後悔の前に「運転免許証を返納」するべき理由とは?【運転経歴証明書の概要と特典、よくある質問にお答えします!】

最近は交通事故の発生件数は徐々にですが減少傾向にあります。しかし一方で高齢者ドライバーによる事故は増加傾向にあります。今後はもっと高齢者の人口が増えるので割合としては増えていく可能性が高いです。そこで免許返納制度が強化されました。特典が充実して、免許がなくなったあとも十分に充実した生活を過ごせるようになりました。

免許返納とは

返納イメージ

免許返納とは名称どおりですが、運転免許証を自主的に返納することです。身体能力の低下などに伴い安全な運転を実施できない可能性があると感じられた場合に免許証を返納することができます。主に高齢者を対象に注意喚起を含め広く伝えられています。

高齢者ドライバーの事故が増加!

出典:http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/kourei/koureijiko.htm

一概に年齢が高くなってきたら全ての人が事故を起こすというわけではありませんが、上記のグラフからも分かるように事故の総数自体は減少傾向にあるにも関わらず高齢者ドライバー(原付き以上)が関与する交通事故の割合は増加傾向にあります。

思い込みや自信が過剰になるケースも?

出典:http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3527_all.html

以前NHKの番組で立正大学教授の所正文氏が運転技術についてのアンケートを行った際の結果を上記のようにグラフでまとめていました。60歳以上の方は他の年代と比べると自信を持っている人が極端に多くなっています。

後悔してもしきれない事故も発生

数年前の事故に関する投稿です。投稿者の方もコメントされていますが、孫を死なせてしまったという思いを抱えながら余生を過ごす可能性もあります。もし少しでも違和感を感じることがあるようなら、免許返納も検討するのが良いでしょう。自信を持たれている場合も何かトラブルが起こってしまってからでは手遅れになってしまいますので、今一度冷静に考えるのが良いかもしれません。

身分証代わりに必要なら「運転経歴証明書」を!

運転経歴証明書とは免許を返納した後に交付される書類のことで、身分証明書としても機能する書類です。元々この書類には有効期限が定められており、免許証を手放す必要性(メリット)があまりありませんでした。先述のような高齢者ドライバーによる事故率の増加を背景にこのデメリットが解消され、無期限で使用できるようになりました。また新たに運転経歴証明書保有者への特典も強化され、徐々に免許返納者が増えてきています。

手続きについて

書類イメージ

例えば都内であれば府中、鮫洲、江東などの各運転免許試験場で即日交付を行っています。受付時間は8:30から17:15分までとなっており、申請には運転免許証、写真、交付手数料(1,000円)が必要となります。各地域によって若干ことなる場合もあるので、事前に受付時間などを確認してから向かうようにしましょう。

「運転経歴証明書」取得で様々な特典が!

特典イメージ

免許返納者を増加させるために運転経歴証明書を提示したことによるさまざまな特典も設けられました。この特典によりさまざまなサービスが割引で利用することが可能となります。特典の概要を一部紹介していきます。

電車、バスなど移動手段を割引に!

バスイメージ

運転免許証を返納して最も不便になるのは移動だと思います。今までどこか出かけるときは車を使って家からスイスイ進んでいたのが、電車やバスといった公共交通機関を使用することとなり、多少不便に感じることもあるかと思います。その不便を解消するために電車、バス、タクシーなどが運転経歴証明書の提示で料金を半額などに割り引いたりしてくれます。

文化施設はじめさまざまなスポットで割引に!

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割引になるのは交通機関だけではありません。温泉などの癒やしスポットから美術館などの文化的施設も割引の対象になっていることが多いです。都内であれば出光美術館や岡本太郎記念館、相田みつを美術館などで優待されます。また小さなお子さん(お孫さんなど)と遊びに行くのに最適な上野動物園やしながわ水族館などでも特典を受けることができます。

金融関係や引っ越しなどにも特典が!

金融イメージ

東京シティ信用金庫では、店頭金利に0.225%の上乗せがあります。西京信用金庫では、0.1%の上乗せがあります。また引っ越し業者も割引サービスを実施されています。車がなくなり引っ越しや移動などが大変になるので、こうった特典は嬉しいですね!今回都内で受けられる特典を中心に紹介しましたが、この他の地域でもさまざまな特典を受けられることができます。

よくある質問に答えます!

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最後に免許返納関係でよくある質問についてまとめていきたいと思います。皆さんも疑問に思われる項目だと思いますのでよく確認するようにしましょう。

【質問1】免許返納後に再取得するには?

再試験イメージ

一度免許を返納しているので、新たに筆記試験や実技試験を行う必要があります。基本的に優遇処置などはされないので、新規に取得するのと変わりません。なので、引き続き運転する可能性がある場合はよく考えて返納するようにしましょう。

【質問2】代理は申請できるの?

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本人以外が申請を行うことはできません。直接、運転免許証保有者が手続きを進める必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は免許返納についてまとめてきました。高齢者ドライバーの交通事故増加を背景に免許返納は注目され、返納後の特典についても充実してきています。事故やトラブルが起こってしまってからではどうしようもないので、例え高齢でなくとも運転中に違和感を感じることがあり、続くようでしたら返納も検討してみると良いでしょう。