【車検費用】軽自動車やディーラー車検の費用などこれを見ればまるっと分かる!費用を少しでも抑えたい方必見!

2年に1度来る車検。サイズ別(重量別)に車検費用はことなります。また、車検を受ける整備工場によっても整備費用や代行費用はことなります。少しでもこの車検費用は抑えたいものですが、どのように車検費用を抑えることができるのかわからない方も多いかと思います。車検費用をサイズ別にご紹介し、費用を抑えるポイントもご紹介します。

サイズ別車検費用

自動車を所有するからには、車検を受ける必要があります。現在の車検制度は昭和26 年(1951 年)に制定された「道路運送車両法」の施行からスタートしたもので、主に技術面から「自動車を管理」することで、安全で環境への負荷が少なく、安心して所有し、使用できるものとするという考え方に基づいています。
この車検は、皆さんもご存じの通り車のサイズ別に費用が分かれています。車検の費用は、「法定費用」と「整備費用」に分かれており、「法定費用」については国が定めた金額となり、どこに出しても支払う必要がある費用となります。
この「法定費用」の中には、「自賠責保険料」と「重量税」、「印紙代」があります。

自賠責保険料とは

自賠責保険(共済)は、交通事故による被害者を救済するため、加害者が負うべき経済的な負担を補てんすることにより、基本的な対人賠償を確保することを目的としており、原動機付自転車(原付)を含むすべての自動車に加入が義務付けられています。
支払われる額には限りがあり、例えば被害者が死亡した場合は最大で3,000万円までの支払いとなります。なお、無保険車による事故、ひき逃げ事故の被害者に対しては、政府保障事業によって、救済が図られています。

重量税とは

重量税とは、車の区分や重量に応じて課税される税金となり、車両重量0.5トン毎に課税される仕組みとなっています。1年ごと車の重量に応じて0.5tごとに費用が決められており、車検のタイミングでのまとめての支払いとなっています。
新車からの登録年数が13年経過、18年経過した時点で重量税は加算される仕組みとなっています。その一方で、環境性能に優れた車は、その性能に応じて減税対象となっています。

印紙代とは

車検を取得する際に提出する書類に貼る印紙となります。車検を取得するために支払い手数料のようなものであり、軽自動車と普通車で印紙代の費用は異なります。また、普通車でも車検を取得する方法によっても印紙代は変わります。

軽自動車の車検費用

<車検期間>
・新車登録後3年、以後2年ごとに車検

<法定費用>
・重量税:6,600円(エコカー減税非対象車の場合)
・自賠責保険料:26,370円
・印紙代:1,100円
◎法定費用合計:34,070円

佐渡登録の自賠責保険料:7,820円
沖縄登録の自賠責保険証:12,890円

軽自動車は、重量税が一律となるため、登録する場所によって法定費用が変わるくらいで、軽自動車のサイズなどで法定費用が変わることはありません。

普通車の車検費用

普通車は、5ナンバーの小型乗用車と3ナンバーの中型乗用車に分かれます。小型乗用車とは、自動車の大きさが全長4.7m、全幅1.7m、全高2.0m以下で、ガソリン車の場合は総排気量が2,000cc以内となっています。中型乗用車とは、小型乗用車の基準を1項目でも上回ると、中型乗用車に分類されます。

小型乗用車

<車検期間>
・新車登録後3年、以後2年ごとに車検

<法定費用>
・重量税:16,400円~(0.5t~1.0tのエコカー減税非対象車の場合)
・自賠責保険料:27,840円
・印紙代:1,100円~1,800円
(指定工場での車検取得は1,100円。認証工場での取得は1,700円。ユーザー車検での取得は1,800円)
◎法定費用合計:45,340円~

佐渡登録の自賠責保険料:8,810円
沖縄登録の自賠責保険証:16,400円

中型乗用車

<車検期間>
・新車登録後3年、以後2年ごとに車検

<法定費用>
・重量税:16,400円~(0.5t~1.0tのエコカー減税非対象車の場合)
・自賠責保険料:27,840円
・印紙代:1,100円or1,800円
(指定工場での車検取得は1,100円。認証工場、ユーザー車検での取得は1,800円。)
◎法定費用合計:45,340円~

