【スペーシア カスタム】進化し続ける軽トールワゴン

スペーシアのカスタムモデルとして人気を博している「スペーシア カスタム」。ライバル車も多い中でスズキが誇る環境性能や安全技術を投入され、その存在感にますます磨きがかかっています。今回は、後期モデルとなった2016年現在も人気のスペーシア カスタムについてまとめてみました。

スペーシア カスタムとは?

スペーシアカスタムとは、スズキが製造・販売している車高の高い軽ワゴンです。パレットの実質的後継車として2013年に発売開始された「スペーシア」の高性能スポーティモデルとしてラインナップされています。

スペーシア カスタムの名前の由来

軽自動車の域を超えた広い室内空間をもつスペーシア カスタム。ベースモデルのスペーシアとともに2代目パレットとして開発されていましたが、特徴となっている広い室内空間をネーミングからも連想できるようにとの声が多く、英語で「空間」を表す「space」より名付けられました。車の名前によくある造語ではなく、「space」という単語を用いることで、直線的に広い空間を消費者に印象付けることができます。

スペーシア カスタム開発の狙い

2008年より発売されていた「パレット」の後継車種としてデビューした「スペーシア」及び「スペーシア カスタム」は、前述の通り、当初はパレットの名前を引き継ぐ予定のモデルでした。それが車名を変えて発売されることになった背景として、室内寸法、軽量化、燃費性能などに大きな進歩があったためとされています。背を高くすれば空力性能が落ち、燃費が落ちるという難題をスズキの開発者がクリアしたことで販売に至った車であり、居住性と燃費の二大需要に応えるべくデビューしたのが「スペーシア」「スペーシア カスタム」です。

スペーシアとの違い

スペーシア カスタムのベースとなっているスペーシアは、スズキが誇る売れ筋モデルで、グリルのないフロントデザインが特徴的で、フロントライトなどがスペーシア カスタムとは異なる形状となっています。内装などは共通な部分が多く、ターボ車のあるスペーシア カスタムに対してスペーシアは自然吸気エンジンのみのラインナップです。

スペーシア カスタム(MK32S・MK42S)の特徴

2013年より発売されているスペーシア カスタムは2015年5月にマイナーチェンジを実施し、2016年現在は後期モデルとして発売されています。車のウリにもなっている広い室内空間は、このモデル最大の特徴となっています。またマイナーチェンジ後のモデルは、スズキ独自の技術でもある「S-eneCHARGE」搭載エンジンを搭載しています。

静粛性と燃費性能に優れたSエネチャージ

Sエネチャージとは、スズキの独自技術のひとつで、発進後から加速時にモーターの力でエンジンをアシストするハイブリッド機能です。減速時には発電及び充電を行い、アイドリングストップ時は燃料をカット、エンジン再始動時は静かでスムーズな再始動を行います。発進から加速時には、強力なモーターアシストをし、トータルで軽自動車トップクラスの燃費を実現しています。

進化したターボエンジン

力強い加速と安定した走行性能を誇るターボエンジンを搭載するスペーシア カスタムは、ターボエンジンでありながらSエネチャージ採用で、クラストップの低燃費を実現しています。他を圧倒する動力性能とクラストップの低燃費という相反するとも言えることを両立した画期的なエンジンです。

スペーシア カスタムの購入諸費用・維持費・車検代

一般乗用車に比べて購入時の諸費用や維持費が安いと言われているのが軽自動車です。実際にどのくらいの費用が発生するのか気になるところです。ここでは大まかな費用について探っていきます。

新車購入費の諸費用について

スペーシア カスタムを新車で購入する場合、車両価格にオプション代、税金や手数料などの諸費用を含んだ乗り出し価格を考慮する必要があります。車両価格のおおよそ15%が諸費用の目安とされており、スペーシア カスタムXSターボを例にとると、車両価格1,717,200円の15%にあたる約25万円ほどが諸費用として必要となります。尚、この金額については値引きなどで前後する可能性があります。

