【ポルシェカイエン】ポルシェ初の5ドアはしっかりスポーツカーだった

クロスオーバーSUVの流行に乗って、スポーツカーメーカー各社がリリースしていますね。昨年はジャガーもデビューしましたし、マセラティやランボルギーニも参入するようです。やはりカイエンの成功が大きな影響を与えているのでしょう。そんなカイエンはポルシェ初のSUVにして、ポルシェ初の5ドア車でもありました。ポルシェがSUV? なんて思っていましたが、中身はしっかりスポーツカーなんです。2016年1月更新

ポルシェカイエンについて

出典:http://www.porsche.com/japan/jp/models/cayenne/cayenne/

カイエンは言わずとしれたポルシェ初のクロスオーバーSUVですね。ポルシェ初の5ドア車でもあります。ただ、ポルシェはあくまで“新しい形のスポーツカー”としていて、クロスオーバーSUVという表現は使用していません。
デビューは2002年で、現行モデルは2代目です。
クロスオーバーSUV分野への参入を考えていたポルシェ。レンジローバーに代表される高級SUV分野へ本格参入したいというフォルクスワーゲンの思惑。両者が合致したことで、双方が開発費用を分担する形で共同開発された戦略モデルなのです。
ですから、フォルクスワーゲン・トゥアレグとはプラットフォームを共有しています。とは言えクラスの違いから、エンジン、足回り、車体の強化(高剛性化)、外装・内装等、車を構成するほとんどの部分が異なります。
十分なオフロード走破性を確保しながらも、ポルシェらしいスポーティなハンドリングと走行性能を発揮しています。
車名の“Cayenne”は赤唐辛子(カイエンペッパー)を指す言葉ですが、ポルシェ側からは“カイエン”は世界中の国々で“痛快”、“冒険心”、“生きる喜び”を表す代名詞となるだろうとリリースされています。

価格及びスペックなど

カイエン ティプトロニック

出典:http://www.porsche.com/japan/jp/models/cayenne/cayenne/

シリーズのボトムレンジとなるスタンダードモデル
8速TipS(オートスタート/ストップ機能付)
電子制御マルチプレートクラッチを採用した4WDシステム+オートマチック・ブレーキ・ディファレンシャル(ABD)とアンチ・スリップ・コントロール(ASR)を一体化させたポルシェ・トラクション・マネージメントシステム(PTM)
18インチ カイエンホイール
タイヤプレッシャーモニタリングシステム
ブレーキキャリパーはブラック
ナビゲーション
クルーズコントロール
Bi Xenonヘッドライト
LEDテールライト
5連メーターパネル
4.8インチディスプレー
アラーム及びリモコンセントラルロック
運転席/助手席エアバッグ・サイドエアバッグ、A/Cピラーのカーテンエアバッグ
オート・エアコン
5シート
8way電動シート
リアシート分割可倒式
マルチファンクションステアリングホイール
オートマチックテールゲート

カイエン:8,590,909円(税込)
全長:4,855mm
全幅:1,940mm
全高:1,710mm
ホイールベース:2,895mm
車両重量:2,110kg
排気量:3,598cc
エンジン:V型6気筒 (4バルブ)
最高出力:300PS/6,300rpm
最大トルク:400N・m/3,000rpm
圧縮比:11.65
最高速度:230km/h
0-100km/h加速:7.7秒(スポーツクロノパッケージ装着時 7.6 秒)
0-160km/h加速:19.7秒

カイエンS  ティプトロニック

出典:http://www.porsche.com/japan/jp/models/cayenne/cayenne-s/

ベースモデルにターボを搭載したハイパワーモデル
電子制御マルチプレートクラッチを採用した4WDシステムに+オートマチック・ブレーキ・ディファレンシャル(ABD)にアンチ・スリップ・コントロール(ASR)を一体化させたポルシェ・トラクション・マネージメントシステム(PTM)
8速TipS(オートスタート/ストップ機能付)
ダブルウィッシュボーン式フロントアクスル
マルチリンク式リアアクスル
パワーステアリング
18インチ カイエンS ホイール
ナビゲーション
クルーズコントロール
Bi Xenonヘッドライト
5連メーターパネル
4.8インチTFTディスプレー
アラーム及びリモコンセントラルロック
運転席/助手席エアバッグ・サイドエアバッグ、A/Cピラーのカーテンエアバッグ
オート・エアコン
5シート
8way電動シート
リアシート分割可倒式
オートマチックテールゲート

