「運転免許証の住所変更」の手続き方法や注意点をレッスン★【申請場所、必要書類、代理申請、手数料】

身分証としても重要な役割を持っている「運転免許証」ですが、状況によっては住所変更をする必要があることはご存知ですか? 面倒だからと怠っていると、あとあと面倒になります。そこで今回は、この「運転免許証」の住所変更について、いつ・どこで・どのようにすればいいのかについて、紹介したいと思います。これから新居へ生活拠点が変わる人は、必見です!

運転免許証の住所変更が必要な時

運転免許証の住所変更は、書類手続き上の名称で言うと「運転免許証記載事項変更」と言います。これには「住所変更」のほか、氏名や本籍の変更も、これに含まれますが、今回は「住所変更」について紹介しますので、それ以外は割愛しますので、ご理解ください。
その「住所変更」ですが、これが必要なときは、現住所が変わるとき…ズバリ「引っ越し」ですね! 引っ越しといっても、進学や就職、あるいは転勤、結婚など内容は人によってさまざまですが、もともとお住まいだった地域から、新しい地域へ移動したときには、住所変更の手続きが必要になるのはどのケースでも同じです。

住所変更手続きを行うタイミング

学生さんなど、実家の住所に住民票をおいたままにしている人を除いて、多くの場合は引っ越し後に住民票を書き換えを行うと思います。運転免許証の住所変更はそのあとでOKです。お仕事などが忙しくて難しい場合には、運転免許証の更新と一緒に住所変更を行うこともできますよ。
更新時に一緒に行えば、楽かもしれませんが、運転免許証の更新時期が近づくと送られてくる、免許更新の案内ハガキは、免許証に記載されている住所宛てに送られるようになりますし(郵便局へ転居届を出していれば転居先へ転送されます)、身分証明書としての機能もあるので、できれば引っ越し後、なるべく早めに手続きをしておいた方が無難かと思います。

運転免許証の住所変更ができる手続き場所

運転免許証の住所変更手続きを行える場所は、まず「新住所を管轄している警察や運転免許センターなど」に限定されています。なので、仕事の出張先で、ちょっと時間があるうちに…とかはできませんので、その点をまずご理解ください。
また、優良運転者の場合の運転免許証の更新は、全国どこでもできますが、住所変更を伴う場合は、住所変更が優先されるため、「新住所を管轄している場所でしか更新できない」ので、いつもの更新の感覚で行くと受け付けてもらえないので注意が必要です。

以上のことを踏まえて、住所変更手続きが行えるのは、以下の場所になります。場所などの情報については、東京を例に紹介しておきます。大別して、平日のみ受け付けている場所と、日曜日も受け付けている場所に分けていますので、参考にしていただければと思います。

手続き場所その1(平日のみ):【警察署や運転免許更新センター】

試験場でもできますが、警察署や運転免許更新センターが近くにある場合は、ここへ行った方が手っ取り早い人の方がむしろ多いのではないでしょうか。
基本的に各都道府県の指定警察署であれば、手続きは可能ですが、地域によっては手続き可能な警察と、できないところがあります。ですので、いきなり行く前に、まずはお住まいの都道府県警察のホームページなどでご確認されることをおすすめします。

1:【警察署】
最寄りに警察署があれば、ここが手っ取り早いかと思いますが、「土日祝日」は行われていないため、平日しか更新ができません。警察署で更新をご検討されるときは曜日や時間帯などにご注意ください。
また、お昼の時間帯は受付が休みになっている場所もあるようなので、受付時間など、詳しくは警察署に直接問い合わせるなどしてご確認されることをおすすめします。

受付時間:(平日)8:30~17:15

2:【運転免許更新センター】
各地にある「運転免許更新センター」でも、住所変更はできます。ここも、基本的には平日のみの受付になるので、うっかり日曜日に行ってしまうと、無駄足になってしまうことになりますので、ご注意ください。
ただ、場所によっては日曜日にも受付を行っているそうなので、時間帯など詳い情報は事前にご確認されることをおすすめします。
参考までに、都内の運転免許更新センター(2ヵ所)を紹介します。

a:【新宿運転免許更新センター】
住所:〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1 都庁第二本庁舎2階
電話番号:03-3343-2558
受付時間:(平日)8:30~17:15

