【Z35型次期フェアレディZ】デトロイトショーで兄弟車?のインフィニティQ60発表!垣間見える次期フェアレディZの姿

フェアレディZは現行のZ34型で6代目。2008年販売開始、今年で8年目を迎えます。そろそろ新型モデルの登場が待たれます。そんな中、今年のデトロイトモーターショーでインフィニティQ60が発表されました。日本ではスカイラインクーペを名乗る車種です。現行型Zとスカイラインクーペはシャシーを共有する兄弟車。ということは、次期フェアレディZの姿がインフィニティQ60から垣間見えるかもしれません。

現行型フェアレディZがモデル末期に...

Z34型フェアレディZ NISMO

1969年、S3#型日産。フェアレディZが誕生し、北米では「Z-Car(ズィーカー)」の愛称で親しまれています。Z32型4代目モデル開発をきっかけに、国産車は最高出力を280PSに自主規制することになったのは、有名なエピソードです。そして現行型、Z34型6代目モデルが2008年に発表されました。今年で登場から8年目となります。

日産経営不振...救世主ゴーンCEO登場!

日産自動車CEO、カルロス・ゴーン氏

1990年代末期、日産自動車の財務状況は倒産寸前とまで言われていました。そんな中、フランス・ルノー社と資本提携し、CEOにカルロス・ゴーン氏が就任しました。ゴーン氏はコスト削減に大ナタを振るい、先進技術開発費用、宇宙事業費用をどんどん削減し、さらには本社関連のビルも売却し、賃貸で入居しコスト削減に努めました。結果、日産自動車は倒産寸前の状態からわずか数年でV字回復し、経営を安定させました。

スポーツカーは自動車会社のイメージリーダー!

そんなゴーン氏ですが、無駄と割り切り削減しなかった不採算事業があります。それがスポーツカー事業でした。ヨーロッパの成熟したモータリゼーションを熟知しているゴーン氏は、スポーツカーが自動車会社のイメージアップに多大な影響を及ぼすことをよく知っており、セールスの結果だけでは事業撤退を判断できないとしました。

スポーツカーは常に新鮮であれ!年次改良実施を公約

Z34型フェアレディZ 2015年モデルから採用されたBoseアクティブ・サウンド・コントロール

さらに、ゴーン氏が就任した頃の日産の悲惨な経営状況は、フェアレディZを年次改良せず、何年にも渡って放置したことも原因の1つとしました。そのため、2年間の中断期間を経て発表されたZ33型5代目モデル以降は、毎年何らかの改良を加え、フェアレディZの新鮮さを常に保っています。しかし、それでも現行モデルはすでに8年目を迎えようとしています。そろそろモデルチェンジの時期です。

新型インフィニティQ60発表!Z35型次期フェアレディZは?

2016年のデトロイトモーターショーで発表された新型「インフィニティQ60」

そんな中、2016年のデトロイトモーターショーで発表されたのが新型「インフィニティQ60」です。もし、日本で販売されれば「スカイラインクーペ」と名乗ると思われる車両です。新型インフィニティQ60が次期フェアレディZにどう関係するのか、というと、Z33型5代目モデル以降、フェアレディZとスカイラインクーペはシャシーを共有した兄弟車となっています。
スカイラインクーペは2 by 2の4人乗り、フェアレディZは2シーターの2人乗りと棲み分けができています。これはZ32型までのフェアレディZの2 by 2モデルのルーフラインが2シーターモデルと比べて美しくない、とゴーン氏がお気に召さなかったからのようです。
兄弟車がシャシーとエンジンを一新したのです。フェアレディZにも新型を! と考えるのは当然ですね。

Z35型次期フェアレディZ、予想ディメンション

新型インフィニティQ60の寸法は全長4,683mm、全幅1,850mm、全高1,385mm、ホイールベース2,850mmです。現行型スカイラインクーペから大きくサイズアップしていないようなので、Z35型次期フェアレディZも現行モデルとボディサイズは大きく変わらないと予想できます。

次期GT-Rにも搭載?新開発VR30DETTエンジン搭載はあるのか?

