世界のスーパーカー 最高速&ニュルのタイムで世界のスーパーカーをランキング!

「世界のスーパーカー」と言っても、その定義は人ぞれぞれ。価格・希少性など様々な指標がありますが、今回はズバリ「スピード」にこだわってランキング化してみました。現在判明している、世界のスーパーカーの最高速度とニュルブルクリンクのラップタイムをランキング形式でご紹介します。あなたが好きなあの車は果たして何位に食い込んでいるでしょうか?! 1位はやっぱりあの車なのか?! 予想しながらお楽しみください!

最高速ランキング

日本の公道では想像すらできない時速300kmオーバーの世界。そんな異次元の速さを体験できるのもスーパーカーの条件と言えるのではないでしょうか。現代の「世界のスーパーカー」は、いったいどれくらいの最高速度を出すことができるのか? 驚きの最高速ランキングをご紹介します。

第10位 Zenvo ST1 最高速 375km/h

出典:http://www.autocar.co.uk/car-review/zenvo/st1

autocar.co.ukから引用

『Zenvo(ゼンヴォ)ST1』はデンマークの自動車メーカー、ゼンヴォ・オートモーティブが製造・販売したスーパーカー。6.8LのV8エンジンはターボ&スーパーチャージャーで過給され、1,104HP/6,900rpmものパワーを発揮します。驚きなのは、「リミッターが作動して」最高速375km/hという点。エンジンを守るためのリミッターですが、もしリミッターがなければいったい何km/h出るのでしょう…。
発売時のイギリスでの価格は66万ポンド。わずか15台しか製造されませんでしたが、すでに完売しています。

第9位 McLaren F1 最高速 391km/h

出典:http://www.telegraph.co.uk/cars/classic/mclaren-f1-the-best-car-ever/

telegraph.co.ukより引用

McLaren(マクラーレン)F1は、イギリスのマクラーレン・カーズ(現マクラーレン・オートモーティブ)が、1991年に発表した車です。6.1LのV12エンジンはNA(自然吸気)ながら、636PS/7,400rpmの大パワーを発揮。
25年もの歳月を経てなお、最高速ランキングでトップ10に入るとは…さすがに当時「究極の自動車」をテーマに作られた車だけありますね!

第8位 Koenigsegg CCX 最高速 395km/h

出典:http://www.digitaltrends.com/cars/koenigsegg-ccx-and-agera-n-drag-race-video/

DIGITAL TRENDSから引用

Koenigsegg(ケーニッグゼグ) CCXはスウェーデンの自動車メーカー、ケーニッグゼグが製造するスーパーカー。4.7L・V8ツインスーパーチャージャーで過給されたエンジンから817PS/6,900rpmのパワーを絞り出します。
発売当時は日本円で7,000万円前後でしたが、プレミアがついて1億円を超えたことも。価格もやはりスーパーな1台です。

第7位 SALEEN S7 TwinTurbo 最高速399km/h

出典:http://carsautodrive.com/saleen-s7-twin-turbo-road-test/saleen-s7-wallpaper/

Cars Auto Drive.comから引用

SALEEN(サリーン) S7・ツインターボは、アメリカの自動車メーカー「サリーン」が開発したスーパーカーです。いかにもアメリカらしい7.0LのOHVエンジンをツインターボで武装。760PS/6,300rpmのパワーで時速399km/hまで加速します。
2016年2月末現在、日本でも約9,000万円で購入することができます!

第6位 Bugatti Veyron 最高速407km/h

出典:http://superbvehicles.com/bugatti-veyron-french-masterpiece/

Superb Vehiclesより引用

Bugatti Veyron(ブガッティ ヴェイロン)はフランスのブガッティ・オトモビルが2005年から製造しているスーパーカー。ちなみにブガッティ・オトモビルは1998年からフォルクスワーゲンの100%子会社となっています。
W16気筒の8.0Lエンジンを4つのターボで過給し、1,001psを発揮します。組み合わされるトランスミッションは7段DSG。クラッチペダルのない2ペダル方式のため、日本ではなんとAT限定免許でも運転することができます!

