運転免許の更新時間、最短で終わらせる方法を伝授します!

運転免許の更新って面倒ですよね。でもやらないと運転できなくなっちゃいますから仕方がないんですけどね。当日はなんだかんだで、うろうろしてると半日つぶれちゃうじゃないですか。まぁ、何も考えずに行くだけ行って、案内されるがままに來回しにされてるだけですけど。“もうちょっと効率よく出来ないのかなぁ”、なんて考えてしまって、実際に何にどれだけ時間がかかってるのかを考えてみましょう。

免許の更新ができる場所

免許の更新が出来る場所は

●現住所の管轄の運転免許試験場または運転免許センター
講習を当日受けられて、新しい免許証は即日交付されます。
受付可能日:平日及び日曜日が一般的です。

●警察署(一部交番)
警察署によって、講習日を予約して後日受講する、新しい免許証が即日交付されず後日受け取る必要がある場合があります。郵送対応してくれますが、郵送手数料(送料含む)が必要になります。
受付可能日:平日のみが一般的です。

受付日時はまちまちですので、必ず事前に確認してください。

ニーズによって使い分けられる

大まかに言えば、一度に全部終わらせることができるのが運転免許試験場(運転免許センター含む)です。圧倒的にこちらを選択する人が多いので終日混み合っています。対して短い時間で何度かに分けて行えるのが警察署です。初回は受付と適性検査のみで、講習日を予約。後日講習を受けて免許証を受け取る、という流れです。
日曜日に終わらせたい! ということでしたら、警察署での対応はほとんどありませんので、運転免許試験場でないと難しいと思います。

運転者区分によっても流れが違う

運転者区分によってもそれぞれ流れが違います。

●運転免許試験場(運転免許センター含む)の場合
優良運転者、一般運転者、違反運転者、初回更新者それぞれに受講する講習が違いますが、全体の流れは同一で、すべてを一度に終えることができます。

●警察署の場合
優良運転者は講習まで即日受けられ、新しい免許証も即日交付されます。全国の都道府県を経由して更新手続きを行う“経由更新”を利用して、全国の警察署でも受付可能です(誕生日の1ヶ月前〜誕生日までの1ヶ月間のみ)。
一般運転者、違反運転者、初回更新者は、居住している管轄の警察署でしか受け付けされません。講習日を予約して後日講習を受けなければなりません。新しい免許証の交付も講習終了時です。

高齢者講習は特別待遇

70歳以上の人は高齢者講習を受けなければ免許の更新ができませんが、高齢者講習は運転免許試験場や警察署では行っていません。ではどこへいけばよいのでしょう?それは、自動車学校なんです。正しくは指定自動車教所です。すべての自動車学校が行っているわけではありませんので注意が必要です。
指定自動車教所で高齢者講習を受け、修了証を持って運転免許試験場や警察署で更新手続きを行います。

免許更新に必要なもの

免許の更新に持参しなければいけないものは、

●現在有効の運転免許証

●更新連絡書(更新ハガキ)
更新ハガキはあると手続きが早いだけで、無くても大丈夫です。

●“免許の条件等”という欄に、“眼鏡等”と記載されている人はメガネ(コンタクト)
もし条件欄に“眼鏡等”と記載されてなくても、普段使っている人は持参した方が良いでしょう。適性検査時に視力が両眼で0.7以下だと不合格になってしまいます。“裸眼で0.7は怪しいかも”と言う人は、もしかしたら出直すことになってしまうかもしれません。持参していれば、その場でメガネ(コンタクト)を使って合格できます。もちろん、“古すぎて合ってないんだよね”なんてことでは意味がありませんから、自分の視力にあったものを用意してください。

●更新と同時に住所を変更する場合は、新住所を確認できる書類が1通必要
住民票、健康保険証又は新住所に届いた郵便物などで大丈夫です。引っ越しをしたときは、必ず住所変更の手続きをしましょう。更新前に最寄りの警察署で住所変更をしてある(裏書きされている)場合は、自動的に更新されますので確認書類は必要ありません。更新と同時に氏名や本籍を変更する場合は、本籍の記載がある住民票の写し(コピー不可)が1通必要です。

