玄人好みの光岡ゼロワン特集!おしゃれさんやツウな人は寄っといで!

知らない人は読んでみてください! 知らないと損しますよ。

光岡?

ミツオカ・MITSUOKA ?

車好きなら当然のように知っている光岡自動車。しかし世間的にはその知名度はイマイチなのも事実ですね。とは言え光岡の自動車は意外と公道で目にすることが多いですよ。いくつかご紹介しましょう。あ! それ見たことある! なんて車種も多いはず。トミカとしておもちゃ屋さんでも売られていますし、USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)でもご覧になれます。

創業は1968年

創業は1968年。もともとディーラーの営業マンだった光岡氏。その接客浸けの日々が肌に合わず退社し、
馬小屋を借りて板金塗装業を営んでいたそうです。その後、中古車を価格の安価な他地域から仕入れてきて販売する、現在の中古車販売業のさきがけとなるビジネスモデルを展開し、事業を展開させていきました。
1979年に法人化し、当時原付免許で運転可能なゼロハンカーシリーズをリリースし、話題となったのも有名な話です。
その後、法改正により原付免許では運転できなくなりましたが、現在に至るまで個性的な自動車ばかりをリリースし続けています。

ゼロワンの前に、光岡の個性的な自動車を見てみよう!

光岡ラセード

え? どこの博物館の車だよ! そんなの運転して良いのかよ! ってなくらい高貴でヴィンテージな雰囲気のあるラセード。全体的に特徴の塊ですが、フロントノーズの長さがかなりロングな設計ですね。タイヤが前方から見える剥き出しのフェンダー、古典的なメッキバンパー、自動車の歴史の初期の頃のようなラッパ型のホーンとまん丸いヘッドライトが一度見たら忘れられない印象として脳裏に焼き付きそうです。
フロントタイヤ左右にはスペアタイヤの収納スペースのような膨らみも見られます。1940年の車だよって言われても納得のフォルムですが、この車、実はベースは日産シルビアです。
シルビアの外観を作り直しているので、内装はまんまシルビア。勘の鋭いシルビアマニアならわかってしまいますが、ドアやリアガラスの形だけ唯一シルビアのまま原型を留めているのでそこで判別可能となっています。
スポーツ志向の強いシルビアですが、こちらのラセードで激しい走りをするのはもったいない気分になってしまいそう。ちなみにUSJのパレードなどではこのラセードをベースにした車両を使用しているので、足を伸ばすことがあるなら探してみてください。特別仕様車となっています。

対称的な二台ですが、下記のシルビアと比べるとドアや屋根の形が同じなのがわかります。

光岡ビュート

街中で見かけることのできる光岡車の一台「ビュート」と過去三代に渡り生産され続けています。ベースは日産マーチです。おしゃれ好きな女性が乗っている印象が強く、光岡のホームページでもベースがマーチだけあって女性をターゲットのしていることが良くわかります。
新車購入は光岡ディーラーとなりますが、中古車では一般的な販売店でも取り扱っているので流通台数の多さも相まって、手にしやすい一台です。

光岡ガリュー

丸いヘッドライトに大きなブレットグリルが特徴的なガリュー(我流)。過去五代に渡って続いている光岡のセダンシリーズです。タクシーなどに良く採用されていた日産クルーや高級車フーガなどがベースとさまざまな車種をベースに作られていました。霊柩車のベースとなっている場合も見かけることもあります。

光岡オロチ

一度見たら忘れられない光岡自動車の車作りの代表的な一台のオロチです。もともとはモーターショーにコンセプトカーとして出展するだけの車でしたが、あまりの反響の良さに一般販売を限定で行った光岡を代表し、日本を代表するスーパーカー。
大型なエンジンですが、スペック上ではお世辞にもハイパワーとは言えない控えめな数字となっていますが、そんなところにも光岡らしさが伺えるのではないでしょうか。生産台数も非常に少ないので目にすることがあればラッキーです!

