自分でタイヤ交換って難しい?いいえ、簡単です

クルマを運転している限り、いつどこでタイヤがパンクするなどのトラブルに見舞われるかは分かりません。タイヤ交換は、自動車教習所でも習う基本的な技術ですが、普段はあまりやらない作業なので忘れている人も多いのでは? 今回は、簡単にできるタイヤ交換の方法についておさらいしてみましょう。

クルマのトラブルの代表格タイヤのパンク

クルマを運転している限り様々なトラブルに遭遇しますが、なかでもタイヤのパンクは、ロードサービスの出動理由のトップ3に上げられる代表的な自動車トラブルといえます。
タイヤのパンクは、日頃から空気圧や傷や異物などの点検をすることでリスクを減らすことができますが、走行中に突起のある物を踏んでしまったり、少しずつ空気が抜けるスローパンクチャーなど、いつどこで発生するか分からないトラブルです。そのためにもタイヤ交換は、それほど難しくないので、ぜひとも覚えておきたい技術です。

タイヤトラブルの代表格はパンクですが、一口にパンクと言っても、ゆっくりと空気が抜けていくスローパンクチャーや、タイヤが破裂するバーストなどがあります。特に高速道路では、夏と冬を問わず全トラブルの、実に30%を占めています。

出典:www.jaf.or.jp

タイヤ交換を始める前に

平らで見通しの良い安全を確保できる場所で行ないましょう!

運転する前に日常点検でタイヤのパンクが発見できれば良いですが、走行中に異常を感じたら、慌てずに周囲を確認しながら安全な場所に車を停車させましょう。
高速道路や、峠道や急カーブなどの見通しの悪い場所を走行していた場合は、追突事故などの危険性があるので、平らで見通しが良い安全な場所にクルマを停めて、ハザードランプを点灯させたり、クルマの後方に三角表示灯を設置したりして、後続にトラブルを知らせましょう。
高速道路上など、安全が確保できそうにない場合は、無理をせずにJAFなどのロードサービスを利用しましょう。

エーモン 6648 三角停止板

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タイヤ交換に必要な工具は、自動車に標準で装備されている

クルマを購入時にタイヤ交換に必要な工具をもらえる場合がありますが、最近は、パンク修理キットを搭載している場合も多くなってきました。
いざという時に焦らないように、事前にスペアタイヤと工具があるか確認しておきましょう。また工具がない場合は、カーショップやホームセンターなどで忘れずに購入しておきましょう。軍手や作業用手袋は、色々な場面で役立ちますので、何組か多めに用意しておくとよいでしょう。

Meltec ( メルテック ) パンタジャッキ 機械式1t F-72

¥1,601

コンパクトなのでクルマに積んでいてもかさばらないオーソドックなパンタ型ジャッキ

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ASH L型ボックスレンチ21mm LB0021

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たいていクルマに標準で用意されているホイールナットを着脱するのに使う工具です。購入する場合は、ナットのサイズを調べてから適した物を選びましょう。

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BAL ( 大橋産業 )クロスレンチ 17-23㎜ 1405

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雪の多い地域などタイヤ交換を頻繁にする行なう人は、クロスレンチが便利なので使用をおすすめします。

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KTC (京都機械工具) アルミホイルキャップレンチ AH102

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ホイールカバーや、センターキャップを外すときに使用する専用工具。

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快適生活 特紡軍手 お買得3双入

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軍手は、タイヤ交換以外にもエンジンルームの点検や、車内の清掃などあると便利です。安価なのでいくつか多めに用意しておきましょう。

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正しいタイヤ交換の手順

クルマのエンジンを止め、タイヤ止めを設置

クルマをジャッキアップすると不安定な状態となってしまい、タイヤ交換の作業中にクルマが動いてジャッキが外れるなどの事故やケガにつながります。

クルマを平坦で安全が確保されたスペースに止めたら、AT車ならシフトレバーを必ず「P」に入れて、エンジンを止めてサイドブレーキをしっかりとかけましょう。またタイヤ交換を行なうタイヤの対角にあるタイヤ(フロントの右タイヤを交換するならリアの左タイヤ)にタイヤ止めをセットしましょう。

BAL ( 大橋産業 ) タイヤストッパー ゴム製 2個入り 2245

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平らな場所でもタイヤ交換時に、何かの拍子でクルマが動くと大変危険です。必ずタイヤ止めを設置して作業を行ないましょう。

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ジャッキを車体の所定の場所に設置する

車体の底を覗いてタイヤの近くに切り欠きや出っ張りで目印がしてあるジャッキアップポイントを探しましょう。見つけられない場合は、クルマの取扱説明書で確認しましょう。
ジャッキをジャッキアップポイントに設置したらクルマが浮かない程度までジャッキアップさせます。
ここでタイヤを浮かせてしまうと、ナットを外そうとした時にタイヤが空転して作業が進まなくなるので気をつけましょう。

ホイルカバーを外し、ナットを緩める

スチール(鉄製)ホイールを使用していてホイールカバーが装着されている場合は、マイナスドライバーなど先端が平らになっている工具を使用して外しましょう。
キャップを外し終えたらナットをはずさない程度に、軽く緩めていきます。完全にナットを外してしまうと、ジャッキアップした時にタイヤが外れてしまい、思わぬ事故やケガにつながることがあります。

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アルミホイールの場合、センターキャップでナットを隠しているものがります。専用の工具でキャップを外しましょう。

ジャッキアップしてタイヤを外す

ジャッキを使って、タイヤが完全に地面から離れるまでジャッキアップしていきます。スタッドレスタイヤに交換する場合は、夏用ノーマルタイヤよりも径が大きいので、少し高めにジャッキアップします。
ジャッキアップしたら、ナットを外してタイヤを外します。先にナットは緩めてあるので、レンチなどの工具を使わなくても手ではずせると思います。

タイヤを交換して、ナットを軽く締める

スペアタイヤなど交換用のタイヤを装着したら、ホイールナットを締めていきます。このとき、ナットは対角線上の位置にあるナットを締めていくことで、バランス良くタイヤを装着することができます。

ジャッキを下ろして、ナットをしっかりと締める

ジャッキをおろしたら、さらにナットを締め増していき完了したらタイヤ止めをはずして終了です。

JAFによるタイヤ交換の説明動画

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JAFが教える女性でも簡単にタイヤ交換ができる方法を説明した動画です。

タイヤ交換の際に支払う工賃。ショップによって金額はばらばらですが、一般的な相場と工賃が上がってしまう場合の例をご紹介します。また、自分でタイヤを交換する際の手順などもご紹介します。

まとめ タイヤを交換する時の注意点

近年、自動車教習所でもタイヤの交換方法を教えていますが、実際に作業をしたことがないと、なかなか分からないと思います。タイヤ交換の作業は難しいものではないので、時間があるときにスペアタイヤや工具の場所を確認しながらタイヤ交換をしてみると、いざという時に困りません。

またスペアタイヤは、緊急用のタイヤで長距離を走るためのものではありませんので、80km/h未満の低速で走行し、速やかにタイヤ専門店やガソリンスタンド、修理工場でタイヤの修理をしてもらいましょう。

●駆動輪がパンクしてしまった場合、例えば後輪駆動であれば、前輪のタイヤを後輪のパンクした箇所に装着し、代わりにスペアタイヤを前輪に装着します。
 (車種によって前輪・後輪のサイズが異なり、付け替えができない場合があります)
※スペアタイヤの種類や車種によって、注意すべき点が異なります。事前にご確認ください。

出典:tyre.dunlop.co.jp