新型インフィニティQ60に搭載されるVR30DETT型V6直噴DOHCツインターボエンジン

搭載エンジンは日産の新世代V型エンジンであるVR型の搭載が確実でしょう。ここ2代のフェアレディZにはターボエンジンの搭載がなく、官能的なNAエンジンのフィーリングを大切にしています。おそらくZ35型次期フェアレディZもVR型のNAエンジンを搭載してくることでしょう。最高出力はインフィニティQ60用で304PSです。VRエンジンが現行型GT-Rに搭載されているVR38DETTの血統であることを考えると、かなりの高回転型エンジンになっているようです。もちろん、環境にもお財布にも優しい直噴エンジンです。
もしかしたらZ32型以来のターボエンジン搭載もあり得るかもしれません。何せVR30DETTは日産が威信をかけて開発した400PSオーバーエンジンです。しかも開発・生産は福島県です。東北の復興のためにも、拡販したいエンジンであることは確かです。
さらにこのエンジン、次期GT-Rへの搭載も噂されています。専用部品で固められた現行型GT-Rは整備コストも高く、また部品も他車種への転用ができないため販売価格が高いのはご存知のとおりです。そこで次期GT-Rは一般的な部品を使用し、販売価格を下げながら、かつパフォーマンスを維持するという難題に挑戦しているようです。

Z35型次期フェアレディZにロードスターは用意される?

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%87%E3%82%A3Z_Z34

Z34型フェアレディZ ロードスター(前期型)

Z35型フェアレディZに用意されるボディタイプはクローズドボディのハッチバッククーペは決定的です。気になるのは現行モデルでは生産終了したロードスターボディですが、果たしてどうなることのでしょう。まずロードスターが用意されるのか? ここはスカイラインクーペとの徹底的な差別化のためにも、ぜひ用意して欲しいですね。搭載エンジンは400PSを超えるVR30DETTの搭載は無理としても、NAのVR30型なら問題はないでしょう。

ライバル車は次期NSXの弟分、次期S2000!

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BBS2000

2009年に生産終了したホンダ・S2000がミッドシップになって復活?!

Z35型次期フェアレディZのカテゴリーには錚々たるライバル車の登場が予想されています。その筆頭は次期ホンダ・S2000でしょう。新型NSXと同じくミッドシップレイアウトを採用し、Type Rシリーズのエンジンを電動ターボ化して搭載。さらにハイブリッドシステムも搭載するとの噂があります。
高回転までストレスなく噴け上がるホンダの直列4気筒は何とも気持ちがいいエンジンです。高回転型カムに切り替わった時のエンジン音は、迫力あります。そこに低速トルクを補うべく電動ターボとモーターでアシストするとなると、全速度域でストレスなく楽しくドライブできるクルマに仕上がることでしょう。一説にはポルシェ・ケイマンを開発目標としているとのこと。Z35型次期フェアレディZの好敵手になりそうですね。

モデルチェンジが待てない方はこちら

Zのモデルチェンジは期待が大きいですね! とはいえ先は長そうですので中古でも現行が欲しいと待てない方も多いと思います。リンクを貼っておきますので是非チェックしてみてください。

中古車をお探しの方はこちら

【まとめ】Z35型次期フェアレディZは2018年テイクオフ!...らしい

Z35型次期フェアレディZのうわさのまとめ、いかがでしたでしょうか?現在発表されている新型車や新技術を基に現行型の生い立ちを踏まえての考察でした。しかし、あくまで2016年1月現在の状況下での予想です。今後の日産の事業展開次第で大きく内容が変わってくるかもしれません。
なお発表時期は、インフィニティQ60がスカイラインクーペとして日本で販売されるのが2017年とされていますので、その後の2018年が期待されています。この2年でどう進化するのか? Z35型次期フェアレディZに期待ですね!