ホンダ「オルティア」ってどんなクルマ?中古車市場にも滅多に出回らない貴重なクルマをご紹介!

ホンダがかつて販売していた「オルティア」はエアウェイブやアコードワゴンが出てくる前のステーションワゴンでした。そんなオルティアは今では滅多にお目にかかることができなくなりつつありますが、まだまだ潜在ニーズはあります。そこで、オルティアというクルマについてご紹介していきます。

「オルティア」ってどんなクルマ?

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2

オルティア(ORTHIA)は、本田技研工業(以下、ホンダ)がかつて製造・販売していたステーションワゴン型の小型乗用車です。6代目シビックのプラットフォームをベースとしていて、車体が200mm程度延長されて荷室を追加しています。さらにルーフレール、ガラスハッチやフォグランプなどが標準装備されています。プラットフォームは初代CR-Vとも共用しています。

エンジンはプラットフォームを共用している、CR-Vに搭載されていたB20B型 直4 DOHC 2.0L(145PS)または、B18B型 直4DOHC1.8L(140PS)を搭載していました。トランスミッションは、発表時点では2.0Lは4速ATのみとなっていましたが、のちに1.8Lには4速ATの他、5速MTも設定されました。その後、マイナーチェンジの際に2.0Lにも5速MTが追加されることとなります。
4WDは「リアルタイム4WD」と称するスタンバイ式で、ホンダ独自の「デュアルポンプシステム」が搭載されていました。通常走行はFFで、雪道などで前輪と後輪の回転数が異なった場合、発生する油圧でクラッチをつなぎ、後輪に駆動力を伝達するというメカニズムです。スポーティ名は尻をもとめるよりも、生活に重点をおいた四駆システムを採用したクルマであることがわかります。メーカーオプションで、ホンダナビゲーションシステムも設定されています。なお、エアウェイブの姉妹車であるパートナー(ライトバン)の初代はオルティアがベースとなっているため”エアウェイブの先代車”と思われがちですが、エアウェイブはフィットベースであり、オルティアはフィットよりも1ランク上の車格にあたるため、実質的には異なるシリーズの車でとなっています。

オルティアの歴史

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2

1996年3月、4代目シビックの1モデルだったシビックシャトルの実質的後継車として販売が開始されました。発売当初のグレードは「2.0GX-S(4WD)」「2.0GX(FF/4WD)」「GX(1.8L FF)」という構成でした。販売店はベルノ店とプリモ店で、ベルノ店は「オルティアV」、プリモ店は「オルティアP」と称し、オルティアVは「フォグランプが丸型、リアコンビランプのウィンカーがアンバー」の設定、オルティアPは「フォグランプが角型、リアコンビランプのウィンカーがクリア」といった違いがあります。発売当初は月産5,000台をクリアするほど好調な滑り出しとなっていました。
同年3月には、フロントフェイスを共用するインテグラSJが販売が開始されました。フロントバルクヘッド以後は、半年前に登場した2代目シビックフェリオ(EK型)の物を流用したモデルとなっています。そして、オルティア登場から若干遅れてはいますが、同月の3月には、オルティアの姉妹車である「ライトバンパートナー(初代)」の販売が開始されました。

1997年2月、オルティア初のマイナーチェンジがおこなわれ、ABSとSRSエアバッグ(運転席・助手席)を標準装備とした上で、新色を追加しています。オルティアVとオルティアPをオルティアに一本化(オルティアVの形状を踏襲)しました。1998年1月には小規模マイナーチェンジがおこなわれ「2.0GXエアロ」など、エアロパーツを標準装備したスポーティグレードを追加しました。

オルティア登場から2年3ヵ月。1999年6月に、大規模マイナーチェンジがおこなわれ、エンジンは出力が150PSに向上した2.0Lに一本化されました。また、車高を15mmさげたスポーティグレードの「Sタイプ」を追加投入にしています。フロントグリルをホンダの高級車と同じ五角形タイプに変更し、テールゲートおよびテールランプの形状も変更されています。内装については、EK型シビック後期モデル同様、センターコンソールが2DIN対応とされ、カップホルダーも500mlペットボトルが入れられるように改良されました。2年3ヵ月の間で集めてきたユーザーの声が反映されたモデルとなっています。

オルティア登場から6年。ついにこのときがやってきます。2002年1月、2000年のシビック(オルティアのベースモデル)のフルモデルチェンジ後も継続生産されてきたが、派生車種であったストリームの登場やステーションワゴン市場の冷え込み、エンジンが環境基準に適合できなくなったことなどを理由に、フルモデルチェンジを控えたアコードワゴンに統合することとなり、製造・販売を終了しました。これにより、2005年にエアウェイブが発売されるまで、ホンダのラインナップから5ナンバークラスのステーションワゴンがなくなることとなります。ちなみに、姉妹車のパートナーは2006年まで製造・販売が継続されていました。

まとめ

※イメージ画像

ホンダオルティアは、当時ステーションワゴンとしてはかなりの人気があり、販売台数も好調に推移していました。しかし、バブル崩壊のあおりも受け、同タイプ同士の統合が盛んに行われるようになり、オルティアもアコードワゴンと統合をすることとなりました。現在では少ないですが、中古車市場に出回ることもあります。欲しい方はチェックしておいて損はないですね。