ディスチャージヘッドライトのメリットとデメリットを解説!

自動車のヘッドラントに採用されているディスチャージヘッドラントは、従来のハロゲンライトに比べて電力消費量が少なく明るいのでが特徴です。純正採用する車種も増えている一方で、軽自動車など一部ではオプションに指定されています。メーカーによって呼び名が違い、HIDヘッドライトやキセノンヘッドライトと呼ばれているため、違うものに感じてしまう勘違いをする場合があるので注意をしましょう。

ディスチャージヘッドライトのメリットとは?

明るくはっきり見える!

夕暮れから朝方まで活躍するヘッドライトはも、車の進化に伴って消費電力を小さく明るくなり暗い夜道でも視認性が向上しています。従来のハロゲンランプより明るいので、夜間の事故防止にもつながり安全走行を可能にしています。
使う電力が少なくなると、バッテリーの負担を減らすことにつながります。しかし、アイドリングストップ機構など電子部品が多く使われているため、負担が増加しているといえます。定期点検をするときには、バッテリーの電圧も点検をしてもらうと良いでしょう。
はっきり見えることは、運転する人の疲労軽減に役に立ちます。目から多くの情報を取り入れるため、夜間など見ずらい状態では非常に疲労を感じてしまいます。ひどくなると肩こりなどを伴う眼精疲労が起きるので、夜間走行するときは早めに休憩をすることをおすすめします。無理をしてしまうと、過労運転となり事故を起こす要因になり危険です。

寿命が長いは本当?

使用状況や取り付け方で決まる場合もあるため、ディスチャージヘッドライトが必ず寿命が長いとは限りません。夜間走行を多くしている人や点灯と消灯を繰り返していると、ハロゲンライトより寿命が短くなる場合があります。使用状況によって左右されるので、デメリットもしっかりと理解する必要があります。
また、取り付け方法を誤ってしまうと寿命は短くなります。上下が決まっていたりするので、注意をしないといけません。バルブ表面のガラス部分に手などの脂分が付いてしまうと、破裂や車両火災の原因となるため整備工場に依頼することが良いでしょう。
ハロゲンライトと違うため、安易な交換は避けることが必要です。大切な愛車を失わないためにも、整備などは信頼できる工場に頼むことが必要です。本来の性能を発揮させるためには正しい知識や整備の経験が必要で、自分では作業をしない方が良いでしょう。小さな部品ですが、重要な部品なので勝手な判断で整備することは避けてください。

明るさが持続する!

ハロゲンライトは、時間の経過とともに暗くなってしまう傾向があります。使用状況にもよりますが、バルブ切れが起きるころには本来の明るさはなくなっている場合が多いといえます。ディスチャージヘッドライトは最後まで明るさが持続するので、突然、暗くなりバルブが切れたかどうか判断することができます。
どうして最後まで明るさが持続するのかというと、放電現象を使って発光させているためです。通常はバルブ内のフィラメントへの通電による電熱で点灯させています。車幅灯や室内灯などの電球に多く使われています。
一方、ディスチャージはバルブ内にキセノン、水銀、ヨウ化金属などを封入して、電極間の放電で点灯するため最後まで明るさが持続します。急に暗くなる場合は故障と判断できるため、早急に整備工場などで点検整備をしてください。放置してしまうと、ヘッドライト交換など大きな修理費用が必要になるので注意をしてください。

ディスチャージのデメリットは?

点灯に時間がかかる!

従来のライトはスイッチを入れるとすぐに明るくなり、点灯していることが分かります。しかし、ディスチャージではスイッチを入れてから数秒から数十秒を必要とします。点灯直後は色温度が高く暗いため、安定した光になるのに時間がかかってしまいます。
時間が経つと本来の性能を発揮してくれるために、夜間走行の安全性向上に貢献します。そのため、夜間走行する場合は光が安定してから走行をしないといけません。暗い中では直前の様子などはっきりと確認できないので、万が一に備える心構えも必要となります。
スイッチを入れてから点灯するまでに、何分もかかる場合は故障している場合があります。バラストと呼ばれる安定器が必要なので、故障などを疑って早めに点検整備をしてください。ライトなど重要保安部品に指定されていますので、勝手な判断で修理しようとしないで整備工場などで点検修理をしてください。

パッシングされる!