佐渡登録の自賠責保険料:8,810円
沖縄登録の自賠責保険証:16,400円

普通車の場合は、重量税の違いによって費用が変わります。小型乗用車と中型乗用車での違いは、印紙代くらいとなり、指定工場で車検を取得する場合はその費用も同じとなります。

普通乗用車、重量税の区分について

<普通乗用車、エコカー減税適用車)>
○車両重量  ※車検2年の場合
0.5トン以下 5,000円
~1トン  10,000円
~1.5トン  15,000円
~2トン  20,000円
~2.5トン  25,000円
~3トン  30,000円

<自家用乗用車、エコカー減税非対象車>
○車両重量  ※車検2年の場合 
0.5トン以下 8,200円
~1トン  16,400円
~1.5トン  24,600円
~2トン  32,800円
~2.5トン  41,000円
~3トン  49,200円

<自家用軽自動車、エコカー減税適用車>
車検有効期間2年:5,000円

<自家用軽自動車、エコカー減税非対象車>
車検有効期間2年:6,600円

日本の大衆車、プリウス・フィットの車検費用は?

トヨタのプリウスとホンダのフィット、街中を歩いているとよく見かける車ですね。これらの車の車検費用を調べてみました。

プリウス(ZVW50型)の車検費用

・重量税:新車取得時無料、1回目継続検査無料、2回目継続検査以降15,000円
・自賠責保険料:27,840円(2回目継続検査以降)
・印紙代:1,100円~1,800円
(指定工場での車検取得は1,100円。認証工場での取得は1,700円。ユーザー車検での取得は1,800円)
◎法定費用合計:43,940円~(2回目継続検査以降)
◎点検整備費用:10,000円~50,000円が相場

プリウス(ZVW30型)の車検費用

・重量税:1回目継続検査無料、2回目継続検査以降15,000円
・自賠責保険料:27,840円(2回目継続検査以降)
・印紙代:1,100円~1,800円
(指定工場での車検取得は1,100円。認証工場での取得は1,700円。ユーザー車検での取得は1,800円)
◎法定費用合計:43,940円~(2回目継続検査以降)
◎点検整備費用:10,000円~50,000円が相場

フィットハイブリッド(GP5/6型)の車検費用

・重量税:新車取得時無料、1回目継続検査無料、2回目継続検査以降15,000円
・自賠責保険料:27,840円(2回目継続検査以降)
・印紙代:1,100円~1,800円
(指定工場での車検取得は1,100円。認証工場での取得は1,700円。ユーザー車検での取得は1,800円)
◎法定費用合計:43,940円~(2回目継続検査以降)
◎点検整備費用:10,000円~50,000円が相場

フィット(GK3/4/5/6型)の車検費用

・重量税:新車取得時10,000円~15,000円(本則税率から軽減75%、50%、25%軽減)、初回継続検査以降、15,000円
・自賠責保険料:27,840円(2回目継続検査以降)
・印紙代:1,100円~1,800円
(指定工場での車検取得は1,100円。認証工場での取得は1,700円。ユーザー車検での取得は1,800円)
◎法定費用合計:43,940円~(2回目継続検査以降)
◎点検整備費用:10,000円~50,000円が相場

プリウスとフィットも2回目以降の継続検査では、エコカー減税の適用も本則税率通りとなるため重量税は同じとなります。ただし、フィットはハイブリッド車かガソリン車かによって、1回目継続検査の重量税が免税となるか本則税率になるかという違いがあります。