ちなみに同一の戸籍の人が同時に2人以上で手続きする場合は、住民票の写しは1通で大丈夫です。
一般的には結婚(入籍)したときですね。世帯を持つと本籍地ができますから、それまで実家にあった本籍が自分の本籍に変わっています。更新のついでに免許証の本籍も変更しておきましょう。女性の場合は名字もかわりますので、本籍と合わせて変更しましょう。役所に行って“本籍の記載された家族全員の住民票”を1通もらってきましょう。

免許更新の流れと必要な時間

免許更新時にしなければいけないことをおさらいしてみましょう。

1.受付

とにもかくにも受付です。手続き場所によって受付時間が違いますので、しっかりと確認して下さい。“日曜日は受け付けていない”とか“日曜日は受付時間が異なる”というケースもあるようです。

受付では、更新ハガキと現在の免許証を見せて、更新申請書を受け取ります。更新手数料と受講料も受付で支払います。2016年1月24日時点で更新手数料は2,500円ですが、受講料は講習の内容によって変わりますので、のちほど講習内容の違いをお話するときに受講料も合わせて案内します。

2.暗証番号の設定

受付の隣に暗証番号(4桁2組)を入力する機械がありますので、任意の4桁(自分の好きな4桁でいいです)を2組入力します。面白いことに同じ4桁を2回入力しても大丈夫です。
2009年1月4日から運転免許証の偽造防止の目的でICカード化されました。ICチップに書き込まれた個人情報を保護するために暗証番号を設定します。何かの理由で免許証に書き込まれた個人情報を確認したい時にはこの暗証番号が必要になります。
ですから憶えておける暗証番号にするか、機械に入力した暗証番号が書かれた“登録カード”が発行されますので、保管しておきましょう。

“以前に登録した暗証番号を入力しないと免許の更新ができない”と誤解している人がいらっしゃいますが(よくその質問を受けます)、免許更新のたびに新しい暗証番号を設定する(変更しなくてもよいですが)ということですので、更新を迎えた時点で古い暗証番号は不要ですから覚えている必要はありません。

3.申請書の記入

受け取った更新申請書に必要事項を記入します。裏面に健康状態に関する質問がありますので、忘れずに記入しましょう。記入できたら現在の免許証と更新申請書を持って視力検査へ向かいます。

4.視力検査と肢体能力検査

視力検査はスコープ型の機械で行います。特に問題がなければ(筆者は両眼とも1.0です)片目2~3回ずつで終わりますが、視力が低めの人は要注意です。運転免許の条件は“両眼で0.7”ですから、片方だけでも0.7をクリアしていることが条件です。当然、0.7が見えるかどうかを確かめられますので、0.6~0.8くらいのところを行ったり来たりさせられます。無理そうだなと思ったら素直にメガネ(コンタクト)を使いましょう。条件欄に“眼鏡等”と記載されますが、更新出来ないよりは良いでしょう。
視力検査が終わると肢体能力の検査ですが、検査というほどのことはありません。目視で確認されて、“手足は問題なく動きますか?”程度の質問を受けるだけです。
これで適正検査に合格しましたので、いよいよ更新手続き開始です。

5.更新手続き受付

ここまでは事前作業です。免許の更新を受けるに値する人間かどうか(大げさな)を確認されたに過ぎないのです。更新受付窓口へ行って、更新申請書と免許証を提出します。記載事項に変更がないか、などの質問をされますので、住所変更などがあればここで必要書類を提出して確認してもらいます。特に変更事項がなければ、免許証引換券を受け取って撮影室へ促されます。

6.写真撮影

誰にとっても大問題の写真撮影です。髪がはねていようが寝ぐせがあろうが、シャツの襟が曲がっていようが誰も指摘してくれません。有効期間が5年間の免許証の場合はその写真と5年間付き合うことになりますからね。事前に身だしなみを整えて、できるだけいい顔で写りましょう。
古い免許証が欲しいと言う人はここで申し出てください。新しい免許証を受け取る際に、古い免許証(穴開け処理されています)も一緒にもらえます。