カイエンS:11,400,000円(税込)
全長:4,855mm
全幅:1,940mm
全高:1,710mm
ホイールベース:2,895mm
車両重量:2,150kg
排気量:3,604cc
エンジン:V型6気筒ツインターボ(4バルブ)
最高出力:420PS/6,000rpm
最大トルク:550N・m/1,350-4,500rpm
圧縮比:10.5
最高速度:259km/h
0-100km/h加速:5.5秒

カイエンSE-ハイブリッド ティプトロニック

出典:http://www.porsche.com/japan/jp/models/cayenne/cayenne-s-e-hybrid/

スーパーチャージャー+モーターのハイブリッドモデル
オートマチック・ブレーキ・ディファレンシャル(ABD)、アンチ・スリップ・コントロール(ASR)を一体化させたポルシェ・トラクション・マネージメントシステム(PTM)
8速TipS(オートスタート/ストップ機能付)
ダブルウィッシュボーン式フロントアクスル
マルチリンク式リアアクスル
パワーステアリングPLUS
18インチ カイエンS ホイール
PASM
ブレーキキャリパー:アシッドグリーン
エアインテーク一体化フロントエプロン
デュアルチューブ・ツインエグゾーストテールパイプ(左右)
リアCayenne S ロゴマーク(アシッドグリーントリム)
Porscheユニバーサルチャージャー(AC)
Porscheチャージングドック
ナビゲーション
クルーズコントロール
Bi Xenonヘッドライト
5連メーターパネル
4.8インチTFTディスプレー
エネルギーマネジメントディスプレー
アラーム及びリモコンセントラルロック
運転席/助手席エアバッグ・サイドエアバッグ、A/Cピラーのカーテンエアバッグ
オート・エアコン
5シート
8way電動シート
リアシート分割可倒式
オートマチックテールゲート

カイエンSEーハイブリッド:11,670,000円(税込)
全長:4,855mm
全幅:1,940mm
全高:1,710mm
ホイールベース:2,895mm
排気量:2,994cc
エンジン:V型6気筒スーパーチャージャー+モーター
最高出力:333PS/5,500-6,500rpm
     エンジン+エレクトリックシステム:416PS/5,500rpm
最大トルク:440N・m/3,000-5,250rpm
      エンジン+エレクトリックシステム:590N・m/1,250-4,000rpm
圧縮比:10.5
定格出力:24kW
最高出力:95 PS/2,200 - 2,600rpm
最大トルク:310 N・m/1,700rpm
最高速度:243km/h
0-100km/h加速:5.9秒

カイエンGTS ティプトロニック

出典:http://www.porsche.com/japan/jp/models/cayenne/cayenne-gts/

8速TipS(オートスタート/ストップ機能付)
電子制御マルチプレートクラッチを採用した4WDシステムに、オートマチック・ブレーキ・ディファレンシャル(ABD)、アンチ・スリップ・コントロール(ASR)を一体化させたポルシェ・トラクション・マネージメントシステム(PTM)
ダブルウィッシュボーン式フロントアクスル
マルチリンク式リアアクスル
パワーステアリング
20インチ RSスパイダーデザインホイール(ブラック)
タイヤプレッシャーモニタリングシステム
ブレーキキャリパー:レッド
大型エアインテーク一体化フロントエプロン
モデル ロゴマーク(ブラック)
スポーツデザインパッケージ/エクステリアパッケージ(ブラック/ハイグロス)
デュアルチューブエグゾーストパイプ(ブラック)
ナビゲーション
クルーズコントロール
Bi Xenonヘッドライト・ブラック(PDLS)
LEDフォグライト
LEDテールライト(ブラック)
5連メーターパネル
4.8インチディスプレー
アラーム及びリモコンセントラルロック
運転席/助手席エアバッグ・サイドエアバッグ、A/Cピラーのカーテンエアバッグ
オート・エアコン
5シート
GTSスポーツフロントシート(8way電動調節機能)
前後シートセンター:アルカンターラ
リアシート分割可倒式
GTSロゴステッチ入りヘッドレスト
マルチファンクションステアリングホイール
オートマチックテールゲート