【駐車場】
なし

【最寄り駅】
JR線、京王線、小田急線「新宿駅(西口出口)」から徒歩約10分
都営大江戸線「都庁前駅 (A4出口)」から徒歩約3分
都営新宿線「新宿駅(7番出口)」から徒歩約8分
東京メトロ丸の内線「新宿駅(A15出口、2番出口)」から徒歩約10分

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b:【神田運転免許更新センター】
住所:〒101-0047 東京都千代田区内神田1-1-5 東京都産業労働局神田庁舎
電話番号:03-3294-3380
受付時間:(平日)8:30~17:15

【駐車場】
なし

【最寄り駅】
JR線「神田駅(西口出口)」から徒歩約10分
東京メトロ千代田線、半蔵門線、東西線「大手町駅(C1出口)」から徒歩約5分
東京メトロ丸の内線「大手町駅(A2出口)」から徒歩約5分
都営三田線「大手町駅(C1出口)」から徒歩約5分
都営新宿線「小川町駅(B6出口)」から徒歩約10分

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手続き場所その2(日曜も可):【運転免許試験場】

逆に試験場が近くにある人は、こちらでもちゃんと対応してくれるのでご安心ください。場所にもよるかと思いますが、ここのメリットは「日曜も対応してくれる」こと! 平日、お仕事などで忙しく、どうしても難しいような場合、休日対応してくれるのはとてもありがたいもの。ただ、土曜日が休業だったり、あるいは定期的に日曜日に休館日を充てている場合もあるので、ご注意ください。
こちらも、東京の試験場(3ヵ所)を参考資料として紹介しておきますので、チェックしてください。

1:【府中運転免許試験場】
住所:〒183-0002 東京都府中市多磨町3-1-1
電話番号:042-362-3591
受付時間:(平日)8:30~17:15、(日曜日)8:30~12:00、13:00~17:15

【駐車場】
あり(収容台数不明)
※すぐに満車になるので、公共機関で行くことをおすすめします。

【最寄り駅と行き方】
JR線「武蔵小金井駅」→京王バス(多磨町、調布駅行)「試験場正門前」下車(所要時間約10分~20分)
JR線「武蔵小金井駅」→小田急バス(三鷹駅行)「試験場正門前」下車(所要時間約10分)
JR線「三鷹駅」→小田急バス(武蔵小金井行)「試験場正門前」下車(所要時間約30分)
京王線「調布駅」→京王バス(武蔵小金井行)「試験場正門前」下車(所要時間約30分)
京王線「多磨霊園駅」→京王バス(武蔵小金井行)「試験場正門前」下車(所要時間約15分)

【アクセス】
中央自動車道「調布IC」から約15分

現地へのアクセス 公式サイトへ

2:【鮫洲運転免許試験場】
住所:〒140-0011 東京都品川区東大井1-12-5
電話番号:03-3474-1374
受付時間:(平日)8:30~17:15、(日曜日)8:30~12:00、13:00~17:15

【駐車場】
あり(収容台数不明)
※現在工事中につき、利用不可との情報があるので、公共機関の方が無難かと思います。

【最寄り駅】
京浜急行線「鮫洲駅」から徒歩約8分
東京モノレール「大井競馬場駅」から徒歩約15分
東京臨海高速鉄道りんかい線「品川シーサイド駅(B出口)」から徒歩約15分
JR線「品川駅(高輪口)」→都営バス(大井競馬場行)「鮫洲運転免許試験場前(東京運輸支局前)」下車(所要時間約15分)
JR線「目黒駅前」→都営バス(大井競馬場行)「鮫洲運転免許試験場前(東京運輸支局前)」下車(所要時間約25分)

【アクセス】
首都高速湾岸線「大井南IC」から約10分

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3:【江東運転免許試験場】
住所:〒136-0075 東京都江東区新砂1-7-24
電話番号:03-3699-1151
受付時間:(平日)8:30~17:15、(日曜日)8:30~12:00、13:00~17:15

【駐車場】
なし(近隣に有料駐車場があるのみです)

【最寄り駅】
東京メトロ東西線「東陽町駅」から徒歩約5分
JR線「亀戸駅(北口)」→都営バス(東陽町行)「江東試験場前」下車(所要時間約30分)
JR線「錦糸町駅(南口)」→都営バス(門前仲町行)「江東試験場前」下車(所要時間約30分)

【アクセス】
首都高速9号線「木場IC」から約10分
首都高速9号線「枝川IC」から約15分

現地へのアクセス 公式サイトへ

運転免許の住所変更をしに行く前に、場所のご確認をお忘れなく!

