旧型から見る!新型プリウスの維持費!

デビュー間もない4代目プリウス。維持費が気になりますね! 今回は排気量や車両重量の区分、タイヤサイズなどが同じ3代目プリウスを例に挙げて新型プリウスの維持費を計算してみましょう。

プリウスについておさらいしましょう!

世界的大ヒット!

言わずと知れたトヨタの大ヒット商品プリウス。石を投げればプリウスに当たるほど、街中を走り回っています。やはりヒットの理由はその燃費の良さだと思います。とは言え実際の維持費はいくら掛かるのか? と疑問になるのが一般的です。車に詳しい人ならチャチャッと計算できますが、そうでない人にはなかなか難しい問題です。
そこで今回は具体的な金額を求めてみましょう!

新型プリウスの維持費は?

まだデビュー間もない新型プリウス。維持費を計算するには少し難易度が高いのも事実…・そこで今回は先代の3代目プリウスの維持費を改めて計算して、そこからひも解いていきましょう!

3代目プリウスの維持費をチェック!

実燃費はリッターあたり25キロと低燃費だが…。その維持費やいかに!

プリウスのスペック

スペックとは人間で言うところの身長や体重のことです。これが車だと自動車税や車検代などに深く関わってきます。今回は維持費に関わる部分だけ抜粋してみました。

3代目プリウス(2009年~2015年)

排気量:1,800cc 車両重量:1,310~1,490kg(グレードによって変わる)
となっています。

自動車税は排気量が基準

まず、毎年5月に請求が来る自動車税から見てみましょう。

1,000cc~1,500cc:34,500円
1,500cc~2,000cc:39,500円
2,000cc~2,500cc:45,000円

※H28年1月現在

となっています。プリウスの排気量は1,800ccなので、1,500cc~2,000ccの区分に入ります。ですので年間39,500円となります。エコカー減税対象であれば、そのパーセンテージに応じて減税されます。(概ね50%~25%)平成24年4月1日から平成28年3月31日までの新車登録車を対象としています。

具体的にはエコカー減税対象車の自動車税は20,000円となっています。しかし今回の3代目プリウスの場合2年目以降は通常の39,500円となります。

3代目プリウスの車検代

続いて2年に一度やってくる車検代を計算してみましょう。
ここでキーポイントととなるのが、重量税です。これは車の重量が関わってきます。重量税の区分は以下のようになっています。

~1トン:16,400円
~1.5トン:24,600円
~2トン:32,800円

となっています。先ほどプリウスの車両重量は1,310~1,490kgとなっていたのを確認しました。ですので重量税は24,600円となります。
それでは具体的な車検費用の計算をしてみましょう。

【法定費用】
自賠責保険 27,840円
重量税   24,600円
印紙代   1,700円
------------------------------
合計    54,140円

この値段は必ずかかる費用です。これに車検の手数料や整備費用がプラスされると言うことです。車検費用はお店によってさまざまで、安ければ9,000円代~となっています。一般的には20,000円前後が相場となっているようです。


3代目プリウスの主な消耗品の値段:タイヤ

ここでは気になる消耗品の値段をピックアップしてみましょう。
まずはタイヤから。タイヤはメーカーや種類、走り方などでその消耗度合いは前後します。一般的には50,000キロを目安とします。安い海外製タイヤだと50,000キロ以内に消耗すると言われています。日本製の上級グレードタイヤだと60,000万キロ程度と言われています。
それ以外に、減っていなくても3~5年程でヒビが入ってくる傾向にありますが、このような場合も交換時期となりますので覚えておきましょう。
それではプリウスのタイヤサイズを見てみましょう。グレードにより15インチと17インチの2種類あります。まずは15インチサイズから見てみましょう。

