【トヨタ プリウスα】7シーターエコカーの魅力とは

トヨタの最先端エコカーであるプリウスをベースに、ステーションワゴンとなったプリウスアルファ。7人乗りのモデルもあり、大人数での移動から大きな荷物まで運べるプリウスアルファは、エコだけではない走りの楽しみも味わえるグレードも設定されています。そんなプリウスアルファの魅力をご紹介します。

プリウスαの基本スペック

出典:http://toyota.jp/priusalpha/

toyota.jp

2011年5月から発売されているプリウスα。人気のハイブリッドカーであるプリウスからの派生車種になります。ステーションワゴンタイプとなり、5人乗りと7人乗りが設定されています。
ステーションワゴン、ミニバンタイプとなるため、プリウスよりかホイールベースは80mm延長されて2,780mmとなり、トレッドもフロント/リヤでそれぞれ15mm/25mm拡大され、1.540/1,545mmとなっています。
また、重量が増えたことに対応するため、ホイールのPCDも拡大されました。プリウスではPCD100でしたが、プリウスαでは114.3となっています。
ハイブリッドカーで、かつステーションワゴンタイプでの7人乗りは、バッテリー搭載の問題がありました。これをトヨタでは7人乗り用にリチウムイオン電池のバッテリーを搭載することで解決しました。トヨタの量産車では初の採用となり、5人乗りのニッケル水素電池よりも小型のリチウムイオン電池型の搭載によって、7人乗りが可能となりました。

燃費・走行性能

出典:http://toyota.jp/priusalpha/performance/hv_system/

/toyota.jp

優れたハイブリッドシステムをプリウスから受け継いだプリウスαは、エンジンとモーターが最適なアシストを繰り返して低燃費を実現しています。燃費は、JC08モード26.2km/l。
この低燃費を支えているモーターは、パワー密度の高いニッケル水素バッテリー(5人乗り)と小型・軽量のリチウムイオンバッテリー(7人乗り)。どちらもモーター性能には差はなく、発電用モーターと駆動用モーターを兼ねています。これらのモーターは、昇圧コンバーター付パワーコントロールユニットを介してエンジンをアシストしています。
搭載されているエンジンは、1.8リッター直列4気筒。エンジン出力は99PS、トルクは14.5kgf・m。モーター出力は、82PS、トルク21.1kgf・mとなっています。システム出力は136PSとなり、エンジンとモーターのアシストを組み合わせる事で、ハイブリッドカーながらも力強い走りを実現しています。
プリウスアルファのエンジンは、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」を達成し、エコカー減税の自動車取得税、自動車重量税の免税を受けることができます。

大迫力のエクステリア

低燃費を実現するために、スポーツカーにも匹敵するほどの空力性能となるcd値0.29を達成。プリウス同様にフロントバンパーには随所に空気抵抗をうまく受け流す処理がなされ、ルーフはセンターが凹んだタイプを採用。リアウィングも中央が凹んで空気の流れを綺麗に後方へ流すように設計されています。
2014年マイナーチェンジからは、特徴的なヘッドライトを装備。フロントバンパーの下部に装着されたラジエターグリルがダークグレーメタリックとなり、より開口部を強調して迫力を増しています。
そして、左右にはLEDクリアランスランプを装着し、全体的に存在感を増したデザインとなりました。

広々とした室内空間

ラゲッジスペースは最大1,070L。5人乗車時でも500L以上と広々とした室内空間を持っています。7人乗りでも大人がゆったりと座れるスペースが確保されています。また、多彩なシートアレンジが可能であり、運転席と助手席をリクライニングすると、2列目シートと合わせることで横になってくつろげる広い座席が生まれます。そして、2列目、3列目シートを倒すことで長尺の物も載せることが可能となります。
2014年のマイナーチェンジでは、幾何学模様を用いたピアノブラック塗装のセンタークラスターを採用。合成皮革とファブリックを組み合わせたシート表皮(上級グレード)や合成皮革のアームレストが採用されました。また、メーターには4.2インチTFTカラーのマルチインフォメーションディスプレイが標準装備されて、表示がより多彩になるとともに視認性の向上も図られています。