個性派揃いの光岡自動車の車たちです。まだまだ紹介したいのですが、キリがないのでここまでとします。共通点としては、車に興味のない人にも魅力が伝わりやすく、車好きなら誰もが興味を引くような車作りをしているのが光岡自動車だと言うことです。

光岡ゼロワン

販売期間1994年~2000年

組み立て式自動車として型式認定された日本でも珍しい車のゼロワン。バーキン・セブンをサンプルとして設計されたそうです。パワートレーンはマツダロードスターの物が採用されていて、ロードスター同様1,600ccと1,800ccの二種類のエンジンラインナップとなっていました。
スタイリングはロータス・スーパーセブンを彷彿させるロングノーズ、ショートデッキのオープン2シーターですが、本家よりも少し大柄な車体となっています。

軽自動車より軽い車体

足回りにはダブルウィッシュボーン式を採用し、フレームにはクラッシャブル構造を採用しています。クラッシャブル構造とは衝突時など、衝撃を吸収させるためにわざと潰れる個所と、運転手や同乗者を衝撃からから守るために強固にしたキャビンと、分ける構造にってないっていることです。このようにして衝突安全基準をクリアしています。
この安全基準をクリアするために衝突実験では8台のゼロワンが試験で潰れされたそうです。この安全基準をクリアしないと登録自動車として認可されません。車両重量は720キロと非常に軽量で軽快なハンドリングがこの車の一番魅力ではないでしょうか?

光岡ゼロワンの魅力

軽いハンドリング

この車を購入するにあたって「軽い車に乗りたいから」と言う理由で選択した人も多いはずです。車は軽い車の方がマニアックな人気があります。運転していて楽しさがあり、例え軽トラックでもその気持ちに変わりありません。軽い方が動きがリニアで、「左に行け!」とハンドルを左に回せば、スッと向きを変えてくれる。右に回せばすぐ右に。車両重量のある車では、ステアリング操作をしてから車がロールし、やっと方向転換し始めるといったワンテンポ遅い動きが楽しくない原因でしょうか?
例えばパソコンやスマートフォンでも操作をしてからワンテンポ遅く動き出すとイライラしてしまいますが、敏速に反応してくれれば特にストレスも感じません。車の場合、そのリニアな動きが「操っている」という感触に直結し楽しく思えるのではないでしょうか。

ノンターボエンジン

ゼロワンの前期型は1,600ccで、後期型は1,800ccです。エンジンパワーは前期120馬力と後期130馬力となっています。ちょっと非力じゃない? と感じる人も多いでしょうが実はそんなことはありません。軽自動車のターボモデルはゼロワンと同じくらいの車両重量で64馬力です。乗った経験がある人ならイメージしやすいのですが、そのスペックで十分速い加速が味わえますよね? むしろ慣れていない人なら怖いと感じる程かと思います。
そう考えてみるとゼロワンはその約二倍の馬力です。軽自動車の二倍の加速力とまでは言いませんが、十分な加速力は味えるでしょう。そしてクセなくレスポンス良く吹け上がるノンターボエンジンは気持ちが良いもんです。排気音も軽快で楽器のように楽しめます。

大きなプラモデル

販売終了からそれなりに時間が経過しているので未組立の車両はさすがに存在しないと思いますが、忘れてはいけないのが、もともとは組み立て式だと言うことです。以前雑誌の企画で実際にキットを購入してみるといった記事を見た覚えがありますが、車一台分がバラバラになり段ボールで運ばれてくるとこんなにも場所を取るのかと言う程の荷物だった記憶があります。
組み立てにはエンジンを持ち上げる必要があるので3人から4人はいないと厳しいといった内容でした。ちなみにエンジンは組み立て済みなのですが、シャーシに搭載しなければいけません。おそらくゼロワンの組み立てにおいて最大の難所ではいでしょうか。
そんなプラモデル感覚の車なのでメンテナスや整備性も文句なしにやりやすいようで、パーツも簡単に取り外しや交換も可能です。車イジリが趣味の人にとっては最高のおもちゃになるはずです。

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エンジン載せ替えもイージー

組み立て式、シンプルな構造と言う理由から他車種のエンジンを流用している人も多く、ホンダS2000のVTECエンジンや日産のシルビアのエンジンなど思い思いのエンジンを載せる楽しさがあるようです。もちろんもともとロードスターのエンジンが載っているので、ボアアップなどのエンジンチューニングパーツの種類も豊富です。
調子が悪かったり故障してしまってもどうにかなるような車です。長く付き合えますし、飽きのこない車だと思います。

サスペンションも流用可能!

