【水素自動車価格】気になるお値段は?でもすぐには手に入らないんです。

水素自動車ってどうなっているんでしょうね。今現在、手に入る水素自動車はトヨタの“MIRAI(ミライ)”だけなのですが、そのミライもすでに3年を超えるバックオーダーを抱えています。予想以上の注文に生産ラインを増やして対応しているようですが、世界中から注文が殺到していますから仕方がありませんね。他社が対向車種を開発してくれれば、この状況も変わってくるのかもしれませんから、大いに期待して待ちましょう。

水素自動車の価格

現時点では水素自動車の価格=トヨタミライの価格ですから、ミライについて考えてみましょう。MIRAIは、2014年12月15日に発売されました。納車時期は2019年ごろの見通しとのことです。3~4年後には、街中にMIRAIが溢れる光景が見られるのでしょうか。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E3%83%BBMIRAI

“トヨタが燃料電池車を2015年に市販へ”
2013年秋の東京モーターショーでトヨタ自動車が発表したニュースは、衝撃とともに世界を駆け巡りました。燃料電池車(FCV)はダイムラー、ゼネラルモーターズ(GM)、フォードなど、世界の名だたる巨大メーカーたちが、“2010年までに市販する”という目標のもと、躍起になって研究開発をしました。
ですが、どれも実現されていませんでした。急にトヨタが“市販する!”と名乗りを上げたものですから、ポジティブな期待よりもにわかには“信じがたい”という声がほとんどでした。

そんな予想とは裏腹に、予告された2015年を待たずに量産型がデビューしたのです。2014年11月18日、世界初の量産FCV“MIRAI(ミライ)”を12月15日に発売すると発表したのでした。

現在、バックオーダーは3年以上というミライ。すぐにオーダーしても2019年以降にしか手に入らないということですね。
そんなミライの販売価格は7,236,000円(税込)です。
“さすがに700万円越えはちょっと”と言いたくなりますが、ここからが凄い話なんです。まず、燃料電池自動車購入補助金制度があるんですね。なんと最大で202万円なんですって。つまり、車輌本体価格が5,216,000円になってしまうのです。
さらに、都道府県ごとに補助金が用意されていて、関東圏だと101万円というところが多いですね。最終的には4,206,000円で購入できるってことです。半額とは言いませんが、なんと42%オフじゃないですか!
さらにエコカーですから自動車重量税や自動車取得税の減税も受けられます。登録する際には自賠責保険料と車庫証明や登録手数料が必要になりますので、総額で450万円弱くらいで未来が手に入る計算になります。自動車重量税は、3年後の継続車検時にも免除されますし、登録した翌年の自動車税も減税を受けられますので、維持していく上でもメリットがあります。

ずいぶん現実的な数字になってきましたね。車両価格420万円ともなれば、クラウンアスリートやBMW3シリーズ、メルセデス・ベンツCLAあたりの価格帯です。車格的にはミライが少し劣るかもしれませんが、とにかく中身が未来ですからその付加価値は大きいはずです。

スペックなど

乗車定員:4人
ボディタイプ:4ドアセダン
エンジン:固体高分子型FCスタック(型名:FCA110)
モーター:3JM型 交流同期電動機
最高出力:FCスタック 155ps
     モーター 154ps
最大トルク:モーター 34.2kgf·m
変速機:なし(モーター直結)
駆動方式:FF
サスペンション:前 ストラット式コイルスプリング(スタビライザー付)
        後 トーションビーム式コイルスプリング
全長:4,890mm
全幅:1,815mm
全高:1,535mm
ホイールベース:2,780mm
車両重量:1,850-2,070kg
プラットフォーム:トヨタ・新MCプラットフォーム

燃費は?

ガソリンエンジン車との違いは数々あれど、究極のエコカーたるミライはお財布に対してどれほどエコなのでしょうか。単純比較はできないものの、“1km走行あたりの燃料代”という考え方で計算してみます。イワタニが発表した水素の価格が1,100円/1kg(税別)で、遅れてJX日鉱日石エネルギーが1,000円/1kg(税別)で販売することを発表しています。

ミライの水素タンクは2個あるのですが、合計容量は122.4Lとのことで、実際のタンク仕様圧力は70Mpaです。1Mpa=10.197気圧(kgf/cm2)ですから70Mpa=713.79気圧(kgf/cm2)です。タンク容量は122.4Lですから、122.4×713.79=87,367.896、つまり常圧では87,368L分の水素を充填できるということです。
水素1kgは水素ガスと液体水素諸元換算表によれば11.2m3(立方メートル)とのことですので、水素充填容量を87,368L=87.4m3と変換して、87.4/11.2=7.80kgとなります。1kgの水素代金が1,000円/1kg(JX日鉱日石エネルギーの場合)ですから、7.8×1,000=7,800円(税抜)となります。ミライの満タン時での航続距離は650kmとのことですから、7,800/650=12円/1km(税抜)ですね。

ガソリン車と比べても遜色ない数字ではないでしょうか。あとはやはり水素ステーションの拡充が急務ということですね。ガソリンスタンドほどとは言いませんが、水素ステーションへ行くために何キロも走行していては本末転倒というものです。

まとめ

いかがでしょう。450万円程度で手に入ると言われると少し心が動きますよね。でも、自分の行動範囲内で水素ステーションを見たことがありません。もう少し様子見なのかもしれませんが、速く乗りたい気もします。他社から対向車種が出てくれればもっと面白いことになりそうな気がしますね。