【アウディスポーツカー】ルマン24時間レースのマシンを日常へ

アウディと言えば、ドイツの高級メーカー。BMWやメルセデツベンツと並んで日本でも人気の輸入車です。WEC(世界耐久選手権)では、長年参戦し続け、その中の1戦である世界3大レースであるルマン24時間レースでは最多優勝を遂げているメーカーです。そんなアウディが造るスポーツカーをご紹介します。

アウディのピュアスポーツカー

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アウディの魅力をエンジン音だけで伝えるCM。ピュアスポーツカーを感じます。

アウディのスーパースポーツカー「R8」

出典:http://www.gentside.com/audi-r8/wallpaper

gentside.com

アウディのスポーツカーと言えば、「R8」。初代は2006年に発売。日本国内では2007年の7月から発売されました。アウディは、「R8」が発売されるまでスーパースポーツカーのラインナップにありませんでしたが、「R8」の登場によって、アウディのスポーツカーイメージがいっきに変わりました。
「R8」は軽量ハイパワースポーツを目指し、ボディにはアウディ・スペース・フレームと呼ばれる軽量なフレームを採用。その重量ななんとボディのみで210kg。エンジンフレームの一部にはマグネシウム製パーツが採り入れられるなど、剛性と軽量を目的に高価なパーツも投入されました。
搭載されたエンジンは、4.2リッターの直噴 V型8気筒DOHCを搭載。最高出力は420ps/7,800rpmを発生。このエンジンをミッドシップに搭載し、エンジンオイルはドライサンプ方式が採用されたことで、オイルパンがなくなり、エンジン搭載位置も下げられています。(後に5.2リッターのV10エンジン搭載モデルも発売)
トランスミッションは2ペダルの6速Rトロニック。MTモードではレスポンスのよいシフトチェンジを実現していました。
そして、現行モデルではV型8気筒エンジンとV型10気筒エンジンを搭載したモデルをラインナップ。4.2リッターV8エンジン搭載車は、最高出力430PS、最大トルク43.8kgmを発生。5.2リッターV型10気筒エンジン搭載車は、最高出力525PS、最大トルク54kgmを発生。
トランスミッションは、7速Sトロニック。マニュアルトランスミッションのクラッチ動作を完全自動化した先進的なシステムを搭載しています。
車両価格は、18,570,000円(税込)からとなっています。最高価格は、5.2リッターモデルのS-tronicスパイダーで、車両価格は25,120,000円(税込)となっています。

アウディ入門スポーツカー「TT」

出典:http://www.audi.co.jp/jp/brand/ja/models/tt/tt_coupe.html

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1998年に発売されたアウディTTクーペ。発売当初は、日本国内では左ハンドルの6速MTのみ。1.8リッターターボエンジンを搭載したクアトロ(4WD)は、最高出力は225PSを発生していました。その後、1.8リッターターボエンジン搭載はそのままに、FFモデルが発売。右ハンドルも発売され、アイシン製の6速ATも追加設定されました。
その後、ハイパフォーマンスモデルとして3.2リッターエンジンを搭載した「3.2クアトロS-line」が設定されました。
2006年からは2代目のTTクーペが発売。このモデルからボディの70%がアルミニウム製となるアウディ・スペースフレームテクノロジーが採用されました。
2代目のグレード構成は、1.8リッターターボエンジンを搭載するベースモデルの「1.8TFSI」。2リッターターボエンジンを搭載する「2.0TFSIクアトロ」。
アウディS3と同じ2リッターターボエンジンを搭載する、「TTS」。このモデルの最高出力は272PSを発生。そして、2.5リッター直列5気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力340PSを発揮する「TTRS」。駆動方式はもちろん4WDのクアトロ。
そして、2015年から発売されている現行モデルのTTでは、軽量・高剛性ボディを実現するアウディ スペースフレームの採用はそのままに、パワフルな2.0リッター4気筒ターボエンジンを搭載。最高出力は230PSを発生。トランスミッションは6速Sトロニック。FFのモデルとクアトロの両モデルが設定されています。
また、クリーンなスポーツカーとして、JC08モード燃費は14.9km/lと、スポーツカーとしてはかなりの低燃費を実現しています。
そして、現行モデルにも設定されている「TTS」。直列4気筒ターボを搭載し、最高出力は286PSを発生しています。6速Sトロニックトランスミッションを搭載し、クアトロの設定となっています。
車両価格は、ベースモデルのTTクーペで5,420,000円(税込)からとなっています。