夜間走行をしていると、近目で走行しているのにも関わらず対向車にパッシングをされるときがあります。従来のライトより明るいために、勘違いされている場合がほとんどです。後方にいるとあおられていると勘違いされますので、ライトを消すなどの思いやりが必要といえます。
また、ディスチャージヘッドライトには自動で光軸を調整するシステムが搭載されています。レべライザー(光軸補正機能)といって自動で調整しているため、極端にまぶしくなるようなことはなくなっています。車間距離が短いと異常に明るく感じられるため、夜間は長めにとることを心がけてください。
車高が高い車だと勘違いされやすくトラブルの原因となり、事故などに巻き込まれてしまいます。巻き込まれないためにも、相手を思いやる心が必要になります。自分中心の考え方では通用しないので、周囲の状況や前車との車間距離などしっかりと把握して安全運転に集中してください。

部品が高い!

従来のライトより値段が高くなってしまうのは、発光するメカニズムが違うために製造方法が違うためです。ディスチャージヘッドライトは、キセノンガス、水銀、ヨウ化金属などが使われているために、ハロゲンライトより価格が上昇してしまいます。
普通自動車クラスだと、片側のバルブ交換で約15,000円前後かかります。部品自体の価格が高く自分で交換をするのにも同じような価格がかかるため、整備工場などに依頼することが良いでしょう。バルブ交換だけで点灯しない場合もあり、専門の知識がないと難しくなってしまいます。
自分でも交換することは可能ですが、上下が決まっていたり手が入りにくいなど作業には手順があったりコツがあります。交換してもすぐに点灯しなくなる場合もあり、システム本体の故障も考えられる場合があるため自分で作業はしない方が良いでしょう。トラブルや故障を防ぐためにも、整備工場に依頼をして修理することが望ましいといえます。

天候が悪いと見にくい!

雨や雪が降っている状況の中では、従来のライトより暗く感じられて見にくい状況になってしまいます。光が強すぎるために、水滴などに反射して見にくくなると考えられます。天候が悪いとデメリットが多く出てしまうので、普段以上に気を引き締めて安全運転をしましょう。
雪の日なども注意が必要で、ヘッドライトに付いた雪でライトが暗くなってしまいます。従来のライトであればライトの熱で溶けて付着はしませんが、発熱量が小さいためにライトに付着してしまいます。付着したら、安全な場所に停車して自分で落とす必要があります。そのため、雪国など降雪の多い地域では従来のハロゲンライトの方がより安全に走行できるといえます。
天候などの状況によって変わるため、明るいからといって油断はできません。ライトが明るくなって安心できても、突発な豪雨など気象の急変には注意をしなくては事故の要因になってしまいます。急な豪雨などに遭遇したら、安全な場所に停車するなど安全を最優先することが大切です。

ディスチャージが採用される訳は?

事故防止!

多くの車種で採用される背景には、夜間の交通事故防止の目的が理由になっているといえます。ハロゲンライトより明るいため、歩行者などを早く発見できることで事故防止につながります。夜間の事故の多くは死亡事故になるため、早期に発見して回避することが可能になります。
最近では、認知症の高齢者などが深夜俳諧をしていて死亡事故になるケースがあります。黒色などの服を着ている場合が多く、発見してから急ブレーキを踏んでも間に合わなく事故になってしまいます。スピードを落として安全運転をしていても予測ができないので、発見したら徐行などをすると良いでしょう。
また、スピードの出し過ぎには注意をしてください。ライトが明るいことで油断をしていると、スピードが感覚以上に出ているときがあります。スピードメーターで確認をしながら走行する癖があると、出過ぎることがないので確認する癖を付けましょう。

夜間走行の疲労軽減!