どんな場所で住所変更手続きができるのか、東京を例にして紹介しておきましたが、他の道府県の場合もほぼ同じ感じで、警察署や運転免許センター、試験場だったりします。でも、場所によっては受け付けていなかったりする可能性もあるので、念のために行く前に必ずご確認するようにしてくださいね。
せっかくの貴重な時間ですから、無駄足踏んだらもったいないですからね!

住所変更に必要な「書類と手数料」

住所変更の手続きを行うためには、当たり前ですが、転居先を口頭で伝えればOKというわけにはいかないので、新住所を証明することができる書類などの準備が必要になります。ここでは、それら必要書類などについて紹介していきますので、手続き前の参考にしてください。

手続きに必要な書類など

1:「免許証」
2:「住民票」(個人番号(マイナンバー)が記載されていない6ヶ月以内の住民票) ※コピーはダメです。
3:新住所の「健康保険証」
4:「消印付郵便物」
5:住所が確認できる公共料金の「領収証」
6:「在留カードなど」 ※消印のないダイレクトメールや年賀状は除きます。
7:「申請用写真」 ※6ヶ月以内に撮影したもの1枚(カラー又は白黒、縦3cm×横2.4cm)
8:「運転免許証記載事項変更届」 ※現地にあります。
9:「印鑑」(認印で大丈夫です)

1の「運転免許証」は、その裏面に新住所が記載されるので、そもそもないと受け付けてくれません。
2~6については、全部必要なのではなく、新住所を証明することができるものとして、これらのうち、どれか準備できるもので大丈夫です。住民票が一般的でもっとも無難です。
7の「申請用写真」については、他都道府県からの転入時に必要になる場合があります。不要な場合がほとんどですが、地域によってまちまちのようなので、手続き先でご確認ください。

手数料などの費用はどれくらいかかるの?

住所変更手続きの手数料は、ズバリ「無料」! タダでできちゃいます。もちろん、住民票の取得や写真が必要な場合は、それらの費用は自己負担となりますので、ここは勘違いをしないようにしてください。必要書類一式を準備して、しかるべき場所へ赴いて、手続きをしてしまえば、それでおしまいです。
※住民票の取得料は、1通300円くらいです。

行く前に必ず必要書類などのご確認をお忘れなく!

基本的には上記の書類が揃っていれば、住所変更は問題なく行えますが、例えば、住民票がないから、公共料金の請求書で対応しようと思ったら、住民票じゃないとダメ(正直そんなことはないと思いますが…)と、言われちゃったらもったいないので、まずは事前にご確認することを忘れないようにしてください。
もっとも、住民票があれば100%、住所変更はできます。

代理で手続きを行う場合

住所変更の手続きを行いたくても、忙しくてなかなかできない…。中にはそういう人もいるかもしれませんよね? そんなときは、忙しいからとそのまま放置したりしないで、誰かお願いできる人を代理人として、住所変更の手続きを行うことをおすすめします。

代理人を立てる場合の注意点

この「代理人」ですが、実は誰でもいい、というわけではないようです。ほとんどの都道府県が「家族(親族)」のみを代理人として認めているので、そうなると、ちょっと友だちにお願いを…というわけにはいきません。
家族以外の人に頼むことが認められている地域では、委任状が必要になります。ただ、ほとんどの地域が家族(親族)以外を認めていないことを鑑みると、基本的には家族(親族)のみが代理人として認められているものと解釈するのが妥当だと思います。いずれにせよ、代理人の条件だけではく、必要となる書類などもまちまちなので、まずは、お住まいの地域の警察署に問い合わせ、必ずご確認するようにしてください。

代理人が用意するもの

代理人は、手ぶらでいいというわけではありません(笑)。依頼人が準備した書類などの一式はもちろん、代理人にも用意すべき書類などがあります。では、何を用意すればいいのでしょうか? ここで、東京を例に紹介したいと思いますので、参考にしてください。

1:申請者と代理人が併記された本籍・国籍の記載ある「住民票」(個人番号(マイナンバー)が記載されていない6ヶ月以内のもの) ※コピーはダメ、続柄の記載は不要です。
2:代理人の「本人確認書類」(運転免許証や健康保険証など)

