ゴールド免許のメリットや取得条件は?【条件・特典・有効期間と更新方法・ブルーとの差など】

運転免許証に3つの色があるのはご存知ですよね。今回はその中でも優良ドライバーの証とされる【ゴールド免許】についてご紹介します。ゴールド免許の条件とは? 特典とは? 実態とは? 知れば知るほどお得な情報がいっぱいですよ。

ゴールド免許(優良運転者免許)とは?

その誕生は意外と新しい!?

ドライバーにとってなくてはならない運転免許証。運転を許可されたことを証明する公文書であり、氏名や生年月日、免許証番号などが記されています。立派な国家資格の証明書である運転免許証には運転できる車の種別による違いのほか、色の違いがあるのはよく知られていること。中でも優良ドライバーの証明とも言われる「ゴールド免許」は実際のところ、ほかの色とはどんな違いがあるのでしょうか?
今では誰もが知るゴールド免許という存在ですが、その歴史は実は意外と新しく、1994年の道路交通法の改正時に新設されました。運転免許証の有効期間を示す部分がキラキラ輝く金色になっていて、免許証の有効期間は最大5年となっています(ただし、71歳は4年、72歳以上は3年となります)。

初めての免許取得からゴールド免許までは何年かかる?

※この画像はイメージです

初めての運転免許証のこと、覚えていますか? 最初の免許は青葉マークのイメージそのままに「グリーン免許」となっています。グリーン免許からゴールド免許を取得するまでには段階があり、3年間のグリーン免許使用ののち、次はブルー免許へ更新となり、さらにその3年後にようやくゴールド免許の取得に至ります。つまり、初めての免許取得からゴールド免許を最短で取得するには6年かかるのです。ただし、もしグリーン免許やブルー免許を所有しているときに交通違反や交通事故を起こしてしまうと、その内容などに応じてゴールド免許への道のりはどんどん遠のくことになりますよ!

ゴールド免許の条件と特典

ゴールド免許を取得する条件とは?

ゴールド免許を取得するには一定期間、無事故・無違反の模範的なドライバーである必要があります。具体的には、「免許証に記載された有効期間満了日の直前の誕生日の41日前から過去5年」にさかのぼって、交通違反をしたり交通事故を起こしたりしていない、つまり交通切符を切られていないことがゴールド免許の交付条件。「誕生日の41日前」からカウントというのがなかなかややこしいところです。具体的に説明すると、例えば、1月1日が誕生日だという場合、41日前にあたるのは前年の11月21日ですからその日を含めた過去5年間がチェック対象となるのです。
なぜこのようなややこしい規定になっているかというと、運転免許証の更新ハガキ(更新連絡書)の通知が「更新年の誕生日の35日前まで」と決まっているためのようです。この更新ハガキを発行する時点で更新後の免許証の色が決まっていないといけないので、41日前をチェック対象の締め日としているんでしょうね。

こんなとき、ゴールド免許になる?ならない?

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「あれ、まだゴールド免許にならないの?」「ブルーになると思ったらゴールドのままだった!」と不思議に思ったことのあるドライバーさんのために、ゴールド免許取得の条件について、もう少し詳しくご紹介していきましょう。


■ケース1
「更新直前に交通違反をしてしまったとき」
⇒ゴールドになる

もしゴールド免許を取得する直前などに交通反則切符を切られてしまったときにも、発行される免許証はブルーではなくそのままゴールドとなります。これは先ほどご紹介したとおり、免許証のカラーを決定するためのチェック期間が誕生日前の41日から過去5年であるため。このときの違反は次回の更新のチェック対象となるため、そこから先は無事故・無違反を貫いたとしても、その次の免許証はブルーに切り替わることになりますよ。


■ケース2
「免許証の記載事項を変更する手続きをしたとき」
⇒ゴールドにならない

免許証に記載された住所や条件に変更が生じたとき、運転免許証記載事項変更届での手続きが必要となります。その時点で無事故・無違反が続いていたとしても、その手続きを行う際にゴールド免許に切り替わることはありません。免許証の色が変わるのは、更新時期のみなのです。


■ケース3
「ほかの種類の免許証を取得したとき」
⇒ゴールドになる

仕事で必要となって、普通自動車免許のほか、大型自動車免許を取得する人もいるでしょう。この場合、もし片方の免許証がブルーやグリーンであったとしても、条件を満たしていればもう片方の免許証はゴールドを取得することができます。


■ケース4
「免許証を失効してしまったとき」
⇒ゴールドにならない

ゴールド免許の条件のひとつに「免許を取得しているのが継続して5年以上」というものがあります。つまり、免許を失効してしまうと“継続”という条件を満たせなくなるため、特別な理由なく免許を失効してしまうと、それまでずっとゴールド免許をキープしていた運転手であってもゴールド免許の要件から外れてしまうのです。

※ うっかり失効、その後の手続きは?