運転免許の更新手続きはこれで終了です。ただ、安全運転励行の観点から、すべての免許更新者を対象に安全講習が行われます。この講習を受けなければ新しい免許証を受け取ることはできません。あきらめておとなしく講習を受けましょう。

つづいて安全講習を受けます

講習は、過去の違反履歴に合わせて4種類あります。高齢者を対象にした高齢者講習もあります。それぞれ内容と時間が異なりますので、自分がどの講習を受けるのかを確認しましょう。

●過去5年間の間に違反がなく、危険運転致死傷罪等も犯したことがない
→A「優良講習」受講者です。“ゴールド免許証”がもらえます。

●過去5年間に軽微な違反(反則点数3点以下)が1回だけ
→B「一般講習」受講者です。青色の有効期間5年間免許証がもらえます。

●過去5年間に1点以上の違反が2回以上、もしくは6点以上の違反がある
→C「違反講習」受講者です。青色の有効期間3年間免許証がもらえます。

●初めて更新を迎えた人は、違反回数は関係なく、初更新=初回講習です
→D「初回講習」受講者です。青色の有効期間3年間免許証がもらえます。

●70歳以上の人
→E「高齢者講習」受講者です。70歳で過去5年間無違反か軽微な違反が1回のみの人は、有効期間4年間の免許証がもらえます。2回以上、もしくは6点以上の違反があった方は、有効期間3年間の免許証がもらえます。71歳以上の人は前歴に関係なく有効期間は3年間です。

A「優良講習」

過去5年間、無事故無違反(事故は人身事故が対象)だった人です。優良ドライバーとみなされ、一番軽い講習内容です。
過去5年間で法令の変更があった場合は変更箇所の確認をします。ビデオで最近の事故事例を見ながら、対策や心構えなどを話合います。

講習時間:30分
講習手数料:500円

B「一般講習」

過去5年間に軽微な違反(3点以下)が1回のみの人が対象です。残念ながら優良ドライバーとはいきませんが、違反者の中では軽い講習内容です。
法令の変更箇所を確認するのは優良講習と同じですが、事故が起きる理由や違反をしてしまう理由など、ビデオの内容が違います。

講習時間:60分
講習手数料:800円

C「違反講習」

過去5年間に違反が2回以上、もしくは6点以上の違反があった人が対象です。違反者の中でも要注意扱いですので、重い講習内容です。
交通事故の怖さや、当事者のその後の人生まで含めて交通事故がもたらす恐ろしさ、悲惨さをビデオで学習します。安全運転自己診断(自分のタイプを知る一種の心理テスト)を行い、運転時に気を付けるべき点などを確認します。

講習時間:120分
講習手数料:1,350円

D「初回講習」

免許を取得してから初めて更新をする人が対象です。5年間の運転実績がありませんので、過去に違反履歴に関係なく受講しなければなりません。
これから運転歴を積んでいく人が、運転時に気を付けることや交通事故の恐ろしさ、安全運転の大切さなどを学びます。

講習時間:120分
講習手数料:1,350円

E「高齢者講習」

70歳以上の人が対象です。高齢者に多い事故事例の紹介や交通ルールの再確認を行います。動体視力や夜間視力を測定したり、車を運転して指導員から助言を受けます。
75歳以上の人は、講習の前に講習予備検査があります。

講習時間:180分
講習手数料:70歳から74歳の方 5,600円
75歳以上の方 5,850円(検査手数料650円+講習手数料5,200円)

講習を終え、新しい免許証を受け取る

講習が終わると、できあがった免許証を配ります。名前を呼ばれた順に引換券と引き替えて受け取ったら終了です。
必ず記載内容を確認しましょう。私は他人の免許証を持って帰ってしまった人を知っています。とても面倒なことになりますので、自分のものであることをまず確認しましょう。
生年月日や住所、条件欄の記載事項、取得した免許の種別なども間違っていることがありますので必ず確認しましょう。
万一間違っていた場合は、その場で申し出て修正してもらいます。