夜間走行をしていると、肩こりや眼精疲労を感じる人が多いといえます。周りが暗くライトの明るい部分だけを集中して見ているために、非常に目が疲れてしまいます。目が疲れることで、集中力が不足して判断力を鈍らせる原因になります。
目が疲れてくると肩こりを引き起こす原因になり、入浴などをしないと取れない状態になってしまいます。疲労を軽減させるためには明るいライトと早めの休憩が必要なため、慣れていないと同じ距離でも倍の疲労を感じます。疲労を軽減させるためには、スピードを落として走行することが良いでしょう。
あおり行為を受けるかもしれませんが、慌てずに進路を譲ってやることをおすすめします。土地勘のないドライブ先などでは慣れていないために事故の危険性が増大するので、後続車がいるのであれば安全な場所で進路を譲ってください。疲労軽減にもなり安全運転にもなるため、慌てないで適切に判断することが必要です。

歩行者にも安全!

車のヘッドライトが明るいと、歩行者も気が付きやすくなります。車が接近していることが分かればよけることができて、事故防止にもなります。歩道が整備されていない住宅街などでは車道を歩く場合もあるため、車のライトの明るさなどが事故防止につながるといえます
歩行者の明るい服装や反射材の活用などライトが明るいだけではなく、お互いに安全を意識することが必要です。障害物を検知できるシステムの搭載が始まっているので、歩行者などを発見しやすくなっています。しかし、気象条件などを満たさないと反応しないために、歩行者なども交通ルールとマナーを守る必要があります。
歩行者を早期発見できることで事故を防止することができるため、明るいライトなどは有効になります。その効果を高めるためにも暗い夜道を歩くときは、運転手から発見しやすい服装をするなど対策をすると良いでしょう。また、車が接近して来たら通過を待つなど歩行者のできることも必要といえます。

LEDヘッドライトとは?

1996年に白色LEDが開発されて、現在では一般家庭の照明や車のブレーキランプなどにも採用されてきました。最近では、一部の車種にヘッドランプとして採用されるほど身近になっています。省エネ化やリサイクル化、長寿命化など車にかかる維持費の低減にも貢献しているといえて、これからの普及が進むことでしょう。
ディスチャージヘッドライトに変わるライトになり、これからの時代の代表的な存在になるでしょう。普及が進むことで、生産コストが下がるために価格も現在より下がると予想されます。メリットが大きいことが良く報道されていますが、デメリットもあることを忘れてはいけません。照射幅が狭いことなどしっかりと改善されることが、これからの課題といっても過言ではありません。
暗い夜道を走行するのに欠かせないため、車の使用目的に合わせて選べることが望ましいといえます。明るいだけでは安全性が向上したとはいえなく、視認性の向上など総合的に判断をしないといけません。そのために、運転する人のマナーの向上など課題は多く残っています。

まとめ:粗悪品に注意!

ハロゲンライトから後付けでディスチャージヘッドライトに交換することができますが、一部製品には粗悪品があるので注意が必要です。粗悪品を使ってしまうと故障やトラブルの原因になり、車検を通過させることができません。
車検対応の製品もあるので、購入するときは車検のことも考えてください。考えないで購入してしまうと、交換する費用も含まれて車検代が多くかかってしまいます。購入費や取り付け費用などを考えると、慎重に検討をしなくてはいけません。発火などの危険性があるので、自分で取り付けることはしない方が良いでしょう。
事故が起きてから後悔するよりも、慎重に検討をしてから決めることが必要です。ディーラーなどに相談することも一つの方法なので、費用なども考えてください。無計画に実行してしまうと経済的な負担が多くなり、カーライフを楽しむことができなくなってしまいます。ヘッドライトなど高額になるので、車を修理や整備するときはしっかりと相談して計画的に進めることが大切です。

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