最新の安全装備を搭載

Bi-Beam(バイ-ビーム)LED

出典:http://toyota.jp/priusalpha/safety/active/

toyota.jp

1灯のランプでロービームとハイビームの切り替えが行える世界初のBi-Beam(バイ-ビーム)LEDを採用。従来のクルマはロービーム用とハイビーム用で2灯のランプを装着していますが、これを1灯とすることで省電力に寄与しています。
また、前を走るクルマや対向車への眩惑防止に配慮し、クルマの姿勢変化に応じてヘッドランプの照射を一定に保つオートレベリング機能を搭載しました。このBi-Beam(バイ-ビーム)LEDは、「G」系と「S“ツーリングセレクション”」に装備されています。

デイライトの標準装備

出典:http://toyota.jp/priusalpha/safety/active/

toyota.jp

最新のクルマには装備されることが多いデイライト。プリウスαにもフロントバンパー両サイドに装備され、先進的なデザインを演出しています。また、本来の目的である昼間における被視認性を向上させることが可能となり、歩行者や他のクルマに自車の存在をはっきりと知らせる予防安全性を高めます。

レーンディパーチャーアラートの搭載

出典:http://toyota.jp/priusalpha/safety/active/

toyota.jp

クルマが白線を逸脱しそうになった際にブザーとディスプレイ表示により注意を喚起するシステムです。システムの仕組みは、道路上の白線(黄線)を車載カメラで認識し、幅約3m以上の車線を自車速度50km/h以上で走行している時に作動します。
LDAスイッチをONにして、ドライバーがウインカー操作を行わずに車線を逸脱する可能性がある場合にのみ作動します。
Gシリーズにメーカーオプションとなります。

オートマチックハイビームの搭載

出典:http://toyota.jp/priusalpha/safety/active/

toyota.jp

日本の道路ではほとんどの夜間走行はロービームを使っていますが、対向車や前を走るクルマがいない際はハイビームにする必要があります。これを従来は手動で切り替えていましたが、新型のプリウスαには、室内カメラのセンサーが先行車や対向車のランプ、街路灯など周囲の明るさを検知して、自動でハイビームをロービームに切り替えてくれるオプションがあります。
時速30km以上で作動し、スイッチ操作でオフにすることも可能です。
Gシリーズにメーカーオプションとなります。

車両接近通報装置

出典:http://toyota.jp/priusalpha/safety/active/

toyota.jp

ハリブリッドカーなので、エンジン音はとても静かなプリウスα。モーターで走行中は全くエンジン音を発しません。静かなのはいいですが、これですと歩行者はクルマが来たことを認識せずに危険です。
そのために、プリウスαには発進から車速約25km/hまでのEV走行中、または後退時に音を出すようになっています。
この装置は、一時停止をスイッチ操作で可能となっており、手動でON/OFF切り替えができます。なお、ハイブリッドシステム再始動時には、自動的に発音状態に戻ります。

EBD付ABS&ブレーキアシスト

出典:http://toyota.jp/priusalpha/safety/active/

toyota.jp

ABSは皆さんも良く知っている機能かと思います。ブレーキを強く踏むとタイヤはロックして止まらなくなりますが、それを防いでくれるシステムです。これにEBD(電子制動力配分制御)という前後左右で適切な制動力配分をしてくる機能がついています。

プリクラッシュセーフティシステム

出典:http://toyota.jp/priusalpha/safety/active/

toyota.jp

最近のクルマには多く採用されているプリクラッシュセーフティ。プリウスαもミリ波レーダーによって前走車や障害物を検知し、衝突する可能性が高いと判断した場合に警報やブレーキの制御により衝突回避を支援します。
Gシリーズにメーカーオプションとなります。

その他安全装備

プリウスアルファにはその他にも安全装備があります。電動パワーステアリングとブレーキ制御(VSC、ABSなど)、駆動力制御(TRC)の機能を協調させ、滑りやすい路面などにクルマの挙動を安定方向に制御してくれるS-VSCシステム。
坂道発進の際に、後ろへ一瞬後退するのを防ぐヒルスタートアシストコントロール。急ブレーキと判断した際に、ハザードランプを自動で点灯する緊急ブレーキシグナル。メーカーオプションとなる、右リアのライト内に装備されるフォグランプなど、プリウスアルファには様々な安全装備が装着されています。

