【ホンダFCXは世界初の燃料電池車】FCXの誕生から国内流通までをご紹介!

ホンダFCXは、燃料電池車として開発されました。燃料電池車ということがよくわからない…という方も大井かと思いますので、仕組みや歴史などもきっちりご紹介します!

「FCX」ってどういうクルマなの?

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BBFCX

FCX(エフシーエックス)は、本田技研工業(以下、ホンダ)かつて生産・リース販売していた燃料電池自動車のことです。固体高分子形燃料電池とウルトラキャパシタを電源とするハイブリッド車で、2002年よりアメリカ合衆国、日本で約20台がリース販売されました。
2002年10月、FCXプロトタイプが発表され、同年12月に日米両国でリース販売が開始されました。アメリカ政府による燃料電池車販売認定を受けた燃料電池車として世界初のクルマとして話題を集めました。燃料電池スタックの最高出力は78kW、燃料タンクはリア床下に68Lと88Lの合計156.6L、最大充填水素量は350気圧で、水素重量は約3.75kgとなっています。ウルトラキャパシタは静電容量は8.0F、エネルギー密度は3.9Wh/kg(2.7V~1.35V/セル放電時)、出力密度は1.5kW/kg以上です。モーターはトルクが238N・mから272N・mへと約15%向上し、最高回転数が11,000rpm、最高効率は97%、平均効率は93%以上(LA-4モード走行時)で、最高速度は150km/hとされています。

燃料電池車っていったいなに?

※イメージ画像

燃料電池自動車(英語: Fuel Cell Vehicle:FCV)とは、搭載した燃料電池で発電し電動機の動力で走る車のことをいいます。燃料電池自動車は搭載した燃料電池で燃料から発電し電動機を動かして走るクルマです。水素を燃料として用いる燃料電池自動車については走行時にCO2(二酸化炭素)、またCO・NOx・SOx(一酸化炭素・窒素化合物・硫黄化合物)などの大気汚染の原因となる有害物質を排出しないという非常にクリーンなエンジンを持つクルマです。数分程度の燃料充填で数百kmの走行が可能という点は、充電に時間がかかり走行可能距離も短い電気自動車よりも利便性が高く、現在国もかなり本腰を入れているようで、各メーカーに研究や開発を薦めている状況です。

FCXの研究開発が終了し、FCXクラリティへ。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BBFCX%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3

2002年発売のホンダ・FCXに続き、ホンダがリース販売する2機種目の燃料電池車が「FCXクラリティ」です。コンパクトハッチバックであったFCXに対し、低床低全高のセダンを採用しています。ホンダによると2007年11月の発表以来、世界中の8万近くの人々が興味を示したとされ、生産は2008年6月から開始されると報告されました。実際に、2008年6月にはアメリカで最初の燃料電池自動車の5人の顧客が発表され7月頃に納車されています。2008年7月からリースが始まり、日本では官公庁と一部法人のみが対象となっており、11月に第一号車が環境省へ納入されています。リース料金は月額84万円と高額。また2009年・2010年の1月2日・3日に開催された箱根駅伝では大会本部車として関東学生陸上競技連盟に貸与の上、冬季公道走行試験を実施しました。冬の箱根という悪条件の中、低温始動性や勾配などにおける走行性などを確認しています。報告によると前世代のホンダの燃料電池自動車の費用は2005年に生産された時点で1台あたり100万ドル以上(1億円以上)だったとされ、複数の推定によるとホンダは1台あたり120,000(1,300万円)ドルから140,000(1,500万円)ドルの間に生産費用を削減したとされています。
2010年の報告によると合計50台のFCXクラリティがアメリカでリースされ、世界中では200台が利用されています。ホンダは2018年にFCXクラリティを基にした量産車の生産を開始できるとしていたのですが、2015年で生産は終了しています。2015年の東京モーターショーにFCXクラリティのコンセプトを継承する、クラリティフューエルセル(CLARITY FUEL CELL)が発表され、こちらが市販モデルではないかといわれています。

まとめ

※イメージ画像

ホンダが研究・開発、そしてリースをしていたFCXについてご紹介しました。このクルマは現在は「クラリティフューエルセル」という車名に名前を変えています。2016年3月からついにリースではなく、販売が開始される予定です。価格は776万円とまだまだちょっとお高いですが、これからの研究でお手頃な燃料電池車が続々と出てくるのではないでしょうか。国も水素自動車には一目置いているようで、補助金が大きいのでホンダをはじめとした各メーカーでは水素自動車の開発を行っています。特にこのFCXは世界に先駆けた水素自動車として注目を集めたクルマです。ホンダは新技術の開発には本当に貪欲です。電気自動車よりも燃料の充填時間が短くて航行距離が長いというメリットは、私たちにとってもありがたいですよね。これからどんな水素自動車を出してくれるのか、楽しみに待っていましょう。