ダブルウィッシュボーンサスペンションを採用しているゼロワンはサスペンションの取り付けも非常にシンプルです。上下の穴の大きさが合えばいいわけで、あとは長さが好みの車高になればOKです。もちろん減衰力や硬さも重要ですが流用しやすいと言うことがわかりました。
もともとバーキン・セブンを基本に設計されていることもあってバーキン・セブンのサスペンションが簡単に流用できるそうです。流用情報も多く出回っているのでカスタムに困る心配もなそさうなのも嬉しですね。タダでは満足いかない? オーナーさんたちの多いゼロワンならではですね! もちろんゼロワン用としても専用サスペンションなど販売されています。

光岡ゼロワンに時代が追い付いた?

発売当時はイケイケドンドンでしたが…

ゼロワン発売当時は1994年、各メーカー自主規制までパワーを抑えた車ばかり販売していました。それはスポーツカーはもちろんですが、セダンなども同じエンジンを搭載したカッ飛びモデルがあったほどです。いくら規制内の280馬力と言っても実は簡単なことで300馬力を余裕でオーバーするような設計に車種もありました。これは新車の時点でパワーを低く抑えるような「不自然な細工」がしてあり、その不自然な細工を元の「正しい状態」に戻すということで自主規制の280馬力を越える「本来の⁉」パワーが出力できるといった物です。
そんな時代に絶対的スピードを求めないゼロワンが販売されていました。とは言えヒットした車です。最近では燃費が良くランニングコストを抑えた、小排気量でライトウエイトな車が注目を浴びています。車の本来の楽しみはゆとりを持ったスピード域でハンドリングを味わうと言うことだと、やっと理解されたようです。

ゼロワン人気再浮上!

ロードスター、スイフトスポーツ、デミオ、軽自動車系スポーツカーと言った具合に最近ではこのライトウエイトを売りにしたスポーツモデルがとても人気です。ゼロワンの最高速に関しては120キロ出すと挙動が怖すぎてそれ以上求められないと言う感じですが、それ以下のいわゆる交通ルールに従った運転がとても楽しいようです。そんな話も世間に広まりとうとうゼロワンも中古車相場が高騰するほど人気が再浮上しています。
さらに持ち主が手放さないためか、中古車市場では流通台数はごくわずか…。欲しくてもプレミア価格となっています。

気になる中古車相場を見てみましょう

中古車相場は229万円~378万円となっています。流通している車体は走行距離の少ない物が多く、程度も良い傾向にあるのでどれも信頼できる物件と言ったところでしょう。一番信頼できる方法としては光岡自動車でも中古車販売しているので、そこで購入すれば状態の良い車両が手に入ることは間違いないでしょう。ゼロワンの生みの親ですから。

まとめ

ゼロワンを見た目で選んだ人ももれなくその運転の楽しさの虜となるゼロワンです。スーパーセブンが欲しいけど、クラシックカーの領域だし気軽に乗るには抵抗があるな、と感じる人もゼロワンユーザーに多いことも事実です。非常に完成度の高いゼロワンで、エアコンを装着しているモデルもあり、通勤などにも十分使用できます。
唯一欠点は、サスペンションを固めると車重が軽いせいで衝撃がダイレクトに伝わるそうです。マフラーを排気音の大きい物にすると排気音もダイレクトに伝えわるそうで、屋根を付けてもバイクのような車のような感覚となっています。それを欠点と言うのもこの車には失礼な話かもしれませんが、例えそのような「欠点」があってもオーナーさんたちが安易に手放さない魅力がこの車にはあると言うことを忘れないでください。
ゼロワンの乗って文句を言った人を見たことがないので、夢中になれる車をお探しの方は一度ゼロワンを体感してみませんか? きっと満足いくはずです。
最後までご覧いただきましてありがとうございました!