せっかくのゴールド免許をうっかり失効してしまうなんてぜひ避けたいところですが、更新期間を忘れていた、気づいたら過ぎてしまったという人は意外とたくさんいるようです。そこで、運転免許証を失効してしまったときの手続きについて、念のためご紹介しておきましょう。

まず注意しなければいけないのが失効したからといって「失効通知書」のようなものは届きません。だから、本人が失効の事実に気づいてアクションを起こさなければ運転免許証はそのまま無効となってしまうのです。失効か無効かを左右する期限は失効後6ヶ月。海外渡航中などやむをえない事情があったと判断されない限り、6ヶ月を超えてしまうと免許証を取得するには学科試験からやり直しとなってしまいます。

一方、失効後6ヶ月以内であれば所定の講習を受けるだけで免許証の再交付が可能です。ただし、一般的な免許更新と比べると、かかる手数料はゴールド免許だった人でも4,400円と手数料が高額になってしまいますし、住民票など必要な書類も増えますから、手間がぜんぜん違ってきます。悪意はなかったとしても、運転免許証を保有し続けたいなら「うっかり失効」だけは避けたいですね。

警視庁 失効手続き 案内はこちら

ゴールド免許の特典とは?

※この画像はイメージです

なんといっても無事故・無違反の証ですから、持っているだけでもなんとなく自慢できちゃうゴールド免許。そしてもちろん、優越感を持てること以外にも、ゴールド免許には優良ドライバーさんならではの特典がいっぱいついてくるんです。

ゴールド免許取得の特典1:免許証の更新がラクチン♪

いちばん恩恵を感じる瞬間が「免許証の更新」の手続きに関しての特典かもしれません。

■講習時間が短い!
まず、運転免許証の更新手続きに必ずつきものなのが「講習」ですが、ゴールド免許とその他の免許ではこの講習にかかる時間が違ってきます。講習時間を決定するのは更新ハガキ(更新連絡書)に記載される「運転免許区分」です。免許取得後初めての更新者(=初回更新者)と運転免許歴5年以上かつ過去5年間に計4点以上の違反等があるドライバー(=違反運転者)は2時間、運転免許歴5年以上かつ過去5年間に計3点以下の軽微な違反が1回のみのドライバー(=一般運転者)は1時間と定められています。
1時間から2時間も交通ビデオを見て講習を受ける…大切なこととはいえなかなか億劫な時間ですよね。しかし、ゴールド免許を取得する優良運転者は講習時間がなんと30分で済むのです! 更新手続きでは講習のほかにも視力検査や写真撮影などの手続きもありますが、ゴールド免許を取得するドライバーさんならトータル1時間弱で終了できるんです。

■手数料が安い!
さらにうれしいのが料金の違い。免許証の更新では手数料と講習料を支払う必要がありますが、講習時間が異なることから講習料に差が出てくるのです。初回更新者と違反運転者は3,850円、一般運転者は3,300円かかるところが、優良運転者は3,000円で済みます。数百円の違いとはいえ、更新手数料は安いに越したことはありませんよね。

■最寄りの警察署で簡単更新できる!
そして、更新場所でもゴールド免許は優遇されています。免許証の更新場所と言えば最寄りの運転免許センターや試験場が一般的ですが、ゴールド免許を取得する優良運転者だけは警察署での手続きも可能となることが多いのです。地域によって微妙に対応が異なるようですが一般的な流れとしては、まず警察署へ更新手続きを申請し(そのときに免許証を提出する代わりに講習日を期限とする運転許可証を発行される)、その後、指定された日時に講習を受けて免許証を受け取る、のようになっています。
警察署での更新でも必要な手続きや書類などは変わりませんが、たくさんの更新者を相手にする試験場などとは違って、手続きがスムーズに進むことが多いようです。更新ハガキに対象となる会場が記載されていますので、更新ハガキが届いたらぜひチェックしてみてください。