以上が東京での例ですが、住民票に「申請者と代理人が併記されていること」が必要であることから、東京では家族(親族)のみ、代理人による手続きが可能であるとわかりますね? 地域によっては、このほかに

3:(同居していない親族の場合)「委任状」 ※同居していても委任状が必要になる場合もあります。
4:(友人が代理人の場合)「委任状」
5:「印鑑」

これらのものが必要になる場合もあるので、お住まいの地域の警察へ必ずご確認するようにしてください。また、委任状については、ホームページ上にテンプレートを用意しているところもありますが、ない地域もあります。
テンプレートがない場合の参考文例を記しておきますので、必要な場合、参考にしていただければと思います。

【委任状の文例】

委任状
私は、(妻、兄弟、友人など、委任者との関係を記載)○○○を代理人と定め
運転免許証の記載事項変更に関する一切の権限を委任します。
被委任者の   住所
氏名
委任者      住所
氏名            印
生年月日

(○○○ 欄には、妻 ○○ といった表記をします)

代理人での手続き前に、どこまでを代理人として捉えているかご確認を

代理人は、家族(親族)が基本であることはすでにご理解いただいているかと思いますが、やっぱり地域によってその解釈の幅もあるわけですから、どこまでを代理人として認定してもらえるのか、まずは事前確認をされることをおすすめします。
また代理人による手続きですと、当然ですが、相手の人にも用意をしてもらわないといけないなど、ちょっと手間がかかるものです。でも、ご自分で手続きに行くことが難しいからと、いつまでも放置するわけにもいかないのも事実ですから、ここは1つ、無理なお願いを相談してみてはいかがでしょうか?

その他よくある質問

ここでは、運転免許証の住所変更手続きでよく見られる質問について、Q&A形式でいくつか紹介したいと思います。「今、こんな状況なんだけど…」といったときや、「これって大丈夫なの?」と感じるような疑問を解決できるようにできるだけ詳しく解説したつもりですので、ぜひ参考にしてください。
また、内容によっては、これまで紹介した中に含まれているものもありますが、それだけ大切なこととしてご理解いただければと思います。

Q1:「住民票を移していないけど、現在住んでいる住所への変更は可能?」

「住民票は現住所へ移していないのですが、運転免許証だけでも住所変更をしておこうと思うのですが、そもそもできるのでしょうか?」

答え:【可能です】
学生さんにはよくあるケースではないでしょうか? 住所は実家のまま、学校近くのアパートなどに住んでいる人も決して少なくないと思います。あるいは単身赴任の方。しばらくすれば、元の家に戻るので、わざわざ住民票を書き換えていないという人もいるのではないでしょうか。
結論から言えば、住所変更は「可能」です。方法としては、現住所に送られてくる公共料金の請求書などを使って住所変更手続きを行います。現住所がわかる状態…つまり、未開封であれば理想的です。地域によっては公共料金の請求書以外にも、消印のついた郵便物でも対応してくれるところもあるようなので、ご確認されるのがよいかと思いますが、ダイレクトメールなど、消印のないものでは基本的にダメなので、信頼度からいっても、公共料金の請求書をおすすめします。

Q2:「運転免許証の更新と一緒に住所変更はできる?」

「住所変更をしたくても忙しくてなかなかできず。気づいたらもう、運転免許証の更新が間近になっていました。いっそのこと、同時にできればいいと思うのですが、更新と住所変更を同時にできるものでしょうか?」

答え:【できます】
引っ越しをして、住所変更をしようと思ったら、運転免許証の更新が間近に迫っている…。なんてことはよくあることですよね? また、しばらく住所変更してなかったら、更新時期がやってきた…。なんてことも。そんなときは、運転免許証の更新と合わせて住所変更をすれば大丈夫。当たり前ですが、新住所を証明できる書類の用意をお忘れなく。
ここで1つ、注意点があります。「優良運転者」に認定されている人は、全国どこでも更新手続きをすることができますが、住所変更はその限りではありません。新住所を管轄している場所でしかできないので、更新と一緒に住所変更をされるときは、ご注意ください。

Q3:「住所変更せずに1年以上経過してるけど、失効してしまう?」

「引っ越ししてから、気づいたらもう1年以上経っていて、運転免許証の住所も、旧住所のまま…。もしかしたら、失効しているのかもと不安なのですが、どうなのでしょうか?」