日常ユースでスポーツを体感するアウディ「RSグレード」

アウディの各グレードに設定されている「RS」(レンシュポルト)。ドイツ語でレーシングスポーツという意味です。日常ユースで開発された各モデルに「RS」が設定され、アウディスポーツを体感することができるグレードとなっています。

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ルマンに出場する、アウディ「R18e-tron quatrro」が日常生活に。RS6のユニークなCMです。

アウディRS 3 スポーツバック

出典:http://www.audi.co.jp/jp/brand/ja/models/a3/rs3_sportback.html

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アウディのコンパクトスポーツバックモデルであるA3のRSモデル。通常のモデルとは見た目からもことなる力感溢れるエクステリア。スポーティな魅力を高めたインテリア。ハイパフォーマンスと実用性を融合したモデルとなっています。
搭載されるエンジンは、2.5リッター直噴ターボエンジン。このエンジンは、「インターナショナル エンジン オブ ザ イヤー」を5年連続受賞したエンジンです。最高出力は367PSを発生。最大トルク47.4kgmを発生し、扱いやすさ、効率性、サウンドなどすべての条件において優れた特長を持ち合わせています。
0-100km/h加速は4.3秒。この性能はもはやコンパクトスポーツバックとしてはもてあますほどでしょう。もちろんクアトロになります。
トランスミッションは、7速Sトロニックデュアルクラッチトランスミッション。マニュアルモードにすることで、ステアリングホイールのパドルシフトやセレクターレバーの操作でシフトチェンジすることができます。
そして、特別にチューニングした独自のスプリングとダンパーであるRSスポーツサスペンション。スポーツバックでありながらも、ダイナミックなドライビングを実現しています。

出典:http://www.audi.co.jp/jp/brand/ja/models/a3/rs3_sportback.html

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インテリアは、D型シェイプのスポーティなステアリングに、バケットタイプのシートが装着されています。基本的なインテリアはA3を踏襲しつつも、スポーティな仕上がりとなっているのがRS3スポーツバックの特徴です。
価格は、756万円(税込)となっています。

アウディRS 4 アバント

出典:http://www.audi.co.jp/content/jp/brand/ja/models/a4/rs4_avant/equipment_specs/equipment.html

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RS4アバントは、見た目はステーションワゴンだが、その中身は完全にスポーツカー。いや、スーパーカーと言ってもいいほです。なぜなら、搭載されるエンジンはなんと4.2リッターのV型8気筒DOHC。最高出力は450PS、最大トルク43.8kgmを発生します。
このスペックだけを見たら、誰もがスーパーカーだと思うことでしょう。このエンジンはHRC. (High Revving Concept.)という高回転型エンジンのコンセプトを持ち、最高エンジン回転数を8,500rpmとしています。回転域4,000-6,000rpmで最大トルク430Nmに達し、3,000-8,000rpmの広い回転域において、パワーの約90%を発揮します。0-100km/h加速は、わずか4.7秒となっています。
トランスミッションは、7速Sトロニックを搭載。これにクアトロが組み合わされて、ダイナミックなドライビングを楽しむことができます。クアトロの基本トルク配分はフロント40:リヤ60。状況に応じて前後のトルク配分を行います。さらに、エレクトロニックトルクベクタリング機能と連動し、駆動力をそれぞれのホイールに配分する機能も備わっています。
また、特筆すべきはブレーキ。標準装備で18インチハイパフォーマンスブレーキシステムを搭載。フロントに8ピストンのブレーキキャリパー、リヤにはシングルピストンのフローティングキャリパーを採用することで、強力なストッピングパワーを発揮します。
これらの装備はもはやステーションワゴンではなく、スーパースポーツカーですね。
車両価格は、13,170,000円(税込)

アウディRS 5 クーペ

出典:http://www.audi.co.jp/jp/brand/ja/models/a5/rs_5_coupe/design.html#overlay/load/jp/brand/ja/models/a5/rs_5_coupe/design/_jcr_content/par/textimage_combo1_2col2.detailview_image.html