平成27年5月1日以降に新車新規登録等した自動車についてのエコカー減税適用車についての一覧です。

同じ車種でも型式や類別区分によってエコカー減税の適用が変わっています。車検証の型式指定番号と類別区分番号を見てチェックしてみてください。

平成27年5月1日以降に新車新規登録等した自動車についてのエコカー減税適用車についての一覧です。

同じ車種でも型式や類別区分によってエコカー減税の適用が変わっています。車検証の型式指定番号と類別区分番号を見てチェックしてみてください。

普通車を貨物登録した場合の車検費用について

出典:http://www.hiace.jp/category/1962991.html

.hiace.jp

ハイエースやキャラバンなど、バンタイプの普通車を貨物登録して乗ることがあるかと思います。1ナンバーや4ナンバーと呼ばれるタイプで、小型貨物車、普通貨物車というクラスになります。この場合の車検費用は、3ナンバーや5ナンバーの時とは異なります。
主に車検時は自賠責保険料が高くなります。普通車の場合は、24か月で自賠責保険料27,480円です。これが1ナンバーになると、12ヶ月で24,040円となり、24か月で考えると48,080円と倍近くも高くなるのです。車検は、継続検査の場合毎年になるので、12ヶ月で重量税や自賠責保険を納めます。
これだけを考えると1ナンバーにすると高くなるイメージですが、実は自動車税がかなり安くなり、トータルの維持費では安くなります。

さて、このように3ナンバーを1ナンバーにする際に必要な要件は以下の通りとなります。
・貨物の床面積が1m×1m以上あること
・貨物の積み卸し部分の寸法が80cm×80cm以上あること
・乗車定員5名(3列目シートはなし)
この要件を満たしていたら貨物登録することが可能となります。もちろん、新規登録となるため、それまで車検が残っていても、改めて車検も取得し直すこととなります。

バイクの車検費用について

現在市販されているバイクの中で、排気量が250ccまでは車検はありません。排気量が250cc超から車検があり、一般的には大型バイクと呼ばれるクラスが車検対象となっています。
では、大型バイクの車検費用はいくらなのでしょうか。自動車と同じく、車検時の費用は自賠責保険料、重量税、印紙代となります。
以下が、大型バイクの車検時の法定費用となります。

自賠責保険料:13,640円(24か月)
重量税:3,800円(13年経過の場合:4,400円 18年経過の場合:5,000円)
印紙代:1,700円
◎法定費用合計:19,140円
◎整備費用相場:13,000円~

車検を安く取得するために

2年に1度の車検、普通乗用車の場合は安くても50,000円からの出費となります。法定費用を安くするにはエコカー減税対象車を購入するか、新車登録から13年経過していない車を所有することです。
ただ、法定費用を安くすることはあまり現実的ではなく、手段も限られているので、法定費用以外に発生する整備費用をいかに抑えるかがポイントとなります。

ディーラー車検と一般整備工場との車検費用比較

車検を取得する場合、皆さんはどこで受けていますか? 多くの方は購入した車屋にて車検を取得していることが多いのではないでしょうか。新車で購入した場合は、そのままディーラーにて車検を受けることが多いと思います。
ただ、ディーラー以外にも整備工場や車検工場は街中を見ていても数多くあり、ディーラー以外で車検を取得する手段もあります。ディーラー車検と一般整備工場で受ける車検の違いはどのくらいあるものなのでしょうか。まずは、ディーラー車検についてご説明します。

ディーラー車検について

ディーラー車検のメリットは、信頼性の高い質の良い点検整備を受けられる点にあります。ディーラーとは、自動車メーカーが販売権を与えた、新車販売が認められている車屋のことで、どのディーラーもメーカー指導によって最新の整備技術や施設を揃えています。
この点がディーラー車検の一番のメリットとなり、常に最新の技術指導を受けているメカニックが、最新設備を使って点検してくれます。特に最近の車はハイブリッド車やプラグインハイブリッド、電気自動車などもあり、従来の点検方法以外に独自の点検設備を必要としています。
また、ガソリン車でもコンピューター制御が多くあり、ディーラーのみに提供されている故障診断機でないと判断が付かないような故障も多くあります。
このように、ディーラーで受けないと判断ができない故障も多く出てきているため、安心・信頼という点ではディーラーに出すことが一番です。
しかし、ディーラ―車検は比較的割高になっています。このような最新の設備と技術を使って整備してくれるため、整備費用も高くなっており、整備費用だけで30,000円~60,000円ほどかかります。

