【ホンダ オデッセイ】走りのミニバン、オデッセイの燃費!!

ファミリーカーの中でも、7人が悠々と乗車する事ができ快適な車内空間で知られているオデッセイシリーズ。他のミニバンにはない低床スタイルが人気の秘密でもあります。独特のデザインとホンダ自慢の走りのエンジンを積んだスポーツタイプもラインナップされています。

オデッセイシリーズの歴史

オデッセイシリーズは現在のモデルで五代目です。意外な事にもオデッセイの歴史は深いのです。初代モデルが発売された1994年当時、ホンダはミニバン車、RV車のラインナップがなく他メーカーに大きく差をつけられ業績低迷に悩んでいたのです。そこで、アコードをベース車両としたオデッセイの開発が始まったのです。発売されてからというものの、オデッセイは人気を上昇させ、市場の支持を一気に獲得したのです。ホンダの業績も右肩上がりに上昇し、大ヒット車両になったのです。「低床」「低重心」を売りにしており、ミニバンですがセダン車両同等の走行性能をもち、広い室内空間を実現しています。ホンダ車の最大の売りであるV-TECエンジンを積んだスポーツモデルであるアブソリュートもラインナップされています。
アメリカ北米市場、中国市場などでも販売されていますし車内装の作り込み、優雅なスタイルからワゴンタクシーなどでも使われています。
日本の市場では、国産唯一の低床ミニバンという事で機械式立体駐車場へ入庫が可能ですので、マンションに住んでいる方などといった駐車場に悩みを抱えている方が多く購入しています。RBシリーズになって、独特のデザインと全体的に低いスタイリングでミニバンは中年層ターゲットという、それまでの概念を取っ払い若年層からの指示も鷲掴みにしています。オデッセイ全シリーズはカスタム業界からも絶大な指示を得ていて様々なアフターパーツが大量に発売されていますので、思い思いのパーツを取り付けて個性を出すことができるのも魅力の一つです。

初代RA1~5型

1994年10月20日に初代オデッセイは発売が開始されています。当時のミニバンの中ではかなり個性的なフォルムで、コラムシフト採用、前席から後席のウォークスルーを実現しており他メーカーと一気に差をつけたのです。当時のミニバンはスライドドアが主流でしたがオデッセイはアコードと同じ製造ラインに乗せて作られていたのでスライドドアは不採用だったのですが、逆にこれが唯一のスライドドアでないミニバンとして斬新なイメージを与える事ができたのです。エンジンはF22B型を採用しており、トランスミッションは4速ATが搭載されています。車重に対して減速比が高めのために、エンジン回転数が高めなので燃費は決してよくはないです。
グレードは「B」、「S」、「L」の3種類が設定されており、「L」が最上位グレードとなっています。Bグレードは内装など全てを低価格設定にしたグレードで、Sグレードは標準的な装備内容になっています。当時はSグレードとLグレードの売れ行きも大差がなく両者ともに支持を得ていたのです。

燃費

RAシリーズの燃費ですが、標準グレードで街乗りリッター約7kmで高速道路利用で約12kmです。上位グレードのプレステージですが街乗りリッター約6kmで高速道路利用で約10kmになります。現在では中古車車両価格もだいぶ落ち着いてましたが、年式が低い車ですし走行距離も多い場合が多いので、過去のメンテナンス履歴を確かめる等して購入する事をおすすめします。

2代目 RA6~9型

1999年にフルモデルチェンジを行ったオデッセイシリーズ。初代のヒットからデザイン、コンセプトは引き継がれていますが先代よりもスポーティーな走行を可能としています。
エンジンはF23A型に加えてJ30A型が新たに加わり、J30A型はトルクが200PSから210PSへとスペック向上しています。2.3Lは4速ATで3.0Lは5速ATが採用されています。
デザイン、コンセプトは引き継がれていますのでそこまで大きな違いはありませんが、ユーロテイストをポイントで取り込んでいたりとホンダ車としての特色が出てきています。このモデルチェンジからホンダがオデッセイシリーズをミニバン市場で戦い抜く武器として本腰を入れてきた事がわかります。