カイエンGTS:13,892,727円(税込)
全長:4,855mm
全幅:1,955mm
全高:1,690mm
ホイールベース:2,895mm
車両重量:2,170kg
排気量:3,604cc
エンジン:V型6気筒ツインターボ(4バルブ)
最高出力:440PS/6,000rpm
発生回転数:6,000rpm
最大トルク:600N・m/1,600-5,000rpm
圧縮比:10.5
最高速度:262km/h
0-100km/h加速:5.2 秒(スポーツクロノパッケージ装着時 5.1 秒)
0-160km/h加速:11.7秒

カイエンターボ ティプトロニック

出典:http://www.porsche.com/japan/jp/models/cayenne/cayenne-turbo/

電子制御マルチプレートクラッチを採用した4WDシステムに、オートマチック・ブレーキ・ディファレンシャル(ABD)、アンチ・スリップ・コントロール(ASR)を一体化させたポルシェ・トラクション・マネージメントシステム(PTM)
8速TipS(オートスタート/ストップ機能付)
ダブルウィッシュボーン式フロントアクスル
マルチリンク式リアアクスル
パワーステアリング
19インチ カイエンターボ ホイール
PASM/エアサスペンション
ブレーキキャリパー:レッド
大型エアインテーク一体化フロントエプロン
デュアルチューブ・ツインエグゾーストテールパイプ(左右)
モデル ロゴマーク(クローム仕上げ)
ナビゲーション
クルーズコントロール
LEDヘッドライト(PDLS)
LEDフォグライト
5連メーターパネル
4.8インチTFTディスプレー
アラーム及びリモコンセントラルロック
運転席/助手席エアバッグ・サイドエアバッグ、A/Cピラーのカーテンエアバッグ
オート・エアコン
5シート
アダプティブスポーツシート(メモリーパッケージ付)
リアシート分割可倒式
オートマチックテールゲート

カイエンTurbo:17,380,000円(税込)
全長:4,855mm
全幅:1,940mm
全高:1,700mm
ホイールベース:2,895mm
車両重量:2,260kg
排気量:4,806cc
エンジン:V型8気筒ツイターボ(4バルブ)
最高出力:520PS/6,000rpm
最大トルク:750N・m/2,250-4,000rpm
圧縮比:10.5
最高速度:279km/h
0-100km/h加速:4.5秒

カイエンターボS ティプトロニック

出典:http://www.porsche.com/japan/jp/models/cayenne/cayenne-turbo-s/

電子制御マルチプレートクラッチを採用した4WDシステムに、オートマチック・ブレーキ・ディファレンシャル(ABD)、アンチ・スリップ・コントロール(ASR)を一体化させたポルシェ・トラクション・マネージメントシステム(PTM)
8速TipS(オートスタート/ストップ機能付)
ダブルウィッシュボーン式フロントアクスル
マルチリンク式リアアクスル
パワーステアリング・プラス
PTV Plus/PDCC
21インチ 911ターボデザイン ホイール/クレスト・ハブカバー
PASM/エアサスペンション
PCCB
ブレーキキャリパー:イエロー
大型エアインテーク一体化フロントエプロン
スポーツテールパイプ(ツインデュアルチューブ)
モデル ロゴマーク(クローム仕上げ)
ボディ同色ホイールアーチエクステンション/リアスポイラーエッジ
クルーズコントロール
LEDヘッドライト(PDLSプラス)
LEDフォグライト
5連メーターパネル
4.8インチTFTディスプレー
アラーム及びリモコンセントラルロック
運転席/助手席エアバッグ・サイドエアバッグ、A/Cピラーのカーテンエアバッグ
オート・エアコン
5シート
アダプティブスポーツシート(メモリーパッケージ付)
リアシート分割可倒式
2トーンレザーインテリア/カーボンインテリア/アルカンターラルーフライナー/フロアマット
オートマチックテールゲート

