【オイルフィルターの交換時期】いつ交換なのか?原付やハイブリッドカーやら難しい!

原付買ったらオイルフィルター交換は必要ないって店員さんが言ってた。ハイブリッドカーは交換を早めた方が良いとか遅くした方が良いとか。わけわからん! と、謎と疑問をスッキリ解説します! 

オイルフィルターってどこにあるの?

オイルフィルター ≒ オイルエレメント

オイルフィルターは日本ではオイルエレメント(本来はオイルフィルターエレメントを略されたものだと思われる)とも言われることがあり、エンジンの底辺に装着されていることが一般的です。自動車のオイルフィルターの交換にはリフトアップするなどして車の下に潜らないと作業ができませんので覚えておきましょう。バイクの場合はフルカウルタイプなどはカウルを外す必要があります。
一見した感じフィルターのような物が付いていないから大丈夫だと思っていてはいけません。必ずエンジンにはオイルフィルターは付いています。

エンジンには”必ず”付いている!

どこに、どのように付いているか確認しよう

自動車の場合、上記のような筒状で外周が多角形になっている物が底辺に刺さっていると思います。この多角形の外周は取り外しにおいて非常に重要な役割を担っていますが、交換方法はのちほどご紹介しましょう。

車種によってはエンジンルーム上面に刺さっています。上記の写真はスバルのボクサーエンジンです。水平対向エンジンと言う少し珍しい設計となっているこのエンジンのオイルフィルターは、エンジンルームで交換作業ができるのでDIY派には嬉しい事情でしょう。車の下に潜る必要がないので交換作業が楽ですね。
上記の写真の右の黄色いキャップ左にある黒い丸がそのオイルフィルターです。

一見してわからない?バイクのオイルフィルター

通勤快速マシンとして多くのビジネスマンの足となることの多い125cc以下クラスのいわゆる原付二種にもオイルフィルターは採用されています。しかし車のように、「ここにあるぞ!」と主張はしていません。エンジンの構造上、隠れるように付いてるのでとっても見落としがち。

アドレスV125のオイルフィルターは無交換で良いって言われた!

なぜかそんな嘘を付くバイク屋さんがチラホラあるようですが、無交換で良い訳がありません。と言うよりもフィルターの意味がありません。おそらくそのバイク屋さんはアドレスV125のオイルフィルターを見たことがないのでしょう。スーパーカブなどの50ccクラスのオイルフィルターは茶こしのようなただの網のようなフィルターを採用しています。これはほぼ破損や大きなゴミが詰まっていない限り無交換大丈夫です。しかしアドレスV125のオイルフィルターは紙のような素材の放っておくとボロボロとなる素材なので交換は必要です。メーカーも18,000kmに一度交換と推奨しています。無交換で良い訳がありませんのでしっかり交換しましょう。もちろん交換時期は早めても良いです。エンジンを労わるなら新品にしてあげましょう!

オイルフィルターは手のひらサイズで、車のそれに比べると非常にコンパクトです。このクラスの原付ではエンジンの側面にネジ3本で留まっている蓋があるはずです、今まで気にして見ていなかった人は探してみてください。とてもわかり難いと思います。まるでウォーリーを探せ状態。その蓋を見事探し当てることができれば蓋を開けてみましょう。下記の写真のようなフィルターが確認できると思います。それがオイルフィルターです。
長年交換していなかったフィルターは真っ黒でドロドロとしたオイルが滴り落ちてくると思いますがドロドロの正体は汚れなので即交換しましょう。
※フィルター交換はオイルを抜いた状態で作業することが前提です。まずオイルを抜いてからフィルター交換しましょう。

中型クラス以上のバイクは要注意!

例えばホンダのCB400SFなど一部の車種はオイルフィルターがエンジン外側に堂々と装着されていますが、交換時は注意が必要です! オイルフィルターをわかりやすい場所にあるので特に難易度は低く油断しがちですが、もしも走行後時間が経っていたとしても、エキマニが熱を持っている可能性が高く、少しでも触れると火傷の危険性があります。CB400SFはエキマニのすぐ裏側にオイルフィルターがあるので十分に冷却しましょう。
念のため水などでエキマニを冷やしておくことをおすすめします。

バイクのオイルフィルター交換時期はいつなの?