第5位 SSC Ultimate Aero TT 最高速412km/h

出典:http://www.topcarrating.com/2006-ssc-ultimate-aero-tt.php

TOP CAR RATINGより引用

アメリカの自動車メーカー、シェルビー・スーパーカーズ(SSC)が製造する「SSC Ultimate Aero TT」が第5位にランクイン。2007年、ワシントン州においてスピード世界記録への挑戦が行われ、412.28km/hというギネス記録が打ち立てられました。この記録は2010年にブガッティ・ヴェイロン・スーパースポーツに破られるまでギネス世界記録でした。
6.3LのV8エンジンはツインターボで過給され、1,287ps/6,950rpmのパワーを後輪駆動で発揮。400km/hを超えるポテンシャルを持ちながら、ブガッティ・ヴェイロンの約半値ということでも話題になりました。

第4位 9ff GT-9R 最高速414km/h

出典:http://www.topcarrating.com/2009-9ff-porsche-gt9-r.php

TOP CAR RATINGより引用

ドイツにある9ff(ノインエフエフ)は、ポルシェをベースにしたチューニングカーを専門に製造する、「RUF」と同様のチューナー兼自動車メーカーです。
その「9ff」から2009年に発売されたのが「GT-9R」。ポルシェ997型911をベースに、4.0Lフラット6エンジンをツインターボで過給。1,120馬力を発揮し、414km/hの最高速を達成しました。随所にポルシェの面影が色濃く残っていますが、全くの別物と言っても過言ではありません。現在では、同じ997型911をベースにした「GT-9 the V max」を発表し、最高出力は1,400馬力、その最高速は437km/hとも438km/hとも言われています(公式な記録が見当たらず、今回のランキングからは除外しております)。

第3位 Koenigsegg Agera One:1 最高速429km/h

出典:http://www.autobild.de/bilder/koenigsegg-agera-one-1-zulassungsprobleme-5408801.html#bild2

autobild.deより引用

第8位に続き、第3位にKoenigsegg(ケーニッグゼグ)のAgera(アゲーラ)One:1がランクイン。ケーニッグゼグの創業20周年を記念して作られたアゲーラの最上級モデルで、生産台数はわずか6台となっています。理論上の最高速は440km/hとも言われていますが、今回はメーカー公表値の429km/hで第3位としてご紹介します。
「One:1」の由来は、1,360psの馬力に対して車重が1,360kgでパワーウェイトレシオが1:1=One:1というところから来ています。
生産された6台とは別に1台だけ「プロトタイプ」が製造されており、そのプロトタイプは600万ドルという価格で売却されたそうです。

第2位 Bugatti Veyron 16.4 super sport 最高速431km/h

出典:http://www.coolthings.com/bugatti-veyron-16-4-super-sport/

COOLTHINGSより引用

第6位に引き続き、ブガッティ・ヴェイロン16.4スーパースポーツが第2位にランクインです。こちらの16.4スーパースポーツは、標準車に対してエアロパーツや足回りの改良に加え、199psアップの1,200psまでパワーを高められています。2010年7月に最高速の世界記録にチャレンジし、431.072km/hのギネス世界記録を樹立しました。
標準車でルーフ後部に設けられているダクトを廃し、空気抵抗を削減しています。時速400km/hオーバーの世界になると、200ps近くパワーアップしただけでは大幅な速度向上が望めないようです。
ブガッティ・ヴェイロンは購入にあたって厳しい審査があることでも有名ですね!標準のヴェイロンも2億円を超えますが、宝くじに当たっても購入できないあたり、超弩級のスーパーカーと言えます。

そして栄えある第1位は… Hennessey Venom GT 最高速434km/h

出典:http://tonipayneonline.com/2014/11/28/billionaire-toys-hennessey-venom-gt/

TONI PAYNEより引用

アメリカのテキサス州を拠点とするヘネシーパフォーマンス社が、ハイパフォーマンス・ブランド「ヴェノム」の最高峰モデルとして開発したのがこの「Venom(ヴェノム) GT」です。同社はこれまで、フォードGTやシボレー・カマロ、マクラーレンMP4-12Cなど様々なチューニングカーをリリースしてきました。
ヴェノムGTは、ボディこそロータス・エキシージをベースにしていますが、まったく別の車と言えます。カーボンを多用し軽量化した車重は1,244kg、コンパクトなボディに7.0L・V8ツインターボエンジンを搭載(車重の多くはエンジンの重さでしょう)。最高出力は約1,260ps、価格は日本円で約1億2,000万円。ブガッティ・ヴェイロン16.4スーパースポーツの半額以下で、ヴェイロンを凌ぐスピードが得られます。