免許更新にかかる時間

さて、一通りみてきましたが、実際に最低限必要な時間ってどれくらいなのでしょうか。
順にみてみましょう。

1.受付:2、3分
所要時間は2、3分です。更新ハガキと免許証を見せて代金を支払い、更新申請書を受け取るだけです。

2.暗証番号の設定:1分未満
実質1分要りません。ただ、4桁×2をその場で考える時間が必要です。事前に考えておきましょう。

3.更新申請書への記入:5分
5分程度みておきましょうか。

4.適性検査:5分
視力検査は、問題がなければ3分くらいで終わりますし、肢体能力検査も2.3の質問に受け答えるだけです。
合計で5分くらいでしょう。

5.更新受付:3分
変更事項がなければ3分程度で済みますね。住所変更などの手続きはここで行います。

6.写真撮影:1分未満
座らされたと思うとすぐに撮影されますので、ほんとに“あ”っという間です。

ここまでで20分ですね。
講習は人それぞれですので、上に書いた内容を確認して下さい。ちなみに私の場合は、前回の更新は一般講習でしたので1時間です。つまり最低所要時間は、合計で1時間20分ということになります。

待ち時間が多いパートはどこ?

でも、実際は入場から退場までに2時間以上かかりました。この40分の差はいったいどこからくるのでしょうか。それはアイドリング、つまり待ち時間なんです。待ち時間を並べてみると、

●受付
5人くらい並んでいましたので、10分くらい待ったと思います。

●暗証番号の設定
私の地元の試験場には機械が2台しか設置されていませんでしたので、ここにも待ち人の列ができていました。加えてその場で暗証番号を考えるので、4桁×2を打ち込むだけにしては時間がかかるのです。ここでは5~6分待ったでしょうか。

●視力検査
乱暴な言い方ですが、ここは少なからず博打になります。
1人も並んでいないということはまずありません。機械が何台かありますので、何人かで何列かの行列になっているはずです。年配のかたや視力が悪くて何度もやり直しをしている人がいるとその列は進みがわるいので、列が短くても時間が掛かることもあります。“急がば回れ”とはよく言ったもので、長い列の方が早いこともあります。私はここでも5分程度並びました。

●更新受付
私は変更事項が無かったのですが、前の人が住所変更をしていたので少し待ちました。

●写真撮影
上述したとおりサクサク進行しますので、意外と行列になりませんでした。
前に1人いただけでしたのでノーカウントでも良いくらいです。

●講習開始時間
私の一番の待ち時間は講習開始までの時間でした。
次回の講習開始までに20分弱という状況でしたので、随分とアイドリングしてしまいましたね。

●免許証の受け取り
最後に講習が終わって免許証を受け取る時にも待ち時間があります。
40~50人くらいの受講生がいますから、呼ばれる順番次第で待ち時間が変わります。きっと最後の方だと10分くらい待つのではないでしょうか。私はここでも5分ほどでした。確証はありませんが、きっと受付順に呼ばれると思います。先に呼ばれる=受付が早いということだと思いますが、早く受付をする=講習前に待たされているはずなので、相対的にはここで呼ばれるのを待つ方がアイドリング時間は短いはずです。

このようにわずかなアイドリング時間の積み重ねで、30分~1時間の無駄が発生してしまうのです。これでも混雑時ではありませんでしたから、ピーク時だったらと思うとゾッとしますね。

待ち時間を少なくするためには?

待ち時間を極力少なくするためにはどうすればよいでしょうか。ロスする要因は上に書いた通りですから、これらのロスが生まれないようにすれば良いということですよね。ざっくりとした言い方をすれば、“空いている時間帯を狙う”ということですね。移動するたびに行列に並んでいるのと、次から次へと進んで行けるのとでは、終わってみれば雲泥の差が生まれますからね。

どんな時間帯が狙い目?