燃費

RA1~5シリーズと同じエンジンを使用しており、システムも大きな変更点がありませんので燃費に差はないです。

3代目 RB1~2型

2003年にフルモデルチェンジを行った3代目オデッセイシリーズ。大幅なモデルチェンジになった3代目は従来にない低床プラットフォームの開発、採用によりミニバンとしては異例の全高1,550mmに収まったので機械式立体駐車場に入庫が可能になり駐車場を選ぶ必要がなくなったのです。エンジンは従来通りのアコードと共通エンジンK24A型を採用しており標準グレードのトルクは160PS、アブソリュートは200PSです。アブソリュートはエンジン形状等は他グレードと同一仕様ですがハイオクガソリンを使用し、圧縮比が高められているのでアクセルレスポンスが非常によくスポーティーな走りを実現しています。
このRBシリーズから、若者などがデザインに惹かれ多く乗るようになったり、スポーツカーを乗っていた方達がファミリーカーへの乗り換えということで多く乗り換えるようになったのです。また、マンションなどの機械式立体駐車場のご家庭はオデッセイシリーズに乗り換えた方が多く、一時期は駐車場がオデッセイだらけというマンションもあったようです。

燃費

RBシリーズの燃費ですが、標準グレードで街乗りリッター約10kmで高速道路利用で約15kmです。スポーツグレードのアブソリュートはハイオクガソリンですが街乗りリッター約8kmで高速道路利用で約13kmになります。現在では中古車車両価格もだいぶ落ち着いてきたので、安く買って2年後の車検まで乗るなどと言った乗り方でしたら問題ない燃費です。

4代目 RB3~4型

2008年にフルモデルチェンジされ誕生したRB3~4型。ホンダが独自開発したFCXクラリティを思わせるフロントマスクのデザインとなり、テールランプの形状も初代から歴代で継承されてきた三角形テールを廃止し横長のデザインに変更されています。車体自体のデザインは大きくユーロの要素が取り込まれておりスポーティーなデザインで仕上がっています。この4代目には時代の流れで多くの車で装備され始めた先進安全装置が装備されています。車両の挙動の乱れを安定させる「モーションアダプティブEPS」魚眼CCDカメラを使った死角の低減や車庫入れ支援を行う「マルチビューカメラシステム」が搭載され、大きい車体ですが女性でも運転しやすい装備が多数装備されています。
室内高等は大きな変更はないが、室内長が60mm拡大されていたり、スペアタイヤを廃止しパンク修理キットにすることで三列目まで広々とした室内空間を実現しています。
3代目同様にK24A形エンジンが搭載されており、スポーツグレードのアブソリュートが206PSまでパワーアップされ更なるスポーツ走行を実現しています。今までのシリーズでは燃費があまり向上しなかったオデッセイシリーズですが、「平成22年度燃費基準+25%」を達成し、「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」認定を取得しています。燃料削減に大きく貢献するシステム「ECON」も採用されており、燃費向上への企業努力を感じることができます。
しかし、今回のモデルチェンジは消費者受けが良くなく、独特の低床ミニバンデザインではなく、ステーションワゴンを思わせるなどといった理由で先代ほど人気がでないまま、次のモデルチェンジを迎えています。

燃費

RB3~4シリーズの燃費ですが街乗り12km、高速道路利用で16kmです。ミニバンでは充分すぎる燃費を誇っていて実用的なミニバンであると言えます。K24A型エンジンを搭載した事により、燃料噴射システムが大幅に改良されており燃費向上と共にさらにスポーティーな走行を味わう事ができます。街中ではマイルドな走りでゆったりと流し、シフトモードをマニュアルモードに切り替えアクセルを踏むとキビキビとしたミニバンとは思わせない走りを楽しむ事ができます。