時速400km/hオーバーの世界…

さすが「世界のスーパーカー」と言うべきでしょうか、ランキング・トップ10台中、6台が最高速400km/h超えという結果! 日本車がランクインしていないのが少し寂しい気もしますが…日本の公道では400km/hという超高速域はまったく不要ではありますが、世界に通用するスーパーカーを日本の技術で作って欲しい気持ちもあります。
次はニュルブルクリンクのラップタイムの歴代ランキングをご紹介。さあ、日本車はランクインしているのでしょうか?!

ニュルブルクリンク・ラップタイムランキング

ニュルブルクリンク(Nürburgring)はドイツ北西部にある2つの異なる性格を持つサーキットの総称。単に「ニュル」と呼ばれることも多いですね。過酷なコース条件の北コースは「スポーツカー開発の聖地」とも呼ばれ、そのラップタイムが車の性能を示す指標にもなっています。
もちろん、ニュルブルクリンクでの走行テストを行っていないメーカーもありますし、タイムはドライバーの力量によっても全く違う結果になりますので、あくまで指標のひとつと考えるべきでしょう。しかしながら、全長20.832kmのこのコースを何分で走れるのか、スポーツカー好きにとっては興味の尽きない指標でもあります。
ちなみに、スバル ヴィヴィオ RX-Rのラップタイムは9分54秒! このタイムを参考に、歴代のニュルブルクリンク ラップタイムランキングをご紹介します。

第10位 ポルシェ911GT2RS 7分18秒

出典:http://www.autocar.co.uk/car-review/porsche/911/first-drives/porsche-911-gt2-rs

AUTOCARより引用


第10位はポルシェ911GT2RSが2010年5月に記録した7分18秒。911GT2をベース70kg軽量化を果たし、90psパワーアップした620psを発揮します。

第9位 レクサスLFA Nürburgring Package 7分14秒64

出典:http://www.netcarshow.com/lexus/2012-lfa_nurburgring_package/800x600/wallpaper_03.htm

NetCarShow.comより引用

第9位は待望の日本車! レクサスLFA Nürburgring Packageがランクイン。このニュルブルクリンク・パッケージは、ノーマルの560psから571psにパワーアップされ、カーボン製の大型フロントスポイラー・カナード、リアに大型の固定ウイングを装着。足回りも強化し、ノーマルに比べ10mmの車高ダウン。6速セミオートマも変速にかかる時間を短縮しています。
そして2011年8月のタイムアタック時に履いていたタイヤは、「ポテンザ RE070」。レース用のスリックタイヤなど使用せず、このタイムを叩き出しました。

第8位 ダッジ・バイパーSRT-10 ACR-X 7分12秒13

出典:http://www.larevueautomobile.com/HD-Dodge-modele_Viper-SRT10-ACR-X-vue_Exterieur-img_Dodge_Viper_SRT10_ACR_X_004.jpg-image

LA REVUE Automobileから引用

第8位にはダッジバイパーSRT10 ACR-Xがランクイン。ACRは"American Club Racer"の頭文字。ノーマルのSRT10をベースに軽量化と空力の向上、足回りを見直したスペシャルモデルがACRです。そしてACR-XはそのACRをベースにした完全なる競技車両。ACRの40hpアップの640hp(約649ps)、さらに70kg近い軽量化を果たしたACR-Xが、2011年9月に7分12秒13というラップタイムを記録しました。

第7位 グンペルト・アポロスポーツ 7分11秒57

出典:http://www.fstcars.com/

Fast Carsより引用

ドイツの自動車メーカー、グンペルト・シュポルトヴァーゲンが製造する「グンペルト・アポロスポーツ」が2009年8月に記録した7分11秒57が第7位にランクイン。レーシングカーのような武骨なデザインはすべてダウンフォースを得るため。その強烈なダウンフォースで、トンネルの天井すら走れると言われるほどです。

第6位 日産 GT-R NISMO N Attack Package 7分8秒679

出典:http://www.carbay.co.id/en/car-news/perangkat-balap-tercepat-gt-r-nismo-n-attack-package-buatan-nissan-diluncurkan-di-sema-21130964