人の心理と言いますか、行動のパターンを考えれば見えてきます。平日か日曜日かと言えばやはり平日の方が空いています。仕事が休みの日に済ませられればその方が良いですから、日曜日に集中するのは見えてますよね。
では、平日だったらどの時間帯が良いでしょう。ちょっと考えてみて下さい。

1.平日に休暇を取る
2.平日の午後に半休を取る(早退扱い)
3.平日の午前中に半休を取る(遅刻扱い)

この3つだったら、どれが一番取りやすいですか? たぶん3番ではないでしょうか。仮に理解のある職場で、1日休暇が取れたとしても、せっかく休みにしたなら午前中に済ませてしまって午後を有効に使いたいと思いませんか?
こうして見てみると、平日の午前中が混み合う可能性が高いと思うのです。曜日で言えばやはり月曜日です。1週間単位で働いている人にとって、一番取り返しやすいのが月曜日の午前中ではないでしょうか。もしくは金曜日。仕事の進捗具合を見ながら、週末の午前中なら抜けられるかなぁ、なんてパターンが多いと思うのです。
試験場はお役所ですから、昼はきちんと休みます。受付は12時~12時45分の間は締まっています。昼休みの時間に融通が利く人でしたら、12時ギリギリに受け付けを済ませておいて昼食を取り、午後の最初の講習を受けるというのも一案かもしれません。
逆の見方をすれば、平日の午後が狙い目だということですね。しかも午前の受付に間に合わなかった人や、昼休みのやりくりで午後1番に来ている人のことを考えると、出来るだけ遅い時間が良いのではないでしょうか。全部を調べた訳ではありませんが、ほとんどの試験場が受付の終了時刻が15時ですので、14時50分くらいに滑り込むのがベストな選択なのではないかと思います。
渋滞で間に合わなかったなんてことにならないようにしてくださいね。

講習の開始時間を読む

もう一つ忘れてはいけないのは、講習の開始時間です。今回の私のケースではここで20分ロスしています。講習の開始時間はどこの試験場でも決まっているはずですので、事前に確認できるといいですね。そこに照準を合わせることも大切だと思います。
これまた私の勝手な推測でしかありませんが、お役所仕事ですから必ず17時前にすべてが終わるように設定されているはずです。片付ける時間を差し引いて、さらに免許証の受け渡し時間も考慮すると、講習は16時30分には終わっていなければなりません。きっと余裕を見て16時15分でしょうか。
つまり、120分講習の最終回の開始時刻は14時15分となります。60分講習の最終回はは15時15分。30分講習は15時45分ということになります。60分講習の人は、先ほどの15時ぎりぎり受付パターンでほとんどロス無しにできるかもしれませんね。

あくまでも私の勝手な推測ですから、事前に確認をお願いします。
混み具合で大きく所要時間が変化しますから、それなりに時間の余裕を持って動いて下さい。切り詰めすぎて間に合わなくなってしまっては意味がありません。

ちょっと変わった免許更新

上に書いた内容は、ごく一般的な免許の更新についてですが、ちょっと変わった免許の更新があります。

運転免許停止中の更新

運転免許停止処分ってわかりますか。そう、“免停”ですよね。運転免許停止処分中でも更新は必要なんです。運転免許証を持っている人が“運転をしてはいけません”という処分ですから、免許自体は有効なんです。交付されている免許証の有効期間は決まっていますから、更新しなければ失効してしまいますよね。
ですから、運転免許停止処分中でも免許の更新が必要なんです。

基本的に手続きは同じですが、警察署では受け付けてもらえません。運転免許試験場(運転免許センター含む)でないといけません。

持ち物も少し違います。運転免許停止処分を受けたことがある人はおわかりだと思いますが、停止処分を受けると、免許証は取り上げられてしまうんです。その代わりに“運転免許停止処分書”を受け取ります。免許証が手元にありませんから、代わりに処分書を持参します。

講習内容は運転者区分によってかわりますが、通常の免許更新と同じです。

更新が終わっても免許証は手元に戻ってきません。更新後の新しい運転免許証は、免許の停止期間の満了日以降に、運転免許停止処分書の裏面の記載場所(停止処分により免許証を提出した場所)で受け取ります。

免許証の写真を持ち込みできる?