タイヤサイズ195/65R15
日本製の一般的なエコタイヤを例にとってみると、1本6,900円で販売されています。これに交換工賃や、タイヤ処分代を1本当たり3,000円(平均的な値段)とします。ですので9,900円(タイヤ代+工賃)x4本=39,600円となります。車の使用頻度などにもよりますが、平均して4年に一度、タイヤ交換代としておよそ40,000円が必要となります。
さらに、雪道を想定してスタッドレスタイヤ代も計算してみましょう。日本製の一般的なスタッドレスタイヤの価格を見るとこのサイズで1本10,000円程度が一般的なようなので、10,000円と計算します。同じように交換工賃とタイヤ処分代含め、平均的な3,000円とします。すると1本13,000円(タイヤ代+工賃)x4本=52,000円となります。スタッドレスは一般的に3、4年に一度買い替えのペースとなっています。
以上が195/65R15サイズのタイヤ代の計算となります。では次は17インチグレードのタイヤサイズを見てみましょう。

17インチモデルのタイヤサイズは215/45R17となっています。一般的な日本製のタイヤで、1本10,000円程となっています。工賃はタイヤ処分代含め、平均3,500円となっています。1本13,500(タイヤ代+工賃)x4本=54,000円となります。
続いてスタッドレスタイヤを見てみましょう。スタッドレスタイヤは一般的な日本製タイヤで1本17,000円程となっています。こちらも交換工賃は3,500円として、1本20,500円(タイヤ代+工賃)x4本=82,000円となります。どちらのタイヤも交換タイミングは15インチと同じと考えて良いでしょう。
インチの違いでタイヤ代が変わる傾向にあります。これは単純に、インチが大きくなるとタイヤ代が高くなる傾向があることと、工賃も高くなる傾向にあります。

DUNLOP(ダンロップ) WINTER MAXX 215/45R17 スタッドレスタイヤ

¥15,200

表示価格は、1本価格(消費税込)となります。
画像にアルミホイールが装着されていますが、タイヤ単体の販売となります。
当商品はスタッドレスタイヤです

販売サイトへ

だいたいのタイヤ代は、アマゾンなどで販売されている価格を基準に考えることができます。参考にしてみましょう。

3代目プリウスの主な消耗品の値段:エンジンオイル

走行距離5,000キロまたは半年に一度の交換が推進されているエンジンオイル。さらにエンジンオイル交換2回に一度のエンジンオイルフィルター(オイルエレメント)の交換も推進されています。ここではエンジンオイル交換費用を計算してみましょう。
どんなに走行距離が少なくても最低でも半年に一度エンジンオイル交換をし、1年に一度エンジンオイルフィルター交換をするとします。プリウスに使用するエンジンオイルを「トヨタキャッスル」というオイルを指定しています。このオイルの1リットルの値段はおよそ1,500円となっています。オイルフィルター交換時はオイルの交換量が若干多くなることも踏まえて、一回のエンジンオイル交換量は2.5リットルとします。これを年に2回なので、5リットルなのでオイル代は7,500円です。これに工賃を計算します。通常のオイル交換工賃の平均は1,500円です。これにオイル交換時は+500円、さらにオイルフィルター代がメーカーによって前後しますが、一般的な1,000円とします。これを全て合計します。
エンジンオイル7,500円+工賃(2回分)3,500円+オイルフィルター代1,000円=12,000円となりました。これがエンジンオイル交換に掛かる1年間の費用となります。

トヨタ キャッスルSN 0W20 1L [HTRC3]

