チャイルドシートを助手席に取り付けしてはいけない理由を解説!

チャイルドシートを助手席に取り付けしてはいけないとなっているのには、理由があって守らないと重大事故につながります。助手席側を激しく破壊するオフセット衝突では、チャイルドシートでもお子さんを守ることはできません。シートベルトを締めていても車外に投げ出されることがあり、衝突の衝撃は想像をはるかに超えています。安全運転をしていても事故はいつ起こるのか分からないため、慎重に安全な運転が求められます。

チャイルドシートを助手席取り付けると?

助かる確率が下がる!

お子さんを守る大切なチャイルドシートは、後席に取り付けることで性能を発揮して事故の衝撃から守ります。正しく使用することが前提条件にあり、取り付けに不備があると悲惨な事故の原因になります。大人ではむち打ちになる事故でも、新生児や乳児では後遺症が残ったり発育に悪影響が出る可能性があります。命が助かっても、将来を左右してしまうこともあります。
事故はいつ起こるか誰にも分かりませんが、周囲の車の状況を見ながら運転することで事故に遭遇する確率を下げることができます。車間距離を長くすることで、周囲の状況が良く見えるようになり余裕を持って運転することができます。
使用が義務化されてから悲惨な事故は減っていますが、助手席に取り付けをしていて事故になる場合もあります。全国のニュースなどで報道されていないだけで、多くのお子さんが命を落としている現状があります。後席に取り付けしていれば良かったなどと後悔しないためにも、正しい場所に正しく取り付けることが必要になります。

ベビーシートは飛び出す!

事故の衝撃は、正しく取り付けているベビーシートでも飛ばして赤ちゃんに深刻なダメージを与えます。エアバックの開くときの衝撃も伝わることで、想像以上の衝撃が加わります。頭から衝撃を受けてしまい、シートや天井に激しく打ち付けられます。また、ハーネスの止め方が緩いと、後席に飛ばされたりリアガラスを突き破って車外に投げ出されてしまいます。
正しい場所に取り付けることは基本ですが、急な発熱などで病院にいくときに助手席に取り付けたい気持ちは理解することができます。しかし、事故はいつ起こるか分からないために、正しい位置に取り付ける必要があります。最悪な結果にしないためにも、心配していても正しい位置に取り付けてください。
助手席に取り付けていることで、運転へ集中できなくなり事故を起こす可能性があります。よそ見運転で追突したり自転車や歩行者に気が付くのが遅れてしまい、接触事故や人身事故になるかもしれません。事故を未然に防ぐためにも、後席に取り付けて運転に集中してください。

左側の視界が狭くなる!

助手席にチャイルドシートを取り付けていることで、左側の視界が狭くなり巻き込み確認などが難しくなります。左側の確認ができないと、自転車や歩行者を巻き込む人身事故を発生させる要因になります。事故を起こしてから後悔するよりも、事故を起こさないようにしっかり後席に取り付けてください。
助手席に取り付けて乗車させていると、スイッチなどを触ってしまい思わぬ危険に遭遇する可能性があります。パワーウィンドウのスイッチなどを触って作動してしまうと、服などが巻き込まれたりして誤って首などを絞めつけてしまいます。お子さんの力ではスイッチを操作することはできないと思われていますが、幼児期からはスイッチを触って操作できる可能性があります。
パワーウィンドウのチャイルドロック機構でいたずらを防止することができますので、お子さんを乗車させるときは使用して安全を確保することも運転手の義務です。油断をしていると、手や指を切断してしまい大変な大怪我をさせる場合があります。取り返しのつかない事故を未然に防ぐためにも、運転手が責任をもって行動しなくてはいけません。

助手席に取り付けているとどんな危険があるの?事故別では?

追突事故では?