カイエンTurbo S:22,350,000円(税込)
全長:4,855mm
全幅:1,955mm
全高:1,700mm
ホイールベース:2,895mm
車両重量:2,310kg
排気量:4,806cc
エンジン:V型8気筒ツイターボ(4バルブ)
最高出力:570PS/6,000rpm
最大トルク:800N・m/2,500-4,000rpm
圧縮比:10.5
最高速度:284km/h
0-100km/h加速:4.1秒

ターボとノンターボ

スペックと価格を羅列しましたが、ちょっとした疑問が出てきました。
それは、“ターボをつけるだけで800万円以上も違う”ということです。カイエンとカイエンターボの差額は8,429,091円ですよ。高級車が1台買える金額です。おかしくないですか?
と思ったら、エンジンも別物なんですね。
ノンターボ車はV型6気筒なのに対してターボモデルはV型8気筒。“S”が付くか付ないかでもパワーや装備面で大きな違いがありますが、このエンジンの違いは大きいですね。
さらに電子制御の安全装備が満載されていますので、単純にエンジンの違いだけではないようです。
外観でも、大径ホイールや大型のブレーキが装着されていて、見るからにお金がかかっている感じです。
できることならこのルックスを手に入れたいところですが、800万円以上の差額はなかなかですね。

評判は?

正直なところ、単一車種でここまで良い評判しか聞かない車は珍しいですね。もちろん、価格面に対する不満(高すぎるなど)は聞こえてきますが、試乗経験者やオーナーの声がここまで揃って“文句なし”となる車種は他に見たことがありません。
強いて言えば、ベースグレードの力不足については不満の声が多いです。たしかに2トンを超える車両重量に対してV6のノンターボ3.6リッター(300ps)は少々非力でしょう。
“S”グレードから上で検討された方が良いと思います。“S”でしたらツインターボのおかげで420psが使えます。単純計算で4割増しですから、乗り比べても全く別の車です。
ハイブリッドの評価も高いですね。普段の移動だけなら電気だけで済んでしまうという意見もありました。それはそれでカイエンを選んだ意味が薄れてしまいそうですが、いつでもガソリンエンジンを追加できると言う意味では費用対効果も含めて面白い存在と言えます。
ターボモデルの力強さは格別ですね。この大きさ、この重さの車がこんなに速くては、ある意味危険な乗り物という言うべきかもしれません。
ターボSに至っては、制御できる自信はまったくありません。
ちなみにターボモデルのエアサスについても評価が分かれていますね。これは好みというかエアサスに乗り慣れているか否かで分かれているようですので、ご自身で確かめたほうが良いかもしれません。

パナメーラとの比較

出典:http://www.porsche.com/japan/jp/models/panamera/panamera-turbo-s-executive/

カイエンターボと同じエンジンを積んでいるパナメーラ。ポルシェの名に恥じないパワーはもちろん、ダイナミックなハンドリングや、最高級のインテリアも魅力的です。海外での評価も高く、そのデザイン、性能、走りなど、どれをとっても文句なしと言われています。
パナメーラの評価が高い点は、どのエンジンを選んでも加速が良いこと。ハンドリングがスポーティで、カイエンよりも最高速度も上であること。インテリア素材の質感が良いことなどです。
スポーツセダンとSUVを最高速で評価するのはナンセンスですが、それにしてもパナメーラの評価は良いですね。カイエンよりも価格が高めに設定されていますが、内容を比べるとカイエンの“S”以上ですので、相対的にはほぼ同等と言って良い内容です。
カイエンと比較するならば、室内の広さはカイエンに分がありますし、合いポイントの高による運転のし易さという点でもカイエンが上回るところです。

