評です。日産自動車のブランドアイコンであるVモーショングリルが主張しすぎないのはいいですね。

内装の品質は先代のC26型モデルでも好評でしたが、さらに質感が向上した点が評価されています。また従来型より10mm高さを抑えたメータークラスターも、より広い前方視界を確保できると好評です。3列目シートはライバルのヴォクシーやステップワゴンと比べると、しっかりと座れると評判です。ただし3列目シートをスライドさせて調整する必要があるとのことですが、これは同乗者の体格次第でしょう。

新型セレナに不満な点

ミニバンとして完成の域に達した感のある新型セレナですが、ユーザーならではの不満点もあるようです。主な不満点はエンジン性能と走り、プロパイロット、室内の床面に集中しています。

エンジン性能と走りについては物足りないとする口コミが多いです。ミニバンといえど走りの良さを求めるのは日産ユーザーならではという感じがします。ユーザーの方々が高いレベルの走りを求めているのかというとそうでもなく、ヴォクシーやステップワゴンと比較して物足りないとのことです。これは新型セレナのエンジンが燃費寄りのセッティングで中・低速トルクが十分でないからのようです。市街地で少人数乗車ならストレスはないようですが、多人数乗車や少人数でも高速道路の合流ではアクセルを踏み込まねばならず、結果実際の走行にはそぐわないセッティングとなっているようです。この点は今後のマイナーチェンジやランニングチェンジで変更されるでしょう。

注目を集めているプロパイロットにも今一つ、と評価する方が多いようです。世界初の新技術だけに熟成が足りないことも理由として挙げられると思いますが、さらにはプロパイロットの制御ロジックに違和感を感じる方も多いようです。自分の運転とは違う運転ですから、この点は慣れが必要かもしれません。

意外なところでは室内の床面です。シートアレンジの多彩さが新型セレナの注目ポイントの1つですが、これを実現するために床面にはシート移動用のレールが張り巡らされています。そのため足をどこにおいても、デコボコを感じて落ち着かないという意見があります。またレール内にゴミが入りやすく掃除がしづらい点が不満として挙がるのは、ユーザーならではですね。

日産 新型セレナに試乗してみたい!

日産自動車公式サイトには全国の日産ディーラーの検索ページがあります。各店舗情報に展示車・試乗可能車が表示されていますので、そちらからご確認ください。新型セレナは現在大人気車種で、試乗車もひっきりなしに走っています。来店の前には必ず電話をかけて、試乗の予約をされると良いでしょう。

セレナの試乗車・展示車検索ができます。ぜひ実際に試乗して体感してください。

新型セレナの値引き、納車情報

新型セレナの最新値引き、納車情報!値引き交渉術もご紹介!

2016年10月現在、筆者調べによります。ディーラーや担当セールスさんにより詳細が異なる場合がありますので、ご承知ください。

新型セレナの値引き情報

値引き額は、かなり渋いです。今、日本車で一番注目されているクルマです。黙っていても売れるクルマです。わざわざ値引く必要もありません。と言いながら0円値引きではありません。多少交渉の余地があるようです。

筆者が地元ディーラーに出向いて、軽く交渉してみたところ下取り車なしで5万円程度まではいけそうでした。量販店で購入できるような後付けできる用品はディーラーオプションで選んで値引き対象にしてもらいましょう。また下取り車があったほうが、値引き交渉に有利になるのは言うまでもありません。下取り車の査定額を把握したら、査定額+α程度の金額のメーカーオプション代金相当になるように交渉してみましょう。

新型セレナの効果的な値引き交渉術は?

筆者ならハイウェイスター系にセーフティパックBを付けて交渉します。セールスさんはおそらくプロパイロットエディションを勧めてくるでしょうから、スマート・ルームミラーやふらつき警報がない点を伝えて、値引き次第で即決すると伝えます。競合車は設定せず、セレナしか考えていないと伝える方が良いでしょう。新車効果の高い年内にできるだけ多く販売したいでしょうから、即決してくれるならと無理してでも値引きを拡大してくれる可能性が高いと見ます。目標値引き額は10万円です。

新型セレナの納車状況

お住まいの地域、天候にもよりますが納期はおおよそ2カ月です。しかし日産も売れ筋モデルは受注を待つまでもなく、どんどん生産しています。これらのモデルであれば最短3週間程度での納車も可能なようです。これから新型セレナの交渉を行うのであれば、メーカーの生産予定を聞いた上で生産予定車をベースに商談をするとよいでしょう。

日産 新型セレナ、いきなりリコール!

なお日産自動車に問い合わせたところ、2016年10月6日現在、対策部品の確保が完了し対象車の修理作業が進んでいます。またこれから製造される新型セレナには対策部品が使用されるため、アイドリングストップも正常に使用できるそうです。これなら何にも心配いりませんね。

日産 セレナの歴史

初代 C23型(1991年 - 1999年)

初代 C23型 日産 バネットセレナ

初代モデルは1BOXカーであった日産 バネットのフルモデルチェンジ版として販売されました。日産 バネットにワゴンとバンの設定があったため、初代セレナにもカーゴと名付けられたバンが存在しました。1994年5月のマイナーチェンジで、正式車名が「日産 セレナ」になりました。駆動方式はC22型日産 バネットに倣いFRです。

2代目 C24型(1999年 - 2005年)

C27型日産 新型セレナのまとめ、いかがでしたでしょうか。まずはガソリンエンジンとシンプルスマートハイブリッドモデルが発表されました。話題のプロパイロットはハイブリッド車専用のオプションですが、新型セレナを購入するのであれば、是非とも装着したいオプションです。ミニバンとして奇をてらわず、各シートの居住性を高めてきたことは非常に好感が持てるポイントです。

しかし、口コミで投稿されているようにトルク不足感が否めません。発進時には「よっこらしょ」と声をかけてようやく動き出す感じです。もう少しここぞという時のパワーが欲しいものですが、それは2017年1月に登場と噂されているシリーズ式ハイブリッドのe-POWER搭載車まで待たなければならないのかもしれません。