エアバックの衝撃で首の骨を骨折したり、フロントガラスに頭を打ち付けます。ハーネスが正しく取り付けられていないと、車外へ投げ出されてしまい死亡事故になる可能性が大きいといえます。体が柔らかいから大丈夫という人もいると思いますが、エアバックが作動する事故ではお子さんは耐えきることはできません。投げ出されて頭や背中を打ち付けてしまうと、命が助かっても重い後遺症が残ります。
オフセット衝突ではチャイルドシートから飛び出して、エアバックが作動する前にフロントガラスを突き破って車外へ飛んでしまう可能性があります。スピードも大きく関係しているため、必ず飛び出す訳ではありません。遅ければいいということでもないので、法定速度と車間距離を長くとることを意識して安全運転をしてください。
助手席に取り付けをしていても、しっかり固定しておけば大丈夫と思ってはいけません。追突事故などを経験したことがあるのであれば、衝撃が想像以上のものだと理解できます。お子さんにぶつかるときの恐怖も体験させることになるので、チャイルドシートは取扱説明書にしたがって正しく使用しなくては性能を発揮することができません。

後突事故では?

後ろから追突される後突事故だと助手席に取り付けることが良いと考えてしまいますが、衝撃でフロントガラスに頭などを強く打ち付ける場合があります。後席に取り付けておけば、前のシートがクッションになって被害を軽減することになります。
高速道路の渋滞最後尾などは、ノーブレーキで追突される可能性が非常に高くなっています。渋滞を知らせるためにハザードランプを点滅させても、後続車が気が付かない場合があるので注意が必要です。後続車が気が付かなかったときは、ブレーキランプを数回点灯させることも事故防止になります。バックミラーを活用して、自分の安全を確保しながら運転をしてください。
悲惨な事故の多くは、渋滞が発生しやすい時期と重なっています。悲惨な事故からチャイルドシートでお子さんを守るためには、安全運転と早めの休憩が必要になります。ロングドライブで高速道路を走行するときは、早めの休憩とチャイルドシートの取り付け確認をすることをおすすめします。

側面衝突では?

助手席側から衝突されると、チャイルドシートと一緒に飛んでくる場合があります。一緒に飛んでくるものを手で押さえることは、どんなに力がある人でも抑えることはできません。後席に取り付けていればお子さんも運転手も軽い怪我だけで済む事故でも、大きな怪我をしてしまう事故になります。
運転席側から衝突されると、お子さんなどをクッションの代わりにしてしまいます。シートベルトを着用していれば、横に飛ぶようなことはないと考えてしまいます。しかし、通常取り付けられている3点式では横への衝撃には弱いため、衝突されれば助手席まで体が持っていかれる場合があります。また、体を支えようと手をついてしまうと、お子さんなどの体で支えることになり大変危険な状況を作ってしまいます。
不測の事態にも備える意味で、助手席に取り付けることはやめましょう。泣いているお子さんを無理矢理に後席に乗せるのは大変ですが、命を守る義務を果たすためには心を鬼にして後席に取り付けたチャイルドシートに乗せることが必要になります。

チャイルドシートが飛び出すのはどうして?

取り付け不良!

取扱説明書に従って取り付けていても、装着している人の約6割の人が取り付けを間違っていることがJAF(日本自動車連盟)の調査で明らかになっています。取り付け不良が原因で、大きな怪我や頭を強く打つなどの予想外の事態になってしまいます。ブレーキを踏むたびに動いていては、急ブレーキだけでフロントガラスに当たる可能性があります。
安心してお子さんとドライブを楽しむためには、正しい取り付け方をしっかりと学習する必要があります。購入したけど出産まで開封しないで退院の当日に取り付けていては、正しい取り付けはできません。購入したら注意事項をよく読んで、繰り返しながら練習をする必要があります。
取り付け不良では性能を発揮できないだけではなく、ブレーキを踏んだだけでお子さんが怪我をする可能性があります。間違っているか自信がないときは、経験者にアドバイスをもらうことも必要です。取り返しがつかないことが起きてからではなく、事前にしっかりと準備することがお子さんを守ることになります。

チャイルドシートのベルトを正しく使用する!