例えばホンダCB400SFのメーカー推奨のオイルフィルター交換時期はエンジンオイル2回に一度となっています。そしてオイル交換が10,000キロに一度となっているから、20,000キロに一度のオイル交換で良いんでしょ? 普段夏場しか乗らないし走行距離も少ないから何年も変えてない…。と言う人も多いはず。しかしそれではオイルやフィルターが放置している間の露などが原因でオイル内に水分が発生して経年劣化を起こす可能性があります。
バイクのエンジンはとてもシビアです。エンジンオイルはミッションオイルも兼ねているので自動車よりも過酷な状況にあります。走行距離のほかに、「1年または」と言う但し書きをご自身の中で決定事項として考えておきましょう。いずれ経年劣化が原因で痛い目に合うと思えば安い物です。

オイルフィルター交換のやり方!

自動車やバイクなど交換のコツも交えた方法をご説明します。どのエンジンでも共通事項としてまずエンジンオイルを抜いておく必要があるので、オイル交換時の同時作業と考えましょう。

一般的な自動車のオイルフィルター交換方法とそのコツ

一般的な自動車は先ほども言ったように、エンジンの底辺に付いています。探すポイントとしてはエンジンオイルドレンの付近にあります。オイルドレンよりも少し上のあたりを見ると確認できるでしょう。DIYで交換する場合、まず車体をリフトアップする必要があります。フロアジャッキとジャッキスタンドを使用し、潜れる隙間を確保しましょう。
4WDのような車高の高い車はジャッキアップの必要がない場合もあります。このとき車の作業をしているとわかるように、車の下に人がいるとわかるようにしておかないと、誰かが気付かず車を発進させてしまう恐れが考えられるので、鍵を抜くなり目印をしておきましょう。

ジャッキアップは非常に危険性を伴う作業です。もしジャッキスタンドが倒れても車の下敷きにならないように、コンクリートブロックや使用しないホイールなどを車体に下に敷いておき、安全の確保をしましょう。例として下記の写真のようにタイヤ下に敷いても良いのですが、もう少し厚みのある方が好ましいです。
車載工具のパンタジャッキだけで作業を行うことは絶対に禁止! 意外とコケやすいのでリスキー過ぎます。ジャッキスタンドなどがない場合は、厚みのある板に車を登らせる方法もあり、上手に活用すればその方が安定感があるのでおすすめです。

ジャッキアップができたらオイルの抜きます。このとき注意したいのは、走行直後だとオイルが熱を持っていて非常にアツアツです。走行中のオイルは100度を越える可能性もあります。火傷の原因になるので、十分に冷ましてから作業しましょう。
オイルを抜いたらオイルフィルター交換作業の開始です。

一般的な自動車のオイルフィルター交換方法とそのコツ:必要品

まず必要な物はオイル交換が前提な訳ですから、新品のエンジンオイルは必須です。必要量を確認して用意しておきましょう。次にオイルフィルターです。これは車種によって大きさなどが決められているので、しっかり種類を確認して正しい物を用意しましょう。
そして工具です。オイルフィルターレンチが必要となります。これはオイルフィルターに対して適切な大きさの物が必要とです。オイルフィルターの外周が多角形になっているように、オイルフィルターレンチも同じような形になっていると思います。ここのサイズがピッタリ合うことによってオイルフィルターの取り外しができるようになっていて、少しでも小さかったり大きかったりすると合わないので注意して選びましょう。

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上記二枚の写真の通り、多角形になっています。フィルターレンチはどうやって回すの? と疑問になると思いますが、真ん中の穴にラチェットを差し込むか、メガネレンチで回す場合のどちらかです。外し方はネジのように回すだけなので、反時計回りさせれば緩んできますが、このとき隙間からオイルが漏れて出てくるので廃油受けをオイルフィルターの下に移動させ、手などに掛からないように注意しましょう。オイルフィルターを外す作業の前にオイルドレンは締めておいて結構です。
ある程度オイルの漏れが落ち着いたらさらに緩めて外していきましょう。いつ外れても良いように手を下に持てば、オイル受けに落下して廃油が飛び散ったりしないので覚えておいてください。ついうっかり落としてしまうとオイルが顔など、特に目に入ってしまったら大変なことになります。誤って目に入った場合は水で十分に流し眼科で診てもらいましょう。作業は中断です。
そうならないように、念のため保護メガネをかけておくことをおすすめします。

一般的な自動車のオイルフィルター交換方法とそのコツ:締め付け過ぎは厳禁!