ゴールド免許取得の特典2:自動車保険が安く♪

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もしものときの自動車任意保険は優良ドライバーさんにとって欠かせないお守り的存在ですよね。そんな自動車任意保険につきものなのが「ゴールド免許割引」。優良ドライバーの代名詞であるゴールド免許取得者は事故率も低いという前提のもと、一般運転者や違反運転者に比べて保険料を割り引いてくれる制度です。保険料の割引率は各保険会社によって異なりますが、最大で10%前後も割引の恩恵を受けられる保険もあるとか! ゴールド免許に更新が決まったら割引率に注目して新しい保険を選ぶのもいいかもしれませんね。ただし、保険会社によっては年齢制限など適用条件の制限がかかる場合もありますので、しっかり見極めることが大切です。

主な保険会社の割引ですが、テレビCMでおなじみの「ソニー損保」で最大6%、自動車保険の大手「三井住友海上」で8~10%、外資系の大手損保会社「AIU保険」に至っては最大18%もの割引率になるとか。保険料は設定されている保障内容により大きく異なりますが、5~10万円ほどかかると言われる自動車保険料が1割近くも安くなるとなるとかなりの特典ですよね。ちなみに、日本国内で自動車保険を販売するほぼすべての損保会社でゴールド免許を条件とした割引を実施していますよ。

ゴールド免許取得の特典3:SDカードが発行される?

SDカード、と言ってもメモリーカードのことではありませんよ。これは「自動車安全運転センター」が安全運転者、つまりSafe Driver(=略してSD)であることの誇りを象徴するシンボルとして発行するカードです。発行に必要な基本条件は「過去1年以上の無事故・無違反」なので、ゴールド免許じゃなくても取得は可能なのですが、無事故・無違反の期間に応じてグリーン、ブロンズ、シルバー、ゴールド、スーパーゴールドと等級が進んでいく仕組みになっています。ゴールド免許の人なら4年以上10年未満のシルバー会員にいきなり昇格デビューを果たせるのです。
ちなみにこのSDカードを発行するには、「無事故・無違反証明書」または「運転記録証明書」の申請をする必要があります。これらの証明書は各都道府県の自動車安全運転センター、警察署などでもらうことができますが、申請には手数料630円がかかります。


発行手数料をかけてまで発行する人がいるのは2つの理由があります。

1つ目は全国25,000店舗以上で優遇サービスを受けられること。具体的な対象店舗は下記の公式サイトで確認していただきたいのですが、例えば会員カードを持っていないガソリンスタンドで会員価格を利用できたり、イエローハットでオイル交換の工賃が無料になったり、ロッテリアでポテトが170円引きになったりなどのサービスがあります。
2つ目は仕事で日常的に車を運転する人にとっては、SDカードを持つことで優良運転者としての証明になるとして会社で取得を推奨している場合も多いようです。

ちなみにSDカードには有効期限はありませんが、サービスを受ける店舗によっては「発効日から1年のみ有効」などサービスの期限を定めているところも多いとのこと。サービスが目当てで加入する人は受けたいサービスと有効期限をしっかり見極めてから加入しましょうね。

SDカード優遇店 検索はこちら

ゴールド免許取得の特典4:レンタカーが安く♪

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最近は所有せずにシェアリングで車を利用する人も多いですが、実はゴールド免許でレンタカーが安くなるサービスも存在しています。たとえば、レンタカーの大手「トヨタレンタリース」ではゴールド免許を持っていれば基本料金から20%割引でレンタルOKになるんです。たとえば、「プリウス」を24時間レンタルした場合の料金は11,880円(税込)となりますが、ゴールド免許を提示するだけで9504円(税込)となります!

ゴールド免許取得の特典5:自動車ローンの金利が低く♪

自動車の購入でローンを組む場合にも、ゴールド免許が大活躍しますよ。地方銀行や地域密着型の信用金庫などを中心に、自動車ローンの金利優遇でゴールド免許を条件にあげているプランがたくさんあるんです。たとえば、銚子信用金庫「しんきんマイカーローン」では年利マイナス0.20%、常陽銀行の「マイカーローン」では年利マイナス2.275%、京都銀行の「マイカーローン」では年利マイナス1.0%など、0.1~2.0%前後の金利割引が受けられます。インターネット申込みや口座引き落としなどと併用すればさらなる金利低下が見込まれるプランばかりですので、自動車ローンをお考えなら、ぜひゴールド免許割引のある金融機関も参考にしてみてくださいね。

ゴールド免許の有効期間と更新方法は?