プリウスαのグレード構成

エントリーモデルの「S」

エントリーモデルの「S」。車両本体価格は2,622,437円~。主要な装備は、16インチアルミホイール、ハロゲンヘッドランプ&LEDフロントフォグランプ、合成皮革インストルメントパネル(助手席のみ)、ウレタンステアリングホイールとなっています。
エントリーモデルということで、各素材は安価なものが使われていますが、最低限の装備で低燃費のクルマが欲しい際は「S」が一番安いのでおすすめです。

質感がアップした「G」

プリウスαは、エントリーモデルの「S」と上級モデルの「G」という構成となっています。「G」は、16インチアルミホイール(ホイールキャップ付)は「S」と同様で、Bi-Beam LEDヘッドランプ&LEDフロントフォグランプが装着されます。
合成皮革インストルメントパネルは運転席・助手席の両席に採用され、本革巻ステアリングホイールが装着され、全体的にインテリアの質感がアップしています。
車両本体価格は、3,178,145円~となっています。

走りの「ツーリングセレクション」

「S」と「G」に追加設定できるのが「ツーリングセレクション」。主にドレスアップの装備が追加されるパッケージとなっています。17インチアルミホイール(センターオーナメント付)が装着されてよりスポーティな足元となり、専用のフロントバンパースポイラー、リヤバンパースポイラーが装着されます。
Gツーリングセレクション(5人乗り)で3,178,145円。
Sツーリングセレクション(5人乗り)で2,931,709円。

個性溢れる「G's」

出典:http://toyota.jp/priusalpha/grade/

toyota.jp

トヨタのスポーツブランドである「G's」。ヴィッツやマークXなどにも設定されている「G's」は、走りを楽しみたいパパに向けて作ったモデルになります。ファミリーカーを所有しないといけないけど、走りは楽しみたいという方におすすめのグレードで、プリウスやプリウスαにも設定されています。
主には、エクステリアやシャーシをメインに引き締められています。プリウスαでもひと目でノーマルのプリウスαとはことなることが分かるエクステリアを採用しています。
G's専用のフロントバンパー、フロントグリル、リアバンパーを装備。ホイールは、ノーマルからは2インチ、ツーリングセレクションからは1インチアップの18インチアルミホイールを装備して、専用のエアロパーツと相まってとてもスポーティな仕様となっています。
また、サスペンションはノーマルから37%引き締められたものを採用。ただ硬めただけのサスペンションではなく、乗り心地も考えて設計されています。このサスペンションによって、ノーマル比15mmローダウンしています。
ボディ下面には、専用のボディ補強パーツであるブレースを装着。フロント・リヤ・リインフォース部に追加し、ボディ全体で剛性アップを図っています。また、車両下部の前後に空力フィンを追加することで、ダウンフォースを向上させて高速安定性を高めています。

インテリアは以下の専用装備がついています。
・ディンプル本革巻き4本スポークステアリングホイール
・G’s専用パワースイッチ
・G's専用センターメーター
・G's専用センターレジスター&センタークラスター
・G's専用運転席側インストルメントパネル(革シボ調合成皮革)
・G's専用助手席側インストルメントパネル
・フロント・リヤドアスイッチベース(ラメ入りピアノブラック塗装)
・ドアトリムオーナメント(合成皮革+シルバーステッチ)
・G’s専用フロントスポーティシート(運転席・助手席/G’sエンブレム付)シート表皮(スエード調+合成皮革[シルバーダブルステッチ]
・G's専用アームレスト付センターコンソールボックス
・G's専用シフトノブ
・G's専用アルミペダル

車両本体価格は、5人乗りで3,292,037円となっています。

まとめ

プリウスαの魅力は、何と言ってもハイブリッドでありながらも、これだけの室内空間を持っていることです。プリウスだとハッチバックタイプではありながらも、基本スタイルはセダン。室内空間はそこまで広くはありません。
プリウスαであれば、大人数での移動も大きな荷物の移動にも使える汎用性があります。2014年のマイナーチェンジによってよりスポーティな印象となったプリウスαは、パパにとっても魅力的な1台ではないでしょうか。