CAR BAYより引用

日本が世界に誇るR35 GT-Rが2013年9月に記録した7分8秒679というタイムで第6位にランクインしました!「GT-R NISMO N Attack Package」とは、ニュルにアタックした際に装着していたパーツをパッケージ化して市販されたものです。カーボンフロントフェンダー、大型リアウイング、フロントアドオンスポイラーなどの外装や、専用インタークーラー・パイピング、L.S.D、ショック&スプリング、ブレーキパッドなど、ニュルで量産車最速タイム(2014年9月時点)を叩き出した性能を再現することが可能になっています。

第5位 ランボルギーニ アヴェンタドールSV 6分59秒73

出典:http://www.evo.co.uk/lamborghini/aventador-sv/16539/lamborghini-aventador-sv-on-the-isle-of-man-in-pictures

evo.co.ukより引用

第5位にランクインしたのは、ランボルギーニ・アヴェンタドールSV(スーパーヴェローチェ)。2015年5月に叩き出したそのタイムは遂に7分を切り、6分59秒73! スーパーヴェローチェとは「超早い!」という意味で、ベースモデルの700psから750psに引き上げられ、正式名称も"アヴェンタドールLP750-4 SV"となっています。価格は約6,000万円、世界限定600台の販売予定です。

第4位 フェラーリ・599XX(サーキット走行専用車) 6分58秒16

出典:http://www.topspeed.com/cars/ferrari/2009-ferrari-599xx-ar71271.html

TopSpeedより引用

フェラーリ599GTBフィオラノをベースに開発されたサーキット走行専用車両が「599XX」。2010年4月に記録した6分58秒16というタイムで第4位にランクインです。

第3位 ポルシェ 918スパイダー 6分57秒

出典:http://www.autoevolution.com/cars/porsche-918-spyder-2014.html#agal_25

autoevolutionより引用

2013年9月にポルシェ918スパイダーが叩き出した6分57秒というタイムが第3位にランクインです。ポルシェが技術の粋を集めて生み出した、システム出力約900psを誇るハイブリッド・スーパースポーツが918スパイダー。価格もおよそ1億円とこちらもスーパーです。

第2位 ラディカル・SR8LM 6分48秒

出典:http://www.autoblog.com/2009/08/20/radical-sr8lm-sets-new-nurburgring-record-at-6-48/#slide-335214

autoblogより引用

第2位にランクインしたのは、イギリスのラディカル社が製造するSR8LMが2009年8月に記録した6分48秒というタイムです。「2輪のエンジンを積んだスポーツカー」をコンセプトに、スズキGSXR1300"ハヤブサ"のエンジンをベースに、同時開発のクランクケースを組み合わせてV8・2.8Lエンジンとし、360psを発揮したのがSR8。そのSR8をさらに100psパワーアップしたのがこのSR8LMでした。

そして第1位は…?! パガーニ・ゾンダ R(サーキット走行専用車) 6分47秒50

出典:http://sf.co.ua/id23520

sf.co.uaより引用

2010年6月、パガーニ・ゾンダ Rが記録したタイム、6分47秒50。これが、歴代ニュルブルクリンクのラップタイム第1位のタイムです!
イタリアのパガーニ・アウトモビリが2010年まで製造していたゾンダ。そのサーキット走行専用車両として15台のみ販売されたのが「ゾンダ R」です。乾燥重量はわずか1,070kg、メルセデス・ベンツAMGのV12・750psエンジンを搭載。0-100kmを2.7秒以下で加速し、最高速は350km/hと言われました。

世界のスーパーカーはやっぱり凄かった…

いかがでしたでしょうか? 個人的には、ニュルの歴代ラップタイムランキングにレクサスLFAと日産GT-Rの2台がランクインしていたのがかなり嬉しかったです。
「世界のスーパーカー」を定義する指標は数多くあると思います。ゼロヨン、0-100km/h加速、販売価格…どれだけの超絶性能を秘めていても、筆者のような素人が日本の公道でその能力を垣間見ることは不可能です。(そもそも買うことすらままならないです)それでも、そんなある意味「無駄」にも思える性能に憧れを抱いてしまう…世界のスーパーカーとは、そんな魅力が溢れている車のことを言うのだと思います。