上手にことが運べばオイルフィルターは外れたと思います。次に新品のフィルターに交換するのですが、基本はレンチを使用せず手の力で締めていけばOKです。レンチなどで強く締め過ぎると次回外せなくなる可能性があります。外せなくなると非常にやっかいです。あくまでも手の力程度を意識して締めましょう。もし手がオイルでヌルヌル滑る場合はフィルターレンチを使用して、軽く留める程度にすれば良いです。
それができれば新品のオイルを入れましょう。まだジャッキアップしておくことがコツです。オイルを入れオイルレベルゲージで量を確認したら1分程アイドリングしましょう。アイドリング中に一服も良いのですが、オイルフィルターを目視です。もしも上手くオイルフィルターが装着できてない場合は隙間からオイルが漏れてくる可能性があります。漏れが微量でもあれば以上なのでその場合はもう一度やり直しです。

異常がなければジャッキアップを元に戻し、車両を水平にし、もう一度オイルレベルゲージでオイル量を確認しましょう。おそらく少し減っていると思います。これはフィルター内にオイルが溜まったことによるもので異常ではありません。適量までオイルを注入して出来上がりです!

オイルフィルターQ&A!

Q:ディーゼルエンジンでもオイルフィルター交換は必要ですか?

オイルフィルターはガソリンエンジンだけに特化した装置ではありません。もちろんディーゼルエンジンにも採用されています。オイル交換2回に一度は新品に交換しましょう。

Q:ターボ車とノンターボ車では交換頻度は違いますか?

A:基本的にターボ車でもノンターボ車でも交換頻度はエンジンオイル交換2回に一度オイルフィルターを交換しましょうとメーカーが推奨しています。どちらも同じと考えましょう。

Q:ハイブリッドカーのオイルフィルターの交換時期がわかりません!結局どうなの?

A:インターネット上でもプリウスを代表するハイブリッドカーのオイルフィルター交換時期論争と言うのがあります。ハイブリッドカーだから交換は早い方が良いとかハイブリッドカーだから交換は遅くて良いとか。もうなんだかわからいって言う人も多いはずです。まず早い派の人の意見としては、「エンジンの実働時間が走行距離の割に短いから、そうなるとエンジンオイル内にガソリンが溜まってオイルの劣化が激しい。従ってフィルターの劣化も早いから、早く交換した方が良い」と言う意見に対し、「いやいや、実働時間が短いから劣化が遅いんだよ。ガソリンが溜まるってなんだよ?」と、これではどうしたら良いのかわかりませんね。
プリウスの場合、メーカー指定交換距離は15,000㎞でシビアコンディションの場合は7,500㎞と説明書に記載されています。ますますわからなくなりますね。ハッキリ言ってどちらが正しいとは言えませんが、傾向としては短距離移動を繰り返す運転をする人は「早い派」、一度の走行距離が多い人は「遅い派」の方法が適切かと思いますが、道理としては「フィルターの交換は早くて損はしない。遅いと損する可能性がある。」と言えるでしょう。
交換時期は個人の運転の仕方でも変わってきます。ですのでご自身で判断できない場合は整備士さんに見てもらってアドバイスを受けた方が良いでしょう。それぞれの使い方で劣化具合は変わります。

Q:BMWのオイルフィルター交換時期の長さが2~3万キロと長いんですがなぜですか?

A:昔からBMWのオイル交換時期の長さが話題となっています。(BMWはオイルとフィルター同時交換)日本車では考えられない長さで2~3万キロと車種により幅はありますが、さてどうなのでしょうか? 実際BMWの純正オイルでオイル無交換テストを行い、かなりの長距離を走ることが実証されているようですが、実際にはあまりにも長いスパンでオイル交換をしていない場合、エンジンは長持ちしません。10万キロ程度までは難なく走りますが…。
もしも長い間その車と付き合う気があるのなら、日本車のように5,000キロまたは半年に一度の交換をおすすめします。オイルフィルター交換はオイル交換2回に一度しましょう。

Q:メーカー指定距離や推奨距離ってなにが違うの?

A:これはメーカーの説明書に書かれている言い回しが違うだけ思われます。確かに意味は違いますが…。内容は同じなので特に区別はされていません。

まとめ

いかがでしたか? オイルフィルター交換時期の謎は解けましたか? オイル関係のメンテナンスは車の基本です。この記事を参考に早速愛車の状態をチェックしてみてください!
最後までご覧いただきましてありがとうございました!