チャイルドシートに乗せてベルトをしていれば、これで大丈夫だと思っている人も多いといえます。じっとしていることが苦手だからといって緩くしたりしていると、事故が起きたときに車外へ投げ出されることになります。緩くしていることは、シートベルトをしないで乗せていることと同じことになります。
ハーネスや腰ベルトは、乗せるときに調節してください。お子さんや赤ちゃんの成長は早いので、体格に合わせた位置に調整してください。体に合っていないと車に乗ることを嫌がるようになってしまい、ドライブに出かけることもできなくなってしまいます。楽しく出発するためにも、日頃から調節することが大事になります。
お子さんが自分でやるようになると、間違った使い方をするかもしれないので注意してください。お子さんがベルトを締めた後に確認をしないと、事故のときに大怪我をする可能性があります。面倒に感じても、必ず確認をしてから出発してください。

座らせ方が間違っている!

運転手に正しい座り方があるように、お子さんも正しい座り方をさせないと性能を発揮させることはできません。正しく座らすことで走行の衝撃が柔らかくなり快適にすごすことができ、万が一のときにもしっかり守ってくれるので安心することができます。
間違った座り方をしていると、運転手であれば疲労の感じ方が変わってしまいます。同じように赤ちゃんやお子さんも疲れてしまい、車の中で泣き出す場合もあります。ロングドライブなどでも同じようなことが起きまるため、早め早めの休憩をすることが疲労軽減につながります。
正しい姿勢は、疲労軽減にもつながります。チャイルドシートに乗せてある程度して泣き出す場合などは、座らせ方が間違っていて疲労を感じるために泣いているかもしれません。正しい姿勢になっているか、見直して快適に車内をすごせるようにすることも大切です。

車外に投げ出されるのはどうして?

フロントガラスを突き破ることはできるの?

事故などの際にフロントガラスを突き破って車外に投げ出されるのは、外側から取り付けられている構造のためです。風圧や飛び石などからは守られますが、内側からの大きな衝撃では外れてしまいます。事故の衝撃はとても大きく、チャイルドシートとお子さんの重量でも十分に大きな衝撃になります。
新生児や乳児は体重が少ないために大丈夫だと思っていると、たまたま取り付けミスがあって事故を起こしたときは投げ出されてしまいます。投げ出されることがなかったとしても、頭部や顔を中心に打撲や骨折の大怪我を負わせることになります。
助手席に取り付けては本来の性能を発揮させることはできなく、事故のときに余計な怪我をさせる要因になります。万が一に備えるための補助装置なので、正しく使用しないと想定外の怪我や死亡する原因になります。

サイドガラスは割れやすい?

サイドガラスは車種やグレードによって変わりますが、一般的には強化ガラスが使われています。事故の衝撃などで割れてしまうと、お子さんの顔や体の上に降りかかってしまいます。小さな破片などは、知らない間に目や口などから体内に入ってしまう可能性があり大変危険です。
後席に正しく設置して乗せていても、サイドガラスが割れると体の上に降りかかってしまう可能性があります。とっさに保護することはできないので、スモークフィルムなどを貼ると良いでしょう。飛散防止の効果もあるために、事故のときに有効な手段だといえます。
自分で貼ることも可能ですが、綺麗に仕上げたいのであればプロに依頼することが良いでしょう。夏の暑い日差しからもお肌を守ってくれているので、安心していつでもドライブに出かけることができます。

まとめ

助手席に取り付けることで、事故のときに被害を拡大してしまうことになります。後席に取り付けてあれば打撲で済むはずが、助手席に取り付けたことで骨折する大怪我を負わせてしまうことがあります。後遺症や傷が残ってしまう恐れがあり、お子さんの一生を台無しにしてしまいます。
チャイルドシートを助手席に取り付けてお子さんだけが死亡してしまう事故を起こしてしまうと、精神病院に入院するようになったり自殺する人もいます。大きな心の傷は自分の人生を狂わせてしまい、今までの幸せな時間を壊してしまいます。
大切なお子さんの命を守ることができるのは、他人ではなく運転するあなたです。どんなに慎重に運転をしていても、いつ起こるのか分かりません。万が一に備えるために、チャイルドシートは正しく取り付けて使用しなければいけません。