免許の更新時間には直接関係ありませんが、ご存じない方の方が多いようですのでこちらで案内しておきます。なんと、運転免許証に貼り付けられる写真は、自分で撮影したものを持ち込み可能なんです。
いくつか決まり事がありますが、免許証ができあがってから“えー! こんな写真?”なんてことにはならないですみますので面白いアイデアだと思います。自分のお気に入りの写真が免許証に貼付できたらいいですよね。

●持ち込み可能な写真
申請日前6か月以内に撮影されたもの
無帽・正面・無背景で胸から上が写っているもの
寸法は縦3cm×横2.4cm
裏面に氏名及び撮影年月日を記入

●手続き方法
前日までの予約が必要です。当日の予約は受付できません。
希望日が必ず予約できるとは限りません。
電話予約受付時間は月曜日~金曜日8時45分~17時00分
※土曜日、日曜日、祝日、振替休日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く。

●交付
新しい運転免許証は、後日(おおむね一週間)運転免許試験場で交付されます。
郵送を希望する場合は、郵送手数料が必要です。

平日(月~金、祝日を除く)のみの対応で、日曜日は手続きできません。
修正された写真など、本人と確認が難しい写真では受付できない場合があります。

こぼれ話

ちょっと脱線してしまいますが、私の経験談及びオススメの時間調整術をお話しします。

有効期限切れの意外な事実

免許の有効期限切れは、初回更新者が一番多いんですって。しかも、“うっかり忘れ”じゃないんです。有効期間の満了する日を勘違いしていることが多いのだそうです。どうしてそんなことが起きるのでしょうね。その理由は、“免許の有効期間は3年間”という表現。たしかに免許を取得した日から3年間だと思ってしまいますよね。
でも、実際は違うじゃないですか。“取得した日から数えて3回目の誕生日+1ヶ月”ですよね。これが大きな勘違いを生む原因なんです。誕生日を過ぎたばかりで取得した人は、3度目の誕生日と3年間がほぼリンクしていますから間違いにくいのですが、誕生日を目前にして免許を取得した人は3度目の誕生日はほぼ2年後になっていまいます。
これが勘違いを生む一番の要因のようで、“免許を取ったのはちょうど2年前だから...”なんて数えてしまうと、“あと1年ある!”となってしまうのだそうです。まだ更新をしたことがないあなた、有効期間の満了する日をしっかりと確認しましょうね。

一石二鳥の暇つぶし

できるだけロス無く免許の更新ができるようにとお話してきたのですが、私の免許更新の流れの中にはもうひとつ作業があります。それは“献血”なんです。献血がしたくても出来ない人がいらっしゃいますから、気を悪くされたら申し訳ありません。
どこの運転免許試験場に行っても献血カーが止まっていますよね。私は、受付が終わってから講習が始まるまでの間に献血をしています。というか、その時間が取れるように受付時間を調整しています。もちろん、献血を促進しようとか、赤十字センターの回し者でもありません。ただ、単純に献血が好きなだけです。
献血すると、後日血液検査の結果が書かれたハガキが届くのをご存じですか? 輸血に使う血液ですから当然成分を調べるのですが、その内容を教えてくれるんです。私はポジティブ思考ですので、献血を“無料の血液検査”だと思っています。なんだか世の中の役に立てるという気持ちも満たしてくれるので、私は定期的に献血をしています。そのうちのひとつを免許の更新時にあてているんです。

まとめ

いかがでしたか。運転免許の更新にまつわるエトセトラをまとめてみました。最後は私の個人的な楽しみ方まで書いてしまい申し訳ありません。でも、時間を有効に使う方法としては一案なのではないでしょうか。いずれにしても、とても長い時間拘束されますし、手続きが煩雑でわかりにくいですから、何をどうすればよいのかも今ひとつしっくりきていない人が多いのではないでしょうか。
お休みの日を利用する人も、仕事を休んでいく人も、時間を無駄にしたくないのは同じですよね。頻繁にあることではないからあきらめるのか、頻繁にあることではないからこそ計画を持って臨むのか、いずれにしても少しでもお役に立てたなら幸いです。