<ディーラー車検だと保証が付く>
ディーラーで車検を受けると保証を延長できるサービスもあります。例えばトヨタの場合は以下のような保証延長サービスを受けることができるそうです。
新車で購入後初回車検をトヨタディーラーで受けると、「保証がつくしプラン(3年車検コース)」を有償で付帯できます。これによって、3年で切れる一般保証が2年または10万kmまで延長されます。
そして、2回目の車検をトヨタで受けると、「保証がつくしプラン(5年車検コース)」を有償で付帯できます。新車購入から5年経過しているため、メーカー保証は全て切れます。この保証プランを付帯することで、車検取得後2年間(走行距離無制限)の保証が付帯されます。
このように、ディーラーにて車検を受けると安心の保証サービスを付帯することが出来るという点もディーラー車検のメリットになります。

一般整備工場での車検について

一般整備工場とは、ディーラー以外で車検を受けることができる整備工場となります。ディーラーで受ける車検と比較すると、車検整備費用が安いという点が一番メリット。ディーラーの場合30,000円~60,000円と車検整備費用は割高とご紹介しましたが、一般整備工場の場合は安いところでは車検整備費用が10,000円からとなります。
では、一般整備工場での車検とディーラー車検の違いはどこにあるのでしょうか。まずは、設備の違いです。ディーラーの場合は最新の専用設備を取りそろえていますが、一般整備工場の場合はディーラーにしか供給されないような設備は配備できません。
整備するメカニックに関してはどうでしょうか。ディーラーメカニックは、メーカー指導やディーラー内での研修が定期的に行われており、最新の点検整備方法や最新車種の整備スキルのある方が在籍しています。
ただ、一般整備工場のメカニックの方が劣っているかというとそんなこともなく、そこまで大きな違いはないと思っていもいいでしょう。国家2級整備士の資格を取得しているメカニックが整備を担当し、指定工場を取得している場合は検査員の資格を取得したメカニックが最終検査を行います。
この点は、ディーラーも全く同じとなります。
続いて、部品の供給はディーラーと比較してどうでしょうか。一般整備工場だとディーラーと違ってメーカー指定の純正部品が使えないのではないかと思われる方もいるかもしれませんが、一般整備工場でもディーラーと同じく純正部品が供給されます。販売価格もディーラーと一緒になるので、この点での違いはありません。
最後に、保証についてはどうでしょうか。ほとんどの整備工場では車検に保証を付帯しているところはありません。整備費用を安く設定しているため、車検取得に必要な最低限の整備のみを行います。別途保証を付帯してくれるサービスを行っている整備工場もあるため、必要な方は保証を提供している整備工場を選択してみるのもいいですね。

ディーラ―車検と一般整備工場の比較まとめ

このように比較してみると、特殊な車ではない限りは一般整備工場の方が車検費用は安く抑えることができていいかもしれませんね。ディーラー設備については、車検を取得することだけを考えると必要のない設備もあります。また、最新の車ではなく古い車を所有されている場合は、ディーラーの最新設備も特に使うことがありません。
ただし、輸入車の場合は話が違います。BMWやアウディ、メルセデスベンツなど日本でも人気の輸入車の車検整備は、専門設備が必要となるケースも多々あるため、ディーラーで受けた方が良いこともあります。
輸入車の場合は故障も多く、車検時に直すことが多いです。2年に1度の車検なので、不安なく乗れるようにディーラーにてきっちりと点検を受けることをおすすめします。一般整備工場に出したが、結局直すことができずにディーラーに持ち込むことになるということもよくあります。
もちろん、国産車でもディーラーにて車検を取得することで、車検点検項目以外もチェックしてもらい、不具合を早期発見できるなどのメリットもあります。
最終的には、ディーラー車検と一般整備工場での車検のどちらが良いのかは、ユーザーの方々の判断によるところになりますが、車検費用だけを見たら一般整備工場がおすすめです。

日帰り車検と預かり車検、どちらが安い?

