ミニ四駆のタイヤ特集!基本から豆知識まで教えちゃいます!

ミニ四駆にはさまざまな種類のタイヤがありますね。そこでタイヤの特性の違いや速さを求めるための加工方法などなどタイヤについてご紹介!

ミニ四駆はタイヤの種類も豊富!

いろいろ試しているうちに夢中に

モーターやローラー、バンパーやボディーなど組み合わせを考えると何通りもあるミニ四駆。どれも効果的でドレスアップ効果も抜群です。しかしただがむしゃらにパーツを組んで行っても思い通りマシンが走ってくれません。そこで今回はタイヤの種類や特性の違いもご紹介します。
これからミニ四駆を始める人やいまいちパーツの特徴がわかっていない人のためになればと思います。

ミニ四駆のタイヤには大きく分けて二種類あります

ゴムタイヤ

一般的なキットに付属している材質のゴムタイヤ。車種によって径や太さが違います。特性としてはあとで紹介するスポンジタイヤに比べグリップ力は低い傾向にあります。さらにコースに合わせて硬さも選択でき、グリップ力を調整して使用するできます。

スポンジタイヤ

元祖グレードアップパーツのスポンジタイヤ。ミニ四駆ブーム第一次(ダッシュ四駆郎)や第二次ブーム(レッツエンドゴー)の時代は改造=スポンジタイヤで、どんなコースであってもとにかくスポンジタイヤでした。ゴムタイヤに比べてグリップ力が高い傾向にあります。柔らかいので車体のジャンプ着地時体勢を整える効果もあります。現在ではコースに合わせてゴムかスポンジかを選択する傾向にあります。

タイヤのグリップ力による特性の違い

グリップ力が低い

タイヤが硬いとグリップ力が低い傾向にあります。グリップ力が低いとコーナーリングなどで滑るように走るので減速しにくい傾向にあります。

グリップ力が高い

タイヤが柔らかいとグリップ力が高い傾向にあります。グリップ力が高いと加速力や最高速の伸びが良い傾向にあります。その代わりコーナーで減速しやすい傾向にあり、メリハリのある走りになります。

グリップ力を下げる豆知識

コーナーの多いコースではグリップ力が低く、滑るように方向転換した方が良いタイムが出る傾向にあります。スピードを落とさずドリフトしながら駆け抜けていくラリーカーのような原理を想像するとわかりやすいと思います。
だからと言ってタイヤにオイルを塗ったりするのは禁止です。コース上が汚れたりして他人に迷惑も掛かりますし、タミヤのレギュレーションでは認められていません。そこで一般的となっている原始的な方法があります。

ゴムの特性を逆手に取ったマル秘テク

自動車のタイヤはトレッド面が消耗していなくても経年劣化の影響で硬化したら寿命となっています。硬化するとグリップ力が下がるので安全な運行ができなくなります。ではなぜ硬化するのか? それは「紫外線」の影響です。ゴム製品ならタイヤ以外でも紫外線の影響で硬化してしまいます。
そこで、ミニ四駆のタイヤのグリップ力を下げる方法は、もうお分かりかと思いますが、「天日干し」です。非常に古典的な方法ですが、野外や窓際に一ヵ月程放置していれば紫外線の影響でカチカチのプラスチックのような硬さに変化します。放置期間は季節や天候によって左右しますが、硬化具合を見ながら天日干し期間を調節しましょう。
さらに硬化具合はコースやセッティングに合わせて調節しましょう。

タイヤの径による特性の違い

小径

フルカウルミニ四駆などで標準で採用されているタイヤです。タイヤ径が小さく加速力に優れています。その代わり最高速の伸びはそれ程ありません。テクニカルコース向きのタイヤです。さらに径が小さいので車高も低く抑えることができます。
大径タイヤを使用して頻繁にコースアウトする場合は小径タイヤにすることでコースアウトし難くすることができます。
ちなみに写真のようなフルカウルミニ四駆などボディーのタイヤハウスのスペースが限られているデザインの車種に大径ホイールを入れる場合はボディー加工は必須となります。

大径

小径に比べ一目瞭然の大きさを持つ大径タイヤ。小径タイヤに比べダッシュ力はありませんが、最高速の伸びに優れています。ハイレベルな大会などでは大径タイヤが一般的です。ゴールまでの距離が長いと小径タイヤより大径タイヤの方が好タイムを狙える傾向にあります。
大径タイヤを装着するので車高が高くなる傾向にあるので、ローダウン対策など皆さん思い思いのアイデアを施しています。