答え:【失効していません】
引っ越ししてから慌ただしく、気づいたら1年以上経ってる…。ありがちなケースですよね? ご安心ください。運転免許証は「有効」です。もし、更新時期が近いのでしたら、更新と一緒に手続きをすれば、1度で完了します。その際は、現住所を証明できる書類を忘れずに、更新手続きをしに行くようにしてくださいね。
補足ですが、運転免許証の失効は、「記載事項変更」に依存するのではなく、有効期限内の更新をしなかった場合になるものです。

Q4:「住民票を移したら、運転免許証の住所変更は不要?」

「先日引っ越しをして、市役所へ転入届を提出してきました。住民票を移したことで、運転免許証の住所の変更手続きはしなくても大丈夫なのでしょうか?」

答え:【別途手続きが必要です】
これもまたありがちな質問ですが、答えは「NO」です。まず、住民票の手続きと、運転免許証の手続きは別物だとご理解ください。住民票は役所が管理していますが、運転免許証の情報は、運転免許センターが管理しています。そして、変更された情報が共有されるわけではありません。
なので、住民票の住所変更を済ませたからといって、安心していてはダメ。それぞれ個別に手続きを行う必要があります。安心していちゃダメですよ?

Q5:「運転免許更新時に住所変更をするのだけど、実家に戻らないとダメ?」

「そろそろ運転免許証の更新が近づいてきていて、同時に住所変更をしようと思っています。この場合、旧住所を管轄しているところ…実家へ行かないとダメなのでしょうか?」

答え:【戻る必要はありません】
この場合、現在お住まいの地域を管轄している運転免許センターなどで、現住所を証明できる必要書類を持参して、更新と一緒に住所変更をすれば大丈夫です。
そもそも、住所変更を伴う運転免許証の更新の場合、【新住所を管轄する運転免許センターなどでしか手続きが行えない】ことになっているんです。なので、戻ったらむしろ住所変更ができなくなります。
もし運転免許証に記載の住所へ行かないとならない場合、例えば北海道から鹿児島県に引っ越していたら、手続きのために北海道へ戻らないといけないですよね? その必要はありませんのでご安心ください。

Q6:「住所変更をせずにずっとそのままにしておくと、どうなるの?」

「運転免許証の住所変更を、もうずっとしていません。もし、このままいつまでも住所変更をせずにおいたらどうなるのでしょうか?」

答え:【道路交通法違反で処罰されます】
まさか、こういう人はいないと思いますが、住民票を移せば全部OKだと思っていると、こういったことが起きてしまいますので、注意が必要ですよね? また手続きが必要と知りつつも、面倒だからと、いつまでも住所変更をせず、怠っているとどうなるのでしょうか?
実をいうと、法令違反(道路交通法違反)になっちゃうんです。さすがにこれはヤバいですよね?

(免許証の記載事項の変更届出等)
第94条 免許を受けた者は、第93条第1項各号に掲げる事項に変更を生じたときは、速やかに住所地を管轄する公安委員会(公安委員会の管轄区域を異にして住所を変更したときは、変更した後の住所地を管轄する公安委員会)に届け出て、免許証に変更に係る事項の記載(前条の規定による記録が行われる場合にあつては、同条の規定による記録)を受けなければならない。

出典:www.houko.com

とあるように運転免許証の記載事項変更届けは法令によって義務付けられていて、また、これを放置し続けていると、

第121条 次の各号のいずれかに該当する者は、2万円以下の罰金又は科料に処する。
九 第94条(免許証の記載事項の変更届出等)

出典:www.houko.com

と、罰金または科料といった行政処分が待ち構えているんです。怖いですねー。
住所変更が必要になったら、面倒だからとそのまま放置せず、忘れずに、早めに手続きしましょうね。(第121条については、今回のテーマに該当する部分のみ、抜粋して引用しています)
それに、身分証明証としても有効な運転免許証です。記載されている住所と、現住所が違っていたら、自分自身の証明としては不十分ですよね? なので、ちょっと手間かもしれませんが、早めに手続きを済ませておきましょう。

Q7:「現住所を証明できるものが何もない!それでも住所変更できる?」

「私は、住民票はもちろん、公共料金などすべての郵便物の送り先が実家のままなので、自分が今、ここに住んでいるということを証明するものが何もありません。運転免許証だけは住所変更をしたいのですが、何かいい方法はないでしょうか?」