1日車検や45分車検という言葉を良く耳にすることが多いかと思います。日帰りで車検が受けられて、その日のうちに乗って帰れるというものです。ディーラーでも日帰りで車検を受けられるところも出てきています。
その一方で、車を1週間など預けて車検を通してもらうような預かり車検もあります。少しでも安く車検を済ませたい場合、どちらにお願いすると安くなるのかを調べました。

日帰り車検のできる整備工場と預かり車検の整備工場の違い

まず、日帰り車検を受けることができる整備工場について解説します。日帰りで車検を受けることができる整備工場は、専門の認可を国から得ている整備工場になります。指定工場と言い、陸運支局にて実施する検査業務を代わりに実施することが許可されている工場なのです。
この指定工場を取得するためには、国家資格である検査員の資格を持ったスタッフと国家2級整備士の資格を持ったスタッフが2名必要となります。そして、指定工場として運営しても良いかのテストがあります。所定の台数テスト期間に車検を実施し、整備して車検に通しても問題ないと判断した車が、一定数車検にパスする必要があります。
また、車検に必要な業務や知識についての試験も実施されるなど、指定工場になるためには技術的なスキルと専門知識を必要とするのです。
このようにして許可された指定工場は、許可がおりた後は不定期で陸運局からの監査を受け、常に指定工場としての環境が整っているかをチェックされます。
その一方で、預かり車検となる整備工場は認証工場と呼ばれます。こちらも運輸支局の認証を受けた工場となります。ただし、検査を実施することはできず、車検整備に必要となる法定24か月点検の実施が可能な整備工場となっています。
そのため、認証工場では車検整備を終えた後に、最寄りの陸運支局にて検査を受けることとなります。陸運支局は土日祝日休みで、平日も16時までしかやっていないため、認証工場で車検を受ける際は全て預かりとなるのです。

<日帰り車検の費用>
◎法定費用
重量税、自賠責保険料:所定の金額。
印紙代:1,100円
◎整備費用
10,000円~(整備工場により違います)
◎車検代行費用
ほとんどのところで無料

<預かり車検の費用>
◎法定費用
重量税、自賠責保険料:所定の金額。
印紙代:1,700円~1,800円(5ナンバー、3ナンバーによって変わります)
◎整備費用
10,000円~(整備工場により違います)
◎車検代行費用
10,000円~

このように比較すると、多くのところでは指定工場の方が車検費用は安くなります。印紙代は確実に安くなり、陸運支局まで車を持っていく手間もないため、車検代行費用もとっていないところが多いです。
日帰りで車検を受けれて、安いということであれば指定工場を取得している整備工場で車検を受けるのが財布には優しいですね。

一番安く車検をするにはユーザー車検がおすすめ!

ユーザー車検とは、ユーザーが自ら陸運支局に出向いて車検を取得することです。ユーザーが自ら車検を取得することで、業者に支払うような費用を削減できる点が一番のポイントです。
重量税や自賠責保険料については同じで、印紙代は1,800円となります。印紙代は少しだけ割高になりますね。その一方で、整備は自分で行って検査に持っていくということで、自ら整備できる方であれば整備費用も発生しません。また、代行費用もかからないため、純粋に法定費用の負担のみで車検の取得が可能となります。
ただし、きちんと整備した状態で陸運支局に持ち込めるかが問題で、何も整備しないで持ち込んでも検査で落とされることとなります。このようにいきなり陸運支局に持ち込んで落とされることの内容に、予備検査というものを受けることができます。
陸運支局の近くには予備検査場があり、事前に下記の項目をチェックすることができ、且つ調整することも可能です。
サイドスリップ検査・調整、各ブレーキ・スピードメーター検査、ライトの光軸検査・調整、排気ガス検査・調整が可能です。利用料金は、1,500円~3,500円ぐらいが一般的です。ユーザー車検の場合は予備検査を通しておくことをおすすめします。