タイヤトレッドにも種類がある

タイヤトレッドは地面と接地する面です。これには3種類あります。その特徴をご紹介します。

平面タイヤ

一般的なタイヤです。トレッドが平たくタイヤ全体が地面に接地するタイヤです。タイヤの性能を素直に発揮できる癖のないタイヤです。

バレルタイヤ

グレードアップ No.368 GP.368 大径ナローライトウェイトホイール 15368

¥269

強度が高く軽量な5本スポークデザインの大径ホイールに、接地面積の少ない幅10mmのバレル (たる形)タイヤをセットしました。
ミニ四駆PROをはじめ、レーサー、スーパー、エアロ、マイティミニ四駆に使え、ゴールドカラーのホイールが足もとを引き締めます。
前後2本ずつの1台分のタイヤとホイールをセット。

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タイヤ中央が盛り上がっているタイヤです。接地面を減らすことによってコーナーをスムーズにクリアする狙いがあります。要するに平面タイヤに比べ接地面積を減らし、グリップ力を下げています。

オフセットトレッドタイヤ

グレードアップ No.396 GP.396 小径オフセットトレッドタイヤ 15396

¥162

接地面を中心からずらした特殊構造により、取り付けの向きを変えるだけで手軽にセッティング変更できるオフセットトレッドタイヤの小径タイプです。標準タイヤに比べて軽く、加速性能アップも期待できます。カラーはブラック。小径ホイールに装着できます。

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タイヤの接地面を片側にずらしたタイヤ。接地面を外側や内側に替えることによって左右のホイールベースを変更することができます。バレルタイヤの要領でコーナーをスムーズにクリアする狙いがあります。

そのほかこんなタイヤも

中空タイヤ

グレードアップ No.239 GP.239 中空ゴム小径タイヤ(ホイール付) 15239

¥211

ジャンプでの着地やコースの継ぎ目などのショックを吸収して、コースアウトや転倒を防ぎます。

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内部が中空になっているのでジャンプの着地時にリバウンドを抑えてくれるタイヤです。現在ではあまり使い道がないとされていますが、軽い車体には効果的のようです。第二次ブーム時は効果的なパーツでしたが、新型シャーシの登場やこれに代わるマスダンパーと言ったリバウンド防止パーツが登場してからはめっきり陰に隠れてしまいました。
ちなみにマスダンパーとの相性は悪いとされています。懐かしの名パーツとしマニアックな人気があります。

スパイクタイヤ

オジサンたちの思い出⁉ なスパイクタイヤ。ハッキリ言ってコースではスリックタイヤの相手にならない遅さのタイヤ。野外で威力を発揮しますが、コースではない場所でミニ四駆を走らすのは至難の技。ホッケースティックを使用しても漫画のようにはいかないでしょう。
現在はドレスアップ目的で採用されていることが多いです。

タイヤの厚みによる特性の違い

タミヤの商品にはローハイトといったタイヤの薄い商品が販売されています。そこで厚みによる特性の違いを知っておきましょう。

タイヤが厚い場合

タイヤが厚いとショックの吸収性が高くなります。コーナーの繋ぎ目やアップダウンなどミニ四駆にとって過酷な状況下で負担を和らげる効果があります。
その反面ジャンプでの着地でリバウンドしやすく、切り返しの多いコーナーではコースアウトしやすい傾向にあります。
ジャンプ後の着地やコーナーの難易度が低いコースでは有利だと思います。

タイヤが薄い場合

タイヤが薄い場合はジャンプ後リバウンドしにくくコーナーで踏ん張りやすい性質を持っています。つまり厚い場合の真逆の性質を持っている訳です。ですのでミニ四駆への負担が大きく、シャーシ剛性が足りていないと、走らせているうちに破損してしまう恐れがあります。

ワンランク上のタイヤセッティング!