燃費や税金などの維持費について

購入したスペーシア カスタムを所有していく上で、最も考えなければいけないのが、ガソリン代、軽自動車税、保険費用などの維持費です。軽自動車は普通自動車に比べて維持費が安いのがメリットと言われています。年1回納税の義務がある軽自動車税は、10,800円と増税されたにも関わらず、普通自動車に比べて圧倒的に安いのが、軽自動車です。ガソリン代は、昨今のハイブリッド車ブームで、普通自動車の燃費性能が向上しているため軽自動車と普通自動車の違いが明確ではなくっていますが、それでも軽自動車トップクラスの燃費性能を誇るスペーシア カスタムは、満タン給油時(27L)の走行可能距離も550km以上と長いのでガソリン代の節約にもなります。

スペーシア カスタムの燃費はどうなっているの?

658cc直列3気筒「R06A」型エンジンには圧縮比を従来の11.0から11.5に上げたり、EGRシステムを採用するなど、燃焼効率を高めるための改良が施されらしいのですが、ほとんどのドライバーにはピンと来ない地味な改良って感じでしょうか。
さらに、今回は「S-エネチャージ」が搭載されました。これにより、減速エネルギーをリチウムイオン・バッテリーに充電し、その電力でモーターを回して発進後や加速時にエンジンを最長30秒間アシストする機能が加わり、走りや燃費向上にさらなる進化を遂げたことになります。
データ的には自然吸気FFで燃費が29km/Lから32km/Lに、4WD車は26.8km/Lから29.0km/Lに向上しています。因みにスペーシア カスタムのFF車は30.6km/Lとなっております。

スペーシア カスタムの車検費用について

スペーシア カスタムは新車購入後は3年、その後は2年ごとに車検を受けることが法律で定められています。その際に必要となる費用は、法定費用と点検・整備費用の2種類に分けられます。法定費用は、自賠責、重量税、印紙代などが含まれ、全国一律で36,570円が必要となります。また車検の際には、点検整備なども必要となりますが、こちらは車検を受ける場所によって金額に差があり、初回車検では、法定費用+30,000~60,000円となっています。

スペーシア カスタムの気になる値引きは?

車を購入するにあたり最も気になることが値引きで、この金額の大小で支払い額も変わってくるので買い手としては非常に気がかりです。スペーシア カスタムの場合、期待できる値引き額は約15万円となっており、下取り車やオプションなどにより多少前後します。

スペーシア カスタムのエクステリア(外観)の特徴

背の高いトールワゴンの代表格でもあるスペーシア カスタムは、後部座席や荷室がいかにも広い印象を持つスタイリングをしていますが、エクステリア最大の特徴はフロントマスクにあります。メッキされたフロントグリルが装着されたフロント部分は、一目でスペーシア カスタムとわかる迫力あるデザインです。またベース車両となったスペーシアともヘッドライト形状など明確な違いがあります。

スペーシア カスタムのインテリア(内装)の特徴

機能的に配置され操作性抜群のスイッチ類、目の負担を軽減し視認性が良いメーターなどが快適なドライブ環境を実現してくれるインテリアは、軽自動車トップクラスの質感を持った内装といえます。ハンドルを握ったその時から、どこまでも走っていきたいと感じる心地良さがあり、家族での移動も窮屈することなく快適に過ごせます。

スペーシア カスタム(MK42S)のラインナップ

2015年にマイナーチェンジされ後期型(MK42S)となったスペーシア・カスタムには自然吸気エンジンとターボエンジン搭載のモデルが存在しており、購入の際は予算や装備などにより複数のグレードから選ぶことができます。

GS系モデル(全8グレード)

スペーシア カスタムのベースグレードとなるGS系は、縦6連のLEDイルミネーションランプがフロントバンパーに組み込まれていないモデルです。ホイールは上位モデルのXSよりも一回り小さくなっていますが、フルオートエアコンや運転席シートヒーターなどの快適装備が充実しています。

GS:1,528,200円(2WD)、1,649,160円(4WD)
GS・デュアルカメラブレーキサポート装着車:1,603,800円(2WD)、1,724,760円(4WD)
GSターボ:1,603,800円(2WD)、1,724,760円(4WD)
GSターボ・デュアルカメラブレーキサポート装着車:1,679,400円(2WD)、1,800,360円(4WD)