ライバルはレンジローバー

出典:http://www.autocar.co.uk/car-review/land-rover/range-rover-sport-svr

ニュルブルクリンク最速SUVとして登場したレンジローバースポーツSVR。“新しい形のスポーツカー”を名乗るカイエンとしては捨て置けませんよね。早速、カイエンターボが最速の称号を奪い返したようです。
とは言えその差はさほど大きくないようで、2台がセールスポイントとするニュルブルクリンクノルドシュライフェのタイムは、“レンジローバースポーツSVR”が8分15秒、“カイエンターボ”が7分59秒となっています。
タイム差もさることながら、足回りのセッティングの違いが大きくタイムに出ているようです。サーキット慣れしているポルシェに分があるのかもしれませんね。
そもそもSUVをサーキットでタイムアタックすること自体がナンセンスなのかもしれません。
レンジローバースポーツSVRは5Lエンジンにスーパーチャージャーを装備していますから、200ccの排気量の差とアクセル踏み始めから加給してくれるスーパーチャージャーの効果は、違うステージで本領を発揮してくれるかもしれませんね。

ポルシェカイエンの維持費

そんなポルシェカイエンを手に入れた場合、どれだけの維持費が必要なのでしょう。それぞれのグレードですべて計算するにはデータが不足していましたので、中間グレードにあたる“GTS”で計算してみました。

自動車税/年:66,500円
自賠責保険/年:16,350円
重量税/年:25,000円
ガソリン代/年 燃費6.93km/lで計算:115,440円
ガソリン税/年 燃費6.93km/lで計算:77,633円
ガソリン代とガソリン税にかかる消費税/年 燃費6.93km/lで計算:5,772円
自動車取得税/年(自動車5%):16,350円
任意保険/年:96,000円
車検代(1年・保険税抜き):78,650円
ざっとこんなところでしょうか。
これを単位期間に直すと、

維持費/月:33,162円(税/月 ※自賠責は税金として計算:15,938円)
維持費/年:39.8万円(税/年 ※自賠責は税金として計算:19.1万円)
維持費/10年で:397.9万円(税/10年で ※自賠責は税金として計算:191.3万円)
維持費/生涯(50年)で:1,989.7万円(税/生涯 ※自賠責は税金として計算:956.3万円)

となります。
50年所有することはないと思いますが、もう1台買えるくらいかかります。

実は、まだ必要な維持費があります。
オイル交換とタイヤ交換です。
ポルシェのオイル交換はお高いですからね。5,000kmごとに交換するとして1年間で2回。
車両重量のあるカイエンは、タイヤの消耗も激しいでしょうね。2年に1度としても1年0.5回。
1年間の維持費が39.8万円でしたから、オイル交換2回=4万円とタイヤ交換の0.5回分=10万円を足すと、54万円/年ということです。

燃費は?

さきほどさらっと書いてしまいましたが、上の計算では燃料消費を6.93km/lで計算しました。これは、カタログスペック(9.9km/l)の70%と見立てています。車が重い割には燃費はそんなに悪くないですね。
各グレードのカタログ値は
カイエン:11km/l
カイエンS:9.5km/l
ハイブリッド:14km/l
GTS:9.9km/l
ターボ:8.8km/l
ターボS:8.6km/l
となっていますので、参考にしてください。

故障は?

最低かかりそうな維持費はわかりましたが、その他の突発的な費用はどうなんでしょうね。故障などしたら、とんでもなく高そうですが...
どんな車でも言えることですが、新車価格に比例して部品代も高くなりますよね。部品集合体が車ですから、至極当然のことだと思います。
新車価格がカローラの10倍するカイエンの場合は部品代も10倍必要、くらいの覚悟をしておけばきっと対処できると思います。

ポルシェに限った話ではないですが、最近のドイツ高級車はすごいですよ。各部の点検時期を促してくれますから、壊れる前に点検を受けられるようになっています。もちろん点検費用は掛かりますが、大ごとになる前に発見できると言う意味では優れた機能だと思います。

細かなトラブルを挙げれば、ミラーが正常に動かない、排水パイプが詰まって天井から雨漏りした、ドライブシャフトから異音がする、シフトレバーでマニュアル操作ができなくなった、などがネット上でも見られます。
このレベルのトラブルは国産車でも起きますので、とやかく言うことでもないでしょう。
ただ、気になる書き込みもありました。
きっとターボモデルなのでしょう。エアサスが壊れたことがあるそうです。そのときは保証修理で無償で治せたそうですが、もし保証対応でなければ100万円以上かかると言われたそうです。
エアコンプレッサが50万円、エアサスが1本15万円×4本で、部品だけで110万円ですね。さらに交換工賃が必要ですから、高級な軽自動車が買えてしまうくらいの出費になりそうです。