運転免許証で最大の5年間有効

最初に記したとおり、ゴールド免許の有効期間は年齢による例外を除いて5年となっています。初めて免許を取得する人が手にするグリーン免許や、グリーン免許から最初の更新をする人もしくは交通違反をした人が取得するブルー免許などの有効期間が3年となっていますから、ゴールド免許の優遇を改めて感じますよね。「5年になったからってそんなにいいことある?」と思われるかもしれませんが、有効期間が長くなることで免許更新の回数も減りますから、更新にかかる手間や料金の負担がかなり軽減されることになります。


具体的に見てみるとその違いは明らかです

■15年間ずっと「ブルー免許」(違反運転者)のAさん
3年ごとに運転免許証を更新→更新のたびに3,850円の手数料が必要→5回の更新で10時間の講習を受け、19,250円を出費することになります ※ブルー免許でも一般運転者区分なら条件が異なります

■15年間ずっと「ゴールド免許」のBさん
5年ごとに運転免許証を更新→更新のたびに3,000円の手数料が必要→3回の更新で90分の講習を受け、15,000円を出費することになります

ゴールド免許でも更新手続きは同じ

海外渡航中、妊娠や出産といった特別な理由がない限り、運転免許証が更新手続きは「有効期間満了年の誕生日の1ヶ月前から誕生日の1ヵ月後までの間(土日祝や年末年始など休日の場合はその翌日まで有効)」というルールがあります。この期間に手続きを行わなかった場合は、たとえゴールド免許の人であっても免許証が失効となってしまいますので注意してください。
運転免許証の更新では、使用中の免許証と更新ハガキ(更新連絡書)のほか、印鑑や視力検査に使うならメガネなども必要となります。また、住所変更など現状の免許証に記載されている内容を変更したい場合は公的な確認書類(住民票や健康保険証、消印付の郵便物など)を準備するのをお忘れなく。
万が一、更新ハガキをなくしてしまった場合であっても更新手続きはできますが、更新手続きの日時や運転免許区分、必要経費を明らかにするためにも、紛失した時点で最寄りの運転免許センターへ問い合わせることをおすすめします。

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どうせなら納得の写真でゴールド免許を

※この画像はイメージです

ゴールド免許は5年間変わりません。つまり、新しく作ったゴールド免許の写真がもし気に入らなくても、5年間ずーっと使い続けなくてはならないのです! 身分証明書として提示することも多い免許証ですから、どうせなら納得の1枚でゴールド免許を作りたいですよね。
運転免許証の更新手続きでは、運転免許センターや試験場などで係員によって撮られた写真が通常用いられます。当然ながら目でもつぶっていない限り撮り直しはありませんし、撮られた写真の確認もできません。できあがってきた免許証を見て初めて「やっちゃったー!」と思われる人も少なくないでしょう。

そんな後悔をしないためにも写真は自分で準備するのがおすすめ。利用できる写真の主な条件は以下のとおりです。

・縦3cm×横2.4cm
・カラー
・申請前6ヶ月以内に撮影されたもの
・無帽、正面、無背景のもの
・サングラスなどで目元が隠れていたり目をつぶっているもの
・胸から上で顔が適度な大きさのもの(小さすぎたり大きすぎたりするものはNG)
・色あせやにじみ、ボケがなく鮮明なもの

受け取る担当者によっては細かくチェックされて「使えません」とそっけなく突っ返されてしまうこともあるようですが、証明写真として撮影された写真であればほぼ使えます。また最近は自分で撮った写真を証明写真サイズに簡単にサイズ加工できるアプリも多数出ていますので、家の白壁を背景に家族や友人に写真を撮ってもらってサイズを加工するのもいいですね。

※アプリをひとつご紹介しておきます。
バイト探しの「タウンワーク」によるアプリ「かんたん・キレイな証明写真~履歴書カメラ~」。やり過ぎない肌補正とクマ消し機能で、より自然で美しい証明写真を作れます。

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ブルー免許証でも有効期間が5年に?

交通違反3点以下ならブルーでも5年に!