¥855

商品サイズ:幅70x奥行70x高さ180mm。
商品重量:1Kg。

販売サイトへ

エンジンオイルは販売店や時期によって価格が前後します。

3代目プリウスの主な消耗品の値段:ハイブリッドバッテリー交換費用

ハイブリッドカーを購入する際、意外とここの計算をしていない人も多いハイブリッドバッテリー。携帯やスマートフォンのように消耗するとあっという間に充電切れになってしまいます。もちろんハイブリッドカーにも例外なくバッテリーの寿命はやってきます。充電切れしてしまうとメーターパネルの警告ランプが点灯し、モーターは作動せずただのガソリン車になってしまいます。さらにモーターが抵抗となり逆に燃費を悪化させてしまいます。これではハイブリッドカーの意味がありませんね。
新型がデビューし、旧型となりましたが、販売されてからそれほど時間の経過していない3代目プリウス。現役で乗られている車体や、中古車市場の物件でもバッテリーが消耗した事例は非常に少なくなっています。5年もしくは5万キロ以内のバッテリーは保証対象でもしなにかあれば無料で交換してもらえるそうですが、バッテリーの寿命がどうやら長い3代目プリウス。実はまだハッキリとどれくらいで寿命がやってくるのか不明な点が多いのも事実のようです。
そんな中、今のところ有力なのは先代のプリウスでは10年もしくは10万キロ程度でバッテリーが消耗し始める、いわゆる交換時期となるケースが多いようです。ですからこの3代目プリウスも10年10万キロと言われています。
気になるバッテリー交換費用ですが、部品代と工賃合わせて17万円となっています。
もしご自身がプリウスを10年もしくは10万キロ地点まで乗るのであれば。この交換費用は維持費に含めなければいけません。

では計算してみましょう!

ここまで車検費用や主な消耗品を計算してきましたが、ここでは年間走行距離1万キロとして4年間乗った場合の金額をざっと計算してみましょう。
4年間ですから車検は2回受けることになります。工賃などは一般的な金額、車検費用は2万円として計算してみましょう。
タイヤ交換はノーマルタイヤとスタッドレス共に、15インチを1度購入する計算にします。

自動車税4年分 39,500円x4=158,000円
車検代(2回分)法定費用54,140円+20,000x2=94,140円
39,600円(ノーマルタイヤ15インチ)+52,000円(スタッドレス15インチ)=91,600円
エンジンオイル1年間12,000円x4回=36,000円

全て合計すると、379,740円となりました。これだけ見ると非常に高価ですが、これを平均して1年間に必要な金額を出してみましょう。
379,740円÷4=94,935円となりました。1年間で約10万円の維持費が掛かると言う計算になりました。

結論!3代目プリウスの年間維持費は10万円!

しかしこれはあくまでもタイヤ交換などの費用を計算に入れたときの金額です。
さらに長年乗ろうとすると、バッテリー交換費用も必要ですし、走行距離が伸びてくればドライブシャフトブーツやタイロッドエンドブーツと言った、ゴム系の消耗部品の交換時期もやってきます。費用は総じて6、7万円程度かと思います。
長年乗っていれば多少なりとも大掛かりな整備を経験することとなり、まとまった整備費用は掛かりますが、それでも新しい車を購入することを考えれば安上がりになります。
まず車を購入する場合は、何年その車と付き合うかを考えて維持費の計算をすることがポイントとなるでしょう。

4代目にあたる新型プリウスはどうなのか?

エンジンなど3代目と同じ

3代目とエンジンが同じなので排気量による自動車税の区分は同じです。さらに車両重量も1,310 - 1,460kg(モデルにより異なる)と~1.5トン以下区分なので、車検費用も同じと計算できます。

販売間もないので少し不明な点もありますが…

維持費の計算において気になるのがエコカー減税ですが、新車購入時に掛かる取得税はH29年3月31日まで、重量税が平成29年4月30日までとなっているので、それ以降は正規の値段です。しかしエコカー減税に関しては延長や税率が変わる恐れがあるので、その都度調べた方が賢明かと思います。
タイヤサイズ、エンジンオイル量など新型プリウスもほぼ変わりないので今回の計算を参考にしてください。

まとめ

いかがでしたか? 世界的に大ヒットのプリウスの維持費についてはご理解いただけましたか? 今回の計算では年間10万円となりましたが、普通車としては非常にリーズナブルなお値段となっています。それでも維持できるか心配だと言う人は、実際にディーラーに出向いて、販売員さんに具体的にお話を聞いてみてください。
まだ車の購入すら検討している段階であっても気を遣わずに訪ねても構いません。不安なまま車の購入をしても楽しめないと思います。特に初めて車を購入する人にとっては維持費は不安材料ですよね。
車を楽しむコツは、維持費を知っておくことだと思います。そしてそのお金を置いておくことがポイントです。車を購入後は定期的に点検を実施し車の健康状態を把握しておき、次はどの整備にいくら必要なのかを知っておけば、突然の出費に悩まされることはないと思います。
計画性があればカーライフをより楽しむことができます!
最後までご覧いただきましてありがとうございました!