5代目 RC1~2型

2013年10月にフルモデルチェンジをしたのがRC型オデッセイです。7人乗りが最大乗車人数であった先代に比べRCシリーズでは8人乗りのラインナップも追加されています。また、グレードにより全席キャプテンシートや、前席から後ろ席へのウォークスルーなどといった最近のミニバンの主流を取り入れています。
全高は140~150mm上がっていますが、超低床プラットフォームを徹底しているためにオデッセイらしいスポーティーな走りは失われていないです。
RCシリーズのエンジンは「EARTH DREAMS TECHNOLOGY」が取り入れられた新開発のK24W型が採用されています。アブソリュートはハイオクガソリンからレギュラーガソリンへ変更されましたが、トルクは175PSか190PSに向上しています。徹底的に無駄のない高効率化を追求した新開発CVTシステムとなり、まるでリニアモーターカーのような加速フィールを実現した「G-design Shift」も取入れられています。また、燃費も大幅に向上されていて、「B」は「平成27年度燃費基準」、「B」を除くFF車・8人乗りは「平成27年度燃費基準+10%」を、FF車・7人乗りは「平成27年度燃費基準+20%」を達成しています。

燃費

RCシリーズの燃費ですが、燃費向上システムを搭載している割には高燃費が実現できていないのが現状です。街乗りで7~9km、高速道路利用で12~14kmです。システムのプログラムアップデートなどで多少の開きがあるようですが、車格が大きくなって車重が増した事が燃費不良につながっているようです。アイドリングストップ機能、ECONを作動させていても他メーカーのミニバンと比べましても燃費は劣ります。車内装備などは輸入車並みに豪華なだけあって残念な結果です。スポーツグレードのアブソリュートはハイオクガソリンがレギュラーガソリンに変更されましたが、他グレードと燃費は大差ないです。

ホンダ オデッセイの中古車情報

ホンダのミニバンを牽引してきた車種ですので中古車としても魅力的です。流通も多く中古車選びには悩むことなく選ぶことができます。リンクを貼っておきますので是非チェックしてみてください。

中古車をお探しの方はこちら

まとめ

オデッセイシリーズの燃費

上記で各シリーズ毎の燃費を記入してきましたが、最期に見やすいようにまとめておきます。カタログ燃費ではなく、購入者やユーザー様からの意見を参考に平均燃費を出させて頂いています。是非購入の際に参考にしてください。
RA1~5シリーズ 街乗り7km 高速道路利用12km
RA6~9シリーズ 街乗り7km 高速道路利用12km
RB1~2シリーズ 街乗り10km 高速道路利用15km
RB3~4シリーズ 街乗り12km 高速道路利用16km
RC1~2シリーズ 街乗り8km 高速道路利用13km

オデッセイシリーズをオススメする理由

初代オデッセイが発売されてから度重なるマイナーチェンジ、モデルチェンジを繰り返し現行型RCシリーズにたどり着いたオデッセイですが、燃費はそれほど大差がないようです。燃費向上のためのシステムを搭載しても、車体サイズが大きくなり車重が増える事でプラスマイナスゼロのような感覚です。燃費というものは運転の仕方に大きく左右されますし、オデッセイのように踏めば踏んだだけ走る車ですとなおさらです。スポーツグレードのアブソリュートなどは踏んだ時の加速フィールがミニバンとは思えないほど気持ちいですし、グングン加速していきますし、VTECが作動した時の気持ち良さは一度味わうと抜け出す事が出来なくなってしまう程です。昔からエンジン屋として名前を有名にしてきたホンダらしいエンジンですし、レースに参戦していたノウハウが乗用車作りにも使用されているのがわかります。
オデッセイは他メーカーのミニバンと比べ、内装の作りや装備が非常にこだわられています。今後は燃費のさらなる向上が期待されます。現行型ミニバンの中では燃費は決して悪くはない方なのですが、どうしてもコンパクトカーなどと比べてしまうものですので、もう少しだけ魅力的な数字が欲しいものです。中古車でオデッセイを購入した場合でも、車両台数が非常に出ている車ですので故障しても部品がないなんて事はまずありませんし、リブルトパーツも大量に出ていますので、万が一の修理の時も安心です。オデッセイシリーズは安全性にも非常に優れておりSRSエアバックが標準装備されており、全席に装備されている事で搭乗者の安全を徹底的に守ります。
家族がいるけど走りを楽しみたい!などと言った方にはオススメなのがオデッセイです。