ゴールド免許の特典である5年の有効期間ですが、実はブルー免許でも有効期間が5年になりうるのをご存知でしょうか? このルールは2004年の道路交通法改正によって定められたもので、「過去5年間に軽微な違反(3点以下)1回の人(=運転免許区分が“一般運転者”の人)」が対象とされています。更新の回数が少なければ、手間ヒマが軽減されるので色がブルーでもありがたいのは同じです。そうなると「軽微な違反(3点以下)」がどれくらいか気になりますよね。

軽微な交通違反ってどんな違犯?

そもそも違反点数というのは交通違反や交通事故を起こしたときにその内容に応じて点数が決められた行政処分のことで、累積方式で点数が増えていくことになります。例外として、過去2年間に無事故・無違反だったドライバーが3点以下の軽微な違反をした場合、その後3ヶ月間に違反がなければその点数は加算されません(加算されないだけで違反の事実は消滅しませんのでご注意を)。


1~3点の違反点数となる主な交通違反は以下のとおりです。点滅信号への進入や一時停止をつい怠るなど、誰でも犯しがちな交通違反ばかりです。


■1点
・幼児用補助装置使用義務違反
・座席ベルト装着義務違反
・無灯火
・進路変更禁止違反
・携帯電話使用等(保持)
・速度超過(一般道で20km未満)

■2点
・踏切不停止等
・信号無視(点滅・赤信号ともに)
・放置駐車違反(駐車禁止場所等)
・一時不停止
・速度超過(一般道で20~25km未満)

■3点
・速度超過(一般道で25~30km、高速で40km未満)
・放置駐車違反(駐停車禁止場所等)

「過去2年間に無事故・無違反」の特例をもう少し詳しく

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先ほど「過去2年間に無事故・無違反だった人」の例外規定についてもう少し詳しくご紹介しておきましょう。

こちらのルールは“過去2年間”ですので、もちろんゴールド免許の人も対象となります。3点までの軽微な違反をしてしまっても、その後3ヶ月のあいだ無違反であれば違反点数は0点となり、累積対象から外れます。これだけ読むと「じゃ、ちょっと違反切符切られても3ヶ月間がんばればチャラになるんだぁ♪」と思われるかもしれませんが、実はそうではないんです。
累積点数としては確かにカウントされませんが、違犯実績はきっちりと記録に残されます。つまり、ゴールド免許の人がこの条件に当てはまって点数自体は0点だったとしても、次回の運転免許証更新ではブルー免許になってしまうんですよ。

物損事故!ゴールド免許は守れる?

物損事故は事故としてカウントされない

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できれば避けたい交通事故ですが、事故といっても大きなものから小さなものまで様々ですよね。狭い道でうっかり車同士が接触してしまったケースや、車を駐車場に入れるときに出入口にぶつけて傷をつけてしまったケースなど、人に被害はないものの物に被害のある「物損事故」の場合、実はゴールド免許には何も影響しないんです。

どんな事故でもまずは警察を呼ぶことになりますが、事故として記録されるのは「人身事故」の場合だけ。物損事故も事故であることには変わりませんが、人身事故のように刑事処分や行政処分の対象とならないため事故という扱いを受けないのです。破損した物に対する賠償責任を負うことにはなりますが、ゴールド免許の条件となる「無事故・無違反」にキズをつけることにはなりません。ただし、どんなに小さな接触であっても、相手の人が病院にかかるなどすると「人身事故」に切り替わりますよ。

ネットにも「またゴールド免許でいいの?」体験が続々

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実際にちょっとした車同士の接触や事故は日常茶飯事。事故を起こした以上警察を呼び、警察に事情聴取された以上「あぁ…事故を起こして免許にキズがついたぁ!」と考えてしまうのは当然の成り行きかもしれません。そんなドキドキを乗り越えた体験がネットにはたくさんあふれています。

後ろから来たマイクロバスと接触 あちらの後輪とこちらの前輪が引っかかったような状態になり、こちらのバンパーが吹っ飛んだ
助手席と後部座席に乗っていた友人は何とか怪我もせずセーフ