<ユーザー車検の流れ>
①事前にユーザー車検の予約をする(https://www.yoyaku.navi.go.jp/pc/reservationTop.do)
②必要書類の準備
車検証
自動車損害賠償責任保険証明書 *新旧2枚が必要
自動車税納税証明書(継続検査用) *特定の条件で省略可能
自動車検査票
自動車重量税納付書
継続検査申請書
定期点検整備記録簿(前検査の場合)
③予備検査場にて最終チェック
④陸運支局にて自動車重量税・検査手数料の支払い(印紙・証紙の購入)
⑤自賠責保険の継続加入手続き
⑥納税確認(自動車税を納めていない車は車検を通すことができません)
⑦車検受付
⑧検査ラインへ(初心者ラインがあるので、そこへ並びましょう)
⑨車検証交付

これらの一連作業を行って車検を取得することができます。平日に1日つぶす覚悟でユーザー車検を受けることとなる可能性もあるため、代行費用を支払ってでも業者にお願いした方がスムーズなこともあります。

車検整備の費用をおさえるポイント

車検を受ける際に必要な法定24か月点検。車検時に費用がかさむ要因として、この整備費用で交換が必要な部品が多々でるという場合です。常日頃からのメンテナンスを怠っていなければ車検の際に多額の出費が必要となることもありません。
車検時の費用を抑えるためにも、法定24か月点検の内容を知り、メンテナンスを心がけておきましょう。

法廷24か月点検の内容

出典:http://www.car-inspection.sakura.ne.jp/32.html

car-inspection.sakura.ne.jp

法定24か月点検では、通常走行する上で問題ないかを点検します。リフトアップして、下回りのオイル漏れやブーツやブッシュ類の破れがないかのチェック。タイヤ溝の残数チェック、ブレーキパッドの残り溝残数、ステアリング周りのガタチェック、各種アーム・ロッド類のガタチェックなどを行います。
また、排気ガスのチェックや排気音量のチェックも行います。
車検時に要交換となる整備部位は、タイヤやブレーキパッドの残数が足りていないケースです。それと、ブッシュやブーツなどゴム製品の破れなども良く発生しています。
ゴム製品の破れは、発生してからすぐにメンテナンスを行っていれば、ゴム製品だけを交換するだけで済みます。これを放置していると、ドライブシャフトブーツなどは中のベアリングが焼き付いてしまうなど、多額出費が発生する原因となってしまいます。
2年に1回の車検なので、その時以外整備しないという方は要注意です。新しい年式の車であれば大丈夫ですが、中古車を購入された方は定期的に点検して整備しておくことが、車検時に多額の出費に苦しまずに済みます。

車検を受けたのにすぐに壊れた?!

よくこんな話を聞くことがあります。車検を受けた後にすぐ壊れた。整備をきっちりとやっていなかったのではないかと言われる方もいます。これは合ってもいますが間違ってもいます。
車検を取得するための点検整備は法定24か月点検の項目のみとなります。ようは、この整備項目以外は点検しません。車は数万という部品で構成されており、全てを車検時に点検してもらうと思うと多額の出費が発生します。
車検の際の点検は、車検を通すことが目的での点検です。そのため、車検を通したからと言って壊れない保証はありません。車検で出費が発生した後にすぐ壊れてまた出費。このようにならないためには、費用はかさみますがディーラー車検や保証に入ることをおすすめします。
値段重視で整備工場を選ぶと、最低限の点検項目となるので注意しておきましょう。

まとめ

車検費用と言っても、車両の重量によって全て異なり、ナンバーによっても全て異なります。日本独特のこの車検システムは複雑ではありますが、安心して任せられる整備工場があればそこまで気にすることもありません。
車検費用も様々ですが、点検しないと本当の整備費用は分かりません。車検の際にしか点検しないような車の場合は、法定費用や所定の整備費用だけではおさまらないケースも多々あります。お金をかけずにいると、車検の際に痛い目にあうこともあります。
楽しいカーライフを送るためにも、普段のメンテナンスを心がけて、車検の際もきっちりと点検をしてもらいましょう。