答え:【そんな場合でも方法はあります】
とってもレアなケースかもしれませんが、住民票は実家のまま、公共料金も実家払いで、あらゆる郵便物は全部実家へ送られる…。なんていう場合、請求書などの現住所を証明できる郵便物がまったくないわけですよね? お困りかもしれませんが、ご安心ください。ちょっと裏ワザ的な方法ですが、ご自身がここに住んでいると証明できる郵便物を「作っちゃえばいい」んです(笑)。
方法はいたって簡単。自分で自分にハガキを送ればいいんです。ちゃんと消印がついたハガキが手元に届けば、それで証明書類の完成です。

でも、これはあくまで裏ワザとご理解ください。ちゃんとお手元に請求書などが届く環境にされる方がよいかと思います。

Q8:「住所変更すると、運転免許証は新しいものになるの?」

「今回、はじめての引っ越しで、近々運転免許証の住所変更をしに行く予定です。運転免許証って、住所変更とかをする度に新しいものが発行されるのですか?」

答え:【なりません】
今回の住所変更に限らず「運転免許証記載事項変更届」で行った諸手続きは、運転免許証の裏面に変更内容が記載されるようになります。そして、次回更新時に、変更した住所が、免許証のオモテ面に記載されるようになります。
お住まいが他の都道府県になると、申請用写真が必要な場合があると先述しましたが、これはあくまでも「申請用」のものなので、この写真に入れ替わったり、新しい運転免許証が発行されるといったことはありません。

Q9:「住所変更は、在住の都道府県以外でもできるの?」

「最近、今の土地へ引っ越してきまして、そろそろ運転免許証の住所変更をしようと思うのですが、どうにも出張が多く、なかなか時間がとれません。そこで、住所変更は今住んでいる地域以外の都道府県でもできるのか知りたいのですが、できるのでしょうか?」

答え:【できません】
Q2にも明記しましたが、運転免許証の住所変更の手続きができる場所は「新住所を管轄している警察署や運転免許センターなど」に限定されています。例えば、神奈川県から東京に引っ越しをして、荷物を取りに1度、神奈川県の旧宅へ戻ったついでに住所変更を…というのは、できませんのでご注意ください。

Q10:「運転免許証の住所変更をしないでいると、どいういうことが起きるの?」

「運転免許証の住所変更は早めに、とよく聞きますが、もし、住所変更をせずにいた場合、どんなデメリットがあるのでしょうか?」

「いずれ実家に戻るから、住民票と同じ住所のままにさせておきたい」という人もいるかもしれませんよね? そこで、住所変更をしない場合、どういうことが起きるのかについて、お答しておきますね。

運転免許証の住所変更をせずにいると、こういったこと(デメリット)が起きます。
1:運転免許更新の連絡ハガキは、旧住所に届きます。 ※新住所で受け取るには、郵便局へ転居届を出す必要があります。
2:運転免許更新の連絡ハガキが旧住所へ送られるので、うっかり免許更新を忘れてしまうリスクがあります。
3:運転免許の更新場所は、旧住所の都道府県の運転免許センターなどになります。 ※優良運転者は全国どこでも更新できます。
4:運転免許証を現住所の証明書として使えません。
5:交通違反を起こした際に、旧住所の管轄の警察から呼び出しを受けるので、遠いと大変です。
6:無事故無違反ではない場合、状況によっては更新手続き(新免許証の受取)が1日で終わらない可能性があります。
7:道路交通法違反(第121条9号)により、罰金または科料を処されるかもしれません。

こんな具合に、住所変更をせずにいるだけで、いろんな部分で弊害が出てきちゃうわけです。あんまりいいことはないので、できるだけ速やかに住所変更はしましょうね。

まとめ

以上、「運転免許証の住所変更」について、諸々紹介してきましたがいかがでしたか? 基本的には各都道府県で統一されている内容が多いですが、細かくひも解いてみると、微妙に違ったりしているので、なにはともあれ、まずは事前に現住所地域を管轄している警察署などへ問い合わせてご確認されるのがよろしいかと思います。
また、運転免許証は、大切な身分証明書としても効果を発揮するものです。記載されている情報と実際のそれとが食い違っていると、当然ですが意味をなさなくなってしまいますし、万が一事故などがあった場合にも、何かと面倒です。お時間があればできるだけ早めに、もし難しければ、更新時に一緒に住所変更されることをおすすめします。