軽の常識に、ビッグサプライズ!スズキ 軽自動車 スペーシアカスタムの車種情報ページです。軽自動車 スペーシアカスタムの様々な情報がご覧いただけます。

XS系モデル(全8グレード)

スペーシア カスタムの上位グレードモデルでもあるXS系は、縦6連のLEDイルミネーションランプや15インチアルミホイールが標準となり、快適装備がより充実しています。フルオートエアコンはナノイー搭載となっています。

XS:1,641,600円(2WD)、1,762,560円(4WD)
XS・デュアルカメラブレーキサポート装着車:1,717,200円(2WD)、1,838,160円(4WD)
XSターボ:1,717,200円(2WD)、1,838,160円(4WD)
XSターボ・デュアルカメラブレーキサポート装着車:1,792,800円(2WD)、1,913,760円(4WD)

軽の常識に、ビッグサプライズ!スズキ 軽自動車 スペーシアカスタムの車種情報ページです。軽自動車 スペーシアカスタムの様々な情報がご覧いただけます。

割安感のある新古車

スペーシア カスタムをよりお値打ちに購入したい場合に、新車ではなく新古車を考えてみるのも一つの購入方法です。ナンバー登録済の未使用車なので扱いは中古車となりますが、新車同然のスペーシア カスタムが安く買えるので、予算を抑えたい場合にはおすすめの方法です。

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次期スペーシア カスタムのモデルチェンジ情報

2013年のデビュー後、2015年にマイナーチェンジを実施し後期モデルとなったスペーシア カスタムは、ベースモデルとなっている「スペーシア」が2017年7月頃にフルモデルチェンジを予定していることから、同日もしくは1ヵ月ほど経過した後にフルモデルチェンジされる予定です。また一説には2017年のフルモデルチェンジが2018年にずれ込むとの噂もあり、正確な情報についてはメーカーのプレスリリースなどに注視する必要があります。

スペーシア カスタムの過去モデル(MK32S)をご紹介

出典:http://www.goo-net.com/car/SUZUKI/SPACIA_CUSTOM/DBA-MK32S.html

スペーシア カスタムGS/XS(DBA-MK32S)

2013年より発売されていた658cc自然吸気エンジンのモデルで、当時軽自動車としては活気的なエネチャージ、新アイドリングストップシステムを搭載し、トップクラスの燃費を実現したモデルです。JC08モード燃費は26.8km/L(4WD)~27.8km/L(2WD)となっており、実燃費においても使い方にもよりますが18.0~19.0km/Lを記録しています。

スズキ スペーシア カスタム GS / XS / XSリミテッド 2013年登録(660cc MK32S CVT FF レギュラー)の平均燃費:18.26km/L。全国のオーナーからの燃費情報を元にした実燃費が分かります。クルマの乗り方によっても燃費は大きく異なります。車レビューも参考になります。

スペーシア カスタムTS(DBA-MK32S)

2013年から2015年のマイナーチェンジまで発売されていたモデルで、658ccターボエンジンを搭載していました。ターボ車であるにもかかわらずエネチャージを搭載することで、ターボ車としてはトップクラスのの燃費(2WD車は26.0km/L、4WD車は25.0km/L)を実現し、エコカー減税の対象車にもなっていました。

スズキ スペーシア カスタム TS 2013年登録(660cc MK32S CVT FF レギュラー ターボ)の平均燃費:17.1km/L。全国のオーナーからの燃費情報を元にした実燃費が分かります。クルマの乗り方によっても燃費は大きく異なります。車レビューも参考になります。

豊富な流通量を誇るスペーシア カスタムの中古車

出典:http://www.goo-net.com/php/sales_records/detail.php?baitai=goo&area_cd=19&goo_car_id=700110116630160827001

