購入した中古車がリコール対象車!中古車でもリコールは受けられるの?

「あれ? もしかして先日中古で購入した車がリコール対象になった?」テレビやインターネット等の情報媒体で、各メーカーから「リコール」の情報が掲載されています。例えばトヨタですと平成27年11月25日に「平成16年~平成20年」のヴィッツのリコールが発表されました。「でも中古で購入した車は駄目だよね?」と思っている方のために本日は、中古車のリコールについて解説していきます。

そもそもリコールって何?

「リコールの言葉は良く聞くけど…そもそもリコールって何?」と言う方も中にはいると思いますので、まずはこちらから解説していきます。

リコールとは「道路運送車両法」に基づき、自動車・二輪車の設計・構造に問題があることが判明した場合、メーカー側が無償でパーツ交換・修理・返金を行うことを指します。冒頭でもお話したとおり、テレビ・インターネット上でリコールの情報が掲載されており、いち早く見つけるのであればメーカーのホームページに赴きリコール情報を確認しましょう。また「A車はリコール対象車です」と言うリコールに関する内容が記載されている手紙が自宅に届く場合もあります。

もしリコール対象車を所有しているのであれば、リコールの中には命に関わるものもありますので早急にパーツ交換・修理等を行うようにしましょう。

中古車でもリコール対象車になるの?

「リコール対象車はやっぱり新車だけだよね? 中古車には関係ないのかな…」と思いがちですが、実は新車・中古車関係なくリコール対象車のパーツ交換・修理を受けることができるのです。と言うのも、全国の車の所有情報は国土交通省に管理されているのです。つまり「A県にリコール対象車両は○○台ある」「B県のC市ではリコール対象車両は無し」と言ったように、隅から隅まで所有情報が分かってしまうのです。

国土交通省としてもリコールによって改善されていない車両を野放しにし、事故に発展することだけは避けたいので例え、新車で購入・中古車として購入してもリコールを受ける権利があるのです。なので「中古車だから受けられない」と言った考えをせず、リコールが発表されましたら最寄のディーラー、または通知に記載されているディーラーでリコールを受けるようにしましょう。

中古車購入前にリコールの確認を行っておきましょう

もし皆さんが、これから中古車を購入するかどうか検討されているのであれば、購入する前に狙っている車両の「リコール情報」を確認しておきましょう。理由として2つあります。

1つ目がリコールのためにわざわざディーラーに持っていく手間隙があるからです。近くにディーラがあるのでしたらさほど苦ではありませんが、わざわざ4~5kmのところまで走らせてリコールのためだけに訪問するのは面倒ですよね? その面倒を考えると、できればリコールが完了している中古車を選びたいものです。

2つ目が狙っている中古車が長年リコールを受けていなかった可能性があるからです。車両によっては1回だけに留まらず2回・3回とリコールを繰り返し発表する場合があります。それら全てのリコールを受けているのであれば問題ありません。しかし前オーナーが面倒くさがりだった場合、もしかしたらリコールを長年行っていない場合があります。そうなると安全性の問題が浮上してきてしまい、せっかくこれから愛車として乗っていくのに不安が付きまとってしまいます。

以上のように、中古車購入前にはできる限り狙っている車のリコール情報を確認するようにしましょう。

リコールの通知が来ない!もしかして対象車に含まれていないの?

「インターネット上で確かに愛車がリコール対象車になっているけど…いつまで経っても通知が来ないな…」リコール対象車を所有している方の中には「リコールに関する通知」の手紙が届いていない場合があります。そうなると「もしかして…リコール対象車ではないのかな?」と思ってしまいますよね? 実は通知を送る国土交通省側の手続きが遅れている、または出すのを忘れている可能性があります。

その場合、律儀に手紙が来るのを待つ必要性はありません。ホームページ上やテレビ等で確認し、愛車がリコール対象車になっているのであればリコールを受けることができます。その場合、いきなりディーラーに訪問するのではなく必ず電話で予約をとってから訪問するようにしましょう。

リコールから何年も経過している!これだとリコールは受けられないの?

「中古車を購入したけど…前オーナーが全くリコールを受けていない車を購入してしまった…」先ほど紹介したようにオーナーの中にはリコールを全く受けていない方もいます。そうなると何回もリコールを出している車の場合、本来であれば2回・3回とリコールを受けなければいけません。ですが、最初のリコールが何年も前のこともあります。この場合、リコールを受けることはできるのでしょうか?

答えはリコールを受けることができます。
リコールには「平成○○年△月×日までにリコールを受けてください」と言う期限は無く、いつでもリコールを受けられるようになっています。ですので、例え前オーナーがリコールを全く受けていない車であっても後からディーラーに持って行けば全てのリコールを受けられるのです。とは言え、持って行く手間と、何回もリコールを行っている車両の場合、日をまたぐ可能性があります。それらの手間隙を考えるとできれば、リコールを全て受けている中古車を購入したいものです。

最後に

いかがでしたか? 例え中古車で購入したとしてもメーカーから発表されているリコールを受けることができます。重複となりますが、リコールの中には命に関わるものも含まれているため発表されましたら、いち早くリコールを受けるようにしましょう。