タイヤは薄い方が良い、かもしれない

先ほど紹介したようにタイヤの厚みによる違いはご理解いただけたでしょうか? どちらもメリットとデメリットを持っています。しかし大会上位者はタイヤの薄い「ペラタイヤ」と言う一般販売されているタイヤを薄く加工したタイヤを採用しているのがもはや常識となっています。
タイヤを薄くすると径が落ちる訳ですから最高速度が落ちる計算になります。ではなぜペラタイヤを採用しているのでしょうか? そしてその作り方もご紹介します。

写真でもわかるようにかなり薄いペラタイヤ。大会上位者はもちろん、一般的にも改造の基本となっています。

結果から逆算するペラタイヤの有利性

ペラタイヤを採用する理由の一番は単純に「速いから」でしょう。誰かが試したところ、タイムが上がり、それを真似した人もタイムが上がり…といった具合にペラタイヤが広まっていきました。
ではなぜ極端なペラタイヤが好タイムへと繋がったのでしょうか? 実際に効果を体感した人たちの感想をまとめてみると、加速力、持久力がアップし、跳ねにくく車体が安定した。といったメリットの方が大きいようです。
タイヤ径を大きくして最高速ばかり狙っても、アップダウンやコーナーなどで大きくロスをしてしまうということがわかりました。
一般的にはペラタイヤがペラタイヤは大径タイヤで制作します。ミニ四駆にとって小径タイヤでは小さく、大径タイヤでは大き過ぎるといったことが考えられます。
とは言えタイヤが薄すぎるために特にホイールへのダメージが大きいようで、カーボンホイールなどの高強度な物を採用しないとすぐに破損に繋がるようです。
ホイールを高強度にし、タイヤを薄くし径を落とし、タイヤが薄いわけですからたわみも少ない方がミニ四駆は速く走る、このようなことがわかりました。

ペラタイヤを作ろう!

ミニ四駆を始めたばかりの人には必要ないかもしれませんが、中級者や凝り性な人には避けては通れないペラタイヤ。
そこでペラタイヤの作成方法には二通りあるのでご紹介します。

リューターやワークスマシンで作成

ペラタイヤ作成においてもっともお手軽とされる、ワークスマシンと言われるタイヤを削るための車体にタイヤをセットし削る方法や、リューターやドリルの先にタイヤをセットしてヤスリ掛けして削る方法が挙げられます。デメリットとしては4本のタイヤの径の精度にバラつきが出ることです。
ペラタイヤ作成の基本は4本同一の直径であることが前提とされます。バラバラのタイヤ径だと加速や最高速、コーナーリングなどに走行抵抗が増え、逆に遅くなってしまいます。
さらに4本ともトレッドをフラットにすることも前提となります。慎重にノギスなどで計測しながら少しずつ削って行きましょう。
ワークスマシンは普通に組み上げたミニ四駆のシャーシで十分です。タイヤをセットしスイッチオンでタイヤに紙ヤスリや棒ヤスリなどを当てていけば良いです。ポイントとしてはギア比は低めでモーターはノーマル、電池は弱った物などスピードの出ない物を使用すれば削り過ぎ防止になると思います。

タイヤセッター

スコーピオンタイヤトゥルーラー3 (キャリングバッグ付) 3870

¥17,400

エッジトゥルーラー、超高トルクモーター、PCボード、ナイロン製キャリングバッグ付、12V入力 、クリアカバー等、よりスタビリティーを充実させました。

販売サイトへ

精度と手間を考えるのであればタイヤセッターがおすすめです。ペラタイヤを効率良く作成するために作られたミニ四駆専用の研磨機です。
メリットは4本共精度の高いペラタイヤを素早く作成することができます。デメリットは高価なことです。各メーカーからタイヤセッターは販売されていますが、使い勝手や精度にバラつきがあるようです。もちろん低価格な商品もあります。
ご自身に合ったタイヤセッターを選びましょう。ミニ四駆を本気で楽しむなら必須アイテムです。

まとめ

いかがでしたか? ミニ四駆のタイヤ一つとってもその奥深さがお分かりいただけたでしょうか? タイヤセッターまで見てしまうとなんだか敷居が高く感じますが、ミニ四駆の世界にも初心者グループ、中級者グループ、上級者グループ、といった具合にランク分けされているので、ご自身の好みにあったグループで楽しむことが可能です。
昔と違い大人の社交場にもなっているので初心者さんも歓迎されますし、優しく接してくれるはずです。そういったコミュニティーで友だちを増やしてみてはかがでしょうか? 一人でも臆することなくミニ四駆サーキットへ向かうこともおすすめします。きっと楽しめるはずですよ!
最後までご覧いただきましてありがとうございました!