やはり高額車輌ですから、それなりに掛かる事は覚悟しておく必要がありそうです。
私がメカニックだった時代(もう10年以上前ですが)でも“輸入車に乗るなら、年間維持費として新車価格の10%を用意して下さい。”と申し上げていました。いまでも変わらないということでしょうか。

中古車を探してみましょう

冒頭で、現行モデルは2代目だと書きましたが、カイエンはマイナーチェンジの時にもコードネームが更新されましたので、形式としては3代目になります。

初代カイエン 955型

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%B3

初代カイエンのデビューは2002年です。
カイエン:狭角V型6気筒エンジンを縦置き搭載するベーシックモデル。
V型6気筒3,189cc・250PS/6,000rpm・310Nm/2,500-5,500rpm。
このエンジンは、エンジンブロックをフォルクスワーゲン・VR6型エンジン用を利用しています。VR6のブロックにポルシェが設計したシリンダヘッドが組み合わされています。組み立てはポルシェの自社工場で行われていますが、“フォルクスワーゲンのエンジン”と言われることが多いエンジンです。兄弟車ですから必ず比較されますが、フォルクスワーゲン・トゥアレグの3,188cc フォルクスワーゲン・VR6型エンジンは、シリンダヘッドまで含めた全てがフォルクスワーゲンによって開発・組み上げられたエンジンですので、全くの別物と言えます(220PS/5,400rpm・31.1kgm/3,200rpm)。
このV型6気筒エンジンは狭角設計のおかげで直列6気筒エンジンと同一の点火順序のため、アイドリング時こそわずかな振動がありますが、直列6気筒エンジンに近い静粛性を実現出来ています。この系統のエンジンを積むカイエンは、後継モデルも含めて吹け上がりの良いなめらかなエンジンフィールに仕上がっています。
車両重量:2,335kg。0-100km/h:9.7秒。

カイエンS:928以来となるポルシェ伝統のV型8気筒エンジンを縦置き搭載した上位モデル。
V型8気筒4,510cc・340PS/6,000rpm・420Nm/2500-5,500rpm。
このエンジンは、カイエンのために新たに開発した新設計のエンジンです。
車両重量:2,410kg。0-100km/h:7.2秒。

カイエン・ターボ:カイエンSに積まれるV型8気筒エンジンにターボチャージャーを搭載した最上位モデル。
V型8気筒ターボ付き4,510cc・450PS/6,000rpm・620Nm/2250-4,750rpm。
この大パワーを実現するため大きな空気導入口や大型グリルを採用し、より迫力のある外観になっています。
車両重量:2,480kg。0-100km/h:5.6秒。
ポルシェ・ボクスター、シボレー・コルベットなどのスポーツカーに匹敵する性能を発揮します。

マイナーチェンジした 957型

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%B3

カイエン:排気量を3,598ccに拡大し290PS/6,200rpm・39.3kgm/3,000rpm。
カイエンS:排気量を4,806ccに拡大し385PS/6,200rpm・51.0kgm/3,500rpm。
カイエン・ターボ:カイエンS同様排気量を4,806ccにし500PS/6,000rpm・71.4kgm/4,500rpm。
カイエンGTS: カイエンSと同様の排気量で出力を405PS/6,500rpm・51.0kgm/3,500rpmに向上させたモデル。
カイエン・ターボをベースにした専用のエクステリアが用意されました。
カイエン・ターボS:排気量は4,806ccのままで吸排気系、エンジンマネジメントを見直して、550PS/6,000rpm・76.5kgm/4,500rpmを発揮します。
カイエンS・トランスシベリア:カイエンGTSと同じエンジンを搭載し、内外装をラリー仕様にした特別仕様車。

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最後にまとめ

クロスオーバーSUV市場の流行にのって、高額車輌ながら大ヒットしましたね。ポルシェも随分と潤ったことでしょう。
初期モデルはすでに12年経過していますので、維持費は10%以上必要かもしれません。お財布としっかり相談して愛車選びをしてくださいね。