スペーシア カスタムの中古車を購入対象としてお考えの場合、参考となる情報サイトがGooネットです。全国津々浦々を網羅し厳選した優良中古車を掲載しており、スペーシア カスタムについても豊富な流通量を誇っています。中古車市場での人気が高い車種で需要も多いことから、中古車供給体制もしっかりしており、数あるモデルから好みのモデルを選ぶことができます。

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スペーシア カスタムの改造

スペーシア カスタムは、その名の通りスペーシアのカスタム仕様としてスズキが販売している純正カスタムカーです。ノーマルでもそれなりにカスタムされているのですが、マフラー交換やローダウンなど独自の改造をしているケースも多く、カスタムしやすい車としても有名で、パーツも多く販売されています。

スペーシア カスタムのリコール情報

スペーシア カスタムは2013年のデビューより2016年11月現在の間に3度のリコールを行っています。厳密に言えばサービスキャンペーン対象ですが、無償修理の内容は次の通りとなっています。

(1)2013年7月:前席シートベルトにおける不具合の無償修理
(2)2016年4月:電子制御スロットル不具合における無償修理
(3)2016年8月:4WD車 デフオイルが漏れる不具合の無償修理

スペーシア カスタムの口コミ・評価・感想

燃費のよさはもちろんだが、パッケージングにおいてもスペーシアカスタムの実力は侮れない。背が高く、ガラス面積の広大なキャビンは広々。左右別々にスライド可能な後席は荷物の量に応じて前方に移動することが可能で、前方にスライドさせても足元が窮屈になることもない。リヤ両側スライドドアの乗り降りもしやすく、子供やお年寄りにもやさしい造りとなっている。搭載されるターボエンジンも実用域から力強く、小型車並みのゆとりある走りが確かめられる。この扱いやすさに慣れてしまうと、NA車の必要にして十分な動力性能に物足りなさを感じてしまうほどだ。カスタムだからといって乗り心地も悪くなく、ファミリーユースとしてはピッタリのパフォーマンスを備えていると言えよう

出典:www.goo-net.com

背の高さを十二分に活かした室内空間は軽自動車の中でもトップクラスの居住性能を誇り、リアの両側スライドドアはご年配の方や子どもの乗り降りにも配慮したユニバーサルデザインで評価の高い一台です。低燃費を実現したターボエンジンは、力強くパワフルで軽自動車の域を超えた走りを楽しむことができます。

スライドドアの軽自動車を色々試乗して選んだが、アイドリングストップからの始動が一番静で満足している。そしてベースグレードにタコメータがついているのはスペーシアだけ。アイドリングストップを搭載している車種にこそタコメーターが必要だと感じる。広い後部座席と静かな室内で全体的に満足。

出典:www.goo-net.com

スズキが誇る「Sエネチャージ」は静粛性も抜群な独自技術で、ユーザーの評価も非常に高くなっています。特にアイドリングストップ後のエンジン再始動から加速にいたるまでの静かさはクラス随一で、他を寄せ付けない技術です。優れた静粛性と後部座席の快適な居心地は、小さな子どものいるファミリー層に最適です。

スペーシア カスタム最大のライバル車:ダイハツ タントカスタム

圧倒的な存在感を誇示するフロントフェイスは、スペーシア カスタムさえも大人しく感じてしまう堂々たる風格です。助手席側はセンターピラーがなく驚くほどに大開口なミラクルオープンドアが最大の特徴です。エンジンはNAとターボの2種類で、どちらの燃費性能も軽自動車トップクラスの実力を誇り、販売台数も好調な車種です。

ダイハツ タント カスタム公式ホームページ。製品の詳細情報から、ダイジェストでのプロフィール紹介、オンライン見積やお店検索などをご覧いただけます。

スペーシア カスタムのまとめ

洗練されたインテリアと存在感あるエクステリアで人気のスペーシア カスタムは、軽自動車トップクラスの居住性と燃費性能を誇り、スズキならではの革新的な技術に下支えされた画期的なモデルです。アイドリングストップとの組み合わせで驚くほどの静粛性を発揮するSエネチャージは、ハイブリッドシステムとして高い評価を得ています。2017年~2018年に予定されているフルモデルチェンジでは、更なる進化が期待されるモデルです。