警察とレンタカー会社に連絡をし、途方にくれて待つこと数分 警察が到着されました
落ち込む私の横で住所やら免許証番号やらをメモって相手に渡して、私ももらって・・・

それからいつ違反通知みたいなものが届くのか、1人暮らしの家なのか、実家なのかとどきどきしながら生活をしておりましたが、あれ 一向に届く気配なし
あ、そうか、違反じゃないから切符は切られないのか でも事故ったわけだし、更新のときになんかあるなこれは と更新の時期にビクビクしていましたが、
あれ???無事にゴールドになりましたよ ホッと胸を撫で下ろす と同時に疑問です
これが事故ったのにゴールド免許な話の全貌でございます

出典:wagamamaringo.jugem.jp

停車中のバスに、突っ込んで、オカマを掘りました。
突っ込んだ、と書きましたが、正確には、「こすった」に近い速度でした。
そして、「掘った」と書きましたが、バスはほぼ無傷でしたね。
掘ろうと思ったら(自車の)鼻っ柱折られた、のほうが近い。
その当時、ゴールド免許だったのですが、車両前方から「メキョっ・・・」て聞こえた時、やっべ、ゴールド免許終わった、と思いました。

・・・ですが、バスが停車中だったこと、けが人が出なかったことで、物損扱い。
なんと、交通違反にならず、金メッキははがれなかった。

出典:ch-mage.hatenadiary.jp

物損事故では自賠責保険は適用されない

物損事故の場合はゴールド免許に影響しないことはわかりましたが、それでも事故は事故。先ほど記したとおり、壊してしまった物に対する損害に対して賠償金を支払う必要があります。自動車の保険といえば、すべてのドライバーに加入が義務づけられている「自賠責保険」が頭に浮かぶと思いますが、自賠責保険が適用されるのは人身事故の場合のみ。もし任意保険に加入していなければ、全額自己負担で支払うことになってしまいます。物損事故では多額の賠償金を請求されることもありえますので、任意保険に未加入のドライバーさんは「俺はゴールドだし安全運転だから大丈夫!」なんて安易に考えず、速やかに加入しておくことをおすすめします!

ブルー免許 VS. ゴールド免許 どちらが運転上手!?

年々増え続けるゴールド免許保有者

免許更新時に行われる「講習」受講者における優良運転者(ゴールド免許対象者)の割合は、2012年時点でおよそ52%だったとか。実はこの割合は年々増加の一途をたどっているそうで、2000年代は40%台にとどまっていました。最近は運転免許証を持っても車を運転しない「ペーパードライバー」が増加していることが要因だと考えられますが、もしそうだとすれば、優良運転者が持つべきゴールド免許を「ハンドルなんてずっと握っていないよ~!」という危険運転者が保有している可能性もあるわけですね。ゴールド免許を「金メッキ」と揶揄する人がいるのも仕方ないかもしれませんね。

ブルー免許はドライバー歴の長い人が多い

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実際のところ「運転に自信がない」と答える人の割合は、ブルー免許だと7%ほどなのにもかかわらず、ゴールド免許だと30%近くにまで跳ね上がるとか! 一方で、運転に自信があるはずのブルー免許保有者はスピード違反や駐車違反などで交通違反を重ねてしまいがち。もちろん交通違反は決して褒められた行為ではありませんが、こうした違反で切符を切られていまうのはそれだけ路上で運転する機会が多いからと言えます。ドライバー歴が長いからこそ、不注意やうっかりミスを警察に見つかりやすいのかもしれませんね。

どちらもそれぞれに安全運転を目指そう

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こうして考えると、ゴールド免許保有者の何割かは運転に自信がなく、あまり(もしくはまったく)運転しないからゴールド免許を持っていることがあり、ブルー免許保有者の何割かは運転に慣れすぎているため、ついうっかり違反を繰り返してしまうことがあるようです。
ゴールド免許は確かに「優良運転者の証」ではありますが、ただ免許の色がゴールドであればいいわけではありません。ゴールド免許であっても不慣れな運転をされれば危険なドライバーになりますし、ブルー免許であっても交通ルールをきっちり守れば優良なドライバーになります。それぞれに気をつけるポイントを明確に持って安全運転を目指していきたいものですね。

まとめ

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いかがでしたか? ゴールド免許にはたくさんのメリットがあって、ドライバーならぜひ取得しておきたい運転免許証です。ただ、日常の運転に慣れたドライバーさんほど、ちょっとした交通違反などからブルー免許での更新を繰り返しがち。5年間はかなり長~いですが、ゴールド免許の恩恵にあやかるためにもぜひ日々の交通ルール遵守を心がけましょう♪