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スポーツクーペボディのA5。RS5ではこのスポーツクーペボディに4.2リッターのV型8気筒DOHCエンジンを搭載。最高出力は450PS、最大トルク43.8kgmを発生します。基本的なエンジンスペックはRS4アバントと同じとなります。トランスミッションやクアトロの制御も基本的にRS4アバントと同じになります。
RS5に搭載されるサスペンションは、フロントアクスルに5リンク式サスペンションを採用。各リンクは剛性を高めるため、直接ボディに固定されたアルミ製フロントアクスル支持部に連結され、正確なステアリング特性や高い回頭性を兼ね備えています。
また、DRC(ダイナミックライドコントロール)付きスポーツサスペンションプラスは、高速でのコーナリングの際にホイールへのオイルフローを調整し、傾きを軽減してよりダイナミックなドライビングを実現してくれます。
車両価格は、13,750,000円(税込)
ライバル車種としては、BMW M4やレクサスRC-Fなどになります。

アウディRS 6 アバント

出典:http://www.audi.co.jp/jp/brand/ja/models/a6/rs6_avant.html

audi.co.jp

アウディA6をベースにスポーツチューニングが施されたRS6アバント。搭載されるエンジンは4.0リッターV型8気筒直噴ターボエンジン。最高出力560PS/5,700-6,600rpm、最大トルク71.3kgm/1,750-5,500rpmを誇ります。0-100km/h加速はわずか3.9秒。最高速度は250km/h(電子制御リミッターより制限)に達します。「ダイナミックパッケージ プラス」装着車は、最高速度305km/hにもなります。
トランスミッションは8速ティプトロニックトランスミッションを搭載。フルタイム4WDのクアトロを装備し、必要に応じて70:30から15:85まで前後の駆動配分を変化させます。
また、「Audi drive select」を装備し、ドライブスタイルをボタンひとつで変化させることができます。様々な設定を含む4つの異なるモード(オート、コンフォート、ダイナミック、インディビジュアル)から選べます。これによって、例えばアクセルペダルの特性曲線、エグゾーストフラップコントロール、ギアモード、サスペンションダンパー調整、電動パワーステアリングのステアリングトルク等の設定がドライビング状況に合わせて統合制御されます。
このRS6アバントの車両価格は、17,290,000円(税込)

アウディRS 7 スポーツバック

出典:http://www.audi.co.jp/jp/brand/ja/models/a7/rs7_sportback/design.html

udi.co.jp

RS7スポーツバック。見た目は普通のハッチバックタイプセダンですが、その中身はスーパースポーツカー。RS6アバント同様に、搭載されるエンジンは4.0リッターV型8気筒直噴ターボエンジン。最高出力560PS/5,700-6,600rpm、最大トルク71.3kgm/1,750-5,500rpmを誇ります。
アイドリングストップ機構を備えるこのエンジンの燃費は、JC08モードで10.4km/Lを実現。このクラスのエンジンとしてはトップクラスの低燃費を実現しています。
トランスミッションは、8速ティプトロニック トランスミッション。フルタイム4WDのクアトロです。装着されるタイヤは前後ともに275/30 ZR21と、なんと21インチが標準装備となっています。シートは前後シートが全てバケットシートとなっており、後部座席でもスポーツを体験することができるようになっています。
RS6アバント同様に、DRC(ダイナミックライドコントロール)付きRSスポーツサスペンションプラス
が装備されています。
車両価格は、17,810,000円(税込)

アウディRS Q3

出典:http://autoprove.net/2014/03/46888.html

autoprove.net

SUVであるQ3にもRSグレードが設定されています。Q3RSに搭載されるエンジンは、2.5リッター直噴ターボエンジン。最高出力は、340PS/5,300-6,800rpm、最大トルク45.9kgm/1,600-5,300rpmを発生します。このエンジンは、RS3スポーツバックに搭載されているものと一緒となります。Q3RSの方が若干エンジン出力を落としています。
7速Sトロニックのデュアルクラッチトランスミッションは、わずか100分の数秒の速さでギアチェンジを行い、SUVながらもスポーツカー並みの制御をしています。もちろん、Q3RSはクアトロになります。
RSスポーツサスペンションシステムと18インチRSブレーキシステムも搭載。SUVながらもRSグレードに恥じぬ仕上がりとなっています。
車両価格は、7,710,000(税込)となっています。

まとめ

【Photo by 筆者】

アウディのスポーツカーは、スーパースポーツのR8やTTクーペなどを除くと、通常のラインナップをベースにしていることがよくわかります。日常ユースでもスポーツ、レーシングカーを体感できるモデルばかりです。
特にエンジンに関してはスーパースポーツカーが搭載するような仕様を、見た目は普通のステーションワゴンやクーペに導入されているのですが驚きです。
見た目から走りオーラがみなぎっている車もいいですが、アウディのように鷹の爪を隠しているようなモデルも、どこか大人なオーラがあっていいですね。